お菓子から雑貨まで!長野のお土産15選

更新日:2020年07月10日

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長野といえば軽井沢をはじめとする観光地があり、きれいな水を活かし蕎麦にわさび、りんご、野沢菜など、美味しい名産品やお土産が豊富な県です。そんな長野のおすすめお土産をぜひ手に入れてください。

No.01 おやき

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長野県を代表する郷土料理として有名な“おやき”。縄文時代にはすでにその原型とも思われる焼き餅が存在していたそう。蕎麦や小麦の粉を溶いて練り、薄く延した皮で餡を包んだもので、野沢菜や茄子、きのこ、ふき味噌、くるみ、切り干し大根など餡の種類は豊富です。安曇野市の「さかた菓子舗」や鬼無里の「いろは堂」などが有名ですが、蒸したり、焼いたりと作り方も餡の具材もさまざまなので、食べ比べてお気に入りを探してみましょう。1個約200円、賞味期限は冷凍で2カ月程度とお土産にもおすすめです。

No.02 野沢菜漬

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約250年前、野沢温泉・健命寺の住職が、京都・大阪から天王寺蕪の種を持ち帰って育てましたが、積雪の多い野沢ではうまく育たず、蕪が小さく、葉が大きくなってしまいました。これが今の“野沢菜”だと言われます。温泉街の外湯などで収穫した菜を洗う“お菜洗い”は、北信濃の冬の風物詩です。300gで250円程度と値段もお手頃。賞味期限は冷蔵庫で約1週間と短いので、お漬物としてだけでなく、野沢菜炒めや野沢菜チャーハンなど、野沢菜を使ったアレンジ料理にも挑戦してみましょう。

No.03 信州そば

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“おやき”と並ぶ長野県の郷土料理のひとつで、地域によって特徴があります。信州そばの発祥地・伊那市では大根おろしの汁と焼き味噌を入れた辛つゆで食べる「行者そば」が一般的。山ノ内町ではつなぎにオヤマボクチ(山ごぼうの一種)の葉を使ったツルツルしたのどごしの「須賀川そば」が定番。木曽地方では竹で編んだ柄杓型の「とうじかご」に蕎麦を少し入れ、山菜、きのこ、鶏肉入りのつゆが入った鍋にさっと浸してから椀に盛って食べる「とうじそば」が有名です。1杯1000円前後、個性豊かな「信州そば」を味わってみましょう。

No.04 まるごとりんごパイ

長野県名産のりんご「ふじ」をまるごと1個使った長野市・千曲製菓の人気のお菓子です。蜜漬けにしたりんごの真ん中にカステラを入れ、りんごのまわりをパイ生地で手包みし、じっくりと時間をかけて焼き上げたもので、歯ごたえのある食感と、バター、りんご、カステラのハーモニーが絶妙です。パイが崩れないようパッケージの形にも工夫が施されていて、このままお土産として渡せるかわいいデザインが印象的。賞味期限は約2カ月、県内の高速道路SAやホテル・旅館の売店などにも並んでいます。(まるごとリンゴパイ1個入り864円[税込]/千曲製菓有限会社住所:長野県長野市川中島町御厨1296-1)

No.05 雷鳥の里

北アルプスに生息する“雷鳥”をイメージした焼き菓子。大町市の雷鳥の里本舗・田中屋の先代の代表取締役が「北アルプスや黒部ダムの壮大な景観と感動に見合うお土産を作りたい」と考案し、発売から40年以上も続くロングセラーです。欧風せんべいにクリームを挟んだもので、さくっとした食感とまろやかな味が人気。コーヒーや紅茶、緑茶にもよく合います。9個入りで550円(税込)、電話での注文も可能。県内の高速道路SAやキオスク、ホテルや旅館などにも並び、“雷鳥”が描かれたパッケージが目印です。

基本情報

《雷鳥の里本舗 田中屋》
■住所
 〒398-0002 長野県大町市大町1577

No.06 七味唐辛子

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善光寺参りのお土産の定番。大きな唐辛子の絵が描かれた赤と金色の缶で有名です。1736年に善光寺の境内で七味を売り始めたのが善光寺八幡屋礒五郎の始まり。辛味を出すための唐辛子、辛味と香りを併せ持つ山椒・生姜、風味と香りの麻種・胡麻・陳皮・紫蘇の7つが入った七味唐辛子は辛味と香りの調和が絶妙です。七味唐辛子(14g缶で400円[税込])のほかに、ゆず七味(12g缶で648円[税込])などが人気。風味が大切なので開封後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切ることがおすすめ。通販やスーパーでも購入できます。

基本情報

《八幡屋礒五郎本店》
■住所
 長野県長野市大門町83
■電車でのアクセス
 JR長野駅から徒歩約20分(善光寺表参道) 
■駐車場
 あり(2000円以上購入で1時間無料)
■営業時間
 9:00~17:00

No.07 わさびグルメ

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清冽な水と空気に恵まれた長野県はワサビの栽培が盛ん。なかでも北アルプスの雪解け水が湧く安曇野は、国内屈指の生産量を誇るワサビの名産地です。わさびソフトやわさびコロッケなどのグルメも人気で、特におすすめしたいのが大王わさび農場のレストランで味わえる本わさび丼(1,000円[税込])。アツアツのご飯にわさびの茎を混ぜ込み、そこにすりおろした本わさび、鰹節、醤油をプラス。香り高いわさびの味わいが楽しめる、安曇野ならではのおいしさです。同農場では広大なわさび田のほかに史料館、水車小屋などの見学も可能なので、訪れた際はこちらもぜひお楽しみください。

基本情報

《大王わさび農場》
■住所
 〒399-8303 長野県安曇野市穂高3640番地
■車でのアクセス
 長野自動車道 安曇野IC(旧豊科IC)から 約10分
■電車・タクシーでのアクセス
 JR大糸線穂高駅下車、タクシーで約10分
■電話番号
 0263-82-2118

No.08 栗鹿の子

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“栗鹿の子”は栗あんを使った“きんとん”で、栗の町・小布施を代表する銘菓です。1923年創業の小布施堂の“栗鹿の子”は、栗だけで練り上げられた栗あんに大粒の栗の実が入っています。秋に収穫された栗を素早く仕込み、鮮度の高い状態で栗あんが作られるため、栗の風味が生きたまろやかな甘みが特徴。保存料が使われていないため、賞味期限は製造日より15日程度。3種の味が楽しめる食べ比べセット9個入りが5951円[税込](小布施堂住所:長野県小布施町 808)。小布施堂以外にも、1864年創業の栗庵風味堂や1808年創業の桜井甘精堂なども有名です。

No.09 どら焼山

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1893年創業の栗菓子竹風堂は、栗羊羹、栗鹿の子、きんつば、栗おこわなどを販売する栗菓子の名店。その竹風堂で人気ナンバーワンなのが、12年前に発売された「どら焼山」です。柔らかくてしっとりとした皮に甘さ控えめの栗粒あんがぎっしりと詰まったどら焼きはお子様からお年寄りまで大人気。北海道産の小豆を使った小倉あんの「どら焼山」も弟分として登場しました。日持ちは約10日、1個216円[税込]とお土産にもおすすめ。小布施本店をはじめ、県内の直営店、通販、SA,PAなどで購入できます。

基本情報

《栗菓子 竹風堂 小布施本店》
■住所
 長野県上高井郡小布施町小布施973
■車でのアクセス
 須坂長野東ICから車で約18分
■電車でのアクセス
 長野電鉄小布施駅から徒歩約8分
■駐車場
 あり(30分無料)
■営業時間
 8:00~19:00

No.10 いと忠の巣ごもり

明治元年創業の飯田市の老舗菓子店を代表する銘菓。新鮮な卵黄で練り上げた黄味あんと、ほどよい甘さの高級ホワイトチョコレートで包まれた愛らしい卵型のお菓子です。松に巣づくる鶴のめでたさを唄った名曲「鶴の巣ごもり」から名付けられました。黄味あんのきめ細かいしっとりとした舌ざりと生クリームのような味わいのホワイトチョコレートの絶妙なバランスが、昭和35年の誕生から受け継がれています。8個で1361円[税込]、賞味期限は夏季5日、冬季7日程度。県内の高速道路SA、デパート、スーパーで購入可能。

基本情報

《いと忠 上郷本店》
■住所
 長野県飯田市上郷飯沼2218-1
■営業時間
 9:00~18:00
■車でのアクセス
 飯田ICから車で約20分
■駐車場
 あり

No.11 いなローメン

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マトンの肉と蒸した太く固めの中華麺をキャベツなどと一緒に独特のスープで煮込んだもの。伊那市で古くから愛されているご当地グルメです。炒肉麺(チャーローメン)と呼ばれていましたが、いつの間にか“チャー”が省略されるようになったとか。伊那市には約90軒のお店があり、スープ風、焼きそば風とさまざま。基本的にうす味で酢、しょうゆ、ソース、ごま油などで好みの味にして楽しみます。発祥店の「萬里」(住所:長野県伊那市入舟町3308)や、初心者におすすめの「四方路」(住所:伊那市美篶上川手9375)が人気で、1杯700円[税込]。冷凍やインスタントなどもスーパーで販売されています。

No.12 あめせんべい

毎年1月に「松本あめ市」も開催される松本市は“飴”の名産地。江戸時代には数十軒の飴屋がありました。そんな松本市のお土産におすすめなのが、砂糖、水あめ、黒糖、小麦粉を使った珍しいお菓子“あめせんべい”です。粒子の細かい粉末の砂糖をウエハースのようにしたもので、口に入れるとすぐに溶けるサクッとした食感がまるでせんべいのよう。創業寛政8年の飯田屋では看板商品にもなっており、第25回全国菓子博覧会兵庫姫路菓子博で金賞を受賞。塩、和三盆、コーヒーなどを練りこんだものも人気です。(あめせんべい1袋486円[税込]/飯田屋製菓住所:長野県松本市大手2-4-2)

No.13 みすゞ飴

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上田市の飯島商店の“みすゞ飴”は、濃厚なジャムのような風味が特徴の乾燥ゼリー菓子です。1912年の誕生から現在まで、国産果実、無香料、無着色にこだわり、一粒ずつていねいに手作りされてきました。“みすゞ”の名前は信濃の国の枕詞「みすゞかる」に由来しています。徳用1㎏で1555円[税込]。大正13年に建てられた上田市の本店の建物は、国指定登録有形文化財にもなっており、上田を代表する観光スポットでもあります。立ち寄った際には大正浪漫あふれる建物もぜひチェックしてみてください。

基本情報

《飯島商店 上田本店》
■住所
 長野県上田市中央1-1-21
■車でのアクセス
 上田菅平ICから車で約15分
■電車でのアクセス
 JR上田駅から徒歩約2分
■駐車場
 あり
■営業時間
 10:00~18:00

No.14 落雁

“落雁”の主原料は赤えんどう豆。じっくりと炒ったものをサラサラの粉状にし、水あめや砂糖を混ぜて着色。これを型に詰めて抜き、乾燥させたもので、日常使いのお菓子というより「ハレの日」に合う干菓子です。全国各地に名店がありますが、長野県では小布施・小布施堂の“くりは奈”がおすすめです。さすが栗の町・小布施の名店だけあって、赤えんどう豆に加え、栗が使われているのが特徴で、従来の落雁とは異なりしっとりとした食感と栗本来の風味が楽しめます。9個で864円[税込]、干菓子ですが賞味期限は製造日より7日間です。(小布施堂住所:長野県小布施町 808)

No.15 戸隠そば

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岩手県のわんこそば、島根県の出雲そばと並ぶ日本三大そばのひとつ。長野県北部の戸隠は、高原特有の自然を生かしたそばの産地です。江戸時代、戸隠山・顕光寺(現在の戸隠神社)に「そばきり」の技が伝えられ、戸隠講の人々や賓客へのおもてなしの料理として広がりました。戸隠そばは、そばの実の甘皮を取らずに挽いたそば粉を使う、丸延しする、「ぼっち盛り」と呼ばれる独特の盛り付けが特徴。戸隠神社中社前の「うずら家」や、地元の人に愛される隠れ家的な「そば茶屋極楽坊」などが人気で、1杯1000円前後です。


長野グルメ15選、いかがでしたでしょうか。海のない長野県ですが、清廉な水を用いたそばやワサビは絶品です。ローメンやあめせんべい等、旅先でしか食べられない、地元ならではの一品も味わってみたいですね。

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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