世界の絶景【アフリカ・中南米・アジア中東】おすすめ30選!

更新日:2025年10月31日

レンソイス・マラニャンセス国立公園(空撮・イメージ)

レンソイス・マラニャンセス国立公園(空撮・イメージ)

「世界の絶景」第3弾!一生に一度は見ておきたい心惹かれる絶景スポットを、旅の達人である添乗員とツアープランナーが厳選した「アフリカ・中南米・アジア中東の知られざる絶景30選」をご紹介します。広大な大地と多彩な文化を抱くアフリカ、中南米、そしてアジア・中東には、まだあまり知られていない美しい景色が数多く眠っています。生命力に満ちた大自然や、その地に生きる個性的な動物たち。地球の神秘を感じるスポットや、世界中の写真愛好家が集まるフォトジェニックな場所まで、絶景尽くしの30選となっています。ぜひご覧ください!

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アフリカの絶景

アフリカ大陸は広大な自然と多彩な文化が織りなす、まさに絶景の宝庫です。生命の奇跡を感じるサファリ体験が魅力の広大なサバンナ、アフリカの大地に突如として現れる巨大瀑布、神秘的な砂漠、歴史を感じる街並みまで、その魅力は尽きません。ここでは、アフリカで一度は訪れてみたい絶景スポットを10カ所厳選してご紹介します。

アフリカMAP

No.01 シャウエン(モロッコ)

シャウエンの青い町(イメージ)

シャウエンの青い町(イメージ)

モロッコのシャウエンは、リフ山脈の山あいに位置する小さな町で、独特の雰囲気を持つ「青の街」として世界的に有名です。創建は15世紀末、レコンキスタで追われたイスラム教徒がスペインから移り住み、防衛拠点として築かれたと言われています。旧市街のメディナは、建物の壁や階段、路地までも青く塗られており、幻想的で絵画のような景観を楽しめます。そのフォトジェニックな雰囲気から「SNS映えの街」として世界中の旅行者を惹きつけています。青の意味には諸説あり、ユダヤ人の宗教的伝統で「神を思い起こさせる色」として塗られた、虫除けや暑さを和らげるためなどがあります。町の散策には、観光客の少ない朝がおすすめ!童話のような可愛らしい街には猫も多く暮らしています。地元の手工芸品や織物、香辛料が並ぶ市場での買い物や、伝統的なモロッコ料理を味わう体験も旅を彩ります。

シャウエン(イメージ)

シャウエン(イメージ)

モロッコ雑貨の楽しみ方

モロッコ雑貨には幾何学模様やアラベスク模様が多く、イスラム美術の影響を受けた繊細なデザインは、見るだけで異国情緒を感じられます。モロッコランプや陶器、キリムと呼ばれる伝統織物が人気で、手織りや手描きによる模様は、それぞれ微妙に違うため、世界でひとつだけの魅力を持ちます。ぜひ、あなたのお気に入りの雑貨を探してみてください。

No.02 ナミブ砂漠(ナミビア)

ナミブ砂漠(イメージ)

ナミブ砂漠(イメージ)

アフリカ大陸南西部に位置する、ナミビアを象徴する絶景のひとつ「ナミブ砂漠」。北はアンゴラ、南は南アフリカ共和国まで、ナミビアの海岸線約1000km以上も続く砂漠は、約8000万年以上前に形成されたといわれています。砂漠には高さ300mを超える砂丘もあり、長い時間をかけて形成されたアプリコット色の赤い広大な砂丘は、夕暮れ時には砂がより濃い赤へと変化し、幻想的な景観が人々を魅了します。ナミブ砂漠でもひときわ印象的な風景が広がる「デッドフレイ(死の沼地)」は、白い大地に数百年前に枯れた木々が立ち尽くし、まるで絵画や異世界のよう。真っ青な空、赤い砂丘、白い大地、黒い木々のコントラストは圧倒的な美しさです。2013年に世界遺産に登録されたナミブ砂漠には、オリックスやナミブトカゲなど、乾燥した独特の環境に適応した動物たちが生息し、多様な動植物の生命力を実感できます。

デットフレイ(イメージ)

デットフレイ(イメージ)

ナミブ砂漠の楽しみ方

ナミブ砂漠の絶景を堪能できるスポットのひとつがデューン45。高さ約130m程の砂丘を歩いて頂上まで行くことができます。アプリコット色の砂丘に囲まれた世界に自身の足跡を残すことのできる貴重な体験です。

No.03 バオバブの木(マダガスカル)

バオバブの並木道の夕景(イメージ)

バオバブの並木道の夕景(イメージ)

インド洋に浮かぶ不思議の島マダガスカル。マダガスカルと言えば、バオバブの並木道と愛くるしいキツネザルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。マダガスカル西部のモロンダバ近郊には、訪れたい絶景「バオバブの並木道」があります。バオバブはアオイ科の巨大な樹木で、高さは30m近く、幹の直径は10mを超えるものもあり「生命の木」とも呼ばれます。世界中には10種類のバオバブの木があり、そのうちの8種をマダガスカルで見ることができ、並木道で見られるバオバブは「グランディディエリ」という種類です。数十本の巨大なバオバブが道沿いに並び、日没前の夕日に照らされてオレンジ色に染まるバオバブの並木は幻想的な風景になります。夕日だけでなく、夜明け前の群青色の深い青から朝日に照らされるバオバブ並木、青空との色のコントラストも美しいバオバブ並木など、訪れる時間ごとの美しさがあります。ここはまさにマダガスカルを代表する観光スポットで、世界中の写真家や旅行者を魅了しています。

ワオキツネザル(イメージ)

ワオキツネザル(イメージ)

独自の進化を遂げた動物たちとの出会いを楽しむ

マダガスカル島には独自の進化を遂げた動物が多く、日本でもお馴染みの縞々のしっぽが印象的なワオキツネザルや横っ飛びの姿が可愛らしいシファカなどキツネザルとの出会いも楽しみな場所です。間近でご覧いただけるチャンスがあることもマダガスカル旅行の魅力のひとつです。

No.04 ビクトリアの滝(ジンバブエ・ザンビア)

ビクトリアの滝(空撮・イメージ)

ビクトリアの滝(空撮・イメージ)

アフリカ南部のジンバブエとザンビアの間にまたがる巨大瀑布「世界遺産ビクトリアの滝」。幅約1.7km、最大落差約108mを誇る ビクトリアの滝は、現地の言葉で「モシオトゥ二ャ(雷鳴が轟くような水煙)」と呼ばれています。ナイアガラの滝より幅が広く、イグアスの滝より一枚岩の落差が大きいとされ、多くの観光客が一目この風景を観よう!と訪れる地。大量の水が一気に落下する轟音は遥か彼方まで響き、滝つぼから立ち上る水煙は数百メートル上空に達することも。雨季には水量が増え、滝が水煙に包まれた幻想的な光景が楽しめ、乾季には水量が減りますが、岩肌が露出して分岐した滝や、滝全体の姿、滝つぼが眺められます。季節によって異なる「豪快さ」と「美しさ」の両方を楽しめるのも魅力的です。ジンバブエ側もザンビア側も滝の全景を一望できる遊歩道が整備され、写真映えする絶景ポイントが多数あります。

ビクトリアの滝(ザンビア側・イメージ)

ビクトリアの滝(ザンビア側・イメージ)

ザンベジ川クルーズの楽しみ方

ビクトリアの滝を有するザンベジ川をより堪能できるアクティビティがザンベジ川のサンセットクルーズです。ザンベジ川は動物たちにとって貴重な水場であり、水辺の動物たちにとっての大切な棲み処でもあります。その様子を垣間見るチャンスがあるクルーズは、アフリカの大地に太陽が沈む黄昏時に合わせてスタート!ゆったりとした川の流れに身を任せ、壮大なアフリカの自然とたくましく生きる動物たちの姿をお楽しみいただくことができます。

No.05 セレンゲティ国立公園(タンザニア)

セレンゲティ国立公園(イメージ)

セレンゲティ国立公園(イメージ)

セレンゲティ国立公園は、タンザニア屈指のサファリエリアのひとつ。セレンゲティとはマサイ語で「果てしなく広がる平原」を意味し、コピエと呼ばれる花崗岩が点在する広大な1万4763㎢のサバンナには約300万頭もの動物達が生息しています。1981年に世界遺産にも登録され、ライオンやチーター、ゾウやキリンなど多様な野生動物がありのままの姿で暮らしています。セレンゲティ国立公園はケニアのマサイマラ国立保護区とマラ川を挟んで隣に位置しており、この2つのエリアで繰り広げられる「ヌーの大移動」は圧巻!150万頭を超えるヌーが水や新鮮な草を求めて命がけの大移動をするため、対岸ではライオンやチーターなどの肉食動物たちが大移動を終えて疲れたヌーたちへハンティングを仕掛ける機会も増え、そこに壮大なドラマが生まれます。壮大な自然と生命の営みを間近に体験できるセレンゲティ国立公園は、まさに生命の力強さを感じられる場所です。

<ヌーの大移動シーズン> ※ヌーの移動時期は目安
◎7月~8月頃:セレンゲティ国立公園からマサイマラ国立保護区へ移動
◎11月頃:マサイマラ国立保護区からセレンゲティ国立公園へ移動

コピエの上でくつろぐライオンの親子(イメージ)

コピエの上でくつろぐライオンの親子(イメージ)

サファリシーズンの楽しみ方

一般的に乾季のシーズンがサファリに適しているといわれていますが、訪れる時期毎にサファリの楽しみ方があります。雨季(大雨季は3月下旬頃~5月下旬頃/11月頃の2回)には、乾燥した大地に恵みの雨が降ることから新しい草が芽吹き、色彩豊かな大地でのサファリをお楽しみいただくことができます。動物の赤ちゃんや子育て中のシーンをご覧になりたい方には、1月~3月頃までがおすすめ!「ベビーラッシュ」と呼ばれる動物の赤ちゃんが生まれるシーズンとなるため、かわいらしい姿をご覧いただくチャンスがあります。

No.06 喜望峰(南アフリカ)

ケープポイントからの眺望(イメージ)

ケープポイントからの眺望(イメージ)

喜望峰(Cape of Good Hope)は、南アフリカのケープ半島の最南西端近くに位置し、大西洋とインド洋が交わる地点として知られています。断崖絶壁から望む大海原の景観は壮大で、岬を打ち付ける波や荒々しい海風が大自然の力強さを体感させてくれます。周囲は世界遺産「ケープ植物区保護地域群」に属し、多彩な植物が生息するフィンボスの一部でもあり、春には野生の花々が咲き誇ります。また、バブーンやダチョウ、エランド(大型のカモシカ)など多様な野生生物に出会える点も魅力です。歴史的には15世紀後半の大航海時代に、ポルトガルの航海者バルトロメウ・ディアスがこの岬に到達し、それまで不可能とされていたインド航路の可能性を切り開いたことから、喜望峰は冒険や探検の象徴でもあります。雄大な自然景観と歴史的背景を兼ね備えた喜望峰。見渡す限り広がる海は、まさに地球の果てに立っているような感動を与えてくれます。

喜望峰(イメージ)

喜望峰(イメージ)

ケープペンギンの楽しみ方

愛らしい姿とユニークな生態で知られるケープペンギン(アフリカペンギン)。胸元の黒い帯模様とロバに似た鳴き声が特徴的です。砂浜や岩場でコロニーを作って暮らす姿は観察しやすく、南部アフリカ旅行の大きな楽しみとなっています。

No.07 サハラ砂漠(モロッコ)

サハラ砂漠の朝日(イメージ)

サハラ砂漠の朝日(イメージ)

サハラ砂漠は、北アフリカに広がる世界最大級の砂漠で、アルジェリア、リビア、エジプト、モロッコなど多くの国にまたがり、その面積は約1000万㎢と日本の約24倍に及びます。黄金色の砂丘が連なる壮大な風景は圧倒的で、日の出や夕焼けに染まる景観は幻想的です。サハラ砂漠には砂丘だけでなく、岩石砂漠や礫砂漠など多様な地形が広がり、一様に「砂の海」ではないのが特徴で、アルジェリア側では奇岩が並ぶ風景が、エジプト側では石灰岩が露出した「白砂漠」と呼ばれる風景が広がります。オアシスや谷には生命が息づき、古来から交易路の舞台として塩や金を運んだ歴史を持ち、星空観察の名所としても知られています。モロッコのメルズーガやチュニジアのドゥーズからの砂漠ツアーが人気で、夜空を埋め尽くす満天の星の観賞など、非日常の体験が味わえます。厳しい環境だからこそ生まれる静寂と広大さが訪れる人を魅了するスポットです。

メルズーガ(イメージ)

メルズーガ(イメージ)

カスバ街道の楽しみ方

モロッコのカスバ街道は、アトラス山脈の南麓からサハラ砂漠へと続く道で、ワルザザードからエルラシディアまでを結んでいます。街道沿いには、オアシスや伝統的な要塞建築「カスバ」が点在する風光明媚なルートです。1月下旬~2月には、桜のような可憐なアーモンドの花が咲き誇り、春の訪れを感じることができます。

No.08 チョベ国立公園(ボツワナ)

チョベ国立公園(イメージ)

チョベ国立公園(イメージ)

チョベ国立公園は、ボツワナ北部に位置する歴史ある国立公園です。最大の特徴は「ゾウの王国」と呼ばれるほどのアフリカゾウの個体数で、その数は推定約7万頭以上と世界有数規模を誇ります。多くの観光客が訪れるウォーターフロントエリアは、ゾウの群れに遭遇する確率も高くその光景は圧巻!チョベ川沿いに位置するため、バッファローやカバ、ワニなど水辺に集まる動物たちの姿も間近に観察できます。サファリのスタイルも多彩で、四輪駆動車でのゲームドライブはもちろん、ボートサファリで川面からゾウやカバなどを観察できるのが大きな魅力。特に夕暮れ時のクルーズでは、赤く染まる空と水辺に佇む動物たちが幻想的な光景を演出します。また、バブーン(サル)やライオン、ヒョウなどの野生動物も生息しており、豊かな生態系と壮大な自然を同時に楽しめる点が、チョベ国立公園ならではの醍醐味です。

ゲームドライブ(イメージ)

ゲームドライブ(イメージ)

ボートサファリの楽しみ方

チョベ国立公園のボートサファリの魅力は、アフリカで圧倒的な群れの数を誇るゾウの水浴びや川渡りの光景を間近で観察できること。親子で水を飲む姿や群れが泳いで渡る姿は圧巻です!

No.09 シディ・ブ・サイド(チュニジア)

シディ・ブ・サイド(イメージ)

シディ・ブ・サイド(イメージ)

チュニジアのシディ・ブ・サイドは、地中海を見下ろす丘の上に広がる美しい町です。家々は白壁に鮮やかなブルーの扉や窓枠、鉄細工の格子が組み合わされ統一感のある美しい景観をつくり出しています。この独特の鮮やかな色彩は「チュニジアンブルー」と呼ばれ、20世紀初頭にフランス人ロドルフ・デルランジェによって定められ、以降町全体で守られてきました。青と白のコントラストが、地中海の青と太陽の光に映える姿は、まるで地中海の宝石と称されるほどです。かつては芸術家や詩人たちが集う地として愛され、今でもカフェやギャラリーが点在し、地元の文化と洗練された雰囲気を感じられます。昔ながらのカフェで楽しむ「名物の松の実入りのミントティー」は観光客にも人気の一品です。地中海の光と風を肌で感じながら、ブーゲンビリアやミモザの咲く、迷路のような石畳の路地の散策をゆったりとお楽しみください。

シディ・ブ・サイド(イメージ)

シディ・ブ・サイド(イメージ)

カルタゴ遺跡の楽しみ方

チュニジアの世界遺産「カルタゴ遺跡」は、紀元前9世紀頃、フェニキア人によって建設され、後に西地中海の大国へと発展しました。現在の遺跡には「アントニヌス共同浴場」や「円形劇場」「ローマ劇場」などが残っており、フェニキアやローマ時代など重層的な歴史を一度に感じることができます。

No.10 クルーガー国立公園(南アフリカ)

クルーガー国立公園でのサファリ(イメージ)

クルーガー国立公園でのサファリ(イメージ)

クルーガー国立公園は、南アフリカ観光のハイライトともいえる世界的に有名な国立公園で、約2万㎢もの面積を誇ります。ここではサファリ観光で出会いたい動物「ビックファイブ(ライオン、ゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)」をはじめ、約500種の鳥類や数百種の哺乳類、爬虫類が生息し、圧倒的な生物の多様性を体感できます。ゲームドライブでは野生動物がありのままの姿で暮らす様子を間近に観察でき、時にはチーターなどの肉食動物のハンティングや、群れで移動するゾウなどの迫力ある光景に出会えることも。特に乾季(4~10月)は草木が低く見晴らしが良いため観察に最適です。また、早朝や夕方は涼しい時間帯にあたるため動物たちも活動的になり遭遇率が上がります。クルーガー国立公園近郊はロッジやホテルも整備されているため、サファリ初心者から本格派まであらゆる層の方々が楽しめる点も魅力的。さらに朝焼けや夕暮れのドラマチックな風景は、動物観察とあわせて忘れられない感動体験となることでしょう。

チーター(イメージ)

チーター(イメージ)

ビッグファイブの楽しみ方

「ビッグファイブ」 は、ハンティングが許されていた時代には「仕留めるのが困難で危険な大型の5種の動物」を指していましたが、現在はサファリで「出会いたい人気の野生動物」として知られています。サファリの醍醐味はまさに「どんな動物に出会えるかのワクワク感」にありますね!

中南米の絶景

中南米は、アンデス山脈の雄大な景観から、カリブ海の透き通る海、古代文明の遺跡、色鮮やかな街並みまで、多彩な絶景が詰まった地域です。自然と文化が融合するその風景は、訪れる人々を魅了してやみません。ここでは、中南米でぜひ訪れたい絶景スポットを10カ所ご紹介します。

中南米MAP

No.01 コルコバードの丘(ブラジル)

コルコバードの丘(イメージ)

コルコバードの丘(イメージ)

ブラジル・リオデジャネイロの「コルコバードの丘」は、街を象徴する巨大なキリスト像で知られる名所です。標高710mの丘の頂上には高さ30mのキリスト像がそびえ、両腕を広げて街と人々を見守る姿は世界的なシンボルとなっています。ここからはリオの街並みやグアナバラ湾、そして美しいコパカバーナやイパネマの海岸まで一望でき、そのパノラマは息をのむ絶景です。丘へは登山鉄道やバスでアクセスでき、リオデジャネイロの観光には外せないスポットです。2012年には「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」の一部として世界遺産にも登録されており、昼は青空の下で壮大な景色を、夜はライトアップされた幻想的な像を楽しめます。自然美と宗教的象徴、都市の活気が調和するコルコバードの丘は、リオの魅力を凝縮した特別な場所です。

コルコバードの丘(夕景・イメージ)

コルコバードの丘(夕景・イメージ)

リオのカーニバルの楽しみ方

リオのカーニバルの最大の見どころであるサンバパレード!大勢のエスコーラ達がテーマに沿った音楽、衣装、ダンスを披露し競い合います。羽飾りやスパンコールをふんだんに使った華やかな衣装は圧巻!情熱的なサンバのリズムが会場を包み込み、観客もダンサーも一体となる非日常感を楽しみましょう!

No.02 レンソイス・マラニャンセス国立公園(ブラジル)

レンソイス・マラニャンセス国立公園(空撮・イメージ)

レンソイス・マラニャンセス国立公園(空撮・イメージ)

ブラジル北東部に広がるレンソイス・マラニャンセス国立公園は、白砂の大地と無数のラグーンが織りなす幻想的な景観で知られます。「レンソイス」とはポルトガル語で「シーツ」を意味し、真っ白な砂丘がどこまでも続く様子が巨大な布を広げたように見えることから名付けられました。雨季終わりの6~9月頃には砂丘の谷間へ雨水がたまり、美しいエメラルドグリーンやターコイズブルーの湖が出現し、白砂とのコントラストが際立ちます。昼間は壮大な白砂と青空、夕方はラグーンに映る夕日の赤が幻想的なフォトジェニックなスポットです。観光ではジープツアーやトレッキングで砂丘を越え、ラグーンで泳ぐことも可能。絶景を上空から眺める遊覧飛行も人気のアクティビティです。砂漠のようでありながら生命を育む不思議な景観は、地球の奇跡ともいえる特別な体験を提供してくれます。

レンソイス・マラニャンセス国立公園(イメージ)

レンソイス・マラニャンセス国立公園(イメージ)

小レンソイスの楽しみ方

レンソイス・マラニャンセス国立公園の東側に「小レンソイス」 と呼ばれるエリアがあります。大レンソイスと比べて黄色みがかった砂丘で、大レンソスよりも観光客が少ないため、より秘境感が楽しめます。ツアーではプレギッサス川をボートで下り、マングローブ林や川沿いに点在する集落なども見物できます。

No.03 グレート・ブルーホール(ベリーズ)

グレート・ブルーホール(空撮・イメージ)

グレート・ブルーホール(空撮・イメージ)

中米の国ベリーズを代表するリゾート地「サン・ペドロ」にある「グレート・ブルーホール」。カリブ海のライトハウス・リーフ環礁内に位置する巨大な海中の陥没穴で、世界的に知られるダイビングスポットです。直径約300m、深さは約125mにおよび、上空から見ると深い青の円が海に浮かぶ神秘的な姿が印象的です。このブルーホールは氷河期に陸上の鍾乳洞が海面上昇で水没して形成されたと言われています。内部には鐘乳石が残り、地質学的にも貴重な場所です。透明度の高い水中景観がダイバーを魅了し、空から美しいブルーホールの全景を眺める遊覧飛行も人気のアクティビティです。世界遺産「ベリーズ珊瑚礁保護区」の一部であり、自然の造形美と地球の歴史を体感できるスポットです。

グレート・ブルーホール(空撮・イメージ)

グレート・ブルーホール(空撮・イメージ)

ベリーズ動物園の楽しみ方

ベリーズ動物園は、野生へ帰れなくなった動物達を生息地に近い環境で飼育している動物園です。園内ではベリーズの国獣であるバクや国鳥のトゥーカン(オオハシ)、ジャガー、ヤマネコ類など約125種類の動物達を見学することができます。

No.04 パタゴニア(アルゼンチン・チリ)

ペリトモレノ氷河(イメージ)

ペリトモレノ氷河(イメージ)

パタゴニアは、南米大陸のアルゼンチンとチリにまたがる広大な地域で、おおよそコロラド川以南からフエゴ島までを指します。総面積は110万㎢を超え、日本の約3倍に相当する広大なエリアです。パタゴニアには合わせて30カ所の国立公園があり、世界遺産「ロス・グラシアレス国立公園」内のペリトモレノ氷河や鋭い岩峰が連なるフィッツロイ山、多くの氷河湖やパイネ・グランデ峰などの切り立った峻峰が美しい「トーレス・デル・パイネ」など雄大な自然景観で知られます。また、グアナコやオタリア、ペンギンなどの野生生物に出会えるのも魅力の一つ。青々とした神秘的な氷河を間近で眺められる氷河ハイキングや氷河ボートツアー、フィヨルドめぐりなど、アウトドア愛好家に人気のアクティビティも豊富です。パタゴニアは、その手つかずの自然と壮大なスケール感が、訪れる人々に冒険心と深い感動を与える特別な場所です。

フィッツロイ山(イメージ)

フィッツロイ山(イメージ)

氷河ハイキングの楽しみ方

氷河ハイキングは、この地域ならではの体験として世界中の旅行者に人気があります。パタゴニアではエル・カラファテの町から行くロス・グラシアレス国立公園内のペリトモレノ氷河がおすすめ!青白い氷河の造形美を間近で観察できます。
※ロス・グラシアレス国立公園の規定に基づき、ミニハイキングは満65歳以下の方のみご参加いただけます。

No.05 クスコ(ペルー)

クスコ(イメージ)

クスコ(イメージ)

ペルー南東部アンデス山脈に位置する古都「クスコ」。標高約3400mにあり、15~16世紀頃にはインカ帝国の首都として政治・宗教・文化の中心地でした。現在も、神聖な太陽の神殿「コリカンチャ」や、精巧な石組みが残る「サクサイワマン遺跡」など、インカ時代の建築が今も色濃く残っています。スペイン征服後は教会や修道院が建てられ、インカとコロニアル建築が融合した独特の街並みが生まれました。クスコ市街は1983年に世界遺産に登録されており、マチュピチュへの玄関口としても多くの旅行者が訪れます。カラフルな伝統衣装や「インティ・ライミ(太陽の祭り)」、ケーナやチャランゴを使ったアンデス音楽など、豊かな文化に触れられるのも魅力です。クスコは歴史と自然、文化が交差する「生きた歴史都市」ともいえる場所です。

サクサイワマン遺跡(イメージ)

サクサイワマン遺跡(イメージ)

サクサイワマンの楽しみ方

サクサイワマンは、クスコ中心部から北へ約2kmの丘陵に築かれたインカ時代の巨大遺跡です。かつては要塞・宗教儀式の場・王権の象徴など様々な役割を果たしました。毎年6月24日に行われる「インティ・ライミ(太陽の祭り)」のメイン会場となっており、世界中から多くの観光客が訪れます。

No.06 ラパス(ボリビア)

ラパス(イメージ)

ラパス(イメージ)

ラパスはボリビアの事実上の首都(憲法上の首都はスクレ)で、政府機関や大統領府、国会議事堂などが置かれている政治の中心都市です。アンデス山脈に抱かれ、標高約3650mの谷間に広がる独特の地形が街の風景を形作っています。歴史地区では植民地時代の建築が残り、17世紀に再築された「サンフランシスコ教会」や「ムリリョ広場」、ラパス市街を一望できる展望スポット「キリキリ展望台」など見どころが豊富です。町には近代的な交通手段として世界最大級の都市型ロープウェイ「ミ・テレフェリコ」があり、谷と高台を結ぶ空からの景色は壮観です。「天空の鏡」と称されるウユニ塩湖とは飛行機で約1時間の場所にあるラパス周辺には、月面のような景観の「月の谷」や、世界遺産の「ティワナク遺跡」などもあり、自然・歴史・文化の拠点として魅力あふれる都市です。

ラパスの夜景(イメージ)

ラパスの夜景(イメージ)

ミ・テレフェリコの楽しみ方

ラパスのロープウェイ「ミ・テレフェリコ」は、2014年に運行を開始した都市型ロープウェイです。車両はゴンドラ型で、谷底の中心部であるラパス市街地と高地都市エル・アルトを短時間で結び、標高約3600~4000mの空中散歩を楽しむことができます。

No.07 サンペドロ・デ・アタカマ(チリ)

月の谷(イメージ)

月の谷(イメージ)

サンペドロ・デ・アタカマは、チリ北部のアタカマ砂漠に位置する小さなオアシスの町で、標高約2400mにあります。世界でも有数の乾燥した地域の一つとして知られ、アタカマ砂漠は、その独特な環境が月面や火星に似ていることからNASAの実験地にも選ばれています。日干しレンガ造りの素朴な建物が並ぶ町の周囲には、驚異的な自然景観が広がっており、町は、その観光拠点となっています。代表的な観光地には、夕日と奇岩の造形美で知られる「月の谷」や広大な面積の「アタカマ塩湖」とフラミンゴの生息地「チャクサ湖」、標高約4300mの地に噴き上がる「タティオ間欠泉群」などがあります。また高地特有の乾燥気候から、世界有数の天体観測地としても知られ、アルマ望遠鏡をはじめとする国際的な天文台が集結しています。砂漠の厳しさとオアシスの温もりが共存するサンペドロ・デ・アタカマは、自然の神秘を体感できるチリ観光のハイライトといえるでしょう。

アタカマの星空(イメージ)

アタカマの星空(イメージ)

タティオ間欠泉の楽しみ方

タティオ間欠泉は、標高約4500mに間欠泉や温泉孔が点在する世界有数の高地間欠泉群です。観光では日の出前にサン・ペドロ・デ・アタカマを出発し、朝の光に照らされた蒸気のショーを楽しむのがおすすめです。

No.08 ウマワカ渓谷(アルゼンチン)

ウマワカ渓谷(イメージ)

ウマワカ渓谷(イメージ)

アルゼンチン北部フフイ州に位置するウマワカ渓谷は、色鮮やかな地層と先住民文化で知られる世界遺産の谷です。全長約150kmにわたり、赤や緑、黄色など多彩な鉱物が織りなす岩肌は「7色の丘」と呼ばれ、特にプルママルカの村から望む景観が有名です。また町の中心から約25kmの場所にあるオルノカルには、「14色の丘」と呼ばれるカラフルな地層の丘があり、その色彩とギザギザ模様の岩肌は圧巻です。歴史的にはウマワカ渓谷は古代から南米を縦断する交易路の一部であり、インカ帝国のインカ道も通っていました。そのため、先住民文化やインカの影響が色濃く残っており、現在もケチュア族の人々が暮らし、村の市場では織物や工芸品が並び、先住民の暮らしと文化を感じられます。標高約2000mを超える乾燥した気候の中、色彩豊かな大地と伝統文化が融合したウマワカ渓谷は、南米の歴史と大地の壮大さを体感できる貴重な場所です。

サリナスグランデス(イメージ)

サリナスグランデス(イメージ)

絶景塩湖サリナスグランデスの楽しみ方

サリナスグランデスは、アルゼンチン北部、標高約3450mに広がる壮大な塩湖です。真っ白な塩の大地が地平線まで広がる風景は圧倒的で、青空とのコントラストが美しく、その銀世界に心が奪われます。

No.09 バラデロ(キューバ)

バラデロビーチ(イメージ)

バラデロビーチ(イメージ)

カリブ最大の島である、キューバの首都ハバナから東へ約140kmに位置するリゾート地「バラデロ」。全長20km以上にわたる白砂のビーチと、透き通ったカリブ海のターコイズブルーの海で有名です。世界的にも有数のビーチリゾートで、キューバ革命以前には外国人富豪の別荘地として、アメリカ人観光客に人気の保養地でした。現在もカナダやヨーロッパからの観光客が多く訪れる、キューバ観光の中心的な存在となっています。美しいビーチ沿いには大型のリゾートホテルが並び、その多くがオールインクルーシブという形式をとっており、滞在中はドリンクや食事など様々なサービスが受けられます。遠浅で穏やかな海は遊泳に最適で、シュノーケリングやダイビング、ヨットなどのマリンスポーツも充実しています。

バラデロビーチ(夕景・イメージ)

バラデロビーチ(夕景・イメージ)

ヘミングウェイ博物館の楽しみ方

ハバナには、文豪ヘミングウェイが晩年住んでいた邸宅「フィンカ・ビヒア(眺望楼)」があり、現在はヘミングウェイ博物館として公開されています。見学後はヘミングウェイが足しげく通ったと知られるバー「ラ・フロリディータ」でお酒をいただいてみるのも旅の楽しみですね。

No.10 アマゾン河(ブラジル)

アマゾン河(イメージ)

アマゾン河(イメージ)

ブラジルのアマゾン河は、世界最大の流域面積を誇る大河で、全長は約6500kmに及びます。広大な熱帯雨林を潤し、多様な動植物の生態系を支える生命の源として知られています。流域には先住民族の暮らしが根付いており、独自の文化と自然との共生が続けられています。アマゾン観光の拠点となるマナウスから船で2〜3時間ほどのところに、ジャングルロッジがいくつかあり、気軽にジャングル体験ができます。アマゾン河流域にはピラニアやピラルクー、ピンクイルカと呼ばれる「アマゾンカワイルカ」など珍しい生物が生息し、ピラニア釣りは人気のアクティビティです。河口では潮の干満によって、海水と川の流れがぶつかり、高い波が上流に向かう「ポロロッカ」という逆流現象が起こることで知られています。また、マナウス付近では、ネグロ川とソリモインス川の合流地点で茶色と黒色の水流が混ざらずに並んで流れる光景が見られます。大自然の奇跡のような絶景をお楽しみください。

アマゾン河ボートクルーズ(イメージ)

アマゾン河ボートクルーズ(イメージ)

ピラニア釣りの楽しみ方

アマゾン河での ピラニア釣りでは、シンプルな釣り竿や糸にの肉片の餌を引っ掛け、水面を竿でバシャバシャ叩きます。ピラニアは血や肉の匂いに敏感なため、投入後すぐに食いつくことも。釣れたピラニアは調理してもらい唐揚げなどで食べられることもあります。アマゾン川ならではのスリルをお楽しみください。

アジア中東の絶景

アジア・中東地域は、悠久の歴史と壮大な自然が織りなす多彩な絶景に満ちています。シルクロード交易で栄えた古都や壮麗なモスク、世界最高峰の雄大な峰々など、その魅力は国ごとに異なりながらも独自の輝きを放ちます。ここでは、アジア・中東でぜひ訪れたい絶景10スポットを厳選してご紹介します。

アジア中東MAP

No.01 サマルカンド(ウズベキスタン)

レギスタン広場(イメージ)

レギスタン広場(イメージ)

サマルカンドはウズベキスタン東部、ザラフシャン川河岸にある古都で、シルクロード交易の要衝として栄えました。紀元前からオアシス都市として栄え、ギリシア、ペルシャ、モンゴルなど様々な文明の影響を受けました。14世紀にはティムール朝の都となり、イスラム建築と学術の中心地として輝きました。特に壮麗なモザイク装飾が施された「レギスタン広場」は、「文化交差路サマルカンド」として世界遺産にも登録される都市の象徴で、3つのメドレセが並ぶ姿は訪れる人々を圧倒します。また、ティムールの霊廟「グリ・アミール廟」、青いタイル装飾の回廊が美しい「シャーヒ・ズィンダ廟群」、イスラム世界最大級の「ビビハニム・モスク」など、街には歴史的建築が点在しています。シルクロードの「青い都」とも呼ばれるサマルカンドには、東西の文化が交わる独特の魅力が溢れています。

レギスタン広場(夜景・イメージ)

レギスタン広場(夜景・イメージ)

チャイハネの楽しみ方

ウズベキスタンの チャイハネ は、人々の社交と憩いの場として古くから親しまれてきた伝統的な喫茶店です。座敷風の木製の台に絨毯やクッションを敷き、靴を脱いで腰掛けます。異国情緒漂う空間で、優雅なティータイムをお楽しみください。

No.02 シギリヤロック(スリランカ)

シギリヤロック(空撮・イメージ)

シギリヤロック(空撮・イメージ)

シギリヤロックはスリランカ中央部に位置する高さ約200mの巨大な岩山で、「空中の要塞」とも呼ばれる世界遺産です。5世紀、カーシャパ王が王都を築いた際に建造され宮殿として利用されました。岩山の中腹には1500年以上も前に描かれたとされる「シギリヤレディ」と呼ばれる鮮やかなフレスコ画が残され、当時の高度な芸術性を伝えています。シギリヤロックの中腹にある、高さ3mの回廊の壁は「ミラーウォール」と呼ばれ、漆喰の壁には叙事詩などが刻まれています。階段をさらに上がった岩山にある宮殿の入り口には「ライオンの入口」があり、巨大な獅子の前脚が残され、かつての威容を想像させます。頂上には宮殿跡が広がり、360度の大パノラマが楽しめます。シギリヤロックは歴史的価値と壮大な景観を併せ持ち、スリランカ観光のハイライトとして世界中の旅行者を魅了しています。

シギリヤロック(夕景・イメージ)

シギリヤロック(夕景・イメージ)

ペラヘラ祭りの楽しみ方

ペラヘラ祭りは、スリランカ各地で行われる仏教の祭礼の一つです。その中でも毎年7月から8月にかけてキャンディで行われるお祭りが最も大々的で、仏歯寺に安置されていたブッダの歯(仏歯)が、ゾウの背中に乗せられてパレードと共に町を巡行します。祭りの期間は2週間ほど。豪華な衣装に身を包んだ華やかな行列をお楽しみください。

No.03 死海(ヨルダン)

死海(イメージ)

死海(イメージ)

ヨルダンとイスラエルの国境に位置する死海は、海抜-400mと世界で最も低い地点にある塩湖です。その最大の特徴は高い塩分濃度で、一般の海水が約3~4%であるのに対し、死海は約30%にも達します。このため水中では体が自然に浮き、泳ぐのではなく「浮かぶ」感覚を味わえるのが大きな魅力です。死海はミネラルの宝庫で、水や泥にはマグネシウムやカルシウム、カリウムなど多く含まれており、古代から美容や治療目的に利用されてきました。気候も特徴的で、酸素濃度が周囲より高く紫外線が弱まるため、呼吸器系や皮膚疾患の療養地としても注目されています。ヨルダン側の死海には高級リゾートホテルやスパ施設が多く集まり、浮遊体験やミネラル泥パックなど死海の恵みを堪能できます。また周囲には聖書にまつわる遺跡も点在し、歴史と信仰の舞台としても知られています。乾燥した気候と豊かな自然、そして世界的にも珍しい環境は、死海をヨルダン観光の大きな魅力のひとつにしています。

死海(イメージ)

死海(イメージ)

死海のお土産の楽しみ方

死海のお土産といえば、ミネラル豊富な泥パックや石せん、バスソルトやフェイスマスクなどが定番です。死海で堪能した死海の恵みたっぷりのコスメをぜひ日本でもお楽しみください。

No.04 ジャイプール(インド)

ピンクシティ(イメージ)

ピンクシティ(イメージ)

インド北西部ラジャスタン州の州都ジャイプールは、「ピンクシティ」として知られる美しい歴史都市です。1728年にマハラジャであるジャイ・スィン2世によって建設された碁盤目状の街並みは、インド初の計画都市設計の一例とされています。7つの門をもつ城壁に囲まれた旧市街地の建物はピンク色で統一され、2019年には「ラジャスタン州のジャイプール旧市街」として世界遺産に登録されました。ジャイプールは見どころも多く、旧市街地の「風の宮殿(ハワマハール)」や現在のマハラジャが暮らす「シティパレス」、巨大な天文観測施設「ジャンタル・マンタル」、ジャイプール郊外に建つ壮大な「アンベール城」など多くの観光客が訪れます。宝石や伝統工芸の中心地としても知られ、色鮮やかな布や細密な装飾品、青い陶器などの土産物も魅力的。インドの歴史、建築、美術、生活文化が凝縮されたジャイプールは、旅行者を惹きつける独特の輝きを放っています。

風の宮殿(イメージ)

風の宮殿(イメージ)

宮殿ホテルの楽しみ方

せっかくジャイプールで宿泊するなら宮殿ホテルへ!ジャイプールには、かつてマハラジャの宮殿だった建築をラグジュアリー・ホテルとして改築した宮殿ホテルがいくつもあります。砂岩や大理石の繊細な彫刻や格子細工、王族のアンティーク家具があるホテルまで!ラグジュアリーな体験をお楽しみください。

No.05 エベレスト(ネパール)

エベレスト(空撮・イメージ)

エベレスト(空撮・イメージ)

エベレスト(サガルマータ、チョモランマ)は、標高8848mを誇る世界最高峰で、ネパールと中国チベット自治区の国境にそびえています。ネパール側のエベレスト南麓一帯は世界遺産でもある「サガルマータ国立公園」に指定されており、カトマンズからルクラを経てトレッキングでエベレスト街道を進むのが一般的なルートです。1953年にエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイが初登頂して以来、エベレストは多くの挑戦者を惹きつけています。山麓にはシェルパ族の村々や、仏教寺院など文化的見どころも多く、荘厳な自然と伝統文化が共存しています。エベレスト登山は極限の体力・技術・準備が求められる一方、比較的容易にアクセスできるエベレスト・ベースキャンプ・トレッキングも人気です。また、エベレストをはじめ雄大な峰々を飛行機の窓から一望できる「エベレスト遊覧飛行」も迫力満点!神々しい山々のパノラマビューはきっと一生の思い出になるでしょう。

エベレスト(空撮・イメージ)

エベレスト(空撮・イメージ)

ナガルコットの楽しみ方

カトマンズの郊外にあるナガルコットは標高2000m前後の丘陵地に位置する人気のビューポイントです。特にヒマラヤ山脈の展望地として名高く、 天気が良く澄んだ日には、東はエベレスト方面から西はアンナプルナ方面までの大パノラマを望むことができます。

No.06 シェイク・ザイード・モスク(アラブ首長国連邦)

シェイク・ザイード・モスク(イメージ)

シェイク・ザイード・モスク(イメージ)

アラブ首長国連邦の首都アブダビにあるシェイク・ザイード・モスクは、世界有数規模の壮麗なモスクであり、同国建国の父とされるシェイク・ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーンを記念して建設されました。2007年に完成したモスクは、約4万人を収容できる規模を誇り、建築様式はイスラム世界の多様な文化を融合させた現代イスラム建築の傑作です。白大理石に覆われた外観は荘厳で、美しいドームは82基あり、モスク内部には世界最大級のペルシャ絨毯やスワロフスキー製の豪華なシャンデリアが飾られ、訪れる人々を圧倒します。また、モスクは宗教施設でありながら観光客にも開放され、イスラム文化や建築の美を体感できる場として人気です。夜間にはライトアップされ、白い大理石が青みを帯びて幻想的に輝く姿が印象的です。信仰の中心であると同時に、平和と多様性を象徴する現代アラブ世界のランドマークです。

シェイク・ザイード・モスク(夜景・イメージ)

シェイク・ザイード・モスク(夜景・イメージ)

アバヤの楽しみ方

アバヤは、アラブ諸国で女性が身にまとう伝統的な衣装のひとつ。主に黒色のゆったりした外套のような衣服で、体のラインを隠しつつ全身を覆うのが特徴です。近年は刺繍やビーズ、レースをあしらったデザインのも登場しています。

No.07 ゲルと草原(モンゴル)

テレルジ国立公園(イメージ)

テレルジ国立公園(イメージ)

モンゴルを象徴する風景といえば、遊牧民が暮らす「ゲル」と果てしなく広がる草原です。首都ウランバートルから車で約1時間半ほどの場所にあるテレルジ国立公園は、その魅力を手軽に体験できる場所として人気があります。高さ約15mの奇岩「亀石」やアリヤバル寺院からの眺望は壮観で、ゲルに宿泊すれば、美しい星空と遊牧民の生活文化を身近に感じられます。ブルドは草原と砂漠が交錯する美しい地域で、モンゴルらしい牧歌的風景が広がります。かつてのモンゴル帝国の都カラコルム(現ハラホリン)は歴史的な見どころが豊富で、世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」の一つである「エルデニ・ゾー寺院」が有名です。どの地域でもゲルでの滞在を通じ、羊や馬と共に生きる遊牧の暮らしに触れ、モンゴルの大地の雄大さと人々の伝統的な生き方を体感できるのが大きな魅力ですね。

テレルジ国立公園(イメージ)

テレルジ国立公園(イメージ)

ナーダム祭りの楽しみ方

ナーダム祭りは、毎年夏に行われるモンゴルを代表する国民的な祝祭で、世界無形文化遺産になっています。首都ウランバートルをはじめ各地で開催され、モンゴル相撲・競馬・弓射の三競技のほか、草原では子供競馬なども繰り広げられます。モンゴル文化を一度に見物できる貴重な機会です。

No.08 クアンシーの滝(ラオス)

クアンシーの滝(イメージ)

クアンシーの滝(イメージ)

ラオスのクアンシーの滝は、世界遺産の都市ルアンプラバンから南へ約30kmに位置するラオス屈指の自然名所です。石灰岩の地形を流れ落ちる、高さ約50mの大きな滝を中心に3層からなる滝で、段々に広がる多くの小滝が美しい滝壺を形成しています。石灰岩に含まれるミネラル成分が太陽光を反射することで、澄んだターコイズブルーやエメラルドグリーンの色彩を生み出し、幻想的な光景が広がります。滝のふもとから遊歩道や展望スポットも整備されており、滝を上から眺めるハイキングも可能です。途中の小さな滝壺では遊泳もでき、特に乾季の水量が穏やかな時期は、水浴びや足を浸して涼をとる観光客で賑わいます。雨季には水量が増し、迫力ある轟音と水しぶきで異なる景観を楽しめます。ルアンプラバン観光のハイライトの一つとして、多くの旅行者を惹きつける美しい自然のオアシスです。

クアンシーの滝(イメージ)

クアンシーの滝(イメージ)

托鉢風景見学の楽しみ方

ラオスの托鉢(タクバット)は、古都ルアンプラバンで有名な仏教の伝統儀式で、早朝の街を象徴する神聖な風景として知られています。毎朝夜明け前後、オレンジ色の袈裟をまとった僧侶たちが列をなし、静かに町を歩きながら信者から供物を受け取ります。日の出とともに始まる荘厳な光景は、訪れる人に深い感銘を与えます。

No.09 オールドモスク(ブルネイ)

オールドモスク(イメージ)

オールドモスク(イメージ)

ブルネイのオールドモスクとして知られる「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」は、首都バンダル・スリ・ブガワンに1958年に建立された同国を代表するイスラム建築の象徴です。白亜の外壁に金色の巨大なドームが輝き、周囲のラグーンに映し出される姿はブルネイのランドマークとして広く知られています。モスクはイタリアの大理石や英国製のステンドグラスなど、世界中から最高級の建材が集められ、クリスタルのシャンデリアなど豪華な装飾で彩られています。礼拝堂は約3000人を収容でき、現在も信仰の場として使用されています。観光客は礼拝時間以外に内部を見学することが可能で、女性には入り口で黒い上着の貸し出しがあります。モスクの前には16世紀の王族船を模した石船が浮かび、静謐な水面に映る荘厳な姿と、夜間ライトアップによる幻想的な景観は、ブルネイ訪問のハイライトのひとつとなっています。

オールドモスク(夜景・イメージ)

オールドモスク(夜景・イメージ)

ニューモスクの楽しみ方

ブルネイのニューモスク「ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク」は、1994年に完成したブルネイ最大級のモスクです。第29代の君主にちなんだ29個の金色のドームが象徴的で、5000人を一度に収容できる礼拝堂や豪華な大理石やシャンデリアで装飾された内部は圧巻です。

No.10 プナカ(ブータン)

プナカゾン(イメージ)

プナカゾン(イメージ)

プナカは、ブータンの中でも歴史的・文化的に重要な地域で、かつてティンプーが「通年首都」となるまでの300年余りの間、冬の首都として王国の中心を担ってきました。標高約1350mに位置し、ブータンの中では農業が盛んな地域でもあります。最大の見どころは「プナカ・ゾン」と呼ばれる要塞兼僧院で、ポ・チュ川とモ・チュ川の合流点に立ち、その壮麗な姿はブータン建築の傑作と称されます。プナカ・ゾンは17世紀に建てられ、政治・宗教の中心として長らく機能し、現在も重要な祭事や僧侶の活動の場となっています。ゾンの前には紫色のジャカランダが咲き誇り、4~5月頃には特に華やかな風景が広がります。子宝にご利益があるとされる「チミ・ラカン」もプナカの見どころの一つ。プナカは、ブータン最大規模の祭り「プナカ・ツェチュ」の開催地としても知られ、伝統的な舞踊や儀式を通じてブータン文化を体感できます。

ジャカランダが咲き誇るプナカ・ゾン(イメージ)

ジャカランダが咲き誇るプナカ・ゾン(イメージ)

ツェチュ祭りの楽しみ方

ツェチュ祭りは、ブータン最大の宗教行事で、僧侶や村人が色鮮やかな衣装で身を纏い舞を演じる仮面舞踊「チャム」が行われます。パロで行われるツェチュ祭りでは、見るだけで功徳を授かれると言われる、最終日の巨大な仏画「トンドル」の開帳は特に必見です。


「アフリカ・中南米・アジア中東の知られざる絶景30選」はいかがでしたでしょうか?有名なスポットだけではなく、静かに秘められた美景に出会うことで、旅の体験はさらに豊かになることでしょう。ぜひ訪れてみてくださいね。

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