マッターホルン(イメージ)
スイス・アルプスは、壮大な山岳風景と洗練された都市文化を同時に楽しめる、世界屈指の観光エリアです。名峰が連なるアルプス山脈、美しい湖、そして絶景列車が走るルートの数々は、世界中の旅行者を魅了しています。
アルプスに囲まれたスイスでは、ハイキングやスキーなどのアウトドアアクティビティはもちろん、魅力あふれる街めぐりも大きな楽しみのひとつです。ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語が話される多言語国家ならではの文化の多様性も見逃せません。
この記事では、スイス・アルプスのおすすめ観光スポットを中心に、名峰、絶景列車、そして訪れるべき街を分かりやすく紹介します。
スイスアルプスの名峰&展望台
No.01 マッターホルン
マッターホルン(イメージ)
スイスを象徴する山として名高い、マッターホルン。スイスとイタリアの国境にまたがる三大名峰のひとつです。スイスアルプスの中では珍しい独立峰で、鋭角の美しいフォルムに魅了されます。周辺にはリッフェル湖やライ湖といった山上湖が点在し、晴天で風のない日は逆さマッターホルンを見られることもあります。間近で眺めるならば、マッターホルン・グレーシャー・パラダイスへ。駅近くの展望台から見た雪山の連なりは圧巻の絶景です。この駅を経由するロープウェイとして「マッターホルン・アルパイン・クロッシング」が開通しており、違った角度からマッターホルンを眺めながらスイス・イタリア間の国境越えができて人気です。
ゴルナーグラート展望台(イメージ)
ゴルナーグラート展望台
標高3,089mのゴルナーグラート展望台はツェルマット発の登山鉄道でアクセスできます。マッターホルンやモンテローザなど4,000m級の山々や、ゴルナー氷河、フィンデルン氷河が広がる迫力の眺望が見どころ。展望台にある展示施設・ズーム・ザ・マッターホルンもおすすめです。VRグラスの映像を天井から吊るされた椅子で見る「パラグライダーフライト」などのアトラクションがあり、天候に左右されずに楽しめます。
No.02 ユングフラウ
ユングフラウ(イメージ)
ドイツ語で「乙女」を意味する山、ユングフラウ。この山を取り巻く地域は4,000m級の山々が連なる神々しい山岳景観を描いています。多くの芸術や文学作品の題材となり、アルプス初の世界遺産にも登録されました。2つの氷河が迫りくる位置にあり、氷河渓谷の奥を訪れることもできます。花々や紅葉を満喫するハイキング、冬はスキーなど、多彩なアクティビティを満喫できます。
シーニゲプラッテ展望台(イメージ)©Jungfraubahnen
シーニゲプラッテ展望台
アイガー・メンヒ・ユングフラウのユングフラウ三名山を正面に望めるのが、シーニゲプラッテ展望台。麓のヴィルダースヴィルからシーニゲプラッテ鉄道のレトロ車両で約1,400mの高低差を上ります。車窓からは湖に花畑、雄大な山々と、これぞスイス!という絶景が広がります。6月から10月までは自然の風景を映画に見立てた「ネイチャーシネマ」が設置され、巨大フレームが三山を収める撮影スポットに。山上にはレストランや植物園などの名所もあります。
No.03 ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホ(イメージ)
ユングフラウヨッホとは、ユングフラウとメンヒを結ぶ稜線の鞍部を指します。標高3,454m、ヨーロッパで最も標高の高い場所にある鉄道駅(Top of Europe)に直結しています。ロープウェイの新路線である「アイガー・エクスプレス」は、グリンデルワルトターミナル駅から15分でアイガー氷河駅に到着します。ここで鉄道に乗り換えるアクセスが主流です。乗り換え時、通路を歩けば目の前のユングフラウ三山の懐に吸い込まれるような感覚に。アイガー、メンヒの山中をトンネルで進むと終点・ユングフラウヨッホ駅です。隣接する複合施設「トップ・オブ・ヨーロッパ」では、ショッピングやランチなどが楽しめます。
スフィンクス展望台(イメージ)
スフィンクス展望台
「トップ・オブ・ヨーロッパ」にある標高3,571mのスフィンクス展望台。眼前にメンヒやユングフラウなどの名峰とアルプス山脈最大のアレッチ氷河の絶景が見どころです。地下20mに下りると、そこはもう氷河の中。氷の宮殿・アイスパレスや通年で万年雪が楽しめるプラトー雪原など、立地を活かした体験が目白押しです。鉄道開通100周年を記念したアルパイン・センセーションでは、動く歩道やジオラマ展示があり、地元の鉄道工事や観光開発の歴史を学べます。
No.04 ベルニナアルプス
ベルニナアルプス(イメージ)
ベルニナアルプスは、スイス南東部に広がる雄大な山岳地帯。白銀の山頂が印象的な標高4,049mのピッツ・ベルニナ、その隣にそびえる標高3,905mのピッツ・パリュをはじめ、3,000m級の断崖絶壁の山々が続きます。一年中雪に覆われており、夏はハイキングや氷河トレッキング、冬はスキー場としても人気です。展望スポットには、ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅からロープウェイを利用して山頂駅まで行くのがおすすめです。ゴンドラから、ベルニナアルプスの山々や氷河などを望む空中散歩を楽しめます。
ディアボレッツァ展望台(イメージ)
ディアボレッツァ展望台
標高2,973mに位置するディアボレッツァ展望台は、ベルニナアルプスの名峰を一望できる絶景スポットです。ピッツ・ベルニナとピッツ・パリュが連なる圧巻のパノラマビューが広がります。ペルス氷河やモルテラッチ氷河など、雄大な氷河の流れを間近で観賞できることも魅力です。展望台と併設したホテル・レストランでは壮大な景色を眺めながら食事を堪能できます。
No.05 ミシャベル連峰(サースフェー)
ミシャベルアルプス(イメージ)
ミシャベル連峰は、シュテックナーデルホルンやナーデルホルン、スイス最高峰のドームなど、4,000m級の山々が南北に連なる連峰です。観光拠点として人気のサースフェーは、「アルプスの真珠」と呼ばれる美しい山岳リゾート。木造小屋が点在し、山岳民族ヴァリサーの伝統が息づいています。ガソリン車が乗り入れ禁止のため、電気自動車が行き交う静かな環境です。スキー・スノーボード、氷河ハイキングに加え、ミニジェットコースター「フェーブリッツ」などのアクティビティが充実しています。また山岳交通が発達していることも特徴のひとつ。ロープウェイでミッテルアラリン展望台まで行くとミシャベル連峰の絶景を満喫できます。
No.06 ピラトゥス
ピラトゥス(イメージ)
ピラトゥスは、ルツェルン近郊にそびえる標高約2,128mの山です。山頂へはいくつかのアクセス方法がありますが、その中でもピラトゥス鉄道はイチオシ。最大傾斜48%の急勾配を登る歯車式登山鉄道で、片側の車窓からは雄大な景色を、もう片側は山の岩肌が間近に迫る様子を眺めることができます。鉄道が運休する冬季は、鉄道の路線とは反対の斜面を移動するロープウェイの利用がおすすめです。山頂では複数の展望スポットがあり、ハイキングコースが整備されています。オーバーハウプト展望台からは青く美しいルツェルン湖、エーゼル展望台からはアルプスの壮大な山々を360度パノラマビューなど、ピラトゥスならではの絶景が広がります。
No.07 モンブラン
モンブラン(イメージ)
スイスの山々を訪れるならば、モンブランもおすすめです。モンブランはフランス、イタリアの国境に位置するアルプス山脈の最高峰、標高4,810mの山。フランス語で「白い山」を意味する通り、一年中雪に覆われています。観光の拠点としてはフランス側の麓町、シャモニーが人気。ジュネーブからバスや車を利用して約1時間でアクセスできます。また、フランス、イタリア、スイスの3国をまたいでモンブランを一周する「ツール・ド・モンブラン」は、約170kmのトレッキングルートとして世界的にも有名です。
エギーユ・デュ・ミディ展望台(イメージ)
エギーユ・デュ・ミディ展望台
エギーユ・デュ・ミディ展望台は、シャモニーからロープウェイが出ており、ロープウェイを利用すれば約20分で到着します。展望台にはエレベーターが設置され、最高地点の標高3,842mまで昇ると、目の前にモンブランの絶景が広がっています。ガラス張りの展望ボックスもあり、足元まで透けて見えるので空中に浮いたかのような感覚を体験できます。また、カフェテリアやレストランもあり、窓から雄大なモンブランを眺めながら、食事を堪能できます。
スイス絶景列車
No.01 氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)
氷河特急とランドバッサー橋(イメージ) ⒸGlacier Exporess AG
氷河特急は、スイス東部の高級リゾート地サンモリッツと、マッターホルンの麓ツェルマットを約8時間かけて結ぶ全長291kmの観光列車です。車窓には氷河や峡谷が広がり、車内では地域特産品を使用した料理を楽しめ、ゆったりとした旅を満喫できます。中でも一番の見所は、国定重要文化財に認定されている世界有数の鉄道遺産ランドバッサー橋。峡谷に架かる高さ65mの石造橋で、橋が大きなカーブを描いているため、前方車両が峡谷を渡っていく様を間近に見ることができます。
氷河特急エクセレンス・クラス
氷河特急に1等車より上位の「エクセレンス・クラス」が誕生しました。複数言語対応可能な専任スタッフとバーカウンターが付いています。窓側に1席ずつのレイアウトで、ゆったりとくつろぎながら車窓を楽しむことができます。革張りシートには多言語対応の案内用タブレットが装備され、映像と音声による沿線案内も魅力のひとつ。ウェルカムドリンクや地元の食材を使ったコース料理を堪能できます。
※食事の内容は変わる場合があります。
No.02 ベルニナ鉄道
ベルニナ鉄道(イメージ) ⒸRhaetische Bahn
ベルニナ鉄道はサンモリッツからアルプスを越え、イタリアのティラーノまでを約2時間で結ぶ観光列車。アルプス山中のビアンコ湖やピッツベルニナ、氷河、渓谷を通りながら、高低差1800mを進みます。急峻な地形が続くためループ線という方法が多用されていて、5つのループトンネルで円を描きながら400mの高低差を進むシーンや、石造りの橋を用いてループしていくブルージオ橋など、アルプスの山越えを存分に体感できる路線です。
No.03 ゴールデンパスライン
ゴールデンバスライン(イメージ)
ゴールデンパスラインは、アルプスの観光拠点として知られるインターラーケンと、レマン湖畔のモントルーをつなぐ観光路線です。全車両が大きなパノラマ窓になっていて、世界遺産のブドウ畑やアルプスの草原、青い湖など、次々と変化する景色が魅力です。元々ゴールデンパスラインは、異なる鉄道会社の路線を乗り入れしていたため、線路規格の違いから乗り換えが必要なルートでした。車輪の幅を調整できる「ゴールデンパス・エクスプレス」の登場により、インターラーケンとモントルー間の直通運行が可能となったことでも注目されています。別料金で食事サービスもあり、絶品グルメを味わいながら鉄道旅を楽しめます。
スイスおすすめ観光スポット
No.01 ツェルマット
ツェルマット(イメージ)
マッターホルンの麓に位置し、スイスの宝石と呼ばれる村ツェルマット。シックでカラフルな建物群とマッターホルンの壮大な美しさを同時に楽しむことができます。環境保全のため電気自動車が走り、ホテル、店、カフェ、バーなど近代設備とともに、歴史的な木造建築や趣のあるタウンハウス風の建物、シャレーが混在していて情緒豊か。名峰マッターホルンの絶景を望む展望台へ行くための、ロープウェイや登山鉄道駅もあるので便利です。
No.02 ベルン旧市街
ベルン旧市街 (イメージ)
ベルン旧市街はユネスコ世界遺産に登録されています。荘厳なベルン大聖堂をはじめとした、中世ヨーロッパを感じる街並みと現代都市機能の共存を特徴とします。街の中心にある大きな時計塔ツィットグロッゲは、クマや兵士があしらわれ、16世紀から動き続けています。約6km続く中世の石造りのアーケードでは、雨の日でもショッピングや食事が楽しめ、天候を気にすることなく地元を感じられるひと時を味わえます。
No.03 アレッチ氷河
アレッチ氷河(イメージ)
アレッチ氷河はアイガー・メンヒ・ユングフラウの三名山からマッサ峡谷、ローヌ川へと至る約23kmにおよぶ氷河で、周辺の山々とあわせて世界自然遺産に登録されています。氷河全体の絶景を楽しめる標高2,869mのエッギスホルン展望台をはじめ、それぞれ異なる角度から眺望できる展望台が4カ所あります。周辺山村等から展望台へは、自然保護のためガソリン車は乗り入れ禁止となっているので、ロープウェイやリフトでの移動がおすすめ。また、氷河エリアへの立ち入りについてはガイド付きツアーのみ許可されており、季節によりトレッキングやスキーツアーを満喫できます。
No.04 グリンデルワルト
アイガーとグリンデルワルト(イメージ)
グリンデルワルトは標高1,034m、ゴツゴツとした岩肌が印象的な名峰アイガーを眼前に望む山岳リゾートで、アイガーに加えメンヒやユングフラウも含めた三山観光拠点のひとつ。伝統的な木造家屋や三角屋根の建物などが立ち並び、牧歌的な風景をのんびり楽しめることも魅力です。また、周辺には初心者から楽しめるハイキングコースが数多く整備されており、フィルストからバッハアルプゼーへ向かうルートでは、湖面に映るアルプスの名峰や大パノラマの絶景を気軽に満喫できます。初夏から秋にかけてはエーデルワイスやアルペンローゼなどの高山植物が咲き誇り、足元のお花畑とアイガーの雄大な景色を同時に楽しめるのも大きな魅力です。
No.05 インターラーケン
インターラーケン(イメージ)
インターラーケンはブリエンツ湖とトゥーン湖に挟まれたリゾート地で、ベルナーオーバーラント地方の中心的な観光拠点となっている街です。12世紀の修道院に遡る歴史を持つといわれるこの街には、ハーダー・クルム展望台をはじめ、ヘーエマッテ公園等、スイスの自然と文化を堪能できるスポットがたくさんあります。また、現在ではアドベンチャースポーツのメッカともなっており、クルーズやカヤック、パラグライダー、スカイダイビング等多彩なアウトドアアクティビティを満喫する事もできます。
No.06 ヴェンゲン
メンリッヒェンから見るヴェンゲン(イメージ)
ヴェンゲンは名峰ユングフラウの麓にある、ラウターブルンネンのU字谷を見下ろせるリゾート地です。メンリッヒェン展望台へと結ぶロープウェイが運行しているほか、クライネ・シャイデック、ユングフラウヨッホへとつなぐユングフラウ地方の観光拠点でもあります。山小屋風木造建築のシャレーや、牛たちが放牧されている牧草地が続き、まるで絵葉書のようなスイスの原風景が広がります。春には野の花の花絨毯、秋は紅葉が美しく、年間を通じてハイキングを楽しめます。冬は一帯が広大なスキーエリアとなり、南東のラウバーホルンでは、アルペンスキーのワールドカップが開催されます。
No.07 ミューレン
ミューレン(イメージ)
ミューレンは標高1,650m、ラウターブルンネン谷にそそり立つ崖上に佇む山村です。村の中心と標高1,907mのアルメントフーベルを結ぶケーブルカーもあり、ユングフラウ三山が楽しめる絶景スポットとなっています。アルメントフーベル方面の高山植物やベルナー山群の絶景、ラウターブルネン谷の奥の自然保護区等、多彩なハイキングコースを楽しめるのも魅力です。また、ガソリン車乗り入れ禁止のカーフリーリゾートですので、アルプスの雰囲気と澄んだきれいな空気を満喫できます。
No.08 ブリエンツ湖
ブリエンツ湖の全景とブリエンツ・ロートホルン鉄道(イメージ)
ブリエンツ湖はベルナーオーバーラント地方のアルプス山麓、インターラーケンを挟みトゥーン湖の反対側に位置するターコイズブルーの湖面が美しい湖です。氷河より流れ込む水が織りなすこの神秘的な湖面は、時間帯によっても微妙にその色を変えていきます。この湖の湖船の歴史は19世紀に遡り、1914年造船の蒸気外輪船「レッチベルグ」を含む5艘の大型船が定期運航しているほか、4月上旬〜10月中旬には、ランチクルーズやディナークルーズなど、さまざまなイベントが楽しめるクルーズ船が運航します。
No.09 ルツェルン
ルツェルン(イメージ)
スイス中央部の都市ルツェルンは、ルツェルン湖畔にある中世の面影を色濃く残す古都です。歴史的な教会や、ムーゼック城壁、ライオン記念碑など歴史的建造物が街のいたるところに点在しています。街のシンボルはカペル橋。ロイス川にかかる約200mの屋根付き木造橋で、屋根の内側にはスイスとルツェルンの歴史や、伝記が描かれた板絵が飾られています。湖とアルプスを背景に古建築とフレスコ画があふれるフォトジェニックな街で、ピラトゥス山登山の出発地にもなっています。
No.10 サンモリッツ
サンモリッツ(イメージ)
サンモリッツは、周囲をベルニナアルプスに囲まれた地域で、世界中のセレブが集う高級リゾートとして知られています。標高1,822mにあるこのリゾートは年間300日が晴天で、水辺がいつも輝いていることから「シャンパン気候」と呼ばれ、夏にもハイキングやセーリングで賑わい、一年中観光客がたえません。マッターホルンを目指しスイスを横断する氷河特急と、アルプスの峠を越えイタリアを目指すベルニナ鉄道の旅は、この地から始まります。
No.11 マイエンフェルト
マイエンフェルト(イメージ)
マイエンフェルトは、児童文学「ハイジ」の舞台となったスイス東部の小さな町です。アニメの中にも登場した、中世の古城や村役場、山へと続く小道、水飲み場などの風景は今も残ります。主人公が冬に過ごした村として描かれたロッフェルスは、親しみをこめて「ハイジ村」と呼ばれています。ハイジの暮らしを再現したハイジハウスという博物館やハイジの山小屋があり、ハイジの世界を堪能できます。
No.12 チューリッヒ
チューリッヒ(イメージ)
スイス最大の都市であるチューリッヒ。チューリッヒ国際空港やチューリッヒ中央駅があり、国の玄関口として他の都市とのアクセスにも恵まれています。金融機関が集中する経済・ビジネスの中心地でありながらも、中世の建物が立ち並ぶ小さな町の魅力も兼ね備えています。街のシンボルとして有名なフラウミュンスターやグロスミュンスターといった教会、旧市街を一望できるリンデンホフの丘など、名所旧跡が点在。チューリッヒ美術館やチューリッヒ劇場をはじめとする文化施設も多く、芸術を満喫できる街です。
No.13 ザンクト・ガレン
ザンクト・ガレンの大聖堂(イメージ)
ザンクト・ガレンは、ドイツとの国境でもあるボーデン湖に近い歴史的な街です。名前の由来となったザンクト・ガレン修道院は、中世ヨーロッパで学問の総本山として知られていました。バロック建築の傑作といわれる大聖堂や、ロココ調の広間が美しい修道院付属図書館などが高く評価され、世界遺産に認定されています。修道院の周辺は車の乗り入れが禁止された旧市街となっているので、街歩きを楽しみましょう。小道や広場には、装飾の見事な出窓の家々や看板がかわいい店などが並び、中世の面影を感じることができます。
No.14 シヨン城
シヨン城(イメージ)
シヨン城はレマン湖畔に建つ古城で、湖に浮かぶようなたたずまいが魅力です。13〜16世紀にはサヴォワ公が居城し、要塞などの役割も果たしていました。幻想的で美しい姿は多くの詩人や画家たちの作品にも取り上げられていますが、特に19世紀の詩人、バイロンが書いた作品で有名になりました。現在は博物館となっており、城の歴史・文化を紹介しています。ホールや寝室、バルコニー、地下などの空間で美しい壁画や装飾、建築様式を見学でき、スイスでも人気の城となっています。
No.15 ラヴォー地区(レマン湖)
ラヴォー地区のブドウ畑(イメージ)
レマン湖と雄大なアルプス山脈を臨み、ローザンヌからモントルー郊外までの丘陵にブドウ畑が延々と連なるラヴォー地区。小さな村が織りなす美しい風景とともに、1000年以上にわたって受け継がれてきたブドウ栽培やワインづくりの歴史と伝統が評価され、世界文化遺産に認定されています。「ワイン街道」と呼ばれるハイキングロードを散策したり、ワインセラーや地元のレストラン、カフェをめぐったりして、中世の頃から続く歴史を堪能できます。
No.16 ジュネーブ
ジュネーブ(イメージ)
スイス第二の都市ジュネーブは、三方をフランスに囲まれた地域です。国際空港が近く、公共交通機関のアクセスも良好なので、スイス観光の拠点として最適です。国連や赤十字の発祥地であり、世界保健機構WHOをはじめ、国際機関の本部が置かれる国際都市としての顔を持ちます。ランドマークとして知られているのは、レマン湖で高さ約140mまで吹き上がる大噴水。遊覧船も運行しており、船上から眺めると迫力のある様子を味わえるでしょう。レマン湖沿いにある英国公園は、ジュネーブの時計産業を象徴する花時計が設置されており、記念撮影スポットとして人気があります。
No.17 クライネ・シャイデック
クライネ・シャイデック(イメージ)
クライネ・シャイデックは、アイガー北壁の真下に位置する絶景の峠です。クライネ・シャイデック駅はヴェンゲルンアルプ鉄道とユングフラウ鉄道の発着駅として知られ、多くの観光客でにぎわいます。ハイキングコースはメンリッヒェン駅から出発してクライネシャイデック駅に到着する、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を正面に眺める絶景ルート「パノラマトレイル」がおすすめです。
No.18 アイガートレイル
アイガートレイル(イメージ)
アイガートレイルは、アイガー北壁直下を歩く下り中心のルートで、アルプス三大北壁のひとつ、アイガー北壁を間近で眺められることが醍醐味です。まずは2020年に開通した絶景ロープウェイのアイガーエクスプレス、または登山鉄道を利用して「アイガーグレッチャー」駅にて下車。アイガートレイルの看板を通り過ぎて、ガレ地や岩場に作られた道を一列に進むと、次第に標高が低くなり草原の景色へと変わります。その途中で、山からの水が流れ落ちた沢や滝との出会いもお楽しみ。さらに進んでゴールのアルピグレンまで、牧草地の広がるのどかな風景を満喫できます。
スイスのおすすめグルメ・人気お土産と基本情報まとめ
No.01 スイスおすすめグルメ&お土産情報/チーズフォンデュ
チーズフォンデュ(イメージ)
スイスのグルメはフランス・イタリア・ドイツなど隣国の食文化の影響を受け多彩です。また農業の中でも酪農が盛んなため、チーズ料理が充実しています。チーズフォンデュはその代表格。元はスイス西部の郷土食で、チーズを白ワインで煮溶かし、パンや温野菜などに絡めて食します。レシピには家庭ごと、店ごとの味とこだわりがあり、その違いも楽しみのひとつです。
ラクレット(イメージ)
ラクレット
ラクレットはアルプスの心臓部とも呼ばれる南部・ヴァレー地方の伝統料理です。本場では半円状に切った専用チーズの切り口を熱し、溶けた部分を削り取って提供されます。とろける様子を目で楽しみつつ、ジャガイモやパンと一緒にどうぞ。
アルペンマカロニ(イメージ)
アルペンマカロニ
山岳レストランの定番料理がアルペンマカロニです。茹でたジャガイモとマカロニをチーズであえた、クリーミーで濃厚な味が特徴。カリカリのベーコンやフライドオニオンなどのトッピングや、ソースやコンポート状のリンゴが添えられることもあります。
ロシティ(イメージ)
ロシティ
スイス北部・ドイツ語圏の代表的な料理がロシティです。スイス版ハッシュドポテトとも呼ばれるパンケーキ状のジャガイモ料理。メインにも付け合わせにも登場します。下茹でするか生を使うか、細切りか粗おろしか、具材の有無など、製法の違いやベルン風、チューリッヒ風といった地域ごとの違いも魅力です。
スイスチョコレート(イメージ)
スイスチョコレート
スイスは、ミルクチョコの口当たりをなめらかにする精錬機を生んだ国。有名専門店は高級ジュエリー店並みのステータスです。チョコ消費大国でもあり、スーパーの板チョコだけでも数十種類が並ぶ充実ぶり。お土産選びにも最適です。
No.02 スイス基本情報
■時差
日本より8時間遅れ。サマータイム採用時(3月の最終日曜から10月の最終日曜まで)は7時間遅れとなります。
■気候と服装
スイスの気候は地域や標高によって大きく異なります。一般的に6~8月が夏、11~4月が冬にあたります。日本よりも冷涼で冬が長く、春と秋は短めです。山岳地帯が多いため、一日の中での気温差が激しいのが特徴です。
夏: 気温の変化に合わせて着脱しやすい服装を用意しましょう。湿度が低く過ごしやすいですが、天候が悪化すると急激に冷え込むため、セーターやフリースは必須です。高山観光では、ウィンドブレーカーやサングラス、手袋などの防寒・防眩対策も忘れずに。足元は歩きやすい、滑り止めのある靴がおすすめです。
冬: 厚手のコートやダウンジャケット、マフラー、手袋、ニット帽などの本格的な防寒具が必須です。保温性の高い下着や厚手の靴下も必ずご用意ください。
■通貨と両替
1スイス・フラン=100サンチーム
ツアーでは両替できる場所が少ないため、事前に日本の空港や、銀行で両替されることをお勧めいたします。
クレジットカードは、VISAやMASTERが便利です。トラベラーズチェックは換金手数料がかかるため、あまりおすすめできません。
■飲料水
基本的には水道水を飲用しても問題ありません。ただし、カルシウムやマグネシウムなどが多い硬水なので、おなかの弱い方、気になる方はミネラルウォーターの購入をおすすめします。ガス入りとガスなしがあるため、確認してからお買い求めください。
■電圧とプラグ
【電圧】230V 50Hz
【プラグ】丸形のピンが2本出ているcタイプまたは3本出ているJタイプの形状のコンセント
スイスにはマッターホルンやユングフラウなどの壮大な山々や、エメラルドグリーンの湖、氷河特急のパノラマ絶景。そして世界遺産の旧市街やのどかな村々、多様な文化が共存する都市など大自然と歴史的な街並みが調和したスポットが満載です。スイスの山岳交通を担う登山鉄道やロープウェイも充実し、3,000m以上の山でも気軽に足を運べることも魅力です。五感を満たす絶景の宝庫スイスに訪れてみませんか。
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