プーシーの丘(イメージ)
●ラオスってどんな国?
真っ赤に焼けた空と、それを反射して光る川面。浮かぶ山の姿はまるで影絵のよう。豊かな自然と仏教の教えの中で、この国には絶えず穏やかな時間が流れています。
ゆっくり流れる時間にいつの間にか緊張の糸は切れ、充足感で満たされた自分に気が付くはずです。
異国情緒を味わいながら日々の疲れを忘れるのにうってつけのラオス。一体どんな魅力の詰まった場所なんでしょうか?
・自然と文化が混ざりあう観光名所
世界遺産の古都・寺院や、自然を堪能できるクルーズのアクティビティ、市場でのショッピング等、訪れるべきスポットはたくさん!
・豊かな食文化
稲作の盛んなラオス。もち米はそのままでも美味しいですが、それを発酵させて造るラオス版焼酎「ラオ・ラオ」はまろやかでくせになる味わい。
また、フランスの植民地時代を経て生まれたフランスパンのサンドイッチや、隣国諸国ともよく似た味わいのお粥、米粉麺等、様々な料理を楽しむことができます。
●ラオス観光のベストシーズンは?
ラオスは熱帯モンスーン気候に分類され、1年が「雨季」「乾季」「暑季」の3つに区分されます。その中でも、暑すぎず晴れやすい「乾季」(11月~2月)が、最も観光に適した季節です。
この特集では、ラオスの魅力あふれる23の観光スポットをご紹介します。心休まる、穏やかで美しい景色の数々をお楽しみください!
目次
- ルアンプラバン
- チャンパサック県の文化的景観にあるワット プーと関連古代遺産群/チャンパサック
- バンビエン
- ビエンチャン
- クアンシーの滝/ルアンプラバン
- ワット シェントーン/ルアンプラバン
- コーンパペンの滝/チャンパサック
- パトゥーサイ/ビエンチャン
- ルアンパバーン国立博物館/ルアンプラバン
- コーン島
- タート ルアン/ビエンチャン
- プーシーの丘/ルアンプラバン
- ナイトマーケット/ルアンプラバン
- サンハイ村/ルアンプラバン近郊
- メコン川
- パクオウ(パークウー)洞窟/ルアンプラバン
- ワット マイ スワナプーマハム/ルアンプラバン
- ワット ヴィスンナラート (すいか寺)/ルアンプラバン
- エレファント・ビレッジ/ルアンプラバン
- ブルー・ラグーン/バンビエン
- タム・チャン洞窟/バンビエン
- ワット シーサケット/ビエンチャン
- チャンパサック旧市街/チャンパサック
No.01 ルアンプラバン
ルアンプラバンの托鉢(イメージ)
ルアンプラバンは、カーン川とメコン川の合流地点に位置するラオス北部の古都。かつてはラーンサーン王国の王都だった場所です。早朝には凛とした静寂のなか、オレンジ色の袈裟を着た僧侶が長蛇の列をなして現れる「托鉢」が風物詩となっています。「托鉢」とは、お坊さんが信者から必要最低限の食べ物や生活に必要なものを乞う行為。現在も変わらずルールやマナーの下でこの伝統が守られています。また、ルアンプラバンではラオスの伝統的な建築様式と、フランス植民地時代の建築様式が融合して、独特な町並みが見られます。半島内が旧市街になっていて、木造建築物が多いものの、植民地時代のレンガ造りの建築物も残存しています。ルアンプラバンは、その美しいラオスの町並みと、歴史的・文化的遺跡保護の観点から、1995年に世界遺産に指定されました。
No.02 チャンパサック県の文化的景観にあるワット プーと関連古代遺産群/チャンパサック
ワット プー(イメージ)
チャンパサックにあるラオス最大の宗教遺跡ワット プーは長い歴史を持ちます。5世紀にこの地を征服したクメール人が築いた古代ヒンドゥー寺院であり、アンコールワットよりも古いと言われています。またラーンサーン王国時代には、ラーオ族によって仏像が安置された仏教寺院に改修されており、現在もラーオ族によって崇拝されています。このような背景から遺跡は2つの宗教の融合史跡とされています。遺跡群としては、山麓に築かれた「ワット プー」を中心に、山頂から川岸まで10km以上にわたって寺院や石造りの建築物などが配置されています。これらが壮大な山の中に存在し、自然環境と建築物が融合しているという点でも評価され、2001年に世界遺産に登録されました。
No.03 バンビエン
バンビエン(イメージ)
バンビエンは、ルアンプラバンとビエンチャンの間に挟まれた小さな町です。首都ビエンチャンから電車で約1時間、バスでは約4時間の場所にあります。山々に囲まれた町は、手つかずの大自然が残っているため、絶景を楽しむことができます。また、神秘的なブルーラグーンや、川でのアクティビティなども豊富です。街中ではレンタルバイクで街を散策する人もいます。バンビエンのシンボルとしてナムソン川が有名で、川沿いのレストランやバーでのんびり過ごすのも人気です。ラオスらしい落ち着いた田舎の風景とおいしい料理。どこか懐かしさを感じる風景のなか、何もせずにのんびりと過ごす人が多く見られます。
No.04 ビエンチャン
ビエンチャン(イメージ)
ビエンチャンはメコン川の流れに寄り添った地形をしているラオスの首都です。1560年にルアンプラバンからの遷都により、ラーンサーン王国の都となりました。首都といっても高層ビルはなく、交通量も少ないので、落ち着いて過ごすことができます。歴史ある見どころや、滔々と流れるメコン川の美しい自然にも恵まれ、のんびりとした雰囲気を味わえます。街の中には「ワット」と呼ばれる寺院が多く、手軽にワット巡りを楽しむことができるのも特徴です。フランス植民地時代の建築物や並木通りと、多くの仏教寺院が混在しているので、街中を散策するのもおすすめです。また、散策の後には東南アジア名物の本格的なマッサージで癒されてるのもいいですね。
No.05 クアンシーの滝/ルアンプラバン
クアンシーの滝/ルアンプラバン(イメージ)
クアンシーの滝は、ルアンプラバンの中心地から車で約1時間の山中にある滝です。年間をとおして水量が多く、壮大な景観と自然の美しさが共存しています。何段にも重なった滝壺にはエメラルドグリーンの水が満ち、周囲の緑豊かな森林と相まって絵画のような景観を感じることができます。滝への道のりも充実しており、遊歩道の最後には落差50mの滝が現れます。また、下流の滝壺では水着で泳ぐこともでき、簡易的な更衣室も用意されています。そのほかにも周囲の森を散策したり、ピクニックを楽しんだり、地元の飲食店でラオス料理を堪能したりと、思い思いに過ごすことができます。
No.06 ワット シェントーン/ルアンプラバン
ワット シェントーン/ルアンプラバン(イメージ)
ワット シェントーンは、ルアンプラバン市内の中心地にある仏教寺院です。世界遺産として登録されている「ルアンプラバンの町」の中のシンボルと言われています。寺院の名前は「金の木」と意味であり、その名の通り寺院全体が金色に輝いています。本堂の屋根はルアンプラバン様式で、湾曲のまま低い位置まで伸び、何層も重なった状態になっているのが特徴です。寺院の中には、王様が逝去した時に使用された黄金の霊柩車も納められています。また、寺院の壁にはラオスの伝説や歴史を描いた壁画が施されていて、ガラスを使った色彩豊かなモザイク壁画も見ごたえがあります。
No.07 コーンパペンの滝/チャンパサック
コーンパペンの滝/チャンパサック(イメージ)
コーンパペンの滝は、悠々と流れるメコン川につながるアジア最大の滝と言われています。場所はラオス南部にあるチャンパサック県の中心部から、さらに南に行ったところにある都市シーパンドン。この滝の一番の特徴は、ギネス世界記録1位にもなっている滝幅の約11㎞。その一部を展望台から眺めることもできます。コーンパペンの滝の周辺は、公園として遊歩道が整備されており、ハイキングを楽しみながら迫力満点の滝を見学することもできます。岩場は非常に滑りやすくなっているため、遊歩道や展望台からの見学がおすすめです。また、コーンパペンの滝には、絶滅危惧種に指定されているメコンオオナマズなども生息しています。
No.08 パトゥーサイ/ビエンチャン
パトゥーサイ(イメージ)
ビエンチャン一番の大通りラーンサーン通りにあるパトゥーサイは、戦没者の慰霊碑、内戦の終結と共産勢力の勝利を記念して建てられました。パリの「凱旋門」をモデルにしたとも言われています。1967年に建築が開始されましたが、資金難のため現在も完成していません。未完成ではありますが、上部の展望台にのぼることができ、展望台からはビエンチャン市内が一望できます。ただし、展望台に登るためには急な階段を10分ほど登る必要があるので注意。門を潜るときに見える天井には、宗教に登場する神々やラオスに伝わる伝説の生き物など、伝統的なモチーフの装飾が施されています。また、門の下にあるパトゥーサイ公園は国内外から人気を集める観光地です。
No.09 ルアンパバーン国立博物館/ルアンプラバン
ルアンパバーン国立博物館(イメージ)
ルアンパバーン国立博物館は、1975年まで実際に王宮として使用されていたものがそのまま博物館として利用されています。ルアンプラバン中心部のメコン川沿いに建てることで、船で訪れる客人を迎えやすくしていると言われています。博物館内には、王族が実際に使用していた家具や調度品、寝室や書斎も残されているため、当時の王族の生活を垣間見ることができます。他にも各国からの贈答品など、ラオスと他国との交流の歴史を感じることができるアイテムも展示されています。また、寺院を思わせる大きな博物館には、庭園もそのまま残されていて、巨大な蓮の池や石像が並んでいます。王宮として使われていた建物なので、外観の装飾にも見ごたえがあります。
No.10 コーン島
コーン島(イメージ)
コーン島はナーカサンという街から、ボートで15~20分ほどの小さな島です。ナーカサンからは、コーン島と橋で結ばれたデッド島にも向かえます。デッド島とコーン島は、どちらもメコン川沿いにゲストハウスや飲食店が多いです。基本的にどこも閑静で、ゆっくりとした時間を過ごせます。コーン島内では、現在利用されていない蒸気機関車や鉄道の後が、常に野外展示中。これは滝に阻まれて水運が利用できないため、フランス政府がコーン島とデッド島に作ったラオス初の鉄道です。また、中心部から自転車で10分ほど走ると、地元の方からは漁場としても使用されているソムパミットの滝にも行くことができます。
No.11 タート ルアン/ビエンチャン
タート ルアン(イメージ)
タート ルアンは、ビエンチャンだけでなくラオス全土を象徴する黄金の塔です。ラオス国内で流通する紙幣や国章にも描かれています。タート ルアンの建設は、2,000年以上前であり、当時はインドの様式で建てた仏塔でした。そこから改修や再建を繰り返し、現在の姿になっています。タート ルアンという建物はラオス国内に多くありますが、ビエンチャンのものが最も有名です。黄金の塔の内部にはブッダの骨(仏舎利)が納められており、国内外から信仰を集めています。この仏舎利塔の高さは約45m、外壁の一辺は約85mもあり、ラオス最大級の塔とされています。毎年11月頃にはタートルアン祭が開催され、式典ではラオス中から僧侶が集まり、出店や花火、塔のライトアップなども行われます。
No.12 プーシーの丘/ルアンプラバン
プーシーの丘/ルアンプラバン(イメージ)
ルアンプラバン市内にあるプーシーの丘から見える景色は、360°大パノラマの絶景。メコン川を見下ろす位置にあり、晴れていれば川の向こうへ沈む夕日と出会えます。頂上には金色の仏塔「タート・チョムシー」が建っていて、のびやかに広がる自然と見事に調和しています。このような自然と宗教の混ざりあい方はラオスならでは。丘を登りきるまでの階段は328段あり、普段足腰に不自由さを感じていなければ比較的簡単に頂上までたどり着けます。
No.13 ナイトマーケット/ルアンプラバン
ナイトマーケット/ルアンプラバン(イメージ)
毎晩17時~22時、ルアンプラバンのメイン通り「シーサワンウォン通り」ではナイトマーケットが開催されます。昼は博物館やカフェが軒を連ねる通りですが、夕方17時になるとテントが立ち並ぶ大規模な夜市に姿を変えます。名産品や服飾品等の土産物はもちろん、おいしそうな匂いの漂う屋台も出現。テーブルとイスを備え付けたお店もあるので、座って食事をすることもできます。土産物には値段の表示がないことが多いですが、交渉次第で割引きしてくれることもありますよ。
モーニングマーケットにも行ってみよう!
ナイトマーケットで有名なルアンプラバンですが、実は毎朝5時~11時に朝市も開きます。場所は、ナイトマーケットが開催されるシーサワンウォン通りの裏道。土産物が中心である夜とは異なり、朝は果物や野菜、お惣菜等がメインです。湯気の立つ出来立ての朝ごはんを食べ歩きに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
モーニングマーケット/ルアンプラバン(イメージ)
No.14 サンハイ村/ルアンプラバン近郊
サンハイ村/ルアンプラバン近郊(イメージ)
サンハイ村は、ラオス版焼酎「ラオ・ラオ」造りで有名です。もち米から造られるラオ・ラオは、どこか甘酒や日本酒にも似た風味。色々な種類があり、中にはヘビやサソリが浸けてあるようなものも…!お土産用のビンはもちろん、カップ一杯からでも購入できるので気軽に試すことができます。さらに、サンハイ村ではあちこちの家の軒先がカラフルな布地で彩られています。伝統的な模様の色鮮やかな織物が、この村のもう一つの特産物です。購入することもできるので、ぜひ自分だけの一点物を探してみてくださいね。
No.15 メコン川
メコン川(イメージ)
ラオスの生活の根幹であり、日々絶景を生み出すメコン川。ここではクルーズ船のツアーが人気です。1日かけて周遊するプランや、日没の時間帯だけ運行するプラン等、クルーズにはいくつか種類があります。川沿いにはたくさんのツアー会社が軒を連ねているので、条件を比較し選ぶといいでしょう。船は緩やかに進むので、流れる景色をゆったりと眺めることができます。メコン川から見えるのは、まっすぐ延びた鉄橋や、川沿いで畑仕事にいそしむ人の姿。晴れていれば、眩しい夕日と真っ赤に染まった川面が見られます。ラオスの暮らしに思いを馳せながら、船旅で穏やかな時間を過ごすのはいかがでしょうか。
No.16 パクオウ(パークウー)洞窟/ルアンプラバン
パクオウ(パークウー)洞窟 / ルアンプラバン(イメージ)
仏像に囲まれた断崖絶壁の秘境、パクオウ洞窟。洞窟の入り口はメコン川沿いの崖下にあり、そこまでは船で向かいます。洞窟の中は暗く、奥へ進んでいくと多くの仏像が並んでいることに気が付きます。その数なんと約4000体以上。1つ1つのサイズは小さいですが、それぞれ表情が異なり、どこかかわいらしい姿をしています。また、洞窟は低所に位置するタム・ティンと、高所に位置するタム・プンの2つに分かれており、それらの景色の違いも楽しめます。営業時間は8時~17時なので、日の出ているうちに出かけてみてください。
No.17 ワット マイ スワナプーマハム/ルアンプラバン
ワット マイ スワナプーマハム/ルアンプラバン(イメージ)
完成までに70年の歳月をかけた寺院、ワット マイ スワナプーマハム。18世紀に建立されたこの歴史ある寺院には、ラオス中の人々が参拝に集まります。新年のお祭りは特ににぎやかで、たくさんの人手で盛大に祝われます。金色に輝く仏像の表情はなんとも柔和。正面の姿はもちろん背面まで、至近距離でぐるっと一周鑑賞できます。また、この寺院へ訪れた際は、仏像だけではなく本堂の建築そのものにも注目してみてください。仏像と同じく金色の壁画には釈迦の姿が描かれており、空間全体が静謐な美しさに満ちています。
No.18 ワット ヴィスンナラート (すいか寺)/ルアンプラバン
ワット ヴィスンナラート (すいか寺)/ルアンプラバン(イメージ)
ラオス最古と言われる寺院、ワット ヴィスンナラート。16世紀初頭に建立後、19世紀の戦争や20世紀の大雨による被害を経て再建され今の姿になりました。現在白く修復された丸い仏塔は、この寺院のシンボル。仏塔の形状から、寺は通称「ワット マークモー(すいか寺)」とも呼ばれ、人々に親しまれています。本堂の中では、本尊の大きな仏像がお出迎え。ワット マイ スワナプーマハムと同様、近くからぐるりと一周鑑賞することができます。仏像の数はルアンプラバン内の他の寺院と比べてもかなり多く、まるで博物館のようです。
No.19 エレファント・ビレッジ/ルアンプラバン
エレファント・ビレッジ/ルアンプラバン(イメージ)
エレファント・ビレッジは、象と触れ合える象の保護施設。様々なツアーがあり、象の体を洗ったり、象の背中に乗ったりすることができます。象の背中に乗る場合は、乗りやすいよう上に椅子をつけてもらうこともできますし、直接乗ることも可能です。ラオスはかつて「百万頭の象の国」とも呼ばれるほど象と深く共存していましたが、近年その数は減少。この施設の目的は、観光業を通して象の保全活動をすることです。ラオスの自然と、その中で生きる人と動物の関わり合いに思いを馳せながら、象との触れ合いを楽しむことができます。
No.20 ブルー・ラグーン/バンビエン
ブルー・ラグーン/バンビエン(イメージ)
大自然が作り出したエメラルド色のプール、ブルー・ラグーン。世界中から訪れる観光客に人気のスポットです。施設内には飛び込み台やターザンロープ等が設置されており、長時間滞在しても遊び飽きません。バンビエンにはブルー・ラグーンと呼ばれる湖がいくつかあり、場所によって人の多さは異なります。訪れる人の多いブルー・ラグーン1にはカフェもあるため、何も持たずとも1日中まったりすることができます。市内から離れた場所にあるブルー・ラグーン4は観光客が少なく、カフェはありませんが、運が良ければ水天一碧の景色を独り占めすることができるかもしれません。
No.21 タム・チャン洞窟/バンビエン
タム・チャン洞窟/バンビエン(イメージ)
神秘的な鍾乳洞、タム・チャン洞窟。階段を上った先にある洞窟の入口をくぐると、ところどころライトアップされた幽暗が待ち受けています。中はそこまで広くなく、徒歩10分~15分ほどでまわることができます。歩きながら洞窟内を見回すと、そこかしこに大小様々な仏像が。ひんやりとした涼しさや幻想的な岩々の影も相まって、神聖さを感じさせます。営業時間は、平日8時~11時/13時~16時・土日8時~16時。平日のお昼は一度受付が閉まるのでご注意を!
No.22 ワット シーサケット/ビエンチャン
ワット シーサケット/ビエンチャン(イメージ)
16世紀に建立された美しい建築様式の寺院、ワット シーサケット。屋根から軒下、柱まで、優美な建築を誇るこの寺院は、仏像の数の多さで有名です。本堂にも回廊にも個性豊かな仏像の数々が安置されています。回廊は写真撮影も可能!仏像には元々宝石や装飾品が埋め込まれていましたが、幾度もの戦火をくぐりぬけた過程で、現在では失われています。そんな激動のビエンチャンの地においても、寺院自体は建立当初の原形をとどめており、ビエンチャン最古の寺院としてかつてのスタイルのまま現存しています。
No.23 チャンパサック旧市街/チャンパサック
チャンパサック旧市街/チャンパサック(イメージ)
チャンパサックはラオスの中でも特に歴史の古い場所です。世界遺産であるワット・プー遺跡があることで有名ですが、街自体の魅力は何といっても、ラオスの原風景とそこに流れる穏やかな時間。チャンパサック旧市街地にはほとんど観光客の姿がないため、自分だけの時間をゆっくりと過ごすことができます。街はメコン川の中州に位置しているため、特に川沿いをサイクリングするのがおすすめです。気軽にレンタサイクルを利用することができるので、ふらっと立ち寄っても十分満喫できますよ。
ラオスの魅力23選はいかがでしたでしょうか。日々の喧騒から離れて、ほっと一息つける国・ラオス。町全体が世界遺産に登録されているルアンプラバンや、鮮やかな夕日、大河メコン川など、文化と自然の融合をゆったりと楽しめるのがこの国の魅力です。美しい自然と優しい人々との交流の中で、心と体をデトックスしてみませんか?
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