東京から新幹線で約2時間、三春滝桜・花見山公園・日中線しだれ桜並木 福島が誇る桜名所を徹底解説

更新日:2026年04月30日

三春滝桜(イメージ)

三春滝桜(イメージ)

福島県は日本有数の広さを誇り、地理的に三つの地域に分けられます。
西部の会津地方は山地が多く、盆地では雪解け後に桜が咲き、鶴ヶ城などで比較的遅い花見が楽しめます。
中央に位置する中通りは阿武隈高地と奥羽山脈に挟まれた平野が広がり、福島市や郡山周辺では春の到来とともに桜が一斉に開花します。
太平洋に面した浜通りは比較的温暖な気候のため、県内で最も早く桜の季節を迎えます。
この起伏にとんだ地形により、桜前線を長く楽しめる点が福島県の大きな魅力です。

今回はそんな福島県の桜名所の中でも、特に特徴的な「三春滝桜」を中心に、「日中線しだれ桜並木」「花見山公園」の3カ所について深掘り。日帰りで福島桜巡りを実現するための注意点や効率よく巡るためのツアーの紹介まで解説します。

※本記事は日本を訪問する予定の旅行者向けに制作されたものですが、日本国内の方でもお読みいただけます。

福島の桜スポットがおすすめの理由

都心からのアクセスが非常に便利

福島は東京から新幹線で約2時間、車で約3時間と、行きやすい場所です。長時間の移動が苦手な旅行者でも負担が少なく、日帰りや短い滞在でも気軽に訪れることができます。
それでいて、到着すると広い自然や大きな桜、静かな田園風景が広がり、東京とはまったく違う“旅の特別感”を味わえます。

桜の景色が大きくてスケールがある

福島の桜名所は、とにかく“景色の広がり”が違います。
三春滝桜・不動桜・石部桜のような一本で巨大な桜はもちろん、花見山のように山全体がピンクや黄色に染まる風景、日中線のしだれ桜並木のようにどこまでも続く桜トンネルなど、視界いっぱいに桜が広がります。
東京の公園のような“点”で見る桜ではなく、“面”や“空間”で楽しむ桜。写真に収まりきらないスケール感があり、まるで桜の世界に入り込んだような特別な体験ができます。

三春滝桜・日中線しだれ桜並木・
花見山公園|3スポットの見どころ

三春滝桜|言わずと知れた福島の代表格。
樹齢1000年、日本三大桜の圧倒的存在感(豪華さ)

三春滝桜(イメージ)

三春滝桜(イメージ)

三春滝桜は、樹齢1000年以上のエドヒガン系ベニシダレザクラで、1922年に桜として初めて国の天然記念物に指定された、日本を代表する名木です。四方に大きく広がった枝から無数の薄紅色の花が垂れ下がり、まるで滝が流れ落ちるような姿を見せることから「滝桜」と呼ばれています。樹高約13m・枝張り最大14mの巨木が一面ピンクに染まる景色は圧巻のひとこと。

さらに、足元周辺に広がる菜の花とのコラボレーションは、桜の淡いピンクと菜の花の鮮やかな黄色が重なり、写真にするとまるで絵画のような色彩になります。SNS映えを重視する旅行者にとって、ここは絶好の撮影スポットです。
開花期間は夜間の18:00~21:00にライトアップも行われ、日中とは違う幻想的な姿を楽しむことができます。

日中線しだれ桜並木|SNSの普及とともに話題に
なった日本人にもまだ新しい桜スポット(話題性)

日中線しだれ桜並木(イメージ)

日中線しだれ桜並木(イメージ)

SLと桜のコラボレーションも(イメージ)

SLと桜のコラボレーションも(イメージ)

旧国鉄日中線の廃線跡を利用した約3kmの遊歩道に約1000本のしだれ桜が咲き誇る福島屈指の桜名所です。
廃線跡という独特のロケーションが生み出す『物語性』と、頭上を覆うように垂れ下がる桜の迫力が特徴で、歩くほどに美しい景色が楽しめます。
桜は低い位置まで枝を垂らしているため、遊歩道の端に寄ってズームすると、画面いっぱいにピンクのカーテンが広がる“SNS映え構図”が簡単に撮れるのも人気の理由です。
並木の途中にある、SLの黒い車体と濃いピンクの桜のコントラストも名物ショットのひとつ。

花見山公園|花を愛したひとりの日本人が
育て受け継がれる「福島の桃源郷」(見ごたえ)

花見山公園(イメージ)

花見山公園(イメージ)

花木生産農家の阿部家が70年以上かけて育てた花木畑の山。春になると桜・花桃・レンギョウ・ボケ・モクレンなどが一斉に咲き、山全体が多色のレイヤーで染まる独特の景観が広がります。
花見山には30分・45分・60分の3つの散策コースがあり、体力や時間に合わせて選べます。
60分コースの目玉『山頂展望場』からは、福島市街地・福島盆地・吾妻連峰が一望でき、花の山の多彩な色彩と雄大な山並みが重なる“花見山で最も開放的な絶景”が広がります。

東京から電車・バスでのアクセス|
各スポットへの行き方まとめ

福島桜マップ(イメージ)

福島桜マップ(イメージ)

三春滝桜

車の場合…最も一般的なのは、常磐自動車道を北上 → いわきJCT → 船引三春ICで降りるルート。東京から三春滝桜までは約180分で、観桜期は滝桜大駐車場(約850台・無料)が利用できます。大変込み合うので午前中着を目指して動くのがベスト。
電車・バスの場合…東京駅から東北新幹線で郡山駅まで約110分。磐越東線に乗り換えて三春駅まで約15分。桜の開花時期は臨時バス「滝桜号」が運行しており、約15分で到着できます。

日中線しだれ桜並木

車の場合…東北自動車道を北上し、郡山JCTで磐越自動車道(会津方面)へ乗り換え会津若松ICで下車。そこから並木近くの駐車場までは約30分到着できます。
電車・バスの場合…三春滝桜と同様東北新幹線で郡山駅まで移動し、磐越西線に乗り換え。喜多方駅(約80分)で下車し徒歩約10分。

花見山公園

車の場合…東北自動車道の福島西ICから国道115号を福島市街方面へ進み、国道4号に合流。東京からの所要時間約180分。※開花シーズンは花見山周辺がマイカー進入禁止となるため、臨時駐車場からシャトルバス(要環境整備協力金:往復500円)利用。
電車・バスの場合…東北新幹線で福島駅まで約120分。臨時バス「花見山号」乗車。約15分で現地に到着。

東京から車でめぐる場合の注意点

東京から車で移動するとなると、渋滞・混雑等で予定通りのスケジュールで動けず、観光地の滞在時間縮小や、場合によっては目的地の変更を強いられる可能性もあります。
主要駅まで新幹線×最寄り駅からのレンタカーというプランがおすすめ。都内の渋滞の影響を受けず時間が読めるうえ、長距離運転の疲労もありません。
ただし、各桜名所においては駐車スペースの確保にも一苦労。公共駐車場に入れるために「1時間待ち」ということも考えられます。時間に余裕を持って動きましょう。

移動の手間なく3スポットをまわるなら、
日帰りツアーという選択肢も

移動・渋滞時間のことを考えたら「日帰りツアー」という選択肢もあります。
今回私が参加したのは、郡山駅から観光バスに乗って「三春滝桜」「日中線しだれ桜並木」「花見山」の主要3カ所をめぐるルート。観光バスの場合、事前に駐車場も確保されており、駐車場待ち渋滞の一般車を横目に、ストレスなく入庫できるのも魅力のひとつです。
各スポットではしっかり滞在時間60分以上を確保でき、たっぷりと桜観賞を楽しむことができました。

日帰りツアーのメリット

移動時間の短縮や、混雑を避けられるのが最も大きなメリット。
また、昼食付きのプランも和多く、食事場所に困ることもありません。
コースによってはフルーツ狩りや詰め放題体験も組み込まれているツアーもあります。

参加ツアー名・行程

【ツアーの名称】
「三春の滝桜弁当」の昼食付き!福島桜紀行 三春滝桜・日中線しだれ桜・花見山公園

【行程(日帰り)】
●新宿を出発し東北新幹線で郡山駅へ
●郡山駅でバスに乗り換え、三春滝桜へ
●日中線しだれ桜並木を観賞
●花見山公園を散策

ツアーの1日の流れ

新宿を7:30に出発し、東北新幹線で郡山駅へ。
都内の景色からのどかな田園風景へと変わっていく様子をゆっくりと楽しむことができます。
郡山駅からはバスに乗り換え、三春滝桜会場へと向かいます。
途中に通る桜並木も見頃を迎えていて、滝桜への期待感がますます高まります。

三春滝桜

三春滝桜(イメージ)

三春滝桜(イメージ)

滝桜はまるで流れる滝のように見えます(イメージ)

滝桜はまるで流れる滝のように見えます(イメージ)

桜の見頃期間は売店も並びます(イメージ)

桜の見頃期間は売店も並びます(イメージ)

三春滝桜会場に到着。9:30頃の到着にもかかわらず、すでに入場ゲートには長い行列が……。ツアーの特権で、列に並ばず専用入場口からすんなりと入場できました。
係員の誘導通りに進み、約10分もすると目前には圧巻の一本桜が出現。
滝桜と菜の花の間ををぐるりと回る一方通行の周遊路があり、人の流れに沿って歩けば誰でも滝のような美しい枝ぶりを間近で見ることが出来ます。
観桜の順路には売店も並んでいて、三春名物の「三春揚げ」や福島名物の「薄皮饅頭」地元のフルーツを使用したソフトクリームなど約20の店舗が軒を連ねます。

日中線しだれ桜並木

日中線しだれ桜並木(イメージ)

日中線しだれ桜並木(イメージ)

レトロな観光シャトルバス(イメージ)

レトロな観光シャトルバス(イメージ)

10:30頃、三春滝桜会場を出発して次の目的地「日中線しだれ桜並木」へ。
磐越自動車道を使って70分ほどで目的地に到着しました。
ここでもたっぷりと60分散策時間が確保されているのでいろんなアングルの撮影が可能。広告でよく見かけるしだれ並木のカーテンのような構図は、桜が密集している北側のエリアまで移動すると撮影しやすいです。

桜並木周辺では、期間限定で昭和40年代登録のレトロなボンネットバスを使用した観光シャトルバスの運行もあります。車内では観光案内のアナウンスも。

三春の滝桜弁当

「三春の滝桜弁当」(イメージ)

「三春の滝桜弁当」(イメージ)

車内では配布された期間限定「三春の滝桜弁当」を食する姿も。
春の味覚がたっぷり入ったお弁当。見た目も豪華で食欲をそそられます。

花見山公園

花見山公園(イメージ)

花見山公園(イメージ)

桜と菜の花の競演も(イメージ)

桜と菜の花の競演も(イメージ)

13:00の集合時間を経て、一路花見山公園へ。
バス移動を挟み、15:00頃に花見山公園臨時駐車場に到着しました。
駐車場から公園入口に至るまでの15分ほどの参道も絶景ポイントのひとつ。
道の両側にはレンギョウや桃、菜の花が咲き、民家の庭先にも色とりどりの花があふれます。

公園内は、体力や目的に合わせて選べる散策ルートが整備されています。
30分・45分・60分と種類があり、60分コースの山頂展望場からは残雪の山々と市街地を背景に様々な彩りの花が咲き誇る姿がご覧いただけます。

桜の見頃と開花時期

●三春滝桜…例年4月上旬に開花し、上旬~中旬に見頃を迎えます
●日中線しだれ桜並木…例年4月中旬に開花。中旬~下旬が見頃
●花見山公園…例年3月上旬~5月上旬にかけて様々な花が見ごろを迎えます

よくある質問|福島 桜めぐり(FAQ)

三春滝桜について
Q:三春滝桜を見るのに予約は必要?
A:予約は必要ありません。開花期間中は入園料として大人500円(中学生以下は無料)がかかります。

Q:桜の見頃は?
A:例年4月の上旬に開花し、中旬頃に満開を迎えます。

Q:混雑する時期・時間帯は?
A:見頃の4月上旬~中旬の、特に土日祝日は終日人出が多くなります。時間帯では10:00~15:00、ライトアップ時は18:00~20:00がピークとなります。

Q:三春滝桜の見頃の時期の天候・気温は?
A:見頃を迎える4月上旬~中旬の気候は春らしく安定しています。ただし、日中は17℃前後の日が多い一方、朝晩は5~7℃まで冷え込む事があります。

ツアーについて
Q:子供やシニアも参加できますか?
A:はい。どの年代の方でもご参加いただけます。ツアー中はバスで移動するため、長く歩きません。お子様やシニアの方もぜひご参加ください。

集合・出発について
Q:予約後、集合場所や時間はどのように確認できますか?
A:ご予約後、マイページで「集合場所」「集合時間」「緊急連絡先」を確認できます。出発前にはオンラインで「旅のしおり」もご覧いただけます。

荷物について
Q:スーツケースを持って参加できますか?
A: バス移動の場合は荷物の積み込みスペースを確保していますので、スーツケースも持ち込み可能です。ただし、大きなスーツケースはお一人2個までを目安にしてください。

言語対応について
Q:日本語が話せなくても参加できますか?
A: はい、可能です。ツアーは日本語で運行されますが、重要な案内はAI翻訳機器や書面で英語・中国語(繁体字)に対応します。添乗員やドライバーも翻訳アプリを活用しますので、言語の不安はありません。

支払いについて
Q:支払い方法は?通貨は?
A: お支払いは日本円でのオンライン決済(クレジットカード)です。為替レートはカード会社の規定に準じます。予約時に即時決済が必要です。

現地サポートについて
Q:台湾や海外に実店舗はありますか?
A:台湾ではKNT台湾がクラブツーリズムの総代理店です。現地でのご相談はKNT台湾にお問い合わせください。

台灣地區的旅客,報名可洽《台灣總代理・台灣近畿國際旅行社》
線上報名 https://www.knt-taiwan.com/contact.php
來電報名 02-87717551(月~金 09:15~18:00〈假日除外〉)
電子郵件 info@knt-taiwan.com

まとめ|見ごたえ、話題性、豪華さが揃った福島の桜スポット3つまとめてまわれたら素敵!それを叶えるのが日帰りツアー!

三春滝桜(イメージ)

三春滝桜(イメージ)

福島県の桜名所は、景観の多様性とスケールの大きさが最大の特徴です。タイプの異なる名所が県内随所に点在しています。
さらに、標高差と広い県土により見頃が3月下旬〜4月下旬まで約1カ月続くのも魅力。
都内の桜とはひと味違う美しい絶景を、ぜひ気軽に楽しめるツアーでご覧になってみてはいかがでしょうか。


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