絶対に楽しめるロンドンのおすすめ観光スポット10選

更新日:2019年09月27日

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移民の街として多種多様な文化を受け入れてきた一方で、歴史的な建築物や史跡も数多く存在するロンドン。伝統的な文化と新しい文化が当たり前のように共存しているのが、ロンドンの特徴と言えるでしょう。

No.01 大英博物館

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古今東西の美術品や書籍、工芸品など、約800万点を収蔵、約15万点を常設展示している世界最大の美術館です。あまりに規模が大きすぎるため、一日ですべてを見ることは不可能なほど。ロゼッタストーンをはじめとする古代エジプト部門、パルテノン神殿の像などが展示されている古代ギリシア・ローマ部門など、ある程度見たいテーマを絞ってから出向くことをおすすめします。

スタッフのおすすめPoint!

ロゼッタストーン、パルテノン神殿の彫刻、エジプトのミイラ、イースター島のモアイ等々、泊まりがけでないと見尽くせない大英博物館の展示物。解説なしでは理解しにくい展示も多いので、レンタル(有料)の日本語オーディオガイドはぜひ利用したいところ。ちなみに常設展の入場料は無料、写真撮影も可能です(フラッシュ撮影と三脚使用は禁止)。館内には無料のWi-Fiもあります。お土産には大英博物館仕様のお風呂グッズ・アヒルはいかが。

No.02 ウェストミンスター寺院

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ロンドンの中心部、ウェストミンスターにある英国教会の教会です。イギリス国王の戴冠式や王族の結婚式といった、王室行事の会場として有名です。また歴代の王や女王などが多数埋葬された歴史ある墓地でもあります。11世紀に時のイングランド王・エドワード懺悔王によって建設が開始されたゴシック建築のこの教会は、14世紀末にはほぼ完成。その後も20世紀に至るまで、様々な様式で増改築が加えられています。

スタッフのおすすめPoint!

ウェストミンスター寺院は英国王室と深い繋がりがある寺院です。1066年以来、国王の戴冠式がこの寺院で執り行われてきたほか、近年ではウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が挙げられたことでも知られています。また、英国の著名人が埋葬されてきた場所でもあり、故人を偲ぶモニュメントなどが建てられています。中世に建設されたゴシック様式の建造物としては規模が大きく、この荘厳な建物を見るのもここを訪れる楽しみのひとつです。

No.03 バッキンガム宮殿

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1837年、ヴィクトリア女王即位よりイギリス王室公式となった宮殿です。約1万坪の敷地には、舞踏会場や音楽室、接見室や図書館などが設置されています。女王や王族が執務を執り行う、いわば平日の仕事場にあたります。黒い帽子と真っ赤な制服でおなじみの近衛歩兵隊による衛兵交代式は、この宮殿最大の見もの。4月から7月は毎日1回、他の月では2日に1回ずつ行われています。

スタッフのおすすめPoint!

女王の公邸であるバッキンガム宮殿はロンドンでも人気の観光名所。衛兵の交代式の見物などに多くの人が訪れます。公務もこの宮殿内で行われており、来賓を迎えるための会場や宿泊施設、ここで勤務するスタッフのための施設も備えています。毎年夏には宮殿内部が一般公開され、大広間や階段など華やかな装飾が施された設えや王室所有のコレクションを見ることができます。ヨーロッパ諸国の夏休暇と重なり込み合いますが、夏の訪問ならば内部見学がおすすめです。

No.04 ウィンザー城

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ロンドンの西約30km、郊外の田園地帯に位置するウインザー城。イギリス現王朝の家名である「ウインザー」の名が付いたこの城は、仕事場にあたるバッキンガム宮殿に対し、女王が週末を過ごす住居、あるいは別荘のような役割を果たしています。その歴史は、11世紀にウイリアム1世が築いた木造の砦が始まり。実に1000年以上にわたり、歴代君主による改築がなされています。

スタッフのおすすめPoint!

自然に囲まれた丘に築かれた城はエリザベス女王が週末に過ごされる住居で、イギリスを代表する観光名所のひとつです。その外観はイギリスの歴史と文化を感じる、まるでおとぎ話の中に出てきそうな愛らしいお城です。2018年5月には、城内の聖ジョージ礼拝堂でヘンリー王子が俳優メーガン・マークルさんと挙式を上げたことでニュースになりました。聖ジョージ礼拝堂は壮麗なゴシック建築の建物で、ウェストミンスター寺院の次に重要な王室墓廟とされています。

No.05 テムズ川

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グレートブリテン島の南部を東西に流れ、北海に流れ込むテムズ川。ロンドンを流れる河畔には、ロンドン塔やタワーブリッジといった歴史的名勝や、巨大観覧車・ロンドンアイに代表される最新の建築物が立ち並び、ロンドンの象徴ともいえる存在です。またロンドンと北海を直接結び、そのまま外洋へ繰り出すための港としての役割も果たしています。

スタッフのおすすめPoint!

ロンドンの街の中を流れるテムズ川沿いには、歴史のある名所や著名な観光スポットがあり、クルーズで川から観光を楽しむ人も少なくありません。テムズ川を行きかう船は、ロンドンの人たちが足にしている水上バスのほか、観光用の船があります。ランチやディナー、アフタヌーンティを楽しめるものなど、多彩なプランを好みで選ぶのもいいでしょう。また、川沿いには昔ながらのイングリッシュパブも多く、風に当たりながらビールを片手に川を望むのも一興です。

No.06 セブンシスターズ

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ロンドン市街地より車で1時間30分、グレートブリテン島の南東端にあたるイースト・サセックスにある、石灰岩の海食崖です。もともとは緩やかな起伏の丘が、イギリス海峡の波や潮流に削られて侵食され、チョークと呼ばれる真っ白な石灰岩の地層がむき出しとなり、現在のような白い断崖絶壁が形作られました。なお、似たような白亜の断崖としてドーバー海峡に面した「ドーバーの白い崖」が有名ですが、こちらはまったくの別物です。

スタッフのおすすめPoint!

セブンシスターズは、崖の白さと海の青さのコントラストが魅力。ロンドン市街地から日帰りで行ける距離でありながら、牧場の緑とともに独特の美しい景観を楽しむことができます。直訳で「7人の姉妹」という意味のセブンシスターズの見どころは、迫力ある白い崖の隆起。まるで7人の姉妹が並んで立っているように見えることからこの名前がつけられたという説もあります。一帯はセブンシスターズカントリーパークとして、鳥や植物が保護されています。

No.07 エリザベスタワー

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英国国会議事堂であるウエストミンスター宮殿、そこに付属する時計台は、かつて通称ビッグベン、正式名称クロック・タワーとして世界中に知れ渡っていましたが、2012年6月、エリザベス女王在位60周年を機にエリザベス・タワーと改称されました。この時計台が奏でるメロディーは、正式な曲名は「ウエストミンスターの鐘」といい、日本でも学校チャイムのメロディの元になったことでおなじみです。

スタッフのおすすめPoint!

エリザベスタワーの魅力は、一目見ただけでイギリスを想起させるゴシック復興様式の荘厳なたたずまい。見どころは技巧が凝らされた時計盤で、金メッキと乳白ガラスの装飾の美しさは必見。英国国会議事堂は第二次世界大戦中に破壊されてしまったそうですが、エリザベスタワーの時計だけは動き続けたという逸話があります。タワーの改修工事に伴い2021年まで鐘を鳴らすことが停止されていますが、今後もイギリスのランドマークとして愛され続けることでしょう。

No.08 セントポール大聖堂

ロンドンの金融街、シティ・オブ・ロンドンにある大聖堂。元々ははるか昔、7世紀初頭に作られた木造の聖堂が、その起源です。その後、16世紀なかばに落雷による火災で荒廃、1666年のロンドン大火で完全に消失したのち、17世紀末に再建されたのが、現在に残る大聖堂の建物です。1981年、時のチャールズ王太子とダイアナ元妃の結婚式が執り行われたことで、世界中から注目を浴びました。

スタッフのおすすめPoint!

ロンドン中心部に位置するセントポール大聖堂。頂上からはロンドンの街並みが一望できます。セントポール大聖堂の見どころは、直径約34mのドームに描かれている「聖パウロの一生」。黄金に輝く装飾は必見です。体力に自信があれば、257段の階段の上にある、音が反響する「ウィスパリング・ギャラリー」も体験したいものです。3度の修復を経て、現在の建物は4代目。地下の納骨堂にはネルソン提督やウェリントン公爵など、イギリスの著名人が眠っています。

No.09 チャーチル博物館

第二次大戦時のイギリス首相、ウインストン・チャーチルに関する博物館。元々は大戦時にチャーチル内閣が執務をする施設でしたが、戦争終結後に一旦閉鎖。その後、1984年に再公開され、2003年より拡張を開始、2005年に改めて博物館として公開されました。最大の見ものは実際に使われていた執務室が、そのまま公開されていること。戦時下の雰囲気を実体験することが可能です。

スタッフのおすすめPoint!

チャーチル博物館の魅力は、何千もに及ぶ映像や記録から、チャーチルの波乱万丈な人生をたどることができるところです。見どころは、地下の内閣戦時執務室。実際に第二次世界大戦下で使われていた部屋が見られます。さらにチャーチルの私生活にも焦点を当てた展示内容、伝統的なイギリス料理が味わえる、古き良き時代を再現したカフェも楽しみです。内閣戦時執務室には仮眠用のベッドも展示されていますが、チャーチルが実際に使ったのは3回だけだったそうです。

No.10 ロンドン塔

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テムズ川の河畔、イースト・エンドに立つ城塞です。元々はロンドンを守るための要塞として建設され、17世紀前半までは国王が居住する宮殿として使われていました。また同時に政治犯や反逆者を収監、処刑する場としての役割も果たしていました。現在はイギリス王室が所有する宮殿として、おもに重要な財物の保管庫に使われています。世界最大級のダイヤ「カリナン」も、ここで保管・展示されています。

スタッフのおすすめPoint!

もともとは要塞として建てられたものの、身分の高い王族や皇族の多くの処刑の場となったり、武器や宝石を貯蔵する施設として使われたりと、深い歴史的背景を持つところがロンドン塔の魅力です。ロンドン塔の見どころは、中心のホワイトタワー近くにある「トレイターズ・ゲート」。かつてエリザベス1世や、幽霊として現れるというアン・ブーリンもここを通りました。ちなみに正式名称はロンドン塔ではなく「女王陛下の宮殿にして要塞」です。


ロンドンは雨の多い街。多少の雨なら傘をささないのが“現地流”ですが、旅行で訪れる際は雨具を用意しておくことをおすすめします。

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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