画像提供:ハウステンボス
長崎には、歴史と文化、そして豊かな自然が織りなす多彩な魅力が詰まっています。異国情緒あふれる街並みや、海と山がつくり出す雄大な景観、今に受け継がれる信仰や祭りの文化など、地域ごとに個性豊かな見どころが点在。夜景や世界遺産、温泉や離島の風景まで、訪れるたびに新しい発見がある旅先です。ここでは、長崎県内の代表的な観光スポットをエリアごとにご紹介します。
長崎市エリア
No.01 稲佐山
稲佐山展望台(イメージ)
標高333mの稲佐山は、長崎市を象徴する自然豊かな公園エリアで、夜景の名所として国内外から高い評価を受けています。山頂の稲佐山展望台からは、モナコや香港と並び「世界新三大夜景」(出典:一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー)に選ばれた長崎の街並みを一望できます。昼は長崎港や五島列島、雲仙岳まで見渡せ、夜は港と街の灯りが織りなす光のパノラマが広がります。稲佐山展望台へは、淵神社駅から稲佐岳駅まで長崎ロープウェイが、稲佐山中腹駐車場から山頂駅まで長崎稲佐山スロープカーが、運行しており、空から眺める景色は格別です。昼夜どちらに訪れても魅力に満ちた稲佐山公園の象徴的スポットです。
基本情報
■住所
〒852-8011 長崎県長崎市大浜町364 稲佐山公園(稲佐山山頂展望台)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/gufbNCHVy2vQAQV16
■営業時間
公園:入場自由
長崎ロープウェイ・スロープカー:9:00~22:00
■アクセス
淵神社駅(ロープウェイ)まで
「長崎駅前」バス停からバスにて約5分、「ロープウェイ前」バス停で下車、徒歩約5分
稲佐山中腹駅(スロープカー)まで
「長崎駅前」バス停からバスにて約15分、「稲佐山公園」下車、徒歩約1分
■駐車場
あり(淵神社駅駐車場:無料、中腹駐車場:無料)
■電話番号
095-861-7742(稲佐山公園管理事務所)
No.02 軍艦島(端島)
軍艦島(イメージ)
長崎港から南西約18kmの海上に浮かぶ無人島・軍艦島。正式名は端島で、明治から昭和中期にかけて海底炭鉱の採掘によって栄えました。最盛期には東京を上回る人口密度を誇り、学校や商店街、映画館までが備わっていたほど。1974年の閉山後、住民が去った島は独特の静けさに包まれています。2015年には「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されました。上陸見学は許可を受けたツアーのみで可能。廃墟となった高層アパート群や採掘施設の残骸が、近代化の記憶を雄弁に語りかけてきます。
基本情報
■住所
〒851-1315 長崎県長崎市高島町端島
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/iny886SqehRjUM8z9
■営業時間
上陸ツアー運航時間に準ずる(季節・天候により変動あり)
■アクセス
長崎港(大波止ターミナル)から観光船にて約40分
■駐車場
なし(周辺の有料駐車場を利用)
■電話番号
095-822-8888(長崎市コールセンターあじさいコール)
No.03 眼鏡橋
眼鏡橋(イメージ)
中島川に架かる「眼鏡橋」は、1634年に興福寺の黙子如定(もくす にょじょう)禅師によって架設された石造アーチ橋。川面に映る二つの半円が眼鏡の形に見えることからこの名が付きました。1982年の水害では損傷を受けながらも修復され、国の重要文化財に指定されています。周辺には情緒ある石畳の散歩道やカフェが並び、護岸のハートストーンを探す楽しみも人気。夕暮れ時には水面に光が反射し、穏やかな時間が流れます。
基本情報
■住所
長崎県長崎市魚の町と諏訪町の間
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/vvJjySoswhjdybMZ7
■営業時間
入場自由(通行自由)
■アクセス
長崎駅前から路面電車(蛍茶屋行)にて約5分、「市役所」下車、徒歩約4分
■駐車場
なし
■電話番号
095-829-1193(長崎市文化観光部文化財課)
No.04 グラバー園
グラバー園(イメージ)
長崎開港期の面影を今に残す西洋館群。世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産のひとつである旧グラバー住宅を中心に、9棟の伝統的建造物を見ることができます。その中で、旧グラバー住宅、旧オルト住宅、旧リンガー住宅は、国指定重要文化財に指定され、150年以上、この地に建ち続けている貴重な建物です。園内からは、長崎市のランドマークである稲佐山を背景に、長崎港の絶景を一望できます。園内の石畳の中には、ハートストーンがあり、探しながら散歩するのもいいでしょう。また、7月中旬から10月初旬には、洋館群が幻想的にライトアップ。日没とともに始まる光の演出は、昼間とはひと味違うロマンチックな表情を見せてくれます。そして、旅の思い出には「レトロ写真館」での衣装体験もおすすめです。レトロ衣装に身を包み、洋館を背景に写真を撮ったり、園内を散策してみては、いかがでしょうか。
基本情報
■住所
〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/xsWM2WtobKhriu2r8
■営業時間
8:00~18:00(季節により変動あり)
■アクセス
長崎駅前から路線バスにて約10分、「グラバー園」下車、徒歩約6分
■駐車場
なし
■電話番号
095-822-8223
No.05 大浦天主堂
大浦天主堂(イメージ)
幕末の開国期に建てられた教会で、国宝に指定され、2018年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産にも登録されています。ゴシック様式を基調とした尖塔と白い外壁が印象的で、内部には繊細なステンドグラスの光が降り注ぎます。潜伏キリシタンの「信徒発見」の舞台としても知られ、長崎の信仰の歴史を静かに物語ります。隣接するキリシタン博物館では資料展示も行われています。
基本情報
■住所
〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/cPqz5ZeeMUWs8xtK6
■拝観時間
通常(3月~10月)
8:30 ~ 18:00(拝観受付・最終入場は 17:30 まで)
冬季(11月~2月)
8:30 ~ 17:30(拝観受付・最終入場は 17:00 まで)
■アクセス
長崎駅前から路線バスにて約13分、「大浦天主堂下」下車、徒歩約5分
■駐車場
なし
■電話番号
095-823-2628
No.06 長崎新地中華街
長崎新地中華街(イメージ)
日本三大中華街の一つとして知られる長崎新地中華街。江戸時代の貿易倉庫街を起源に、本場中国福州市から資材を取り寄せ、職人を招いて築造した4つの中華門が街を囲みます。色鮮やかな門をくぐれば、ちゃんぽんや皿うどんなど長崎中華の名店が軒を連ね、香ばしい湯気とともに異国情緒が漂います。例年2月にはランタンフェスティバルが開催され、街全体が赤い灯りに包まれる幻想的な光景が広がります。
基本情報
■住所
〒850-0842 長崎県長崎市新地町10-13
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/sSRSsYShKoUWidVc9
■営業時間
入場自由(店舗により異なる)
■アクセス
長崎駅前から路面電車にて約7分、「新地中華街」下車、徒歩すぐ
■駐車場
なし
■電話番号
095-822-6540(長崎新地中華街商店街組合)
No.07 長崎原爆資料館
長崎原爆資料館(イメージ)
1945年8月9日に長崎で起きた原子爆弾投下の記録を伝える資料館。被爆直後の街の様子や、人々の暮らしを物語る遺品・写真・映像・模型を通して、投下に至る経緯から戦後の復興までを時系列でたどれます。展示室は地下に設けられ、静かな環境の中で資料と向き合える構成。歴史を自分の歩調で見つめ直し、長崎という都市の記憶に触れられる場所です。
基本情報
■住所
〒852-8117 長崎県長崎市平野町7-8
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/vt2H5vKkhZXUv3sQ7
■営業時間
8:30~17:30(5〜8月は~18:30、8月7〜9日は~20:00)
■アクセス
長崎駅前から路面電車にて約15分、「原爆資料館」下車、徒歩約5分
長崎駅前バス停からバスにて約8分、「平和公園」バス停下車、徒歩約5分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
095-844-1231
No.08 平和公園
平和公園(イメージ)
「平和公園」は、原爆落下中心地である公園北側の小高い丘に位置する公園です。悲惨な戦争を二度と繰り返さないという誓いを込めて建築されました。長崎の平和のシンボル「平和祈念像」や長崎原爆資料館がある「学びのゾーン」などを散策できます。平和祈念像には、右手で「原爆の脅威」・左手で「平和」・軽く閉じた瞼で「原爆犠牲者の冥福を祈る」という想いが込められています。像の周辺にある平和の鳩と鶴の羽根をイメージした平和の泉は、原爆による熱風を浴び、熱さにもがき苦しみ水を求め亡くなっていった被爆者に捧げられました。
基本情報
■住所
〒852-8118 長崎県長崎市松山町9
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/tFwuxQo5VsMA1hw88
■アクセス
長崎駅前から路面電車にて約15分、「平和公園」電停下車、徒歩約3分
長崎駅前バス停からバスにて約8分、「平和公園」バス停下車、徒歩約5分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
095-829-1162(長崎市土木部土木総務課)
No.09 出島
出島(イメージ)
鎖国時代、約200年にわたり西洋との貿易の窓口を担った出島。現在は復元整備が進み、当時の街並みを再現したエリアを散策できます。オランダ商館長が暮らした「カピタン部屋」では祝宴の再現展示が行われ、交易都市としての長崎の面影を感じられます。旧出島神学校や長崎内外クラブなど、歴史的建築も見どころ。異国の文化が息づく街並みをゆっくり歩けば、往時の空気がよみがえります。
基本情報
■住所
〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/8vp8n6NS9pP58iTZA
■営業時間
8:00~21:00(最終入場20:40)
■アクセス
長崎駅前から路面電車にて約5分、「出島」下車、徒歩すぐ
■駐車場
なし
■電話番号
095-821-7200
No.10 ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)
ベネックス恐竜博物館(イメージ)
「ベネックス恐竜博物館(長崎市恐竜博物館)」は、約180点の多様な標本を展示する博物館です。常設展は5つのテーマで構成され、長崎の生物の化石や環境変化などの過程を観察できます。とくに「恐竜の時代」に展示されている、全長約13mもあるティラノサウルスの全身骨格レプリカは必見。オランダのナチュラリス生物多様性センターからやってきた6700万年前のティラノサウルスです。X線CTやスキャナを導入した研究室などの「オープンラボ」が設置されており、化石研究の様子も見学できます。ミュージアムショップの「Museum Shop HAKUA」では、恐竜の卵缶やステゴサウルス×軍艦島のハンドタオルなど、記念品を購入できます。
基本情報
■住所
〒851-0505 長崎県長崎市野母町568-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/bZTtt31ShUrCVuV57
■営業時間
9:00~17:00
※チケット販売および展示室への最終入場は16:30まで
■アクセス
長崎駅よりバス乗車、「恐竜パーク前」バス停下車 徒歩約1分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
095-898-8000
No.11 長崎ペンギン水族館
長崎ペンギン水族館(イメージ)
「長崎ペンギン水族館」は、世界に生息する18種類のうち9種・約170羽のペンギンを飼育する水族館です。「亜南極ペンギンプール」では、大きな水槽をのびのびと泳ぐペンギンを観察できます。また「ふれあいペンギンビーチ」では、飼育しているペンギンを自然の海で泳がせたりエサやりを体験できたりします。ペンギンだけでなく、長崎沿岸の海に生息する魚や、体重約300kgにもなる貴重な「メコンオオナマズ」の展示を楽しめる点も魅力です。「タッチプール」では、ヒトデやナマコにも触れあって観察できます。他にも、木の実や小さな魚などと触れ合える「自然体験ゾーン」や、長崎の里山を再現した小川を眺められる「ビオトープ」などの魅力が満載です。
基本情報
■住所
〒851-0121 長崎県長崎市宿町3-16
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/NS1as9raVsFfSm4w5
■営業時間
9:00~17:00
■アクセス
JR長崎駅前より路線バス乗車約30分、「ペンギン水族館前」下車、徒歩約5分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
095-838-3131
No.12 池島
池島(イメージ)
「池島」は、2001年に閉山した九州最後の炭鉱島です。神浦(こうのうら)からフェリーで約30分の場所にあります。当時のまま残る炭鉱関連施設や、廃墟となった数多くのマンションをゆったりと散策できます。炭鉱体験ツアーでは、元炭鉱マンのガイドが電動トロッコに乗車して炭鉱跡を移動しながら案内してくれます。石炭採掘復元場所では、巨大掘進機ロードヘッターなど、炭鉱が使用されていた頃の貴重な資料を見学可能です。
※池島炭鉱体験ツアーは予約制。2027年3月末で廃止予定です。
基本情報
■住所
〒857-0071 長崎県長崎市池島町
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/q8G6j922MW8ciPtv8
■アクセス
「長崎駅前」バス停より路線バス乗車 約43分、
桜の里ターミナルにて乗り換え、
「神の浦」バス停まで約32分、
神の浦バス停からフェリー乗り場(神浦港)まで徒歩4分、
神浦港から池島港までフェリーで約30分
■駐車場
なし
■電話番号
0959-24-0211(長崎市外海行政センター)
No.13 鍋冠山公園(なべかんむりやまこうえん)
鍋冠山公園(イメージ)
「鍋冠山公園」は、通称「なべかぶりやま」と呼ばれる山がある公園です。鍋冠山は標高約169mであり、鍋をふせたような形の山に緑が茂っていることから「なべかぶりやま」と呼ばれます。標高333mの稲佐山の約半分の位置に鍋冠山の頂上があるため、町を身近かつ立体的に見ることができます。長崎らしい、すり鉢状の地形も確認できるでしょう。回廊形式の展望台からは、長崎港や旧グラバー住宅、軍艦島、稲佐山などの景色を一望できます。女神大橋をくぐり入港する大型クルーズ客船の様子や、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産になっている三菱長崎造船所のジャイアント・カンチレバークレーンも見ることができます。
基本情報
■住所
〒850-0924 長崎県長崎市出雲2丁目17-144-1他
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/eMg7hoAmChvtvhmB7
■アクセス
「長崎新地ターミナル」バス停より「二本松団地」下車、徒歩約15分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
095-829-1184(長崎市地域整備2課)
No.14 i+Land nagasaki(アイランド ナガサキ)
i+Land nagasaki(イメージ)
「i+Land nagasaki(アイランド ナガサキ)」は、長崎市街地から車で約30分で到着できるエンターテインメントリゾートです。内部にある「KUJIRA DOME」では、くじらに飲み込まれた海賊船をイメージした室内に20万個のボールを入れたプールがあります。また、「ヴィラオリンピカ」では、キックターゲットやコロシアム(棒落とし)、人間カーリングなどのアクティビティが充実しており、空調完備の室内で天候や季節に左右されず楽しめます。屋外では、SUPやシーカヤック、セグウェイ、レンタサイクル、四輪バギーなどを楽しめるでしょう。スパでは、温泉大浴場や展望露天風呂、ヒノキ風呂などを楽しめます。
基本情報
■住所
〒851-1201 長崎県長崎市伊王島町1丁目3277-7
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/t2wgjq5f2PUEcG3K8
■営業時間
施設によって異なりますので、詳しくは公式ホームページをご確認ください。
■アクセス
JR長崎駅西口から無料送迎バスで約50分(予約制)
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
095-898-2202
No.15 長崎スタジアムシティ
長崎スタジアムシティ(イメージ)
「長崎スタジアムシティ」は、サッカースタジアムやカフェ、ホテル、温泉、オフィスなどが入った複合施設です。とくに長崎初の屋内型スポーツエンターテインメント施設「VS STADIUM NAGASAKI」では、回転バーをかわして楽しむ「Jump×Jump」や、スクリーン上の猛獣にぶつからないよう左右に動いて楽しむ「ヨケキル」などユニークなアクティビティが充実しています。また、「長崎スタジアムシティツアー」では、普段入ることのできない選手ロッカーやピッチ、VIPルームなどに入れます。AD証はツアー参加者だけがもらえる限定品です。長期滞在型温浴施設の「YUKULU」では、地下1500mから汲み上げた温泉やサウナ、約4,500冊の漫画や雑誌、絵本などを楽しみながら、疲れを癒せるでしょう。
基本情報
■住所
〒850-0046 長崎県長崎市幸町7-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/444uVTDTo9Gz7fuA9
■営業時間
各店舗により異なる
※スタジアムシティ内は7:00~23:00まで入場可能
■アクセス
JR長崎駅より徒歩約10分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0120-101-477
No.16 オランダ坂
オランダ坂(イメージ)
「オランダ坂」は、東山手地区にある石畳の坂道です。江戸時代に貿易が行われており、外国人居留地の名残で異国情緒あふれる洋風住宅が立ち並びます。オランダ坂の石碑のすぐそばにある「東山手甲十三番館」は、入館無料で気軽に立ち寄れるスポットです。明治時代に外国人住居として使用されており、内装や調度品から当時の様子を伺うことができます。1階のカフェでは、ダッチコーヒーやカステラサンドを味わうことができ、ゆっくりくつろげるので坂道観光の休憩におすすめです。
基本情報
■住所
〒850-0911 長崎県長崎市東山手町
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/zrMyCoxuEKbsnKK19
■アクセス
長崎駅前から路面電車で約7分、「新地中華街」にて乗り換え約2分、「メディカルセンター」下車、徒歩約4分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
095-822-8888(長崎市コールセンターあじさいコール)
No.17 浦上教会(浦上天主堂)
浦上教会(イメージ)
「浦上教会(浦上天主堂)」は、キリシタン弾圧から自由を得た信徒たちが建てた教会です。浦上教会内の信徒会館1階には原爆遺物展示室が設置されており、教会の歴史や被爆前後の写真を紹介したパネル、信徒の家庭から寄贈された聖母像などを展示しています。1945年の原爆により浦上教会はほぼ壊滅しましたが、1980年にレンガタイルで改装し当時の姿に似せて復元。現在では周囲に被爆遺構の石像が設置されており、原爆の爆風に耐えたもう一方のアンジェラスの鐘が時を告げています。
基本情報
■住所
〒852-8112 長崎県長崎市本尾町1-79
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/4zFLvPsZ9QAjrVRV6
■開館時間
9:00~17:00
■アクセス
長崎駅前から路面電車で約13分、「平和公園」下車、徒歩約8分
■駐車場
なし
■電話番号
095-844-1777
長崎市エリアのお祭り
No.01 長崎くんち
長崎くんち(イメージ)
「長崎くんち」は、例年10月7日から3日間開催される長崎の氏神・鎮西大社「諏訪神社」の秋季大祭です。380年以上の歴史があり、独特でダイナミックな奉納踊(ほうのうおどり)は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。開催期間中は、長唄に合わせて踊る「日本舞踊」や船に車輪を付けて大勢で曳く「曳物(ひきもの)」など、迫力ある演し物(だしもの)を楽しめます。アンコールを意味する「モッテコーイ」という掛け声が響くと、観客の熱気もクライマックスを迎え、市内の至る所でお祭りムードを堪能できるでしょう。
基本情報
■住所
〒850-0006 長崎県長崎市上西山町18-15(諏訪神社)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/9Wkpp5T6HJgzPmAo8
■開催時期
10月7日~9日 ※例年同日開催
■アクセス
長崎駅前から路面電車で約6分、「諏訪神社」下車
■駐車場
あり
※長崎くんち期間中は、大変混雑するため、利用できない場合があります。
■電話番号
095-822-0111(長崎伝統芸能振興会 長崎商工会議所内)
No.02 長崎ランタンフェスティバル
長崎ランタンフェスティバル(イメージ)
「長崎ランタンフェスティバル」は、長崎の冬を極彩色のランタンで彩るお祭りです。長崎新地中華街や浜市、観光通りなどに約1万5千個にもおよぶ中国ランタンが飾られます。総勢約150名が豪華な中国衣装を着てパレードを行う「皇帝パレード」や、航海安全の神である媽祖を唐寺の媽祖堂に安置するまでの行列を再現した「媽祖(まそ)行列」など、見どころが満載です。ランタンを手作りできるコーナーや、代表的な4つのお堂を巡ってろうそくを灯して祈る「ロウソク祈願四堂巡り」など、体験型イベントも楽しめます。
基本情報
■住所
〒850-0842 長崎県長崎市新地町10-13(長崎新地中華街)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/sSRSsYShKoUWidVc9
■開催日時
例年2月ごろ開催(2026年は2月6日(金)~2月23日(月・祝)開催予定)
■アクセス
長崎駅前より路面電車乗車、「新地中華街」下車、徒歩約1分
■駐車場
なし
■電話番号
095-822-8888(長崎市コールセンターあじさいコール)
佐世保・平戸・西海エリア
No.01 ハウステンボス
画像提供:ハウステンボス
長崎空港から車で約1時間。ヨーロッパの街並みを再現した国内最大級のテーマパークです。季節ごとにチューリップやバラ、あじさいなどが咲き誇り、運河をめぐるカナルクルーザーや最新VRアトラクションなど、多彩な体験が楽しめます。夜には季節ごとのイルミネーションが街を包み、光と音のショーが幻想的な時間を演出。訪れる季節ごとに新しい魅力に出会える、華やかなリゾートです。
基本情報
■住所
〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/q6fzCPXiZuUi84Nm6
■営業時間
※季節・イベントにより変動あり。詳しくは、公式ホームページをご確認ください。
■アクセス
JR長崎駅から区間快速シーサイドライナーで約1時間30分、「ハウステンボス駅」下車、徒歩約7分
長崎空港からバスにて約1時間10分、「ハウステンボス」下車、徒歩約7分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0570-064-110(ハウステンボス総合案内)
No.02 九十九島(くじゅうくしま)
九十九島(イメージ)
佐世保市から平戸市にかけて208の島々が点在する九十九島。リアス式海岸の穏やかな湾に浮かぶ小島群は、美しい自然と海が織りなす景観で知られます。島々を望む展望スポットも多く、弓張岳展望台、展海峰、船越展望所、石岳展望台、長串山公園などから異なる角度の絶景が楽しめます。遊覧船「パールクィーン」に乗れば、海上から入り江や岩肌を間近に感じる迫力のクルーズ体験も。海の幸にも恵まれ、九十九島かきなど地元の味覚も楽しめます。
基本情報
■住所
長崎県佐世保市
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/YSY2zQ8AN6xwMT9s5
■営業時間
各施設により異なる
■アクセス
佐世保駅前より路線バスで「パールシーリゾート・九十九島水族館」行で約25分、終点下車すぐ
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0956-28-4187(九十九島パールシーリゾート)
No.03 九十九島パールシーリゾート
九十九島パールシーリゾート(イメージ)
「九十九島パールシーリゾート」は、西海国立公園九十九島の玄関口となるリゾートパークです。リゾート内にはイルカやクラゲなどを鑑賞できる「九十九島水族館海きらら」や、ホンドタヌキやニホンツキノワグマなどが飼育されている「九十九島動植物園森きらら」といった施設が点在しています。ヨットやカヤックなど海のアクティブティも充実。海の女王をイメージした名前の「九十九島遊覧船パールクィーン」に乗れば、木目調の落ち着いた装飾が施された船内を楽しみながら九十九島を遊覧できます。
基本情報
■住所
〒858-0922 長崎県佐世保市鹿子前町1008
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/f3Mmk8xLkv27x9ueA
■営業時間
各施設によって異なる
■アクセス
佐世保駅前より路線バスで「パールシーリゾート・九十九島水族館」行で約25分、終点下車すぐ
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0956-28-4187(九十九島パールシーリゾート)
No.04 長崎バイオパーク
長崎バイオパーク(イメージ)
「長崎バイオパーク」は、たくさんの動物と近い距離でコミュニケーションを取れる動物園です。マーラやリスザル、クロキツネザルなどと直接触れ合えるだけでなく、エサやりも体験できます。「ペットアニマルワールド(PAW)」という全天候型ふれあい施設では、屋内のため、天候を気にせず、イヌやネコ、ウサギ、モルモットなど、少し身近な動物たちと近い距離でゆっくり過ごせます。レストランやカフェも併設。麺と丼類を中心とした「Kitchen ニーナ」、ボリュームたっぷりの佐世保バーガーショップ「トトーラ」などで、さまざまな種類のグルメを楽しめます。売店の「メルカドプリメラ」では、お菓子や長崎県特産品などを購入できます。
基本情報
■住所
〒851-3302 長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/ramLk6UUDorAbCaw8
■営業時間
長崎バイオパーク→10:00~17:00(入園締切 16:00)
ペットアニマルワールド→10:30~17:00(入館締切16:00)
■アクセス
長崎駅前より路線バス乗車→「二股」バス停下車、徒歩約10分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
0959-27-1090
島原・雲仙エリア
目次
No.01 雲仙温泉
雲仙温泉(イメージ)
「雲仙温泉」は、開湯1300年を誇る乳白色の硫黄の温泉地です。泉質は硫黄泉で殺菌作用があり、主に切り傷などの皮膚病全般に効果があると言われています。雲仙の古湯と新湯の間の白い土に覆われており、至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出する様子から「雲仙地獄」とも呼ばれます。雲仙温泉には大きく分けて「古湯」「新湯」「小地獄」の3つの温泉があり、それぞれ共同浴場がある点も魅力です。近くの「雲仙地獄工房」では、雲仙地獄で蒸した温泉たまごや「温泉(うんぜん)レモネード」などのグルメも楽しめます。雲仙地獄付近の足湯広場では、やさしい硫黄の香りに包まれながら疲れを癒せるでしょう。
基本情報
■住所
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/pHoqw41GE1w9JHbe7
■アクセス
JR諫早駅から路線バス乗車約80分、終点「雲仙」バス停下車、徒歩約10分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0957-73-3434(一般社団法人雲仙観光局)
No.02 小浜温泉(おばまおんせん)
小浜温泉(イメージ)
「小浜温泉」は、源泉温度105℃の高温と豊富な湯量が特徴の温泉地です。泉質は塩化物泉であり、神経痛や冷え性、リウマチなどに効能があると言われています。とくに「ほっとふっと105」では、源泉の温度105℃にちなんで作られた全長105mの流れる足湯を楽しめます。腰掛け足湯のほか、小石が足裏を刺激する「ウォーキング足湯」、愛犬も楽しめるペット足湯など、色々な足湯を体験できるスポットとなっています。橘湾に沈む夕日の美しさを眺めつつ温泉に浸かれる点も魅力です。また、隣接の蒸し釜を使えば、季節の野菜や魚介をセルフサービスで蒸して食べられます。
基本情報
■住所
〒854-0514 長崎県雲仙市小浜町北本町905-71(小浜温泉足湯 ほっとふっと105)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/g7nG4bkEwE7AYNEo7
■営業時間
ほっとふっと105
4月~10月→10:00~19:00(蒸し釜の最終受付18:00、終了18:30)
11月~3月→10:00~18:00(蒸し釜の最終受付17:00、終了17:30)
※定休日:第3水曜日、1/4、1/5、悪天候時休業の場合あり
その他は各施設によって異なる
■アクセス
諫早駅前より路線バス乗車、「小浜」バス停下車、「島鉄バス小浜ターミナル」より徒歩約5分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0957-74-2672(小浜温泉旅館組合)
No.03 島原城
島原城(イメージ)
「島原城」は、白い五層の天守閣が特徴的な城です。館内は資料館になっており、「キリシタン史料」「郷土史料」「民俗史料」など各階で貴重な資料を展示しています。5階の展望所からは、島原の街並みを360度見渡すことも可能です。他には、島原城七万石武将隊というグループによる演舞や、天草四郎のアバターがガイドを行うMR歴史体験コンテンツなども楽しめるでしょう。この島原城の西に接した「武家屋敷」は、下級武士の屋敷街だった場所です。鉄砲隊の住居であったため「鉄砲町」とも呼ばれます。一部の町並みは「武家屋敷町並み保存地区」として保存され無料公開されているため、当時の武家生活を知れるでしょう。
基本情報
■住所
〒855-0036 長崎県島原市城内1丁目1183-1
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/zQo7iLztv6hfusgF7
■営業時間
9:00~17:30 (入館は17:00まで)
■アクセス
島原駅より徒歩約11分
■駐車場
あり(有料)
■電話番号
0957-62-4766
五島・壱岐・対馬エリア
目次
No.01 五島列島
福江島・大瀬埼灯台(イメージ)
「五島列島」は、長崎県の西に浮かぶ大小約150の島々から構成されており、主な5島の南3島の「福江島・久賀島・奈留島」および周辺の島々を「下五島」と呼びます。年間平均気温は17度と温暖であるため、1年を通して過ごしやすいでしょう。島では、焼酎やきびなご、伊勢海老、うに、ぶりやクロマグロなどの海の幸を堪能できます。お土産には、さつま芋と餅米を一緒についた「かんころ餅」や「鬼岳プリン」などがおすすめです。五島列島を構成するひとつ「福江島」の最西端には「大瀬埼灯台」が設置されており、九州本土で最も遅い時間に夕日が沈む場所として知られています。
基本情報
■住所
〒853-0411 長崎県五島市玉之浦町玉之浦(大瀬崎灯台)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/Emx2UwPMDxbcUgHC7
■アクセス
福江港より展望所まで車で約55分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
0959-87-2216(五島市役所 玉之浦支所)
No.02 頭ヶ島天主堂
頭ヶ島天主堂(イメージ)
新上五島町の静かな入江に佇む石造りの教会。信徒たちが10年の歳月をかけて築いた堅牢な外観と、花模様が彩る優しい内装が印象的です。2001年に国の重要文化財、2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界遺産に登録。訪問には事前連絡が必要ですが、信仰の地として大切に守られてきた祈りの空気を感じられます。周囲には季節の花々が咲き、静寂の中に穏やかな時間が流れます。
基本情報
■住所
〒857-4102 長崎県南松浦郡新上五島町友住郷頭ヶ島638
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/KFpmesz3qbXb3ZYZ7
■内覧時間
9:30~17:00(見学には事前連絡が必要)
■アクセス
長崎港からジェットフォイルで約1時間15分、「奈良尾港」下船後、車で約60分
■駐車場
あり(無料)
■電話番号
095-823-7650(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター)
No.03 壱岐島(いきのしま)
壱岐島 猿岩(イメージ)
「壱岐島」は、九州の玄界灘に浮かぶ長崎県の離島です。島内には150社以上もの神社が点在しており、島全体がパワースポットとも言われています。「原の辻遺跡」や日本四大住吉と称される「住吉神社」、干潮時の数時間だけ現れる参道を歩いて参拝できる「小島神社」など、由緒あるスポットが満載です。とくに黒崎半島の先端にある「猿岩」は島のシンボルであり、形が「そっぽを向いたサル」に似ています。船に乗って猿岩を海から見るのも良いでしょう。壱岐島ならではのグルメも充実しており、幻の黒毛和牛として知られる壱岐牛やウニ、麦焼酎なども楽しめます。
基本情報
■住所
長崎県壱岐市
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/TRAw4ey6eR1jZZZ38
■アクセス
博多駅よりバス乗車、「博多港」下車、博多港より高速船(ジェットフォイル)で「芦辺港」まで約1時間5分
■電話番号
0920-47-3700(一般社団法人壱岐市観光連盟)
No.04 対馬
ツシマヤマネコ(イメージ)
「対馬」は、九州最北端の島です。韓国の釜山まで約49.5kmであり、天気が良いと釜山の街並みが見えます。島内には太古からの原生林が残っており、ツシマヤマネコや対州馬(たいしゅうば)、アキマドボタルなどの珍しい生き物を鑑賞できます。シーカヤックやダイビングなどのアクティビティも豊富であり、対馬のシンボル「白嶽(しらたけ)」や古代山城「金田城(かなたのき)」を回るトレッキングも人気です。グルメも充実しており、韓国本場の味を日本人向けに改良した焼肉料理「とんちゃん」や独特の味わいが特徴の「対州そば」、対馬蜂蜜、原木シイタケなどを堪能できます。
基本情報
■住所
長崎県対馬市
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/K8duAuogQJVZghe77
■アクセス
福岡空港より、対馬やまねこ空港まで飛行機で約35分
■電話番号
0920-52-1566(一般社団法人 対馬観光物産協会本部事務所)
鎖国時代にも日本の発展を支えた長崎。異国の文化や歴史が息づく街並みから、海や自然と触れ合えるレジャースポットまで、多彩な魅力が揃っています。家族と過ごす休日にも、恋人との特別な時間にも、一人でゆったりと巡る旅にもぴったり。何度訪れても新しい発見がある長崎へ、次の旅で出かけてみませんか。
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