
【世界遺産】シドニー・オペラハウス(弊社スタッフ撮影)
『海外旅行はいつから再開するの?現地の最新状況は?』など新型コロナウィルス(COVID-19)に関するお問い合わせを多くいただいております。この記事ではオーストラリアの現状を、現地からの情報を交えてお届けします。まだまだ海外旅行は難しい時期が続きますが、解禁後のご旅行選定にお役立ていただけると幸いです。
No.01 現在の感染状況(更新日:1月13日)

オーストラリアの街中随所にある「PCR検査所(無料/予約不要)」(ゴールドコーストの現地スタッフ撮影)
【1月12日の新規感染者数】 6名(オーストラリア全土/ほぼ終息傾向)
【現在までの感染者数】 28,634名
(うち、回復者数 27,414名/死亡者数909名)
~主要な州毎の感染者数の内訳~
・ニューサウスウェールズ州(シドニー):5,034名(回復者含む)
・クィーンズランド州(ゴールドコースト・ケアンズ):1,281名(回復者含む)
・西オーストラリア州(パース):878名(回復者含む)
・ビクトリア州(メルボルン):20,411名(回復者含む)
【2020年】
●3月20日以降、日本からオーストラリアへの観光目的の渡航者の入国が禁止されています。
●現在、国外からの到着者(基本的にはオーストラリア国民または永住権保持者のみ)は、指定された車で移動し、指定されたホテルにて14日間強制隔離となり、その費用3000オーストラリアドル(約24万円)は自己負担となっております。シドニー空港の国際線到着は、検疫・隔離体制を厳格に実施するため、1週間あたり上限人数も設け、かなり徹底した水際対策が行われております。
●10月16日よりニュージーランドからオーストラリアの一部の州への観光目的での入国を、14日間の検疫期間なしで受け入れを開始しました。この入国制限緩和はニュージーランドからオーストラリアへの入国のみの行われます。ニュージーランド人がオーストラリアからニュージーランドへ帰国した際に、現行の管理隔離措置は免除されることなく、引き続き管理隔離を受ける必要があります。オーストラリア人及び永住権所持者は、引き続き12月17日までオーストラリアからの出国を原則禁止となり、許可を得てニュージーランドへ出国した場合も、ニュージーランドで隔離措置を受けることになります。
●10月30日、外務省が発令している「海外安全情報(オーストラリア)」の危険レベルが、「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」⇒「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げられました。ただし、オーストラリア入国時の14日間の隔離規制 及び 日本に帰国後の公共交通機関不使用/14日間の隔離規制は解除されていない為、現状ではまだ「一般的な観光ツアー」の実施は難しい状況です。
【2021年】
●1月8日、モリソン首相はオーストラリアへの渡航者は、出発前に「新型コロナウィルス検査を受けて陰性であること」が必要になる旨発表しました。
No.02 現地施設等の営業状況

【世界遺産】シドニー・ブルーマウンテンズ国立公園(イメージ)
●多くのホテルは通常営業を再開しています。観光施設やレストランは、受け入れ人数の制限や営業日営業時間の短縮等がある州もありますが、緩和されつつあり、徐々に平常に近づいております。日本同様、入店時の手指の消毒・検温等は日常化しております。
●各州政府が各産業毎に定めた「Covid Safe Plan(コロナウイルス安全対策チェックリスト)」と呼ばれるガイドラインを基に、営業・運営・運行が行われております。連邦政府及び州政府が制定したルールとなるので、全てはこのプランに基づき、清掃・除菌等、各産業毎に事細かく指定がなされております。全てこの「Covid Safe Plan」に則った形での営業・運営となっており、このプランに則っていないと営業・運営が出来ません。
※あくまでも現時点での発令であり、今後国境が開く頃には修正・変更もしくは撤廃の可能性があります。
No.03 日本からの航空便(更新日:1月13日)

ゴールドコーストのビーチ(イメージ)
日本~オーストラリア間を結ぶ定期便は、減便もしくは運休となっております。
●カンタス航空:現在運休中
※オーストラリア⇔ニュージーランド間のみ一部運航中
●日本航空(羽田/成田⇔シドニー間):~1月31日まで週3便のみ運航
●日本航空(成田→メルボルン間):週1便のみ運航
●日本航空(メルボルン→成田間):運休
●ANA(羽田→シドニー間):~1月31日まで週5便のみ運航
●ANA(シドニー→羽田間):~2月1日まで週5便のみ運航
●ANA(成田⇔パース間):1月31日まで運休
※2020年12月9日以降、オーストラリアに入国を希望する全ての人は、「オーストラリア渡航申告書」の申請が必要となります。
※最新情報は、各航空会社の公式ホームページにてご確認ください。
No.04 現地スタッフの声(2021年1月)

街の様子(パースの現地スタッフ撮影)
~街の様子~
海外からの観光客がいないこともあり、公共交通は空いており、各都市の中心部もわりと静かです。
ほとんどの百貨店やショッピングモールは通常営業しております。
~シドニー在住スタッフより~
駅には相変わらず「ソーシャルディスタンス」の看板や、「公共機関の電車やバスではマスク着用を推奨」とのポスター等があります。
オペラハウスは、祝日にはオーストラリア人の国内観光客で少しだけ賑わいがあり、以前に比べて街には人が増えてきており、マスクを付けてる人もほとんどいない状況です。
~ゴールドコースト在住スタッフより~
ゴールドコーストはリゾート観光地なので、オーストラリア国境が開かない限り、本当の意味での「平常」は戻って来ないと言わざるを得ない状況ですが、オーストラリア人の観光客で少しずつ賑わっている日もある状況です。早く、日本からの観光客の皆様をお迎えしたいです。
~パース在住スタッフより~
もう7~8か月市中感染は出ておらず、ほとんどコロナ流行以前の日常に戻っております。マスク姿の人は全くおりませんし、地域のマーケットはどこへ行っても大変混雑しており、「ソーシャルディスタンスを保つ為のサイン」等も徐々になくなってきております。時々確認される新規の感染者はいずれも海外からの帰国者で指定の病院にて隔離処置されているので、市中感染はしていない状況です。
~メルボルン在住スタッフより~
2度目のロックダウンを経て、ようやくまた終息に近づいてきてホッとしている状況です。規制も緩和されてきているので、行動範囲も広がりました!
No.05 お問い合わせ先
クラブツーリズム 海外旅行部 オセアニア担当
【TEL】03-5323-6820
【住所】〒160-8308 東京都新宿区西新宿6−3−1新宿アイランドウイング
【電話営業時間】月曜~土曜9:15~17:30 日曜祝日:休業
【来店窓口営業時間】月曜~土曜9:30~17:00 日曜祝日:休業
※新型コロナウイルスの影響により一部営業時間の変更があります。詳細は下記よりご確認ください。
オーストラリアは欧米諸国に比べればコロナ封じこめに成功している状況ですが、島国なだけにとても慎重な姿勢です。現在、全土的に落ち着いており、規制も緩和されてきております。かなり終息に近づいてはおりますが、まだまだ「一般的な観光ツアー」としての日本からの海外旅行は難しい状況にあります。
これからも日々変わっていく状況を随時お伝えして参りますので、また見に来てください!
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