クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版バックナンバー「旅の友」現地レポート 公認先達とともに巡る、秩父三十四観音めぐり

今月のテーマ「始めよう、初めてのこと」公認先達(案内人)とともに巡る、秩父三十四観音めぐり

文暦元年(1234年)開創と伝えられる、秩父三十四観音。今月の旅のアルバム帳は、この素朴な巡礼の道を日帰りで4回に分けてめぐるツアーの2回目。11番札所・常楽寺から19番札所・龍石寺を巡礼しました。ツアーには、秩父公認先達(せんだつ)・関根久光さんが同行し、お参り作法や読経など、初心者にも分かりやすく導いていただきました。「旅のアルバム帳」でツアーの様子をのぞいてみましょう!

旅のアルバム帳 秩父札所めぐり 現地レポート
秩父公認先達 関根久光さん

秩父公認先達 関根久光さん

秩父の郷土史研究をされていた関根さん。先達となったきっかけは、郷土史研究の先輩からの誘いだったとか。「最初にバスに乗って皆様にお会いするときは、いつも緊張します。毎回、色々な人たちにお会いできるのが何よりの楽しみです」(関根さん)
※先達とは、一般に修験者などが山に入る際の先導者を指し、ツアーではお参りの作法や読経の導き、さまざまな歴史やお寺についての解説をしていただきます

秩父三十四観音

埼玉県秩父市ののどかな田園地帯、わずか100キロほどの間に34の札所が点在。室町時代に民衆信仰から生まれ、江戸時代には江戸の北西に位置することから「現世の浄土」として信仰され、多くの人が巡礼に訪れました。首都圏から近く、比較的小さな札所であることから、自然に親しみながら気軽に巡ることができます。

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日本百観音めぐりとは

秩父三十四観音、近畿2府4県と岐阜にまたがる西国三十三観音、関東一円に広がる坂東三十三観音を合わせて100ヶ寺になることから、「日本百観音」と総称されています。

西国三十三観音

奈良時代に大和・長谷寺の徳道上人によって設けられ、平安時代に花山天皇によって現在の形に整えられた日本最古の札所です。奈良・京都・大阪・兵庫・和歌山・滋賀・岐阜に点在し、由緒ある古寺や花の名所が多数。

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坂東三十三観音

鎌倉3代将軍の実朝の時代に西国巡礼を模して開かれた東国最大の札所。発願寺・鎌倉から結願寺・舘山まで1都6県にまたがり、距離は1300キロにも及ぶ広大なものです。開創当時は上級武士や僧侶に参拝は限られていましたが、室町時代には庶民にも身近となり、今では西国三十三観音と並ぶ大規模な札所となっています。

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