フィンランドで観光したい場所10選

更新日:2018年07月25日

ヘルシンキ大聖堂(イメージ) お客様写真:市川光男様

ヘルシンキ大聖堂(イメージ) お客様写真:市川光男様

スウェーデン、ノルウェー、ロシアと国境を接する北欧の国フィンランド。活気溢れる首都ヘルシンキはもちろん、オーロラ、サンタクロース、ムーミン、洗練された北欧デザイン、サウナ文化などたくさんの魅力に溢れています。

No.01 ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂(イメージ) お客様写真:市川光男様

ヘルシンキ大聖堂(イメージ) お客様写真:市川光男様

高台から見下ろすように街の中央に堂々と佇む、ヘルシンキのランドマーク的白亜の大聖堂。真っ白な外観と緑のドームのコントラストが美しい教会です。目の前にはフィンランド最大の市民広場「元老院広場」が広がり、夏は野外ライブやコンサート、冬にはクリスマスマーケットが開催されるなど、地元の人々にとっても大変親しみ深い場所となっています。

スタッフのおすすめPoint!

ヘルシンキのほぼ中央部にある、街のシンボル・ヘルシンキ大聖堂は、大階段の上にそびえ立つ神秘的な白亜の大聖堂です。教会の目の前には元老院広場があり、中央にはロシアの皇帝アレクサンダー2世の像が立っています。大階段から望む大聖堂や広場の眺めは絶景で、ヘルシンキを訪れたら外せない観光名所といえます。

No.02 シベリウス公園

(イメージ)

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フィンランドを代表する大作曲家ジャン・シベリウスの業績を記念して、海を見下ろす小高い丘の上に作られた公園。1967年に女流彫刻家エイラ・ヒルトゥネンの手によって制作された2つの大きな金属製モニュメントが印象的です。公園とはいっても、抽象的な彫刻と木々のほかにはとくに何もない不思議な空間ですが、観光客以外にも地元の人が散歩などで多く訪れる人気のスポットです。

スタッフのおすすめPoint!

ステンレスで造られたパイプオルガンのようなユニークな形のモニュメントと、シベリウスの肖像彫刻がこの公園のシンボルといえます。周囲は四季折々の美しい表情が楽しめるので、地元の人々にも愛される憩いの場であり、クラシックファンはもちろん、友人同士、カップル、家族連れなど、さまざまな人達が楽しめる場所となっています。

No.03 カンピ礼拝堂

大型ショッピングセンターやホテルなどが建ち並ぶ、賑やかなカンピ地区に佇む丸い箱舟のような大きなモニュメント。別名「静寂の教会」と呼ばれるカンピ礼拝堂は、「誰もが心を安らかにできる場所」として2012年のワールド・デザイン・キャピタルを記念し造られました。この礼拝堂ではミサや結婚式などは行われず、人々が静寂に包まれながら祈りを捧げるためだけに開放されています。

スタッフのおすすめPoint!

木材を重ね合わせた柔らかく美しい曲線フォルムが印象的なカンピ礼拝堂は、市の中心地にありながら内部は小さな物音ひとつが響き渡るほどの静寂に包まれた異空間です。誰でも入ることができるので、ショッピングの途中に立ち寄ることも可能です。北欧デザインに興味のある人や、心の安らぎを求めている人には特におすすめのスポットといえます。

No.04 エスプラナーディ通り

エスプラナーディ通りは老舗デパートのストックマンからマーケット広場までをつなぐ道。北エスプラナーディ通り、南エスプラナーディ通りと両サイドで名前が異なり、2つの通りの間には花と緑が美しい市民の憩いの場エスプラナーディ公園が広がっています。通りはイッタラやマリメッコ、アーリッカ、アルテックなどフィンランドを代表するデザインショップなどが連なる一大ショッピングスポットで、地元の人々や観光客で常に賑わっています。

スタッフのおすすめPoint!

フィンランドを代表する有名ブランドショップが建ち並び、サヴォイ、アイノ、フィッシュマーケットなどの名高いレストランもある、ショッピングもグルメも堪能できるスポットです。通りの間の公園では夏はバンド演奏やメリメッコのファッションショー、クリスマスにはマーケットが開催されるなど、こちらも一年を通して楽しめます。また、イッタラ、マリメッコなど日本にもショップのあるブランドは、現地のほうが安く購入できるので、お好きな方はぜひ!

No.05 マーケット広場

(イメージ)

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500年近い歴史を誇るマーケット。生鮮食品のほか、お土産を扱う店も多いので、地元の人々と観光客で一年中賑わっています。春はアスパラガス、夏はいちごやエンドウマメ、秋はバルト海名物のニシンやきのこなど、季節ごとに旬の食材が並び、眺めるだけでもワクワクします。近くのカフェやレストランでフィンランド料理をつまむのも楽しい、ヘルシンキへ行ったら必ず訪れたい場所です。

スタッフのおすすめPoint!

ここに行けばなんでも揃う!? 北欧ならではの食材に興味のある方、お土産を探している方、北欧のファストフードに興味のある方におすすめしたい歴史あるマーケットです。ヘルシンキの中心にありながら港に隣接していて、首都とは思えないほどゆっくりとした時間が流れる雰囲気も魅力のひとつです。オレンジ色の屋台はカフェやファストフードの目印で、トナカイのミートボールやサーモンスープ、シナモンロールなどの簡単なランチやおやつを楽しむのがご当地流です。

No.06 サンタクロース村

フィンランドの最北端、ラップランドのロバニエミにあるテーマパーク。サンタクロース村では毎日がクリスマスです。白夜の真夏でもサンタクロースが暖かく迎え入れてくれます。ここではサンタクロースが、世界中の子供たちから届いた手紙に返事を書いたり、プレゼントの用意をしています。サンタクロースとお話したり、一緒に写真を撮ったり……。子供の頃からの夢が叶うとっておきの場所です。

スタッフのおすすめPoint!

サンタクロースを愛する老若男女なら誰もが楽しめます。一年中クリスマスを感じることができ、実際にサンタクロースに会えるのが最大の魅力です。パスポートにサンタクロース村を訪れた証明スタンプを押してくれるので(有料)、よい記念になるでしょう。本物のサンタクロースから手紙が届く「サンタクロースからの手紙」は、この村で手続きした場合のみメッセージが入れられるので、ぜひ申込みを!

No.07 ウスペンスキー寺院

ウスペンスキー寺院(イメージ) お客様写真:川合繁男様

ウスペンスキー寺院(イメージ) お客様写真:川合繁男様

マーケット広場から歩いてすぐのところにある、北欧最大のロシア正教の教会。ロシア帝国の建築家アレクセイ・ゴルノスターエフの設計により1862年から1868年にかけて、ヘルシンキ市街を一望できる小高い丘に建てられました。夜にはライトアップされ、昼間とは違った重厚感のある雰囲気を楽しむことができます。大聖堂の周りは24時間出入り自由で、港を見下ろす眺望ポイントやヘルシンキ中心部の夜景が望める場所もあります。

スタッフのおすすめPoint!

真っ白なヘルシンキ大聖堂とは間逆の、赤レンガと黄金色に輝く玉ねぎ型のドームが印象的な外観です。教会の内部はとても煌びやかで、壁面はイコンで飾られ、真っ青な天井には金色の星が描かれています。誰でも入ることができますが、規律の厳しいロシア正教の伝統を重んじて、肌の露出を避け、内部では帽子を取るなどマナーには気をつけましょう。儀式の時間などとかぶらなければ、写真撮影も可能です。

No.08 ロウリュ

2016年5月にできた公共サウナ「ロウリュ」。現代アートのような外観が印象的な建物は、北欧ならではのスタイリッシュなデザインのサウナ施設と、海岸に面したレストラン「ウッドテラス」とに分かれています。フィンランドの伝統的なサウナをモダンな空間で楽しめるのはここだけ!と現地でも注目のスポットとなっています。また、テラスは遊歩道に繋がっているのでそのまま海岸沿いの散歩を楽しめるもの秀逸です。

スタッフのおすすめPoint!

フィンランドに行ったら一度は体験したいのが本場のサウナ。ここは通常のウッドサウナに加え、伝統的なスモークサウナが設けられているのが魅力です。スモークサウナは都市部ではほとんど姿を消してしまいましたが、ロウリュでは昔ながらのスモークサウナを観光客でも気軽に楽しむことができます。また、サウナを満喫したら、ヘルシンキの海辺の風景を楽しみながら、併設のレストランでお酒やおいしいフィンランド料理を味わうのもおすすめです。

No.09 テンペリアウキオ教会

天然の岩をくり抜いて造られた、別名「岩の教会」。掘られた岩のなかに教会の施設が埋め込まれているという特殊な構造の教会です。中は意外と広く開放感があり、180枚のガラスがはめ込まれた天窓からは柔らかい自然の光が教会内部を照らします。 また、くり抜かれた岩盤は音響効果にも優れていて、コンサートホールとしても利用されています。

スタッフのおすすめPoint!

むき出しの岩肌が放つ美しい色彩とのギャップは他に類を見ず、教会のイメージを大きく覆す外観と荘厳な雰囲気が最大の魅力といえます。建築に興味のある方はもちろん、どんな方でも楽しめるスポットです。天井から差し込む自然の光が特徴的なので、体験するなら昼間に行くのがおすすめです。

No.10 スオメンリンナ

ヘルシンキ市内の6つの島の上に建造された海防要塞群。フィンランドがスウェーデン王国の一部だった18世紀半ば、当時勢力を拡大していたロシアの侵攻を防ぐために造られました。 当初の名前はスヴェアボリ(スウェーデンの要塞)でしたが、1918年に愛国主義的な理由から「フィンランドの城」を意味するスオメンリンナに改称されました。観光客はもちろん、地元の人々にも大変人気の場所で、1991年には世界遺産に登録されました。

スタッフのおすすめPoint!

美しい自然とともに北欧の歴史に触れられるところです。島全体が美しい公園になっていて、かつての大砲や砲台をはじめ、教会や博物館などが点在しています。北欧らしいカラフルな建物と軍事要塞時代の建物が混在する不思議な空気感を持ち、歴史や自然が好きな方はもちろん、友達同士、家族、カップルなど、どんな人でも楽しめる場所です。


オーロラで有名なフィンランドですが、魅力はそれだけではありません。美しき北欧の国が培ってきた歴史や文化を、ぜひご堪能ください。

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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