徳島阿波おどり(イメージ)
「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」のフレーズが街中に響き渡る――。
阿呆とは何かに夢中になって楽しむ情熱の証や主役になるための言葉。
踊る人も、見物する人も、その場にいる人全員が一緒になって熱狂し、主役になれる、それが「徳島阿波おどり」。「日本三大盆踊り」のひとつにも数えられる祭りです。
当記事では、四国4県の一つ「徳島県」の「阿波おどり」の開催日程や観覧席のチケット情報、楽しみ方やアクセス方法などの基本情報を中心に詳しく解説。実際にツアーに参加した体験談も交えてご紹介します。
※本記事は日本を訪問する予定の旅行者向けに制作されたものですが、日本国内の方でもお読みいただけます。
日本の夏祭りとはどのようなものか?
お盆と夏祭りの関係
日本の夏祭り(イメージ)
日本の祭りの多くは7~8月に開催されます。
元々は、昔の日本では夏の時期に疫病や農作物の害虫・風水害などの災いが多発し、それらを鎮めるための「厄除け」や「祈願」の行事が不可欠だったためです。また、同時期に先祖の供養や無縁仏の霊を迎え、慰める「お盆」の時期も重なっています。先祖の供養のための盆踊りや慰霊の祭りが定着したことも大きな理由です。
時を経て現在では、地域ごとの個性が注目され、国内外から多くの観光客を集めている祭りもあります。
中国や台湾で広く知られている「中元節」とはお祭り行事の目的や内容が異なります。
「中元節」は道教と仏教に由来し、あの世から戻る無数の霊魂や無縁仏を盛大に供養・慰霊する厳粛な宗教行事。タブー(夜の外出禁止や水辺に近づかないなど)が伴う畏敬や鎮魂の色合いの強さも特徴です。
一方で、日本の夏祭りは神輿の巡行や盆踊り、花火など明るく賑やかな祭として地元の人や観光客が楽しむ、娯楽・信仰行事となっています。
日本三大祭・東北三大祭りについて
日本には、地域の熱気と伝統が凝縮された『三大祭』『東北三大祭り』と呼ばれる祭りが存在します。
日本三大祭
| 祭り名 | 開催地 | 開催時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 祇園祭 |
京都府(八坂神社) |
7月1日〜31日 |
1000年以上の歴史を持つ疫病退散の祭礼。豪華な山鉾が京都の街を巡行する |
| 天神祭 |
大阪府(大阪天満宮) |
7月24・25日 |
大川を舞台にした船渡御と、約5000発の奉納花火が名物 |
| 神田祭 |
東京都(神田明神) |
5月中旬(奇数年) |
江戸三大祭の一つ。神輿約200基が都心を練り歩く |
※神田祭は隔年開催のため、代わりに山王祭を数える説もあります。
東北三大祭り
| 祭り名 | 開催地 | 開催時期 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 青森ねぶた祭 |
青森県青森市 |
8月2~7日 |
武者絵などを描いた巨大な「ねぶた」灯籠が街を練り歩く |
| 仙台七夕まつり |
宮城県仙台市 |
8月6〜8日 |
商店街を彩る豪華絢爛な七夕飾りが見どころ |
| 秋田竿燈まつり |
秋田県秋田市 |
8月3〜6日 |
米俵に見立てた提灯を稲穂のようにしならせて操る妙技が名物 |
※山形花笠まつりを加えて「東北四大祭り」と呼ぶこともあります。
これらの祭りに共通するのは、会場を包む熱気、何百年も受け継がれてきた伝統、そして観客も担ぎ手も一体になる高揚感。
そして、同じ夏の時期に開催される、見逃せない祭りがもう一つあります。
今回ご紹介するのは、日本の四国地方「徳島県」で開催される「阿波おどり」です。熱気・伝統・一体感の魅力を感じられる祭りとして人気を集めています。
徳島阿波おどりを完全解説!
「徳島阿波おどり」とは?
四国MAP(イメージ)
四国は瀬戸内海と太平洋に囲まれ、徳島県・香川県・愛媛県・高知県の4つの県からなります。
その中で徳島県は、関西方面から見て四国の東の玄関口にあたり、大鳴門橋を渡ればすぐという近さも特徴。特産品である柑橘類の「すだち」や絶景スポット「鳴門の渦潮」などが知られています。なかでも国内外から圧倒的な知名度を誇るのが、夏に開催される「徳島阿波おどり」です。
400年を超える歴史を持ち、期間中は100万人を超える人々が徳島市に集まる「阿波おどり」。徳島の人々にとって阿波おどりは、単なる観光イベントではなく、生活に欠かせないものになっており、地域ごとにある「連」が一年をかけて練習を重ね、本番に備えます。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」という言葉の通り、見る人も踊る人も分け隔てなく楽しめるのが、この祭りの特徴です。
日程とスケジュール
阿波おどりは例年8月12〜15日の4日間開催しています。
※チケット販売日程・演舞場の構成は年により変更されます。最新情報は徳島市の公式発表をご確認ください。
※例年の情報をもとにした目安です。年によって変更となる場合があります。
▼例年のスケジュール
8月11日:前夜祭(アスティとくしまにてイベント開催)
8月12~15日: 屋外演舞場(有料)18:00~22:00の間、二部交代制。
また、12~15日の間はあわぎんホールにて11:00~16:00の間、3部制の舞台(有料)や無料の屋外演舞場でも阿波おどりを観ることが出来ます。
「阿波おどり」の各演舞場など会場について
阿波おどり会場マップ(イメージ)
「阿波おどり」の屋外会場には「有料演舞場」と「無料演舞場」の2種類があります。
有料演舞場
「藍場浜演舞場」
「JR徳島駅」から徒歩5分というアクセスの良さに加えて有料演舞場の中では最大規模の客席数のため、初めて「阿波おどり」を観る人や家族連れにぴったりです。
「南内町演舞場」
第2部終盤からの阿波おどり振興協会による「総おどり」は必見です!
「紺屋町演舞場」
徳島県内最大の歓楽街に隣接しており、本場徳島の阿波踊りと徳島のナイトライフを満喫できます。
これら3つの有料演舞場の最大の特徴は、統率の取れた「有名連」を「桟敷席」に座ってゆっくり見られることです。照明や音響設備も整っており、お囃子や踊りの演出もダイナミックに感じられます。
紺屋町演舞場(イメージ)
無料演舞場
無料演舞場は「JR徳島駅」を中心に4カ所。いずれも立ち見や簡易的な自由席が設けられており、出入りも自由です。
出演者は地元の地域連や企業連、大学連などが中心ですが、間近で連を観られ、お祭りの活気をダイレクトに味わえます。気軽に立ち寄れる点や自分のペースで移動しながら鑑賞できる点は無料演舞場ならではのメリットです。一方で祭り期間中は街中が非常に混雑し、見やすい場所を確保するには早い時間から待つ必要があります。
祭りの時期に来られなくても大丈夫。
一年中楽しめる「阿波おどり会館」
「阿波おどりを見たいけれど、8月に休みが取れない」。
そんな方のために、徳島には一年を通して阿波おどりを鑑賞できる施設があります。
それが、徳島市中心部・眉山のふもとに建つ「阿波おどり会館」です。
1999年に徳島市が開設したこの施設は、「いつでも楽しめる阿波おどり」をコンセプトにしており、2階の阿波おどりホール(客席数250席)では、昼と夜で異なる公演が毎日行われています。
【昼の公演】
会館の専属連「阿波の風」による公演で、1日4回・約40分。公演中には「阿波おどり体験コーナー」があり、観客も実際に踊りに参加できます。初めての方や、お子様連れの方でも気軽に楽しめる内容となっています。
【夜の公演】
こちらが本命!阿波おどり振興協会などに所属する有名連が日替わりで登場し、1日1回・約50分の公演を行います。8月の本祭で演舞場に立つのと同じ連の踊りを、250席という近い距離で観られるのは、この会館ならではの体験。
【そのほかの見どころ】
1F 徳島県物産観光交流プラザ「あるでよ徳島」。藍染め、すだち、鳴門金時の菓子など、徳島土産はここで揃います
2F 阿波おどりホール(公演会場)
3F 阿波おどりミュージアム。衣装や鳴り物の展示から、400年の歴史をたどれます
5F 眉山ロープウェイ山麓駅。山頂まで約6分。晴れた日は大鳴門橋や淡路島まで見渡せます
【所要時間の目安】
ミュージアムと昼の公演で1〜1.5時間。眉山ロープウェイまで含めるなら2〜2.5時間を見ておくと余裕があります。夜の有名連公演まで館内で楽しむなら、夕方に到着してミュージアム→お土産→夜公演という流れが効率的でおすすめ!
【予約について】
当日窓口でも入場できますが、客席は250席と限られています。夜の公演や繁忙期は、満席になることもあるため事前購入をしておくと安心です。
【料金・営業時間】
昼公演(専属連):大人1,300円/小中学生700円
夜公演(有名連):大人1,600円/小中学生800円
阿波おどりミュージアム:大人500円
開館時間:9:00〜17:30(4月1日〜10月31日は21:00まで)
※2026年現在の情報です。詳しくは公式HPをご覧ください
【現地取材】紺屋町演舞場で見た、
阿波おどりの熱気
今回参加したのは「観覧席付き! 徳島阿波おどりと大人が楽しめる四国水族館 2日間」というツアーです。
まずは1日目、徳島阿波おどりの体験からご紹介します。
【ツアーの名称】
「観覧席付き! 徳島阿波おどりと大人が楽しめる四国水族館 2日間」
【1日目行程】
・愛知県・名古屋駅集合
・徳島県・「阿波おどり」を「紺屋町演舞場」観覧席より鑑賞
・「阿波おどり」終了後、バスに乗って愛媛県・「ホテルルートイン四国中央」へ移動・宿泊
【2日目行程】
・香川県・「四国水族館」に約3時間滞在
・愛知県・名古屋駅帰着
前方席で感じた、連の熱気と客席の一体感
紺屋町演舞場(イメージ)
今回参加したツアーの席は、紺屋町演舞場の前方2列目という近さ!
体全体に響き渡る太鼓の音、軽快に鳴り響くリズミカルな鐘の音、美しく繊細な笛の音、そして威勢の良い踊り手の掛け声に心が躍ります。踊り手の熱気に見ている側も圧倒されました。
さらに驚いたのは、観客も“見ているだけではない"ということ。踊り手の掛け声に合わせて、観客も自然と声を上げ、手拍子を送る。演者と観客の境界がなくなっていくような一体感は、実際にその場にいたからこそ味わえるものでした。「見る阿呆」というのは、決して受け身の見物ではないのだと、体感できました。
商店街隣接だからこその楽しみ方
紺屋町演舞場は、徳島県内最大級の歓楽街・商店街に隣接しているのも大きな魅力です。
演舞場に到着後、開演まで時間があったため、演舞場を出てすぐの通りへ。屋台グルメも今回の楽しみのひとつでした。徳島名物の柑橘類「すだち」を使ったさっぱり系のドリンク「すだちスカッシュ」に始まり、焼きそば、からあげと、定番の祭りグルメを一通り堪能。ちなみに屋台グルメは開演前なら並ばずに買えましたが、開演後は大行列になっていたので、狙うなら早めに購入しておいた方が良いでしょう。
商店街に隣接しているため、開演前には地域の連が路上で踊る姿もそのまま見学できました。踊りの輪に加わっていた観光客の姿もあり、連の人たちと一緒になって楽しそうに踊る様子を眺めているだけで、こちらまで気分が上がってくるような温かい光景。有料演舞場で観る洗練された演舞とはまた違う、参加する側の高揚感がそこにはありました。
「徳島阿波おどり」
観覧チケットの確保方法
観覧チケットの販売スケジュール
各有料演舞場のチケットは例年6月ごろからWEBにてプレイガイド限定で販売。座席指定可能で、席の場所によってS~Bの指定席とCの自由席があり、席種で料金が異なります。
先行販売に外れた場合や直前に旅行を決めた場合などは、7月1日から始まる一般販売(先着順)で購入します。ただし近年は価格変動制が導入されており、販売状況により料金が毎日変動する仕組みになりました。
当日券も演舞場付近などで販売されますが、時間の指定が出来ない場合や人気の週末や場所によっては先行で売り切れてしまうこともあります。
日本国外在住の方に向けたWEB販売ページもありますが、チケットの配送はできません。また、会場内でもチケットの受け取りは出来ないため、日本国内のコンビニエンスストア「セブンイレブン」にて、当日までにチケットを引き換える必要があります。
「徳島阿波おどり」が初めての人は
ツアー参加がおすすめ
初めて徳島阿波おどりを訪れるなら、観覧席が確保された状態で現地入りできるツアーは大きな安心材料になります。運任せのチケット争奪戦に参加する必要がなく、宿泊先や現地までの移動もまとめて手配されているため、当日は演舞を楽しむことだけに集中できます。
夏の徳島の暑さは?
持ち物と現地設備
夏の徳島は暑い!気温・服装のポイント
暑さ対策(イメージ)
・服装
徳島の夜は気温27〜30度、湿度も高く汗が止まらない環境です。通気性がよく汗が乾きやすいTシャツ、歩きやすくしゃがみやすいズボンがおすすめ。会場までは徒歩移動が多いため、履き慣れたスニーカーを選びましょう。
日差し対策
阿波おどりは18時開始のため、日差しはそれほど気にしなくて大丈夫ですが、日暮れ前など早めに出歩く場合は、つばの広い帽子やアームカバーで対策を。ただし日暮れ前でも会場付近は混雑しているため、日傘の使用は避けましょう。
・熱中症対策
ハンディファンや冷感タオルなどの冷却グッズ、水や塩分補給タブレットなども用意しておくと安心して祭りを楽しめます。
・雨の時は?
徳島阿波おどりは、雷雨・台風・災害級の豪雨といった「安全に関わる荒天」でない限り、雨が降っても通常どおり開催されます。小雨〜中雨程度なら、踊り手は雨の中でも踊り続けます。
ただし、観覧席に屋根はありません。観覧席での傘の使用は視界を遮り、隣の席との距離も近く危険なため、両手も空くレインコートやポンチョを用意しておきましょう。
防水対策やタオルなども用意しておいた方が安心ですが、大きなリュックや大荷物は人混みで邪魔になり自分も疲れてしまうため出来る限り身軽な荷物に留めましょう。
阿波おどりの撮影のコツ
阿波踊りの撮影は、踊り手の動きの速さとの戦いです。
スマホでもかなり撮れますが、動きを止めたいならミラーレス一眼で撮るとより美しく臨場感のある写真が撮れます。ただし、自撮り棒の使用・三脚の設置、通路での撮影は不可です。
また踊りの妨げになるため、踊り手にフラッシュを焚かないようにしましょう。
撮影マナーを守りながら、撮るのに夢中になりすぎず、自分の目で鑑賞する時間も残しましょう。
トイレ・決済・Wi-Fiについて
トイレ
演舞場や駅周辺に公衆トイレがありますが、数はあまりないため祭り中はかなり混雑します。観覧前など早めにお手洗いは済ませましょう。
Wi-Fi
徳島阿波おどり会場付近では徳島市が提供する「TOKUSHIMA CITY Wi-Fi」が利用できます。SNSやメール認証で簡単に利用できますが、利用可能時間は30分で、自動的に切断された後は再度認証する必要があります。また、祭り期間中は混雑で繋がりにくい場合もありますので、ご自身でポケットWi-Fiなど用意しておくと安心です。
決済
会場付近には飲食店もありますがお祭りといえば「屋台グルメ」も食べておきたいところ。屋台での支払いは現金のみがほとんどなので、事前に用意しておきましょう。
徳島へのアクセス方法は?
交通・宿泊の完全ガイド
レンタカーがなくても大丈夫?
四国の交通事情
四国は「車がないと回れない」というイメージを持たれがちですが、今回ご紹介している行程に関しては、レンタカーは必要ありません。
阿波おどりの演舞場も、阿波おどり会館も、四国水族館も、いずれも駅から徒歩圏内にあります。日本での運転に不安がある方でも、公共交通機関だけで十分に楽しめます。
【車なしで行ける主なスポット】
藍場浜演舞場:JR徳島駅から徒歩約5分
南内町演舞場・紺屋町演舞場:JR徳島駅から徒歩圏内
阿波おどり会館:JR徳島駅から徒歩圏内
四国水族館:JR宇多津駅から徒歩約12分
一方で、注意していただきたい点もあります。
① 本数が少ない
四国の鉄道・路線バスは、都市部に比べて本数が限られます。高松〜徳島間の特急・高速バスはいずれも1時間に1本程度です。
「とりあえず駅に行けば何か来る」という感覚では動けません。事前に時刻表を確認し、乗り継ぎ時間に余裕を持った計画を立ててください。
② 祭り期間中は交通規制がある
阿波おどり期間中、徳島市中心部には広範囲に交通規制が敷かれます。
演舞終了は22:00頃ですが、交通規制の解除は22:30頃。
そこから駅へ向かうことになるため、最終列車・最終バスの時刻には特に注意が必要です。
③ 郊外へ足を延ばすなら別途検討が必要
本記事で紹介している範囲を超えて、四国の山間部や離れた観光地まで足を延ばす場合は、レンタカーやツアーバスの利用も選択肢に入ります。
台湾から徳島へ:
高松空港からのルートが最短
徳島県には「徳島阿波おどり空港」がありますが、台湾からの直行便はありません(国際定期便は韓国・仁川線のみ)。
そのため、台湾から徳島を目指す場合は、同じ四国エリアの香川県・高松空港を利用するルートが最短です。高松空港へは、チャイナエアラインの台北線が毎日運航しています。
【推奨】高松空港からのルート
高松空港 →(空港リムジンバス)→ JR高松駅
JR高松駅 →(JR特急「うずしお」約1時間/高速バス「高徳エクスプレス」)→ JR徳島駅
※高松空港から徳島への直通バスはなく、乗り換えが必要です。特急・高速バスとも1時間に1本程度のため、乗り継ぎ時間には余裕を見てください。
【参考】その他のルート
関西(関西空港・伊丹空港/大阪・神戸)から:大阪駅前・なんば・伊丹空港などから徳島駅前まで直行の高速バスが運行しており、所要時間は2時間30分〜3時間30分ほど。大阪・徳島間だけでも1日約20往復と本数は多めです。ただし明石海峡大橋・大鳴門橋を渡る一本道のため、道路が混雑するとそのまま遅延に直結します。
岡山方面から:本州側から入る場合のルートです。高松駅での乗り換えが必須なうえ、徳島方面への直通特急の本数が少なく、時刻表を綿密に組む必要があります。
【要注意!】宿泊先が最大の難関
徳島阿波おどりの開催時期は日本のお盆期間(8/12〜15)と完全に重なります。つまり、日本人の帰省・旅行需要と正面衝突し、徳島市内の宿泊確保は極めて困難になります。
特に注意しておきたいのが終演後の宿泊先への移動です。演舞は22:00頃に終わりますが、交通規制が解けるのは22:30。そこから駅へ向かい、大阪・高松方面への最終バスや最終列車に間に合わせる必要があります。宿泊先が徳島市外(大阪や高松)の場合、この最終便を1本逃すと、その日のうちに戻れなくなるリスクがあります。混雑状況によっては満員でバスや列車に乗れない場合があります。事前の交通手段の予約と、時間に余裕をもって駅に戻るプランを立てておくと安心です。
愛媛県や香川県など隣県宿泊にした場合は、宿到着が深夜帯もしくは交通機関に乗り遅れて宿にたどり着けないなどのリスクもあります。
そこでおすすめなのが、ツアーを利用すること。
ツアー参加であれば、宿の予約はすべてお任せ&バスで送迎してくれるので、祭り終わりの混雑した交通機関に乗る必要はなく、祭りの余韻に浸りながら安心して宿まで向かうことが出来ます。
寄り道:通年で楽しめる「四国水族館」
四国水族館・外観(イメージ)
「四国水族館」とは?
徳島県の上に位置する香川県。その香川県宇多津町にある「四国水族館」は、2020年に開業した、四国地方最大級の水族館です。「四国水景」をテーマに、瀬戸内海や太平洋、四万十川などの清流まで、四国ならではの豊かな水景を、約400種・14,000匹もの生きものとともに再現。単に生きものを展示するだけでなく、光と影を巧みに使った幻想的な水槽演出や、時間帯によって表情を変える照明など、随所に"魅せる"工夫が凝らされているのも特徴で、近年はSNS映えする水族館としても注目を集めています。
【営業時間】
9:00〜18:00(最終入館は閉館の30分前まで)
【入館料】
入館料:大人2,600円、小・中学生1,400円、幼児(3歳以上)700円、3歳未満無料
※2026年9月時点
【現地取材】四国の水景を一日で!
四国水族館の楽しみ方
阿波おどりの興奮が冷めやらぬまま、翌日ツアーで訪れた四国水族館。
瀬戸内海のすぐそばに位置しているため、水族館だけでなく海の眺めも楽しめるのが、この水族館ならではの魅力です。潮風を感じながら過ごせる開放的なロケーションで、海辺のリゾートに来たような気分も味わえます。ただし夏場は日差しが強く、体感温度も高く感じやすいので、こまめな水分補給を意識しておくと安心です。
見どころ①イルカショー
イルカショー(イメージ)
イルカたちのパフォーマンスをかなり近い距離で観ることが出来ます。
最前列だと、イルカが高く跳ね上がり着水するたびに水しぶきが座席までかかり、爽快感と臨場感満載のパフォーマンスを楽しむことが出来ました。
ただし、スマートフォンなど電子機器には水がかからないようご注意を。
見どころ②フォトジェニックスポット
写真映えするスポットも館内のあちこちにあり、展示のデザイン性の高さも印象的でした。
香川県は、直島をはじめとした瀬戸内国際芸術祭の舞台として「現代アートの聖地」とも呼ばれる土地。この水族館の空間づくりへのこだわりも、そうした土地柄と無縁ではないのかもしれません。
香川のご当地グルメ
おいりソフトクリーム(イメージ)
せっかく四国を訪れたなら、観光だけでなく、ご当地グルメも楽しみたいもの。
「四国水族館」館内で販売している、香川や水族館にちなんだドリンクやグルメにも注目です。
夏に人気なのが、館内2階のカフェで販売している「おいりソフトクリーム」。香川に400年以上伝わる伝統菓子「おいり」がたっぷりとトッピングされた一品です。ソフトクリームのミルキーな甘さに、口に入れた瞬間ふわっと溶けていくおいりの軽やかな食感が重なって、暑さで疲れた体にちょうどいい優しい味わいでした。
讃岐うどん(イメージ)
また、四国水族館の周辺には、本場「讃岐うどん」の名店が徒歩圏内に点在しています。
うれしいのは、この水族館が当日中なら再入場可能なこと。館内を一通り楽しんだ後、少し足を延ばしてうどん屋に立ち寄り、また戻ってくるという過ごし方もできます。
つるつる、もちもちとした讃岐うどんのコシと、揚げたての天ぷらは、香川に来たなら外せない一皿です。
徳島阿波おどりを楽しむなら
ツアー参加がおすすめ!
徳島阿波おどり(イメージ)
徳島阿波おどりは自由観覧も可能ですが、混雑が激しく、移動や観覧場所の確保が難しい場合もあります。
ツアーに参加すれば、観覧席の確保や宿泊、移動までお任せできるので、初めての方でも安心して祭りに専念できます。
クラブツーリズムでは、徳島阿波おどりの観覧席付きツアーをはじめとした、日本各地の様々な祭りや花火大会のツアーをご案内しています。
出発地も首都圏、関西・中部・北海道・東北など全国各地から設定されるため、自分の旅程に合わせて選んでみてくださいね。
よくある質問(FAQ)
言語対応について
Q:日本語が話せなくても参加できますか?
A: はい、可能です。ツアーは日本語で運行されますが、重要な案内はAI翻訳機器や書面で英語・中国語(繁体字)に対応します。添乗員やドライバーも翻訳アプリを活用しますので、言語の不安はありません。
集合・出発に関する質問について
Q:予約後、集合場所や時間はどのように確認できますか?
A:ご予約後、マイページで「集合場所」「集合時間」「緊急連絡先」を確認できます。出発前にはオンラインで「旅のしおり」もご覧いただけます。
荷物について
Q:スーツケースを持って参加できますか?
A: バス移動の場合は荷物の積み込みスペースを確保していますので、スーツケースも持ち込み可能です。ただし、大きなスーツケースはお一人2個までを目安にしてください。
支払いについて
Q:支払い方法は?通貨は?
A: お支払いは日本円でのオンライン決済(クレジットカード)です。為替レートはカード会社の規定に準じます。予約時に即時決済が必要です。
現地サポートについて
Q:台湾や海外に実店舗はありますか?
A:台湾ではKNT台湾がクラブツーリズムの総代理店です。現地でのご相談はKNT台湾にお問い合わせください。
台灣地區的旅客,報名可洽《台灣總代理・台灣近畿國際旅行社》
線上報名 https://www.knt-taiwan.com/contact.php
來電報名 02-87717551(月~金 09:15~18:00〈假日除外〉)
電子郵件 info@knt-taiwan.com
Q:天気が悪くてもツアーは催行されますか?
A:基本的にツアーは雨天でも催行されます。混雑が緩和されるため、ゆったりと観光できるというメリットもあります。ただし、天候状況によっては一部内容が変更される場合がありますので、詳細については事前案内をご確認ください。
Q:子ども連れやシニアも参加しやすい内容ですか?
A:はい、バスツアーは幅広い年齢層の方が参加しやすい内容です。長距離の移動でも乗り換えがなく、バスに乗車すればあとはお任せであることに加え、観光地でも無理のない行程が組まれています。体への負担が少なく、お子様をお連れの方にもシニアの方にも安心してご参加いただけます。添乗員が同行するため、困ったことがあればすぐに相談できるのも安心できるポイントです。
Q:ツアーの途中で離団できますか?
A: 安全管理上、ツアー途中の無断離団はご遠慮いただいております。事前に添乗員へご相談いただき、「離団書」にサインをしていただきます。離団が可能な場所は、ツアーの行程に組み込まれた立ち寄り場所のみとなります。
まとめ
徳島阿波おどり(イメージ)
400年を超える歴史があり、毎年100万人を超える人々が熱狂する「徳島阿波おどり」。有名連による洗練された演舞、観客と一体になる高揚感、そして屋台グルメまで、その場に立ってこそ味わえる魅力に溢れています。
徳島が熱狂の渦の中心となる、「徳島阿波おどり」で心に残る特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。
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