旅と人生を楽しむ スマートエイジング®術 旅と人生を楽しむ スマートエイジング®術

なぜクラブツーリズムの旅は“安全”に“安心して”楽しめるのか。
元気に健やかな生活を送ることに良い影響を与えているのか。
その理由を全12回の連載コラムで皆様にお届けしていきます。

※スマート・エイジングとは、「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟すること」を指します。東北大学が2006年から提唱している少子化・超高齢社会における新しい概念で、東北大学が商標を有しています。※登録番号 第6127103号

村田裕之先生

東北大学ナレッジキャスト㈱常務取締役
東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター特任教授
東北大学感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点委員

新潟県生まれ。87年東北大学大学院工学研究科修了。
日本のシニアビジネス分野のパイオニアで常に時代の一歩先を読んだ事業に取り組む。経済産業省や内閣府委員会委員など多くの公職を歴任。高齢社会研究の第一人者として著書も多数。近著「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣」(徳間書店)が好評。

連載コラム

【第5回】

コロナうつを解消する「朝活」のススメ

コロナうつはなぜ起こるのか?

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛要請が続いています。

在宅テレワークを会社から依頼されている方も多いでしょう。
私もテレワークを余儀なくされ、頻繁にオンラインで打合せを行っています。

しかし、これが結構疲れます。パソコンの画面経由のため対面に比べてコミュニケーション時の情報量が少ないため、ストレスになるのです。

また、旅行に行けないなど外出制限が続くこともストレスです。

こうしたストレスの蓄積に加え、コロナ禍の終息が見えないことで先行き不安が強まり「コロナうつ」へと進行していく人が増えています。

精神を安定させるセロトニンとは?

こうした不安感をなくし、精神を安定させ、脳内に負の記憶イメージが過剰に形成されるのを抑制するのが脳内に分泌される神経伝達物質「セロトニン」です。

セロトニンは、朝になると目が覚め、夜になると眠るという「生体リズム」に関わっています。

そのためセロトニン神経系の活性度が低下すると寝起きが悪くなるなど睡眠障害の原因になります。

また、セロトニン活性が低下すると不安感が強くなり、うつ病の原因になります。

「コロナうつ」の原因は前述のストレスからくる不安感でセロトニン活性が低下するからです。

日常生活での脳内セロトニンの増やし方

日常生活においてセロトニン神経系を活性化させる一つ目の方法は「太陽の光を浴びる」ことです。

具体的には朝、照度2,500ルクス以上の光を5分以上浴びるのが有効です。

この光刺激が網膜から脳幹の縫線核という部位に伝わると、セロトニンの生合成が始まり、脳全体にわたるセロトニン神経系を通じて脳が〝覚醒状態〟になります。

冬は日の出が遅いのですが、天気が悪くても外に出て太陽の光を浴びることが重要です。

二つ目の方法は「リズム運動」です。

これは「イチ、ニ、イチ、ニ」とリズミカルに運動をすることで、ウォーキング、よく噛んで食べること、ヨガや太極拳などの吐き出す呼吸が挙げられます。

コロナうつ対策の一番は「朝活」

私は長年、朝シャワーを習慣にしています。
朝にシャワーを浴びると全身が活動モードに切り替わるのを実感します。

実は朝シャワーそのものはセロトニン分泌とは関係ありませんが、シャワーを浴びることで体温が上がり、臓器が動き出して体内のエンジンがかかり、身体にスイッチが入ることが重要です。

自律神経の面から見ると、寝ている間はリラックスの神経である副交感神経が優位ですが、起床すると活動の神経である交感神経が優位になります。

ちなみに、交感神経が優位になると免疫細胞の一つであるNK(ナチュラルキラー)細胞の活性が上がることもわかっています。

「どうもコロナうつ気味で調子が悪いんだよ」という方は是非明日から、朝起きたら太陽の光を浴びながらリズミカルに30分歩くことをお勧めします。

その後シャワーを浴び、よく噛んで朝食をとるとさらに良いでしょう。

この一連の「朝活」が日常生活で脳内にセロトニンを増やし、「コロナうつ」を解消するに有効です。

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◆ここがポイント◆

「コロナうつ」の改善法は、ストレスと先行き不安で低下したセロトニンを増やすこと

日常生活でセロトニンを増やす方法とは?
①朝起きたら太陽の光を浴びる
②リズム運動をする(ウォーキング、よく噛んで食べる、ヨガや太極拳など呼吸を吐き出す動作を取る)
③朝活…起床後、太陽の光を浴びながらリズミカルに30分程度歩いた後、朝シャワーをしてから、よく噛んで朝食を食べること

【前回の復習】
◇基礎疾患の原因は、生活習慣病
・厚労省がとくに注意喚起している疾患の上位は、①糖尿病、②心不全など慢性の循環器疾患、③肺気腫などの慢性の肺疾患

◇基礎疾患の改善策は?
・疾患の内容・程度に応じた適切な改善策に取り組む
・栄養管理に工夫する ←「スーパー和食」が有効
・運動習慣を身につける

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