永遠の憧れ!花の都・パリの観光地14選

更新日:2020年07月31日

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一年中、街の景色そのものが美しく、芸術の都といわれるパリ。パリ二区周辺は日本人が多く住んでいて、日本食レストランも増えてきています。二区の象徴オペラ座の威厳ある雰囲気も、観光にはぴったりですよ。

No.01 ルーブル美術館

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ルーブル美術館はレオナルド・ダ・ヴィンチによる絵画「モナ・リザ」、古代ギリシアに制作された彫像「ミロのヴィーナス」「サモトラケのニケ」等、紀元前から中世までの芸術作品を約35,000点展示している国立美術館。中庭にあるガラス製のピラミッドは美術館のメインエントランスであり、パリのランドマークでもあります。モナ・リザは南側の棟「ドゥノン翼」の1階に展示されています。北側の「リシュリュー翼」では特別展を開催しており、ミュージアムショップでは展示品をモチーフにした文房具や置物を購入できます。

No.02 エッフェル塔

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エッフェル塔はパリ西部のセーヌ川沿いに建つ、高さ324mの展望塔。1991年に塔を含むセーヌ川周辺が世界遺産に登録されました。57m、115m、276mに展望台がある3階構造になっており、オープンデッキから「ルーブル美術館」「凱旋門」等の観光スポットや、高層ビル「モンパルナス」をはじめとするパリの街並みを眺望できます。また、1階の床の一部はガラス張りで、空中を歩くような気分を味わえます。1階と2階にはレストランがあり、フランス料理やパティスリー「ルノートル」のマカロンをいただけます。

No.03 コンコルド広場

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「コンコルド広場」はパリ中心部に位置し、2つの噴水や高さ約21mの記念碑「クレオパトラの針」がある公園です。1755年に作られた広場は、フランス革命時にはルイ16世やマリー・アントワネット等の刑場として使用されました。その後、1833年にエジプト国王から友好の証として記念碑が寄贈され、この広場の中央に立てられました。現在は「シャンゼリゼ大通り」「ルーブル美術館」等の観光地や百貨店、ホテルへ行き交う人々の憩いの場となっています。場内の噴水はそれぞれデザインが異なり、眺めているだけでも楽しめます。

No.04 凱旋門

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「エトワール凱旋門」はパリ北西部のシャルル・ド・ゴール広場に建つ高さ50mの門です。壁面には門の建築を命じたナポレオンに関する彫刻が飾られているほか、アーチ状の天井部分にも繊細な装飾が施されています。屋上は展望台(入場料9.5ユーロ)になっており、コンコルド広場まで延びるシャンゼリゼ大通りや、夜にはライトアップされたエッフェル塔を見られます。お年寄りや身体が不自由な人のためのエレベーターも用意されています。キャリーケースやバックパック等の大きな荷物は持ち込めないため、駅周辺のコインロッカーを利用しましょう。

No.05 オルセー美術館

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パリ中央にある「オルセー美術館」は駅舎を改築して作られました。館内には黄金の大時計やドーム状の天井がそのまま残されています。19世紀美術の専門美術館として知られ、ミレーの「落穂拾い」、ゴッホの「自画像」等の1848年~1914年までの美術作品を中心に、絵画や彫刻、アールヌーヴォーの家具等を展示しています。入館者限定のレストラン「ミュゼ・オルセー」では、白い壁や天井に黄金の装飾が施された豪華な空間でフランス料理をいただけます。館内に複数あるガラス張りの大時計からは、パリの街を見渡せます。

No.06 オペラ座

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小説や映画「オペラ座の怪人」の舞台にもなった「オペラ座」ですが、正式名は「ガルニエ宮(Palais Garnier)」で、パリ中心部のオペラ通りにあります。1875年に建造されたネオバロック様式の建物で、天井画はシャガールが手掛けています。小規模のオペラやバレエ、管弦楽コンサート等が行われているほか、公演がない日は宮殿のような内部を見学できます。1989年には少し離れたバスティーユ広場に「オペラ・バスティーユ(Opera Bastille)」が建てられ、より大規模な現代オペラを中心に、「くるみ割り人形」等のバレエが上演されています。

No.07 オランジュリー美術館

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「オランジュリー美術館」はパリ中心部のチュイルリー公園にあり、モネやセザンヌ、ピカソ等の印象派の絵画を展示しています。1階に楕円形の部屋「睡蓮の間」が2つあり、モネが描いた「睡蓮」が計8枚飾られています。中央のベンチに腰を下ろしてゆっくり鑑賞するのがおすすめです。ミュージアムショップには、「睡蓮」がプリントされた生活雑貨や文房具、様々な絵画のポストカードや実物大のポスターが販売されており、お土産にピッタリです。毎月第1日曜はEU在住者対象の無料開放日で大変混雑するため、避ける方が良いでしょう。

No.08 シャンゼリゼ通り

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「シャンゼリゼ通り」はコンコルド広場から凱旋門をつなぐ、長さ2kmの道路です。凱旋門付近はグッチやルイ・ヴィトン等のブランドショップが建ち並び、日本未入荷のアイテムも購入できます。地下鉄のフランクラン・デ・ルーズヴェルト駅を通り過ぎると博物館「グラン・パレ」や史跡があり、緑に囲まれてゆっくりと過ごせます。通りに面したカフェ「ラデュレ」はマカロンやフレンチトースト等の軽食やお菓子をいただけます。毎年冬季にはイルミネーションが開催されるほか、12月31日は歩行者天国となり、多くの人で賑わいます。

No.09 サクレ クール寺院

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パリで最も高いモンマルトルの丘にある「サクレ クール寺院」は、戦争や内乱による被害者を追悼するため、1914年に建設されました。3つのドーム状の屋根とキリスト教の聖人が描かれたステンドグラスが特徴的です。中央祭壇の天井に描かれたイエス・キリストのモザイク画は、475㎡と世界最大級。さらに奥にある小礼拝堂には、聖母マリアを描いた天井画があります。300段ものらせん階段を上がった展望台(入場料6ユーロ)からは、パリの街並みを一望できます。

No.10 マレ地区

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パリ中央部の東寄りにあるマレ地区は、「ヴォージュ広場」「シュリー庭園」等の邸宅が残る、かつての貴族街です。コンコルド広場から延びるリヴォリ通り沿いは、デパートやカフェが建ち並ぶショッピングエリア。通りに面した「ホテル エミール」は地下鉄サン・ポール駅に近いため、パリ中心部へのアクセスも便利です。少し足を延ばせば、「ピカソ美術館」や再建中の「ノートルダム大聖堂」も見学できます。パリの他の地区と比べて治安は良いですが、カバンは目に見える位置に持っておくことをおすすめします。

No.11 ムーラン ルージュ

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赤い風車が乗った屋根が目印の「ムーラン ルージュ」は、パリ北部にあるキャバレーです。1889年の開業から、パリがドイツ軍の占領下にある中も営業を続け、国を越えて人々を魅了してきました。現在は喜劇「フェリ(Feerie)」を公演しています。女性ダンサーがクラシック音楽「天国と地獄」に合わせて足を高く蹴り上げる「カンカン踊り」が見どころ。ショーを見る際は、男性は襟付きのシャツにジャケット、女性はワンピースにクラッチバッグ等のエレガントな装いがドレスコードとなっています。

No.12 アンヴァリッド

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「アンヴァリッド廃兵院」はパリ中心部の西、エッフェル塔から徒歩20分の場所にあります。1671年に退役軍人のための病院として建てられ、その後ルイ9世を安置する礼拝堂を増設。地下墓所にはナポレオン1世が眠る大理石の棺桶があり、間近で見学できます。ドーム状の天井にはルイ9世とキリストが描かれています。建物の一部は「フランス軍事博物館」として、中世の鎧から第二次世界大戦の軍服、戦車等の軍事品、歴代の君主の絵画までを時代順に展示しています。敷地は広く、一通り見て回るには1時間かかります。

No.13 リュクサンブール公園

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「リュクサンブール公園」は、貴族の宮殿の庭園として造られました。中央には8角形の池があり、周りに置かれたベンチでくつろげます。また、園内の至るところに王妃や音楽家等、フランスの著名人の彫像が約90体置かれており、西側には高さ2mの「自由の女神」もあります。「マリオネット劇場」では、お子さま向けの人形劇を楽しめます。ルネサンス建築の宮殿は1631年に完成。牢獄やドイツ軍の支配を経て、現在はフランス元老院(上院)の議事堂として使用されています。

No.14 モンパルナス・タワー

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パリの南西部にある「モンパルナス・タワー」は、高さ210m、59階建ての高層ビルです。最上階と屋上は展望台になっており、直行エレベーターで約40秒。屋内外からパリの街並みを一望できます。夜にはライトアップされたエッフェル塔、凱旋門や、大通りの明かりを楽しめます。夕日が沈む時間帯に、徐々に明かりが灯る様子を眺めるのもおすすめ。56階にはレストランやカフェがあり、景色を眺めながら食事ができます。


有名な絵画を展示している三大美術館、音楽や演劇を楽しめる「オペラ座」等、魅力あふれるパリをご紹介しました。移動は地下鉄とバスが便利。市内をめぐって文化や芸術、絶景に触れてみてはいかがでしょうか。

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