日本のど真ん中!長野県オススメ観光スポット10選

更新日:2019年09月27日

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夏は日本屈指の避暑地、冬はウィンタースポーツのメッカ。長野県は、季節により様々な表情を見せてくれます。自然と文化が融合した“日本のど真ん中”の魅力をぜひご堪能ください。

No.01 上高地

新緑の上高地(イメージ)

新緑の上高地(イメージ)

日本屈指の山岳景勝地として知られ、「神の降り立つ地(神降地)」とも称される上高地。国の特別名勝・特別天然記念物に指定され、年間の来訪者数は150万人にも昇ります。梓川、河童橋、大正池など多くの名所を抱え、観光から本格的な登山まで楽しみ方は自由自在。予約不要なガイドツアーも多いので、気軽に参加してみるのもオススメです。

スタッフのおすすめPoint!

信州が誇る景勝地。アルピニスト憧れの山・槍ヶ岳登山道でもあり、観光客や登山客が行き交います。たくさんの絶景スポットが点在し、鏡面のような美しい水面の「大正池」や、カラマツの木々に囲まれた「田代池・田代湿原」など、幻想的な風景が見られます。中でも上高地のシンボル「河童橋」は見逃せません。橋上から望む雄大な穂高連峰や、流れる梓川の澄んだ水は、見る者の琴線を震わせます。芥川龍之介も小説「河童」に描いた美景を訪れてみませんか。

No.02 安曇野ちひろ美術館

春の安曇野ちひろ美術館(イメージ)

春の安曇野ちひろ美術館(イメージ)

安曇野ちひろ美術館は、いわさきちひろさんをはじめ、世界中の絵本画家の作品を収蔵する絵本専門美術館。ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念し、いわさきちひろさんのご両親の出身地である信州にオープンしました。木の温かみを感じる館内では、およそ3000冊の絵本が閲覧可能。おもちゃで遊べるスペースや絵本カフェなども併設されており、大人から子どもまで1日中楽しむことができます。

スタッフのおすすめPoint!

いわさきちひろは、安曇野の美しい自然にふれて育ちました。ちひろ美術館のある松川村は、いわさきちひろの感性を育んだ原点なのです。館内の「ちひろ館」では、いわさきちひろの作品やゆかりの品々が展示され、その人物像に迫ります。充実した館内もさることながら、隣接する安曇野ちひろ公園も見どころです。北アルプスの山々と清流に囲まれた景観は、ちひろが愛した安曇野そのもの。四季折々の花々や様々なオブジェの観賞も楽しめます。

No.03 諏訪湖

諏訪湖・御神渡り(イメージ)

諏訪湖・御神渡り(イメージ)

諏訪盆地の中心に位置する諏訪湖は、面積13.3km²、周囲長15.9kmに及ぶ信州最大の湖です。かつては毎年のように湖面が厚い氷で覆われ、アイススケートから戦車の走行訓練まで幅広く利用されていましたが、近年では全面氷結の頻度が減少。寒暖差により凍った湖面が山脈状に盛り上がる冬の風物詩「御御渡り」を見られる機会も少なくなりました。

スタッフのおすすめPoint!

諏訪湖といえば花火を連想する方も多いのではないでしょうか。例年8月15日に開催される「諏訪湖祭湖上花火大会」は日本屈指の花火大会として有名ですが、魅力はそれだけに留まりません。遊覧船やボートに乗って美しい眺望を堪能するもよし、湖を一周するジョギングロードで汗を流すもよし。湖畔に佇む「SUWAガラスの里」にはガラス細工の展示や諏訪湖を一望できるレストランもあります。日本の真ん中に位置する諏訪湖を思い思いに楽しみましょう。

No.04 松本城

春の松本城(イメージ)

春の松本城(イメージ)

漆黒の外壁を持つことから、「烏城」とも称される国宝・松本城。松本市のシンボルとして愛され、明治維新後の解体の危機の際にも、地元の有力者の尽力により保存の運びとなりました。北アルプスを背景に威風堂々とした御姿を楽しむもよし、天守閣から松本の市街を一望するもよし。一度は訪れておきたい、長野県を代表する観光スポットです。

スタッフのおすすめPoint!

松本城は現存する五重六階の天守の中で、日本最古の国宝の城です。火縄銃の弾丸の貫通を防ぐため壁の厚みを約29cmでつくった「大天守」などの三棟が戦国時代末期に、戦う備えをほとんどもたない「辰巳附櫓」「月見櫓」が江戸時代初期にそれぞれ建てられ、異なる時代に建築された天守と櫓が結合されました。これを「複合式天守」といい、日本唯一の天守群となっています。戦乱の世から泰平の時代へ移りゆく時代を反映する松本城で、歴史のロマンを感じてみては。

No.05 善光寺

善光寺本堂と獅子の香炉(イメージ)

善光寺本堂と獅子の香炉(イメージ)

善光寺を表す言葉に「牛に引かれて善光寺参り」「一生に一度は善光寺参り」というものがあります。これらは“信仰心がなくても、一生に一度善光寺をお参りすると極楽浄土が約束される”といった意。善光寺は古くから宗派を問わぬ単立寺院として親しまれおり、現在の参拝者数は年間600万人以上にも及びます。東日本最大級の木造建築物である本堂は、国宝に指定されています。

スタッフのおすすめPoint!

善光寺の最大の魅力は、日本最古の仏像と言われる一光三尊阿弥陀如来をご本尊としていることで、7年に一度だけ御身代わりとなる前立本尊の御開帳があります。150畳敷きの大広間の本堂内陣は善光寺の見所で、手前にある「不滅の常燈明」に詣でれば極楽往生できると言われています。365日欠かさず行われてる「お朝事(あさじ)」と、住職が参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式はぜひ参加したいものです。

No.06 上田城

上田城址公園 西櫓(イメージ)

上田城址公園 西櫓(イメージ)

「日本百名城」のひとつにも数えられる上田城は、真田幸村の父・昌幸によって1583年に築城されました。1585年、1600年と2度に渡る「上田合戦」にて徳川の大軍を退けますが、昌幸が属した西軍が関ヶ原の戦いに破れたことにより破却。その後仙石氏が城主となり、再建が開始されました。現存する西櫓はこの時期に建設されたもので、長野県宝に指定されています。

スタッフのおすすめPoint!

上田城の魅力は、二度にわたり徳川勢を撃退した真田昌幸の築城能力の高さが随所に伺える構造です。平城ながら総構えの堀を施し、入口を狭くするなど巧みに強固な防御がされています。東虎口櫓門には「真田石」と呼ばれる大きな石垣の石があり見所です。真田昌幸が徳川家康に反旗を翻した第一次上田合戦。真田父子が分かれて戦った関ヶ原の合戦の前哨戦の第二次上田合戦。二度もの実戦経験を持つ戦歴の城は全国でも例がなく城マニアの間では常に上位に選ばれます。

No.07 槍ヶ岳

大天井岳から見る残照の槍ヶ岳(イメージ)

大天井岳から見る残照の槍ヶ岳(イメージ)

名前の通り、まるで天を突くかのようにそびえる槍ヶ岳。北アルプスで2番目、日本で5番目に高い山であり、その標高は3180mを誇ります。多くの登山者にとって垂涎の的であり、『日本百名山』の著者である深田久弥氏は「いやしくも登山に興味を持ち始めた人で、まず槍ヶ岳の頂上に立ってみたいと願わない者はないだろう」と表現。山頂直下には650人を収容する大規模な山小屋「槍ヶ岳山荘」が設けられています。

スタッフのおすすめPoint!

山頂付近にスリルある岩場が適度にあり、心地よい達成感を得られるのが槍ヶ岳の最大の魅力です。氷河に削られ、鋭く尖った形は、どこから見てもわかる急激な岩の山で日本のマッターホルンとも呼ばれています。そんな槍ヶ岳の見所は、頂上の高く狭い山頂から見渡す360度の絶景です。意外にも、その狭い山頂はハートの形をしています。花の百名山にも選定されている槍ヶ岳ですからチングルマやヨツバシオガマが咲いている8月初旬の登山がオススメです。

No.08 妻籠宿

妻籠宿(イメージ)

妻籠宿(イメージ)

東京・日本橋と京都・三条大橋を結ぶ「中山道六十九次」。妻籠宿は、その42番目の宿場町として栄えた場所です。全国で伝統的な街並が失われていく中、妻籠宿ではいち早く景観の保全に着手。昭和51年には、日本で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されました。全長500mの街並には、今もなお江戸時代の面影が色濃く残っています。

スタッフのおすすめPoint!

妻籠宿の魅力はタイムスリップしたような江戸を感じる古風な町並みです。上、中、下町の宿場や本陣、間屋など再建された建物が数多くあります。中でも見所は、木曽五木の一つネズコ下駄の専門店「永楽屋」。男・女それぞれ8種類の下駄の土台が揃い、好みにあわせ好きな花緒を付けてもらえます。妻籠の人々は、町並みを守るため家や土地を「売らない・貸さない・壊さない」 という3原則をつくり、江戸時代の町並みという貴重な財産を今も後世に伝えています。

No.09 白糸の滝

長野・白糸の滝(イメージ)

長野・白糸の滝(イメージ)

全国にある「白糸の滝」の中でも、屈指の知名度を誇る軽井沢の白糸の滝。落差3mと迫力には欠けるものの、70m続く湾曲した岩壁から清らかな水が優雅に注がれる様子は、心落ち着く“静”の滝として高い評価を得ています。夏場の夜には、ライトアップ&プロジェクションマッピングを開催。日中とはまた違った表情を楽しむことができます。

スタッフのおすすめPoint!

川のせせらぎを聞きながら、誰でも気軽に歩いて行けるのが白糸の滝の魅力。水源の「湯川」の名のとおり浅間山の火山活動の地熱の影響による高めの水温の湧き水が特徴。人気グルメもポイントで炭火で焼き上げる「イワナの塩焼き」や一度蒸した後に表面を鉄板で焼き上げる「おやき」はぜひご賞味を。マイナスイオンを浴びる夏季の他にも、冬の2月~3月に白糸の滝の天然水で作った人工氷柱をLEDライトで照らす「氷柱白糸イルミネーション」は必見の美しさ。

No.10 蓼科高原

八ヶ岳山麓に広がる蓼科高原は、軽井沢に並ぶ長野県きってのリゾート地。日本で最も標高の高いリゾート地としても知られています。白樺湖や蓼科湖といった名所観光から、スキー、テニス、ゴルフなどのアクティビティ体験まで、幅広い楽しみ方ができるのが何よりの魅力。たっぷりと遊んだあとは、温泉につかり疲れを癒すのもオススメです。

スタッフのおすすめPoint!

高原リゾートが蓼科高原の最大の魅力。真夏でも平均気温は25度前後でエアコン要らず。時期をずらして咲き誇る高山植物も楽しみ。とりわけ秋の紅葉シーズンは特筆すべき美しさ。山頂から麓へと紅葉が下りてきて、カラマツが赤く染まり、山全体が黄金色に輝く様は必見。ため池百選にも選定された御射鹿池は、大自然に神秘的に包まれた池で、東山魁夷画伯の作品のモチーフにもなっています。季節ごとに緑、赤、黄金と彩りを変える景色は秀逸です。


夏に行っても、冬に行っても楽しい長野県。信州そばなど魅力的なグルメも見逃せません!

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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