カナダおすすめ観光スポット15選!壮大な自然美にきっとあなたも息を呑む!

更新日:2025年06月27日

カナディアンロッキー モレーン湖(イメージ)

カナディアンロッキー モレーン湖(イメージ)

●カナダってどんな国?
世界で2番目の広さを誇る、自然と文化の多様性に満ちた国・カナダ。広大な国土はそのほとんどが寒帯に分類されるため、アメリカとの国境沿いに人口が集中しています。カナダは古くより先住民族・イヌイットの自治が築かれた土地でした。イギリス・フランスの植民地時代を経た現在は、英語・フランス語を公用語としています。

●カナダの魅力は?
カナダの素晴らしさは、まずは何といっても美しい自然の数々!地域により様々な気候の特徴を持ち、日本と同じく四季があります。

【カナダの四季折々の自然】
・春:鮮やかに花々が咲き始める
・夏:日差しを照り返す山岳や湖の眺望
・秋:圧倒的なスケールの紅葉
・冬:暗闇を照らす自然のカーテン・オーロラ
  (※冬のイメージが強いオーロラですが、8月上旬~5月上旬頃が鑑賞チャンスです)

何度訪れても、そのたびに新しい表情を見ることのできる国。
その魅力的な景色を、今回は15箇所ご紹介していきます!

カナダマップ

No.01 メープル街道

メープル街道(イメージ)

メープル街道(イメージ)

カナダの国旗に描かれるメープル(カエデ)の葉。メープル街道は、国を代表する樹木・カエデをはじめとした落葉樹の木々が広がる観光ルートです。標高の高い地域から順番に色を変える山景色は、まるで神の手で織られる巨大な絨毯のよう。そんな紅葉の景色は9月中旬~10月中旬まで楽しめます。メープル街道沿いの観光地をつなぐパッケージツアーも、秋季が特に人気です。紅葉の季節を迎えるカナダは寒いので、防寒着をお忘れなく!

メープル街道MAP

もっとくわしく!メープル街道とは?

メープル街道とは、北はケベック州のケベック・シティから、南はオンタリオ州のナイアガラまで、全長約800kmに及ぶ観光ルートのこと。メープル(カエデ)の木が多く群生し秋になると一斉に紅葉することから、日本では「メープル街道」の名で親しまれています。ここでは、まるで山が真っ赤に燃えているようなダイナミックな紅葉を見ることができます。この地域には、主にイギリスとフランスの2つの文化圏があり、トロント、モントリオールといったカナダの経済を支える大都市や、世界遺産都市ケベックや古都キングストン、首都が置かれているオタワなど、カナダ建国の歴史に欠かせない都市も点在。そのことから、現地では「ヘリテージ・ハイウェイ(歴史街道)」と呼ばれています。

No.02 ローレンシャン高原

ローレンシャン高原(イメージ)

ローレンシャン高原(イメージ)

カナダ東部・ケベック州の山地、ローレンシャン高原。ここはなんと世界最古の山脈ともいわれています。先カンブリア時代の火成岩(火山活動から成る岩石)と堆積岩でできた、山岳地帯の平野です。紅葉とスキーを目的に訪れる人が多いですが、夏季の萌える緑も格別。また、もっと景色を楽しみたいという方にはゴンドラ乗車がおすすめ!高原内のトランブランビレッジから乗ることができます。メープル街道とともに、季節ごとの移ろう美しさを味わえる場所です。

スタッフのおすすめPoint!

2022年に新たにオープンした展望台はまさに紅葉に包まれる体験。ぜひ現地で味わってほしいです。階段の登り降りをせずに、スロープを歩いて登る展望台なので、とても歩きやすいのも嬉しいポイント。そして最上階では、紅葉の絶景パノラマが目の前に広がります。ローレンシャン高原・トレンブランビレッジからツリートップウォークまでは車で30分ほどの距離ですが、ツアーならバスでらくらく移動なのでおすすめです。

ツリートップウォーク(イメージ)

ツリートップウォーク(イメージ)

No.03 アルゴンキン州立公園

アルゴンキン州立公園(イメージ)

アルゴンキン州立公園(イメージ)

アルゴンキン州立公園は、1983年制定のオンタリオ州最古の州立公園で、広さは約7500km²(東京都の約3.5倍)。こちらもメープル街道に含まれる紅葉名所で、カナダではローレンシャン高原より有名な紅葉スポットとして知られる、人気のある公園のひとつです。ヘラジカやビーバーなどの動物をはじめ、動植物が数多く生息しています。ハイキングコースは複数ありますが、1時間ほどで歩ききれる「ルックアウト・トレイル」が1番人気。アルゴンキンに行くために必ず通る国道60号線のドライブは、道の両側に広がる非常に美しい紅葉にうっとりしてしまうハイライトのひとつです。また公園には水辺が多く、湖・沼地の数はなんと2400箇所以上に及びます。それらをつなぐ河川を含め、カヌー愛好家の聖地として知られる場所でもあるのです。

No.04 ケベック/ケベック・シティ

ケベック/ケベック・シティ(イメージ)

ケベック/ケベック・シティ(イメージ)

カナダの都市圏の一つ・ケベック州ケベック・シティは、広場と港の「Lower Town(ロウアータウン)」と城壁に囲まれた「Upper Town(アッパータウン)」の2つの地域で構成されています。フランス植民地として17世紀に城塞都市を築いたことから、人口の90%以上がフランス語を母語としており、街並みや食事に多くのフランス様式が見られます。歴史文化に富んだ街でもあり、特にケベック旧市街では多くの史跡が世界遺産に指定されています。中でもフェアモント・シャトーフロンテナックはケベック旧市街の中心に立つ、街の象徴としてふさわしいホテルです。多くの有名人や芸能人が宿泊し、中でも英国チャーチル首相と米国ルーズベルト大統領が、第二次世界大戦における「ケベック会談」をこのホテルで執り行ったことで、歴史上重要な意味をもつ建造物です。訪れればケベック400年の歴史に没入することができるでしょう。

スタッフのおすすめPoint!

ケベックの見どころは、世界遺産にも登録されている旧市街のかわいらしい町並み。ライトアップされる夜も、雰囲気が変わりロマンチックです。「勝利のノートルダム聖堂」や「戦場公園」など、歴史を感じるスポットも残っています。おすすめのお土産は名産でもあるメープルシロップを使ったお酒「メープルブランデー」。名前の印象に反して甘すぎず、コクがある味わいが人気です。名産のクランベリーを使ったドライクランベリーもおすすめです。

No.05 モントリオール

モントリオール(イメージ)

モントリオール(イメージ)

トロントに次ぎカナダで2番目に大きな都市・ケベック州モントリオール。過去に万博や夏季オリンピックの開催地ともなったここは、モントリオール島を中心としたいくつかの小島から成っています。「北米のパリ」とも呼ばれ、フランス文化をもとに独自の文化が花開きました。ステンドグラスの装飾が美しいノートルダム大聖堂や、美術館、劇場など、アート好きにはたまらない街です。また、季節ごとに気候の違いがはっきりしているのも大きな特徴です。

No.06 ナイアガラの滝(カナダ滝)/ナイアガラフォールズ

ナイアガラの滝(カナダ滝)/ナイアガラフォールズ(イメージ)

ナイアガラの滝(カナダ滝)/ナイアガラフォールズ(イメージ)

オンタリオ州・ナイアガラの滝は、五大湖の内二つの湖をつなぐナイアガラ川にあります。その幅の広さゆえに、流れる滝の水量は北アメリカ大陸随一。ナイアガラの滝はアメリカ側よりもカナダ側、特に6~8月は水量が多く迫力があります。天気が良ければ滝にかかる虹を見ることができます。ナイアガラの滝でぜひ体験したいのがクルーズ(遊覧船)ツアー。滝のすぐそばまで行くため、猛烈な勢いで落ちる水しぶきと自然の威力を感じることができます。夜間はライトアップや夏季の花火が人気!近くにそびえる「スカイロン・タワー」には展望台もあり、様々な楽しみ方ができるのがナイアガラの滝の魅力です。特に水量が多くなる夏季期間が、観光のベストシーズンです。

スタッフのおすすめPoint!

ナイアガラの滝から車でナイアガラ・パークウェイを通って北へ約30分、19世紀の英国調のかわいらしい街、ナイアガラ・オン・ザ・レイクがあります。春夏の季節には花壇の花々が彩りを添え、とても趣のある雰囲気になります。メインストリート沿いにはお土産屋さんや雑貨屋さんがたくさんあるので、ツアー中はこちらでの散策時間をご用意しているものがほとんどです。なお、カナダといえばアイスワインが有名でおすすめです。

No.07 イエローナイフ

イエローナイフ(イメージ)

イエローナイフ(イメージ)

北極圏からわずか400kmの距離に位置する永久凍土の町・イエローナイフ。1月の平均気温はおおよそマイナス30℃からマイナス20℃!そんな過酷な環境だからこそ、他では見られない景色を見ることができます。イエローナイフに訪れる旅行者の目的は何といってもオーロラ観測。実は、オーロラは北極・南極のすぐ近く(北緯・南緯90度)では見ることができません。北緯・南緯65度を中心とした地域が、オーロラを最もよく観測できる「オーロラベルト」と呼ばれる場所です。イエローナイフは北緯62度に位置する町なので、地球上で最もオーロラ観測に適した場所と言えるのです。冬のイメージが強いオーロラですが、8月上旬~5月上旬の白夜シーズンを除いた長い期間で見ることができます。冬は濡れたTシャツを一瞬で凍らせるなどの極寒体験、夏は湖に映る逆さオーロラの鑑賞チャンスがあります。

抜群の観賞率を誇る地
イエローナイフ

カナダ・イエローナイフはオーロラベルトの真下に位置しており、オーロラの聖地として有名な街です。内陸性気候のため、晴天率が高く、高いオーロラ観測率がイエローナイフの魅力です。
さらに、オーロラ観賞のための専用施設「オーロラビレッジ」があるのも大きな魅力。先住民のテント、ティーピーではオーロラ出現までゆっくりと温かい飲み物を飲みながら待つことができるので、お体にも優しい施設になっています。是非、イエローナイフで安心・快適にオーロラの旅をお楽しみください♪

No.08 カナディアン・ロッキー/ロッキー山脈

カナディアン・ロッキー/ロッキー山脈(イメージ)

カナディアン・ロッキー/ロッキー山脈(イメージ)

アメリカとカナダの国境をまたぐように位置するロッキー山脈。その中でもカナダ国内に該当する部分がカナディアン・ロッキーと呼ばれています。その壮麗な姿を観賞するなら、カナディアン・ロッキー山脈自然公園群を目指しましょう。ここはカナディアン・ロッキー沿いの4つの国立公園と3つの州立公園で構成されている世界遺産。後にご紹介するバンフ国立公園やジャスパー国立公園、ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園もこの一部です。カナディアン・ロッキーは360度見渡す限りの美しい眺望ですが、中でもルイーズ湖・ボウ湖・モレーン湖・ペイト湖の4つの氷河湖は、宝石に例えられるほど美しい必見のスポットです。冬の雪山はスキーにもってこいですが、歩いて散策するなら夏に訪れるのがよいでしょう。標高が高く紫外線量が多いので、帽子とサングラスがあるとより快適に楽しめます。

スタッフのおすすめPoint!

カナディアン・ロッキーでぜひ訪れたいのはモレーン湖。カナディアン・ロッキーと青い湖の競演が美しい、絶好のフォトスポットです。寒い地域なので、訪れる時期は6月から9月にかけての期間がベスト。一般車ではモレーン湖最寄りの駐車場を利用できないので、ツアーでの参加が便利でおすすめです。

No.09 バンフ国立公園/バンフ

バンフ国立公園/バンフ(イメージ)

バンフ国立公園/バンフ(イメージ)

カナディアン・ロッキーに位置するバンフ国立公園は、1885年にカナダ国内初の国立公園に指定されました。公園内には道路が敷かれ、その観光のしやすさが特徴です。また、公園内でも特に旅行者を魅了するのは氷河湖・モレーン湖。雪解け水でできたこの湖は、光の屈折により全面鮮やかなターコイズブルーに染まっています。湖の奥に見えるのは「テンピークス」と呼ばれる10の山嶺。思わず息を飲む、絵画のような絶景です。バンフ国立公園には他にもいくつかの湖があり、その内の一つ・ルイーズ湖(レイクルイーズ)にも多くの観光客が訪れます。ルイーズ湖の湖畔にはホテルがあるため、宿泊しゆったりと過ごすこともできるおすすめのスポットです。また、雄々しいワシ、カナディアンロッキーを代表するエルク、渦を巻いた太い角をもつオオツノヒツジ、グリズリー(ハイイログマ)など野生動物に出会えるチャンスがあります。

スタッフのおすすめPoint!

バンフはカナディアンロッキーの玄関口として知られ、美しい山々に囲まれた風景と魅力的なショップ巡りの街歩きも楽しいです。中でも人気なのがサルファー山。山頂へはゴンドラで気軽にアクセスでき、そこにある天空レストランでは、壮大な山々を一望しながら絶景とともに食事を楽しめます。

バンフの街(イメージ)

天空レストラン(イメージ)

No.10 ジャスパー国立公園

ジャスパー国立公園(イメージ)

ジャスパー国立公園(イメージ)

バンフ国立公園から約300km離れた場所に位置する、ジャスパー国立公園。この二つの公園をつなぐ高速道路はカナディアン・ロッキーと平行に伸びており、そびえる山々の姿を横目にドライブすることができます。この公園内で特に人気を博しているのは、コロンビア大氷原。雪上車に乗って氷河と氷原を目の前で観賞できるスポットです。また、この大氷河は自分の足で歩くこともでき、壮大なロッキー山脈を目の当たりにできる迫力満点の体験も楽しめます。これらの観光は冬季休業なので、5月~10月の比較的暖かい季節に訪れてみてください。

No.11 ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園(イメージ)

ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園(イメージ)

世界唯一の国際公園・ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園。アメリカとカナダの国境をまたいで、ロッキー山脈の中央に位置しています。この公園の魅力は多様な生態系。ここを起点とした川の水が海に向かって流れ込み、その水を源にして生態系が作られます。山岳地帯や草原など様々な地形が隣接していることも、豊かな生態系を保つ上で重要な特徴です。公園内には観光道路が走り、そこから見えるのはどこまでも続く果ての無い大地。公園内の湖・ウォータートンレイクではクルーズ船の運行もあります。山肌に表れた縞模様を眺めながらゆったりと過ごす時間は格別です。

No.12 バンクーバー

バンクーバー(イメージ)

バンクーバー(イメージ)

カナダ西部のブリティッシュコロンビア州・バンクーバーは北アメリカ大陸でも有数の世界都市。カナダの要となる港であることから都市が発展しました。各国からの移民が多く、人口はトロント、モントリオールに次いでカナダ第三位です。レトロなレンガ造りの街・ガスタウンはバンクーバー発祥の地。蒸気を動力として笛の音を響かせる蒸気時計は必見です。そのすぐ近くのグランビルストリートは食事や遊びに最適!週末は夜通し人でにぎわう人気のスポット。少し歩けばショッピングにおすすめの通り・ロブソンストリートもあります。また、大都市でありながら自然も豊かな点がバンクーバーの魅力です。森林浴に最適なキャピラノ渓谷にある吊り橋は、その長さなんと140m!カナダ先住民の造ったトーテムポールが保存されている場所でもあるので、訪れた際はぜひ一緒に記念写真を撮ってみてください。

スタンレーパーク(イメージ)

スタッフのおすすめPoint!

スタンレーパークはダウンタウンの中心に位置する公園です。バンクーバーで最も歴史ある公園であることから、カナダ国定史跡に認定されています。花々が咲き誇る園内には、文化的なモニュメントや先住民のアート作品が随所に見られ、市民の憩いの場所となっています。

No.13 ビクトリア

ビクトリア(イメージ)

ビクトリア(イメージ)

気候が温暖なブリティッシュコロンビア州・ビクトリア。イギリスの植民地だった背景から、街並みはイギリス様式です。街中には数多くの庭園が点在し、花々が咲き誇る春~夏ののどかな風景は特に人気があります。また、バンクーバーと同様に港があるため、港沿いを散歩するのもおすすめ。夜間はライトアップされ、海は水鏡となり街を幻想的に映し出します。ビクトリアを象徴するブリティッシュコロンビア州議事堂は19世紀の建築で、まるで宮殿のようなたたずまい。こちらも一見の価値ありです。

ブッチャートガーデン(イメージ)

ブッチャートガーデン

花の街・ビクトリアを象徴するかのような、敷地面積約22万m²のイングリッシュ・ガーデンです。この敷地は元々セメント会社の採掘跡地でした。経営者のブッチャート氏が夫人とともに美しく生まれ変わらせるため造園をはじめ、今では世界的に大変有名になりました。庭園はいくつかのテーマに分かれており、サンクン・ガーデン、バラ園、日本庭園などがあります。伝統的なアフタヌーンティもこちらでご賞味いただけます。

No.14 プリンス・エドワード島

プリンス・エドワード島(イメージ)

プリンス・エドワード島(イメージ)

カナダ東部に浮かぶ島・プリンスエドワード島。ここに居を構えたのは、あの名作「赤毛のアン」を書いたルーシー・モード・モンゴメリです。アンが孤児院から引き取られてやってきた島のモデルもまさしくここ。広がる畑と赤土の海岸、そしてかわいらしいデザインの灯台は、正に「赤毛のアン」の世界観です。特にアンの家がある小さな村・キャベンディッシュは、ファンなら一度は訪れたいスポット。明るく彩度が高い風景はどこを見渡しても美しく、地元の食材で作られる食事も頬が落ちる美味しさです。夏には入れ替わり立ち代わり、見頃を迎えた花々が咲き誇ります。見たい花があれば、下記の見頃を狙って訪れるのがよいでしょう。

花・紅葉のカレンダー

スタッフのおすすめPoint!

ロブスター(イメージ)

プリンスエドワード島は周囲に広がる海や田園の美しい自然とシャーロットタウンをはじめとする古い町並みが見どころです。おすすめのお土産は、かぶるだけで赤毛のアンの気分になれる「アンづら」こと夢見るアンハット。赤毛のアンの島ならではのインパクトのあるお土産は話題作りにもなりそうです。周囲を海に囲まれたプリンスエドワード島は、ロブスターやオイスターなどの魚介類のおいしさも有名で、特にムール貝の産地として定評を得ています。

No.15 アトランティック・カナダ

アトランティック・カナダ(イメージ)

アトランティック・カナダ(イメージ)

カナダの大西洋に面した4州はまとめて、アトランティック・カナダと呼ばれています。先にご紹介したプリンス・エドワード島もその一部。この地域にはなんと13箇所ものユネスコ認定の観光地があり、それらはユネスコ回廊と総称されます。ここでは景色や食を楽しみつつ、それぞれの土地に伝わる歴史文化を学ぶことができます。例えば、アトランティック・カナダの一部であり、フランス語で「大牧草地」を意味するグラン・プレ。干満の激しい土地ですが、17世紀にフランスからやってきた入植者がそれを干拓し、農業を営んできたという歴史を持ちます。その海の満ち引きを眺めると、当時の住民の苦労がよく分かります。そんなファンディ湾の干満差を体感できる「ホープウェル・ロックス」は独特な景観が広がります。その他、イギリス統治時代の建築をそのまま残すルーネンバーグ旧市街や、大陸間のプレート移動の跡が見られるグロス・モーン国立公園等、カナダの大地と人が積み重ねてきた歴史には胸を打つものがあります。


見渡す限りの色鮮やかな大自然・カナダ。ここでは15箇所ご紹介しましたが、それだけでは足りないほど魅力あふれる豊かな土地です。行きたい場所・見たい景色に合わせて、渡航時期を選んでみてください。気になる時差や気候、観光におすすめの服装などは「カナダ特集」からご確認ください。

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