バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)おすすめ観光スポット23選!中世の街並みがそのまま残るノスタルジックな世界へ

更新日:2025年12月26日

タリン旧市街(イメージ)

タリン旧市街(イメージ)

バルト海の東岸に位置する「バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)」。豊かな自然に囲まれて育まれた風光明媚な名所や、中世の趣を残す石畳の旧市街など魅力あふれる国々です。しかし、長い歴史の中では多くの国々との戦乱や支配があり破壊と再建を繰り返してきました。今回は中世から受け継がれる歴史と伝統を今に残すバルト三国のおすすめスポットとグルメをご紹介します。

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バルト三国とは

バルト三国マップ

バルト三国とは、バルト海の東岸に南北に並ぶエストニア・ラトビア・リトアニアの三カ国の総称です。中世の薫りを色濃く残し、古城や教会が点在する美しい旧市街や、深い森・清らかな湖などの自然が広がる人気の観光地です。中世から現代まで、いつの時代にも、時に激しく、時に穏やかに風が吹き続けてきたバルト三国。旧ソ連から1991年に独立を回復し、各国の首都(タリン、リガ、ヴィリニュス)には世界遺産に登録された歴史的な街並みが残ります。

エストニア

No.01 タリン旧市街

タリン旧市街(イメージ)

タリン旧市街(イメージ)

エストニアの首都タリンの旧市街は「中世がそのまま残る街」と称される街で、1997年に世界遺産に登録されました。ハンザ同盟都市として栄えた歴史が色濃く、美しい石畳の道や尖塔が並ぶ教会、カラフルな商人の家々が点在します。タリン旧市街は2つのエリアに分かれており、かつて貴族や騎士が暮らした高台のエリア「山の手(トームペア地区)」からは大聖堂や展望台から街を一望でき、「下町」にはラエコヤ広場や旧市庁舎、ヴィル門など見どころが充実。コンパクトで歩きやすく、まるで絵本の中に入り込んだような雰囲気が楽しめます。

No.02 トームペア城

トームペア城(イメージ)

トームペア城(イメージ)

トームペア城は、タリン旧市街の高台「トームペア地区」に立つエストニアの象徴的な城で、現在はエストニア国会の議事堂として使われています。起源は13世紀、デンマーク支配時代に築かれた城砦で、その後ドイツ騎士団、ロシア帝国といった統治者によって増改築されてきました。外観は中世の城壁と、淡いピンク色のバロック様式の議事堂が調和した独特の姿が特徴です。特に「のっぽのヘルマン」と呼ばれる高さ約50mの塔は国家の象徴で、エストニアの国旗が掲げられています。

No.03 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(イメージ)

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(イメージ)

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、タリン旧市街のトームペアの丘に立つロシア正教教会で、1901年にロシア帝国統治下で建てられました。黒い玉ねぎ型ドームと華麗なモザイク装飾が特徴で、内部にはイコン(聖像画)や繊細な壁画が並び荘厳な雰囲気です。当時、エストニアの民族運動が高まる中、ロシア権威の象徴としてトームペア城の正面に建てられたため、エストニア独立後は撤去論もあったものの、現在は世界遺産として保全され多くの観光客が訪れています。

No.04 ヴィル門

ヴィル門(イメージ)

ヴィル門(イメージ)

ヴィル門は、タリン旧市街への主要な入り口に立つ象徴的な城門で、かつて街を囲んでいた中世の城壁の一部です。現在残るのは、14世紀に建てられた二つの丸い塔で、オレンジ色の屋根が可愛らしい外観を作り出しています。本来はもっと大きな防衛施設でしたが、19世紀の都市整備で多くが撤去され、この2塔のみが保存されました。ラエコヤ広場まで続く通り沿いには、花屋やショップなどが並び、旧市街観光の玄関口として人気です。タリン観光の定番フォトスポットで、夜にはライトアップされ、昼とは違った雰囲気が楽しめます。

No.05 ラエコヤ広場

ラエコヤ広場(イメージ)

ラエコヤ広場(イメージ)

ラエコヤ広場は、タリン旧市街の中心に位置する歴史的な広場で、中世から続く商業と市民生活の拠点です。14世紀に建てられたゴシック様式の旧市庁舎が広場を象徴し、周囲にはカラフルな商家やレストラン、カフェが並び、夏はオープンテラスで賑わいます。広場の中心には羅針盤が描かれた石があり、ここからタリン旧市街にある5つの尖塔を見渡すことができます。また、1441年に世界で初めてクリスマスツリーが飾られた場所といわれており、冬には巨大なツリーを取り囲むようにヨーロッパ屈指の美しさと名高いクリスマスマーケットが開催されます。

No.06 太っちょマルガレータ

太っちょマルガレータ(イメージ)

太っちょマルガレータ(イメージ)

タリン旧市街の北端にある防衛塔「太っちょマルガレータ」。ハンザ同盟都市として栄えていたタリンが海上からの攻撃に備えるため、16世紀初頭に建てられた巨大な砲塔です。直径約24m、厚さ約5mの丸い石造構造が特徴で、そのずんぐりとした姿からこの愛称がつきました。街を海側から守る重要拠点として使用され、時代とともに砲塔としての役目を終えてからは、倉庫や監獄として使われました。現在はエストニア海洋博物館として、船具や船の模型などが展示されています。

No.07 キヒヌ島

キヒヌ島(イメージ)

キヒヌ島(イメージ)

エストニア南西部に位置するキヒヌ島は、リーガ湾に浮かぶ約16.4㎢の小さな島です。島独自の伝統文化が色濃く残ることで知られ、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。島では、昔から男性は漁や航海で長期間島を離れることが多く、女性たちが家庭や地域の文化維持の中心となりました。現在も縞模様の手織りスカートをまとった女性たちが中心となって、ダンスや音楽、手工芸などの伝統文化を守り続けています。のどかな自然と素朴な暮らしが魅力で、サイクリングや博物館の見学など、ゆったりとした時間を楽しめる島です。

No.08 パルヌ

パルヌ(イメージ)

パルヌ(イメージ)

エストニア南西部にあるパルヌは、バルト海のパルヌ湾沿いにある国内屈指のリゾート都市で、「エストニアの夏の首都」として親しまれています。長く白い砂浜が広がり、海水浴や散歩に最適なビーチが魅力で、温泉施設やスパホテルが充実しています。保養地としての歴史も古く、泥風呂が有名で、19世紀頃からリゾート地として発展してきました。旧市街には15世紀頃に建てられたレッドタワーや17世紀頃の城門「タリン門」などの歴史的建造物、カフェやレストランなども多く、のんびりとした雰囲気を楽しめます。

No.09 エストニアグルメ/シャシリック

シャシリック(イメージ)©Michele Urs ©Lithuania Travel

シャシリック(イメージ)©Michele Urs ©Lithuania Travel

エストニア料理は、北欧と東欧、そしてバルト海沿岸の食文化が融合した、素朴で自然を生かした味わいが特徴です。「シャシリック」はエストニアで非常に人気のある串焼き肉の料理です。ソ連時代に広く普及し、エストニアの家庭料理として定着しました。玉ねぎや酢、スパイスで長時間マリネしてから調理するため柔らかくジューシーな味わいです。

No.10 エストニア基本情報

■時差
日本より7時間遅れ。サマータイム採用時(3月の最終日曜から10月の最終日曜まで)は6時間遅れ。
■気候&服装
春と夏は短く、冬が長い。日本の2ヵ月先位の気候です。比較的穏やかな気候で、5~9月がベストシーズン。
観光地は石畳を歩くことが多いので、はきなれた歩きやすい靴をご用意ください。
<夏>は乾燥して比較的涼しくて過ごしやすく、日中は海水浴ができるくらい気温も上がり、Tシャツでも過ごせます。ただし、夜は冷えるので羽織るものが必要です。
<冬>は厚手のコートの他、手袋・帽子・マフラーなどの防寒具が必須です。靴は滑りにくいものがよいでしょう。
■通貨&両替
【通貨単位】ユーロ、1ユーロ=100セント
日本出国時までにご両替いただくことをお勧めします。
※トラベラーズチェックは換金手数料がかかりますので、あまりおすすめ出来ません。
※クレジットカードは、VISA・MASTERカードなどが便利です。JCBカードは使えないところもあります。
■飲料水
水道水は日本とは水質が異なり硬水なので避けたほうが無難。ミネラルウォーターをおすすめします。ガス入りとガス無し(ノンガス)がありますのでお買い求めの際はご注意ください。
■電圧&プラグ
【電圧】220V 50Hz
【プラグ】丸型のピンが2本出ているC型

ラトビア

No.01 リガ旧市街

リガ旧市街地(イメージ)

リガ旧市街地(イメージ)

ラトビアの首都リガの旧市街は、ダウガヴァ川沿いに位置する中世の雰囲気が色濃く残るエリアで、1997年に世界遺産に登録されたバルト三国屈指の歴史地区です。石畳の細い路地にゴシック、バロック、アールヌーヴォーなど多様な建築が並び、街歩き自体が大きな魅力となっています。街は1201年にドイツ人司教アルベルトによって建設され13世紀にハンザ同盟の重要都市として発展していきました。高さ約123mの塔が象徴的な「聖ペテロ教会」の展望台からの眺望が見事で、旧市街と川の眺めはリガ随一の絶景です。

No.02 ルンダーレ宮殿

ルンダーレ宮殿(イメージ)

ルンダーレ宮殿(イメージ)

ラトビア南部バウスカ近郊にあるルンダーレ宮殿は、「バルトのヴェルサイユ」と呼ばれる同国最大級のバロック/ロココ様式の宮殿で、18世紀にクールラント公の夏の離宮として建設されました。エルミタージュ美術館も手がけた建築家ラストゥレリが設計し、「黄金の広間」「白の広間」などの華麗なホールや金装飾、精緻な庭園が見どころ。内部には当時の王侯文化を伝える美術品や調度品が並びます。近年の修復で往時の輝きがよみがえり、世界中から多くの観光客が訪れます。

No.03 リガ大聖堂

リガ大聖堂(イメージ)

リガ大聖堂(イメージ)

リガ大聖堂は、1211年に建立が始まったラトビア最大級の教会で、リガ旧市街の象徴的存在です。数世紀にわたり改修、増築が繰り返され、ロマネスク、ゴシック、バロックといった多様な建築様式が重なり合い、長い歴史を感じさせます。聖堂内の19世紀製の巨大パイプオルガンが世界的に有名で、約7000本のパイプが奏でる重厚な音色を楽しめます。また聖堂内を彩るステンドグラスも名高く、『アルベルト司教による大聖堂の創設』などリガの歴史が描かれています。現在は聖堂内の一部が博物館となっており、リガの歴史を知ることができます。

No.04 ブラックヘッドの会館

ブラックヘッドの会館(イメージ)

ブラックヘッドの会館(イメージ)

ブラックヘッドの会館は、リガ旧市街の市庁舎広場に建つ華麗な歴史建築で、14世紀にドイツ系未婚商人のギルドとして建てられました。16世紀に建てられたルネッサンス様式のファサードには天文時計やネプチューン像など装飾的な彫刻が施され、内部には天井画やシャンデリアなど華やかさが際立ちます。建物は第二次世界大戦で破壊されましたが、1990年代に忠実に再建され、リガを代表する建築物として、旧市街観光の外せないスポットになっています。

No.05 ユーゲントシュティール

ユーゲントシュティール(イメージ)

ユーゲントシュティール(イメージ)

ラトビアの首都リガは、世界最大級のユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー様式)都市景観として知られています。19~20世紀初頭、リガが商業都市として急成長した時期に多数の邸宅やアパートが建てられ、その多くが流れるような曲線、植物モチーフ、幾何学装飾、神秘的な人面のレリーフなどのデザインを多様した、独特の美を備えたものとなっています。特に新市街のアルベルタ通り周辺には、建築家ミハイル・エイゼンシュタインの作品が集中し、街歩きをするだけでアート鑑賞のような体験ができます。

No.06 ガウヤ国立公園

ガウヤ国立公園(イメージ)

ガウヤ国立公園(イメージ)

ガウヤ国立公園は、約9万haの広さを誇るラトビア最大の国立公園で、1973年に設立されました。ガウヤ川の渓谷を中心に広がり、深い森や砂岩の絶壁、洞窟や湖などの多彩な自然と、「スィグルダ城址」や「トゥライダ城」など歴史的な城跡などが点在します。「ラトビアのスイス」とも呼ばれる公園内には様々な洞窟が点在し、中でも高さ約10m、奥行き19mにもなる赤砂岩の「グートゥマニャ洞穴」は国内最大級の洞窟です。この洞窟には悲恋の伝説が伝わり、壁には中世から刻まれた様々な寄せ書きが残っています。

No.07 スィグルダ城址

スィグルダ城址(イメージ)

スィグルダ城址(イメージ)

スィグルダ城址は13世紀初頭にリヴォニア騎士団によって築かれた中世の要塞で、対岸のトゥライダ城とともにガウヤ国立公園の代表的な歴史遺産です。長い戦乱を経て大部分が崩れていますが、騎士団の紋章の石版が刻まれた城門や塔の残骸が、当時の雰囲気をよく伝えています。塔の展望台からはガウヤ川や山々の雄大な景色が一望でき、現在は城址の近くに新城が建てられています。秋の紅葉シーズンは特に美しく、自然と歴史の両方を楽しめる場所として多くの観光客が訪れています。

No.08 トゥライダ城

トゥライダ城(イメージ)

トゥライダ城(イメージ)

ガウヤ国立公園に位置するトゥライダ城は、中世ラトビアを象徴する史跡です。13世紀にリガの大司教アルベルトによって建設され、14~16世紀にかけて増築が進み、塔や城壁、居住棟が整えられました。18世紀の火災後、廃墟化しましたが、20世紀以降、考古学調査と保存修復が本格化し、城とその周辺は「博物館保護区」として整備され、自然と文化遺産が一体となった野外博物館となっています。リボニア人の言葉で「神の庭」を意味する「トゥライダ」。その名の通り、城の塔からは美しい絶景が楽しめます。

No.09 ラトビアグルメ/ロールキャベツ・オクローシカ

ロールキャベツ(イメージ)©Lithuania Travel

ロールキャベツ(イメージ)©Lithuania Travel

ラトビア料理は、ドイツ・ロシアなど周辺国の影響も受けつつ、地元の農作物を活かした伝統料理です。ラトビアの家庭料理でもある「ロールキャベツ」は豚肉や米をキャベツで巻いて煮込んだほっとする味わい。日本のものよりも大きく、食べ応えがあり、サワークリリームソースをかけて食べるのが定番です。

オクローシカ(イメージ)

オクローシカ

「オクローシカ」はロシア起源の冷製スープで、ラトビアではヨーグルトや炭酸飲料などを使います。細かく刻んだキュウリやラディッシュ、ハーブなどを混ぜ、サラダとスープの中間のような食べ心地です。

No.10 ラトビア基本情報

■時差
日本より7時間遅れ。サマータイム採用時(3月の最終日曜から10月の最終日曜まで)は6時間遅れ。
■気候&服装
春と夏は短く、冬が長い。日本の2ヵ月先位の気候です。比較的穏やかな気候で、5~9月がベストシーズン。
観光地は石畳を歩くことが多いので、はきなれた歩きやすい靴を用意ください。
<夏>は乾燥して比較的涼しくて過ごしやすく、日中は海水浴ができるくらい気温も上がり、Tシャツでも過ごせます。ただし、夜は冷えるので羽織るものが必要です。
<冬>は厚手のコートの他、手袋・帽子・マフラーなどの防寒具が必須です。靴は滑りにくいものがよいでしょう。
■通貨&両替
【通貨単位】ユーロ、1ユーロ=100セント
日本出国時までにご両替いただくことをお勧めします。
※トラベラーズチェックは換金手数料がかかりますので、あまりおすすめ出来ません。
※クレジットカードは、VISA・MASTERカードなどが便利です。JCBカードは使えないところもあります。
■飲料水
水道水は日本とは水質が異なり硬水なので避けたほうが無難。ミネラルウォーターをおすすめします。ガス入りとガス無し(ノンガス)がありますのでお買い求めの際はご注意ください。
■電圧&プラグ
【電圧】220V 50Hz
【プラグ】丸型のピンが2本出ているC型

リトアニア

No.01 杉原記念館

杉原記念館(イメージ)

杉原記念館(イメージ)

リトアニアのカウナスにある杉原記念館は、日本人外交官・杉原千畝(すぎはらちうね)ゆかりの歴史施設です。第二次世界大戦中、ナチスの迫害から逃れようとしたユダヤ人難民に「命のビザ」を発給した場所として知られています。記念館は当時、領事館として使われた建物をにあり、執務室やビザ発給の再現展示など貴重な資料が保管されています。また、多くの人命を救った彼の決断と勇気を伝える映像資料もあり、人道と歴史を深く学べる重要な場所となっています。

No.02 トラカイ城

トラカイ城(イメージ)

トラカイ城(イメージ)

トラカイ城は、首都ヴィリニュスの西約30kmに位置する湖上の中世城塞です。14世紀後半、リトアニア大公ケストゥティスとその息子ヴィタウタス大公によって建設され、重要な軍事拠点として栄えました。17世紀の戦乱後、城は荒廃してしまいましたが、20世紀に入ってから復元され当時の姿を取り戻しました。赤レンガ造りの城はガルヴェ湖の小島にあり、橋でつながっています。水に映る姿は美しく、内部には博物館として武具や生活用品などが展示されています。城の周辺にはカライメ民族の集落があり、文化と自然の両方を楽しめる魅力的な場所です。

No.03 シャウレイの十字架の丘

シャウレイの十字架の丘イメージ)

シャウレイの十字架の丘(イメージ)

リトアニアの「十字架の丘」は、北部の街シャウレイ近郊にある巡礼地で、無数の十字架が立ち並ぶ神聖な場所です。ロシア帝国支配下の19世紀、蜂起で亡くなった人々を弔うために遺族が十字架を置いたことが始まりとされ、その後も独立運動や戦争犠牲者への祈りを込めて人々が十字架を置き始めました。ソ連占領下には何度も破壊されましたが、そのたびに市民が十字架を持ち寄り、「静かな抵抗」の象徴として国民の精神を支えました。現在では5万本以上の十字架が集まり、静寂と敬虔さに満ちた独特の雰囲気を感じられるリトアニア屈指の名所です。

No.04 ヴィリニュス旧市街

ヴィリニュス旧市街(イメージ)

ヴィリニュス旧市街(イメージ)

リトアニアのヴィリニュス旧市街は、バルト三国最大規模の歴史地区で、1994年に世界遺産に登録されました。ヴィリニュスは14世紀、リトアニア大公国の首都として発展し、現在もゴシック、ルネサンス、バロックなどの様々な様式の歴史的建造物が多く残され、特に華やかな教会建築が魅力です。白い列柱が印象的で、リトアニア大公国の戴冠式が行われてきた「ヴィリニュス大聖堂」や、精巧なゴシック建築で、ナポレオンが「手のひらに乗せてパリに持ち帰りたい」と語った逸話でも有名な「聖アンナ教会」など、見どころの多い美しい旧市街です。

No.05 夜明けの門

夜明けの門(イメージ)

夜明けの門(イメージ)

中世のヴィリニュスには9つの城門がありましたが、そのうち現在残っているのが16世紀初頭に建設された「夜明けの門」です。元は城壁の一部として防衛目的で造られたものですが、現在は宗教的な聖地として知られています。門の2階の礼拝堂には、奇跡を起こすと伝えられている聖母マリアの肖像が安置されており、カトリックや東方正教会の巡礼者が静かに祈りを捧げる姿が見られます。門の保存状態もよく、ヴィリニュス旧市街を象徴する歴史的スポットです。

No.06 聖ペテロ・パウロ教会

聖ペテロ・パウロ教会(イメージ)

聖ペテロ・パウロ教会(イメージ)

聖ペテロ・パウロ教会は、世界遺産「ヴィリニュス歴史地区」を代表するバロック様式の教会で、17世紀後半に建てられました。約30年もの年月をかけて作られた教会内部には、約2000体もの漆喰彫刻がぎっしりと施され、天使や聖人、神話的モチーフが織りなす圧倒的な装飾美が特徴です。白を基調とした明るい空間は「リトアニアバロックの真珠」と称され、船を模したシャンデリアや天上画も見どころの一つです。ヴィリニュスで最も美しい教会と名高く、多くの旅行者を魅了しています。

No.07 カウナス

カウナス(イメージ)

カウナス(イメージ)

リトアニア第2の都市カウナスは、ネムナス川とネリス川の合流点に広がる歴史と文化の街です。旧市街には13世紀に建てられたカウナス城や「白い白鳥」と称される旧市庁舎があり、街の北東に建つ「命のビザ」に関わる歴史が学べる杉原千畝記念館が有名です。カウナスは第1次、第2次世界大戦間の一時期に臨時首都となったことから、その時代の近代建築が多く残っています。2023年には、ヴィタウタス大公戦争博物館やキリスト復活教会などのモダニズム建築が、「モダニズム都市カウナス : 楽天主義建築、1919年-1939年」として世界遺産に登録されています。

No.08 リトアニアグルメ/ツェペリナイ・シャルティバルシチャイ・キビナイ

ツェペリナイ(イメージ)

ツェペリナイ(イメージ)

リトアニアは農業が盛んで、家庭料理にもジャガイモやキノコ、乳製品や豚肉、黒パンなどがよく使われます。リトアニアの国民食ともいわれる、「ツェペリナイ」は、すりおろしたジャガイモとゆでたジャガイモを混ぜた生地で、ひき肉などの具を包んだ大きな団子で、もちっとした食感が楽しめます。

シャルティバルシチャイ(イメージ)©Andrius Aleksandravičius_šaltibarščiai ©Lithuania Travel

シャルティバルシチャイ

夏の定番料理と言われるのが「シャルティバルシチャイ」。冷たいピンク色のボルシチスープで、ビーツ、ケフィア(ヨーグルト)、ディル、ゆで卵、キュウリなどで作られ、暑い時期にぴったりの味わいです。

キビナイ(イメージ)©Kybynlar ©Lithuania Travel

キビナイ

伝統料理の「キビナイ」は羊肉や豚肉を包んだ半月形のミートパイです。温かく手軽に食べられる軽食として人気で、カフェや市場などでも食べることができます。

No.09 リトアニア基本情報

■時差
日本より7時間遅れ。サマータイム採用時(3月の最終日曜から10月の最終日曜まで)は6時間遅れ。
■気候&服装
春と夏は短く、冬が長い。日本の2ヵ月先位の気候です。比較的穏やかな気候で、5~9月がベストシーズン。
観光地は石畳を歩くことが多いので、はきなれた歩きやすい靴を用意ください。
<夏>は乾燥して比較的涼しくて過ごしやすく、日中は海水浴ができるくらい気温も上がり、Tシャツでも過ごせます。ただし、夜は冷えるので羽織るものが必要です。
<冬>は厚手のコートの他、手袋・帽子・マフラーなどの防寒具が必須です。靴は滑りにくいものがよいでしょう。
■通貨&両替
【通貨単位】ユーロ、1ユーロ=100セント
日本出国時までにご両替いただくことをお勧めします。
※トラベラーズチェックは換金手数料がかかりますので、あまりおすすめ出来ません。
※クレジットカードは、VISA・MASTERカードなどが便利です。JCBカードは使えないところもあります。
■飲料水
水道水は日本とは水質が異なり硬水なので避けたほうが無難。ミネラルウォーターをおすすめします。ガス入りとガス無し(ノンガス)がありますのでお買い求めの際はご注意ください。
■電圧&プラグ
【電圧】220V 50Hz
【プラグ】丸型のピンが2本出ているC型


「バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)おすすめ23選」はいかがでしたでしょうか?中世から現代まで大きく時代に翻弄されながらも、国の誇りを大切にし、守り抜いてきた歴史と文化を伝える数々の名所へ、是非訪れてみてください。


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