本州最西端、下関の観光スポット13選

更新日:2020年06月17日

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本州最西端の海峡都市・下関。海と緑、美味しいグルメなど観光スポットが満載。関門海峡をつなぐ歩行者用海底トンネル、関門トンネル人道は、世界的にも珍しく、ここでしか体験できない場所。巖流島は歴史好き必見。

No.01 角島大橋

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日本海に浮かぶ角島と本州(山口県下関市)を結ぶ角島大橋。平成12(2000)年の開通当時は、通行料金無料の離島架橋としては国内最長(全長1780m)でした。コバルトブルーの海と白浜、角島へ向けて真っすぐと伸びる橋の眺望はまさに絶景! 本州側の橋のたもとにある海士ヶ瀬(あまがせ)公園は、展望台や売店、観光案内所が設けられており、絶景を満喫する人々で賑わっています。島内には、角島灯台公園やしおかぜコバルトブルービーチ、しおかぜの里角島など、観光や味覚が楽しめるスポットも。海の絶景を存分に味わいたい方は、角島大橋から車で約3分の全室オーシャンビュー「ホテル長門リゾート」に宿泊するのがおすすめです。

基本情報

■住所
 〒759-5331 山口県下関市豊北町神田~角島
■バスでのアクセス
 ブルーライン交通・JR特牛駅より約15分「西長門リゾート入口」下車徒歩約3分
■車でのアクセス
 下関I.C.より約70分
※2020年4月現在の情報

No.02 関門橋

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関門海峡の最峡部、下関市壇之浦と北九州市門司区門司を結ぶ吊り橋。全長1068m、橋塔間712mは昭和48(1973)年の開通時点で日本および東洋最長の橋となり、その後開通する因島大橋や明石海峡大橋などの大規模橋梁の先駆けともなりました。また、海面から橋げたまでは満潮時でも約61mの高さが確保され、大型船舶でも余裕をもって航行できるようになっています。関門橋の撮影スポットは、下関、門司地区ともに複数あり、それぞれによさがありますが、おすすめは「火の山公園」。昼は日本海と瀬戸内海の大パノラマに調和するダイナミックな橋の姿を、夜はイルミネーションとライトアップにより浮かび上がる光の橋の姿が楽しめます。

基本情報

■住所
 〒751-0813 山口県下関市みもすそ川町
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約12分「御裳(みもすそ)川」下車すぐ(みもすそ川公園)
※2020年4月現在の情報

No.03 関門海峡

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本州と九州を隔てる関門海峡は複雑な地形で潮流も速く、船舶にとっては難所ですが、国内での重要航路のひとつ。下関・唐戸エリアと対岸の門司地区は、海峡都市圏としての結びつきが強く、所要時間約5分で運航する関門連絡船や、関門橋、関門国道トンネル、徒歩で行ける人道トンネルなどを利用して、日々人々が往来しています。門司地区にある大型客船をイメージした「関門海峡ミュージアム」では、船舶や関門海峡の自然、歴史などを体験型の展示で分かりやすく知ることができます。歴史的建造物が建ち並ぶ門司港レトロや名物焼きカレーなど、下関・唐戸エリアと合わせて観光をお楽しみください。

基本情報

(関門海峡ミュージアム)
■住所
 〒801-0841 福岡県北九州市門司区西海岸1丁目3番3号
■電話番号
 093-331-6700
■公共交通機関でのアクセス
 JR門司港駅より徒歩約5分
■車でのアクセス
 門司港I.C.より約7分
■駐車場
 あり(有料)
■開館時間
 10:00~18:00(入館は17:30まで) ※季節により変動あり
■入館料
 大人(一般)500円/小・中学生(一般)200円
※2020年4月現在の情報

No.04 厳島神社

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平家一門が安芸の厳島神社の分霊をいただいて、安徳天皇の御座船に祭っていましたが、壇ノ浦の戦いでの敗戦後、磯辺に漂着していた神霊を里人たちが文治元(1185)年に社殿を建てて祭ったことがはじまり。市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)、田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)の厳島三神を祭り、海上安全や交通安全などにご利益があるとされています。「厳島神社前」バス停から鳥居をくぐり抜けて石段を上り、境内へ。見どころは鐘楼に吊るされた大太鼓。こちらは高杉晋作が小倉口の戦いの戦利品として持ち帰ったもので、戦勝祈願のお礼として奉納したそうです。ぜひ御朱印もいただきましょう。

基本情報

■住所
 〒750-0061 山口県下関市上新地町1-1-11
■電話番号
 083-232-1138
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約5分「厳島神社前」下車すぐ
※2020年4月現在の情報

No.05 しものせき水族館・海響館

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下関観光の中心のひとつで総水量約3200㎥、75の水槽に約550種、3万5000点の水生動物を展示する水族館。関門海峡を再現した関門海峡潮流水槽は約900㎥の海響館最大の水槽で、1日に4回潮の流れが変わる関門海峡の潮流とその環境で生活する魚たちの様子を観察できます。海底散策気分が味わえる海中トンネルや全長23mもの日本唯一のシロナガスクジラの全身骨格標本、100種以上のフグ目魚類の展示、目の前に関門海峡が広がるアクアシアターでのイルカとアシカのパフォーマンスなど、見どころは盛りだくさん。また、館内には「イルカの見えるレストラン」が併設されており、店内からイルカの撮影もできます。

基本情報

■住所
 〒750-0036 山口県下関市あるかぽーと6-1
■電話番号
 083-228-1100
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約7分
■車でのアクセス
 下関I.C.より約15分
■駐車場
 あり(有料)
■開館時間
 通常9:30~17:30(最終入館17:00) 
■入館料
 大人(高校生含む)2,090円/小・中学生940円/幼児(3歳以上)410円 ※すべて一般
※2020年4月現在の情報

No.06 海峡ゆめタワー

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平成8(1996)年に誕生した全長153mの関門海峡のランドマークタワーで、3層からなる球形の総ガラス張り展望室は当時としては世界初。地上143mの展望室最上階からは、昼は関門海峡や瀬戸内海、日本海、下関の町並みなど360度の大パノラマを、夕方は響灘に沈むサンセットを、夜はきらめくような美しい夜景を観賞できます。クリスマスやバレンタインには特別イベントが行われることも。海峡ゆめタワーも季節や曜日によって色を変えるライトアップを実施し、行き交う人々の目を楽しませます。2020年2月には併設の海峡メッセ下関にしゃぶしゃぶと瓦そばを味わえる和風レストラン「茶寮 福の花」がオープンしました。

基本情報

■住所
 〒750-0018 山口県下関市豊前田町3丁目3-1
■電話番号
 083-231-5600
■徒歩でのアクセス
 JR下関駅より徒歩約7分
■車でのアクセス
 下関I.C.より約15分
■駐車場
 あり(有料※海峡メッセ下関屋内駐車場ご利用の方は5時間まで無料)
■営業時間
 9:30~21:30(最終入館21:00)
■入場料金(税込)
 大人600円/小・中学生300円 ※すべて一般
※2020年4月現在の情報

No.07 唐戸レトロ

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関門海峡に面した下関の中でも、唐戸地区は海の玄関口として古くから栄えた港町でした。山陽新幹線や関門橋の開通により、都市化が進みましたが、現在は再開発が進み、明治・大正時代のレトロな雰囲気が楽しめる観光エリアとして賑わっています。見どころは、国指定重要文化財の「旧下関英国領事館」や国内最古の現役郵便局「下関南部町郵便局」、事務所建築としては国内初の鉄筋コンクリート造りの「旧秋田商会ビル」などの歴史的建造物。夜になるとライトアップされる町並みも必見です。また、関門の台所と称される「唐戸市場」には立ち寄りたいところ。新鮮な海の幸が卸売市場ならではのリーズナブルな価格で味わえます。

基本情報

(旧下関英国領事館)
■住所
 〒750-0005 山口県下関市唐戸町4-11
■電話番号
 083-235-1906
■開館時間
 9:00~17:00
■入館料
 無料

(唐戸市場)
■所在地
 〒750-0005 山口県下関市唐戸町5-50
■電話番号
 083-231-0001
■営業時間
 市場:(月~土)5:00~15:00/(日・祝)8:00~15:00
 活きいき馬関街:(金・土)10:00~15:00/(日・祝)8:00~15:00
 ※いずれも店舗により異なります
※2020年4月現在の情報

No.08 関門トンネル人道

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昭和33(1958)年に開通した、本州と九州を結ぶ全長3461.4mの海底トンネル。上部は車両専用、下部(780m)は歩行者専用に分かれた世界的にも珍しい二層構造となっています。下部の人道トンネルは、下関側が「御裳(みもすそ)川」停留所、門司側が和布刈(めかり)神社近くに入り口があり、所要時間は約15分。トンネル内部は、壁面に海藻や魚、天井に空のペイントがされており、楽しげな雰囲気になっています。県境は歩いてまたげるので、観光客の撮影スポットとしても人気。歩行者は無料で通行でき、地元の人の日常の移動手段のほか、雨・日除け対策が不要なウォーキング・ジョギングコースとしても利用されています。

基本情報

■バスでのアクセス
 下関側入り口:サンデン交通・JR下関駅よりバス約12分「御裳(みもすそ)川」下車すぐ
 門司側入り口:西鉄バス・JR門司港駅よりバス約12分「関門トンネル人道口」下車すぐ
■通行料
 歩行者は無料(自転車・原付は20円※トンネル内乗車不可・手押しのみ)
※2020年4月現在の情報

No.09 亀山八幡宮

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“関の氏神様”として地元の人々に親しまれている古社。正面石段下にどっしりと構える大鳥居は、御影石製の鳥居としては日本最大級とされています。下関といえばフグが有名で(下関では縁起を担いでフグのことをフク[=福]と呼びます)、亀山八幡宮には地元有志により建立された「ふくの像」という銅像があります。フク漁の解禁に合わせて、毎年9月29日には銅像前で、航海安全や豊漁、商売繁盛を祈願するふく祭りが執り行われます。また、毎月29日や2月9日(29[フク]にまつわる限定日)は「ふく御朱印」の授与も。境内には、林芙美子文学碑や亀山砲台跡、伊藤博文と梅子夫人が出会ったお亀茶屋跡など多くの史跡が残っています。

基本情報

■住所
 〒750-0004 山口県下関市中之町1-1
■電話番号
 083-231-1323
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約5分「唐戸」下車徒歩約3分
※2020年4月現在の情報

No.10 赤間神社

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源平合戦・壇ノ浦の戦いで入水された幼帝・安徳天皇を祭った阿弥陀寺が前身で、明治維新後の神仏分離令により、阿弥陀寺が廃され「天皇社」となり、のちに「赤間神宮」に改称されました。壇ノ浦を望むように造営されており、ご利益は水難除け、家内安全、開運招福など。白壁に朱塗りの水天門は、安徳天皇を慰めるために竜宮城に見立てて建てられた竜宮造り様式。境内には、安徳天皇阿弥陀寺陵や平家一門の墓、小泉八雲の怪談『耳なし芳一』の木像が安置されている芳一堂、源平合戦の貴重な資料が展示されている宝物殿などがあり、歴史に興味がある方におすすめの観光地です。

基本情報

■住所
 〒750-0003 山口県下関市阿弥陀寺町4-1
■電話番号
 083-231-4138
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約10分「赤間神宮前」下車すぐ
※2020年4月現在の情報

No.11 火の山展望台

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山頂に敵の襲来を知らせる狼煙台が設けられていたことが名称の由来。明治23(1890)年には山頂に砲台が置かれ、貴重な軍事拠点としての役割を持ち、第二次世界大戦後まで入山が禁じられていました。現在も石造りやレンガ造りの弾薬庫が残されていますが、一帯は公園として整備されており、山頂付近の展望台は、関門海峡や関門橋、北九州方面まで望める眺望スポットとして知られています。山頂へのアプローチは、眼下の景色を楽しめるロープウェイ、通行無料のパークウェイ、遊歩道の3つのルートを完備。桜とツツジの名所として、市民や観光客の憩いの場となっています。

基本情報

■住所
 〒751-0813 山口県下関市みもすそ川町
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約15分「火の山ロープウェイ」下車すぐ
 山頂まではロープウェイ約4分(料金:片道大人310円/小人150円 ※いずれも税込)、徒歩約30分
■車でのアクセス
 下関I.C.から約10分
■駐車場
 あり(無料)
※2020年4月現在の情報

No.12 巌流島

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関門海峡に浮かぶ巌流島(正式名称は船島)は、面積約10.3万㎡、周囲約1.6kmのほぼ平らな無人島です。慶長17(1612)年4月13日に宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したことで知られており、負けた小次郎の流派「巌流」から名を取り「巌流島」と呼ばれるようになりました。現在は公園として整備され、1日約10便の連絡船(直行便)とチャーター便が運航しています。見どころは、佐々木巌流之碑や巌流島文学碑、武蔵・小次郎像、決闘を行った砂浜を再現した散策道・人工海浜など。大小さまざまな船が行き交う関門海峡を眺めながら、歴史に思いを馳せてみるのもおすすめです。※武蔵と小次郎の決闘については諸説あり

基本情報

■住所
 〒750-0000 山口県下関市大字彦島字船島648

(関門汽船)
■巌流島連絡船(唐戸桟橋・門司港桟橋発着)
 料金(往復):大人800円/小人400円
 ※団体用のチャーターも可能(要事前予約)

(巌流島渡船[森造船])
■チャーター便(彦島江の浦桟橋発着)
 料金:(1名につき)1,000円
※2020年4月現在の情報

No.13 下関市立美術館

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長府毛利藩五万石の城下町の面影を残す武家屋敷の長屋門や、藩主の菩提寺である功山寺なども見学できる、歴史と文化の観光ゾーンにある美術館です。“近代日本画の父”とされる狩野芳崖や高島北海、香月泰男など地元ゆかりの作家のほか、岸田劉生、岡鹿之助の作品、古代オリエント美術品などの秀作を所蔵。常設展示は設けず、特別展と年4~5回程度の所蔵品展を開催しています。また、長府毛利藩の家老格・西運長(にしゆきなが)の屋敷跡で、約3万㎡の敷地に池や書院、茶室、小川などが配された回遊式庭園を持つ長府庭園が隣接。四季折々の美しい庭園散策や喫茶スペースでの休憩など合わせてお楽しみください。

基本情報

■住所
 〒752-0986 山口県下関市長府黒門東町1-1
■電話番号
 083-245-4131
■バスでのアクセス
 サンデン交通・JR下関駅より約20分「市立美術館前」下車すぐ
■車でのアクセス
 下関I.C.より約25分
■駐車場
 あり(無料)
■開館時間
 9:30~17:00(入館は16:30まで)
■観覧料
 所蔵品展:大人(一般)210円/大学生100円/18歳以下無料 ※特別展は展覧会により異なります
※2020年4月現在の情報


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