ベトナム・ハノイの魅力的な観光スポット15選

更新日:2024年02月05日

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ベトナム旅行ならハノイ観光もおすすめ。旧市街を中心に、歴史や文化を学べる場所がたくさんあります。交通の中心はハノイ大教会周辺。目立つので、街歩きの時は目印にすると安心です。タクシーも上手く利用して!

No.01 ハロン湾クルーズ

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ベトナム北部のクアンニン省にある「ハロン湾」は、4万ヘクタールを超える広大なエリアに、1,600もの島々が奇峰の如くそそり立つ神秘的な景観の観光地です。1994年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。首都ハノイから日帰りと宿泊のクルーズ船が運行しており、日帰りクルーズでは、エメラルドグリーンに輝くハロン湾の絶景はもちろん、鍾乳洞見学や船内でのシーフード満載の昼食が楽しめます。宿泊クルーズでは、さらにシーカヤックや湾上の漁村観光、日の出や日の入りの幻想的な美しさを体験できます。

No.02 タンロン遺跡

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ハノイ駅から徒歩15分の場所にある「タンロン遺跡」は、11世紀から19世紀までの約800年の間に築かれたベトナム王朝の遺構が残る世界遺産です。2002年に発見された遺跡は現在も発掘調査が進められており、現場を見学できます。見どころは、巨大な石造りの門「端門」。かつては検問が行われていた場所で、皇帝の住む「敬天殿」へと通じています。黄色い楼閣の上からはタンロン遺跡を一望できます。遺跡内の博物館では、発掘された鳳凰の屋根飾りや陶器等が展示されており、悠久の時の流れを感じさせます。

No.03 ハノイ駅

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1902年に建造された「ハノイ駅」は、レトロなルネサンス様式の駅舎が魅力。日本では珍しくなったディーゼル機関車が行き交います。周辺にはベトナム仏教寺院の総本山「クアン・スー寺」や、かつての捕虜収容所を戦争博物館として公開している「ホアロー収容所」等があります。駅構内には飲食店がないため、列車の旅の前に腹ごしらえしておくのがおすすめ。駅の真正面にあるレストラン「Café」では、たっぷりの香辛料と鶏肉が入った絶品の「フォー・ガー」をいただけます。

No.04 ハノイ旧市街

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ハノイの北部に広がる「ハノイ旧市街」。一大商業区として賑わっていたベトナム王朝時代の、古き良き町並みが残っています。ハノイ市随一の規模を誇るナイトマーケットや、食料品からお土産まで揃う大型屋内市場「ドンスアン市場」があり、ショッピングや食べ歩きにおすすめです。旧市街南部の「カウゴー通り」には、小旅行ツアーの販売所やホテル、食堂が並んでいるため、旅の拠点にぴったり。北部の「タ-ヒエン通り」は、夜になると屋台のテーブルチェアが路上を埋め尽くすほど並び、多くの観光客でにぎわいます。

No.05 ハノイ大教会

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ホアンキエム湖の西側に位置する「ハノイ大教会」は、120年以上もの歴史を持つハノイ最大のカトリック教会。高さ約31mの突き出した2つの尖塔が特徴です。見どころは、内部の祭壇に飾られた色鮮やかなステンドグラス。教会の厳粛な雰囲気と相まり、幻想的な空間を造り出しています。毎年クリスマスシーズンにはライトアップが行われ、闇の中に浮かび上がる美しい教会の姿を見られます。教会前のショッピングストリート「ニャートー通り」も併せて観光するのがおすすめです。

No.06 ホアンキエム湖

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ハノイ市街の中心にある「ホアンキエム湖」は、「ディンティンホアン通り」と「レタイトー通り」に囲まれた外周約1.8kmの湖です。文・武・医の神が祀られている「玉山祠」や、ベトナム王朝の初代皇帝の像が鎮座する「リータイトー公園」等があり、ハノイ市民の憩いの場となっています。この地には、「15世紀に起きた中国との戦争の折、ベトナムを勝利に導いた神の剣を神使である亀に奉還した」という伝説が残っており、湖に生息する大亀は、神聖な生物として崇められています。

No.07 玉山祠

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「玉山祠」は、「ホアンキエム湖」の北側にある「ゴックソン島」と呼ばれる小さな島に建つ祠です。13世紀に創建された鮮やかな朱色の正殿には、1288年に元とベトナム軍がぶつかった「白藤江の戦い」で活躍した「チャン・フン・ダオ」等が祀られています。見どころは、正殿内に展示されている体長2mに及ぶ、巨大な亀のはく製。15世紀の戦争時に神の剣を持ち帰ったという「還剣(ホアンキエム)伝説」に登場する大亀と言われています。神使である大亀の迫力ある姿は、一見の価値ありです。

No.08 チョ・ドンスアン市場

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ハノイ旧市街の北側、ロンビエン駅から徒歩5分の場所にある「チョ・ドンスアン市場」は、食料品や雑貨、衣料品がそろうハノイ最大級の屋内型市場です。スーパーや土産物店より安い価格で購入できるため、お土産探しにぴったりです。甘い香りが特徴の「チュングエンコーヒー」や、ベトナム産のカカオ豆を使ったチョコレート等が特に人気。ランチには、市場の南側の屋台通りがおすすめです。ハノイ名物の「バイントム」(エビのかき揚げ)等をリーズナブルに味わえます。

No.09 ルオンヴァンカン通り

「ルオンヴァンカン通り」は、「ホアンキエム湖」から徒歩5分のハノイ旧市街の中にあります。カラフルで奇抜なおもちゃを扱うショップとベトナム民族衣装のアオザイの販売店が軒を連ねており、山積みの商品が歩道を埋め尽くしています。アオザイはオーダーメイドが可能。子供服の取り扱いもあるため、家族みんなで民族衣装を着て旅行を楽しむのもおすすめです。路上にはウズラの卵が入ったベトナム版の肉まん「バインバオ」の屋台が並んでおり、食べ歩きも楽しめます。

No.10 ナイトマーケット

ハノイ旧市街にあるナイトマーケットは、グルメや衣類、雑貨等の数百もの屋台が軒を連ねる市場です。ホアンキエム湖より徒歩1分のハンダオ通りから、「ドンスアン市場」までの約1kmの通りが開催場所となり、金曜日から日曜日の週末限定で開かれています。開催中は道路が歩行者天国になるため、お子さま連れでも安心して夜店を楽しめます。おすすめグルメは、フランスパンにお肉や野菜を挟んだベトナム風サンドイッチ「バインミー」。ベトナムハムや玉子焼き等、種類豊富なメニューからお好みの味を選べます。

No.11 文廟

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「タンロン遺跡」から徒歩3分の場所にある「文廟(ぶんびょう)」は、儒教の開祖「孔子」を祀った霊廟です。ベトナムの第3代皇帝、李聖宗(リー・タイントン)によって1070年に創建されました。1076年には、ベトナム最古の大学「国子監(こくしかん)」が併設され、学問にご利益のある地として知られています。皇帝が通ったという石造りの三関門「文廟門(ぶんびょうもん)」や、ベトナム紙幣に描かれた二重の楼門「奎文閣(けいぶんかく)」の風格ある姿が見どころです。

No.12 タンロン水上人形劇場

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「ホアンキエム湖」の北側に位置する「タンロン水上人形劇場」は、ベトナムの生活や伝説を題材とした人形劇を楽しめる劇場です。水上人形劇とは、豊作の祈願として11世紀にベトナム北部の農村で始まった伝統芸能。この劇場は地元の子供たちのため、1956年にホー・チ・ミン元国家主席によって建てられました。ステージに設けられたプールの上で、イチジクの木でできた人形たちが1話2~3分の演目を14話演じます。公演時間が約50分と短く、炎や噴水等のバリエーション豊かな演出があるため、最後まで飽きることなく楽しめます。

No.13 バッチャン村

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700年以上の歴史を持つ陶磁器「バッチャン焼き」の生産地である「バッチャン村」。ハノイ旧市街にあるロンビエンバスターミナルから、バスで約40分の場所にある小さな村です。元々レンガ生産が盛んな土地柄で、大小約100軒の工房の1,000を超えるレンガ造りの窯が、バッチャン村の独特の景観を作っています。トンボや蓮、菊の花の模様等の自然を描いた素朴なデザインが特徴の「バッチャン焼き」は、村を入ってすぐの市場で販売しています。市場の中の屋台では、ひき肉を米粉の皮で包んだハノイ名物「バインテー」等も味わえます。

No.14 ベトナムコーヒー

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コーヒーの生産量がブラジルに次いで世界第2位のベトナムは、町の至るところにカフェがあるコーヒー大国です。ベトナムコーヒーは、苦みが強くコーヒーの色や味が濃いのが特徴。その苦みを打ち消すために、コーヒーに練乳を入れた「カフェスダー」や、名前とは裏腹に砂糖とシロップがたくさん入った「ブラックコーヒー」等の飲み方が生み出されました。ほかにも、ヨーグルトを入れてマイルドな味にした「ヨーグルトコーヒー」や、卵と泡立てたコンデンスミルクを入れた「エッグコーヒー」等、ベトナムならではの少し変わったアレンジを楽しめます。

No.15 チュンクッロン

孵化する直前にゆでたウズラの卵を指す「チュンクッロン」は、ベトナムでは滋養強壮に良い食材として人気があります。細い小枝を食べているようなコリコリとした食感と、鶏肉と卵が一体となって口の中に広がる不思議な味わいを楽しめます。ヒナの形が残っているのが苦手な方には、卵を甘酸っぱいタマリンドソースで炒めた「チュンクッロンランメー」や、バターで揚げ焼きにした「チュンクッロンチェンボー」等の料理がおすすめ。ハノイ旧市街の屋台や飲食店で食べられます。ベトナムの名物料理を体験したい方はぜひ挑戦してみてください。


「タンロン遺跡」や「文廟」等の歴史を学べる遺構や、「タンロン水上人形劇場」や「バッチャン村」等の伝統に触れられるスポットが魅力的な首都ハノイ。日本とは異なる文化をぜひ楽しんでみてください。

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