宮越家(イメージ)

宮越家(イメージ)

名建築には、時代を超えて愛される美しさが存在します。レンガ造りの西洋建築や日本建築に洋風インテリアを取り入れた和洋折衷などのこだわりを観賞したり、建物にまつわる歴史や興味深いエピソードに出逢えることが楽しさの一つです。そんな名建築は実際に訪れて、空間を体験するのがおすすめ。そこで今回は全国の建築めぐりおすすめスポットをご紹介します。

No.01 宮越家/青森県

宮越家・春景花鳥図(イメージ)

宮越家・春景花鳥図(イメージ)

宮越家 ステンドグラス「十三潟景観」(イメージ)

宮越家は九代当主・正治の時代に地主業のかたわら、銀行・鉄道など新分野への投資でも家業を拡大しました。1920年、夫人の誕生祝いに建設されたのが離れの『詩夢庵』です。文教家・奥田抱生に師事して審美眼を磨いた正治は、銘木や高級建材を全国から集め、建具・調度にも贅を凝らしました。中でも、小川三知の手による窓の装飾は、和の意匠と当時のデザイン潮流が融合された日本のステンドグラスの先駆的作品であり、三知の代表作でもあります。この離れから見える『静川園』は、池泉庭園と枯山水の庭が一体化されたユニークな庭園で、こちらも必見。離れ・庭園は通常非公開で、春・秋のみ予約制で見学できます。

基本情報

■列車でのアクセス
 津軽鉄道 津軽中里駅から専用送迎バス
■駐車場
 なし
■電話番号
 0173-57-9030(一社)中泊町文化観光交流協会

No.02 長楽館/京都府

長楽館「迎賓の間」(イメージ)

長楽館「迎賓の間」(イメージ)

長楽館は、明治期に煙草王と称された実業家・村井吉兵衛が迎賓館として1909年に建てられ、伊藤博文によって命名されました。アメリカ人技師・J.M.ガーディナーは美術史の素養があり、設計に際して多くの芸術・建築様式をアレンジしながら取り込むことで、独創性のある意匠をもたらしました。外観にはルネサンス、内部ではロココ、ネオ・クラシック、アール・ヌーヴォー等の特徴が見られます。現在はホテルやカフェ等の営業も行われ、気軽に訪れることができますが、「御成の間」と本館3階部分は、通常非公開となっています。また、「迎賓の間」はアフタヌーンティー予約優先のため、アフタヌーンティー以外での利用・見学ではご覧いただけない可能性があります。

基本情報

■住所
 〒605-0071 京都府京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/5KJ6UCzch2h4WajF7
■営業時間
 ホテル IN/OUT 15:00/11:00
 カフェ 11:00~18:30(L.O18:00)
 ショップ 11:00~18:00
 レストラン ランチ 11:30~15:30 (最終入店14:00)
       ディナー 17:30~22:00 (最終入店19:30)
■電車でのアクセス
 JR京都駅からタクシー約15分・市バス約30分
 阪急京都河原町駅からタクシー約5分・徒歩約15分、
 京阪祇園四条駅から徒歩約10分、
 京都市営地下鉄「東山」駅から徒歩約15分
■駐車場
 あり
■電話番号
 075-561-0001

No.03 山形県郷土館「文翔館」/山形県

山形県郷土館「文翔館」(イメージ)

山形県郷土館「文翔館」(イメージ)

「文翔館」とは、かつて山形県の県庁舎・県会議事堂として使われた建物の愛称です。1911年に大火による焼失の後に復興建設されました。1986年から当時の工法による10年の復原工事を経て、現在の姿に至ります。2つの建物はいずれも英国近世復興様式を基調としたレンガ造で、渡り廊下で結ばれています。旧県庁舎が一見、石造にも思えるのは、外壁に使われた花崗岩の印象でしょう。外観には重厚感とともに、表面仕上げの変化による表情の違いも見られます。建物内部も西洋建築の意匠や多くの職人技が見られ、今でいう講堂にあたる正庁の漆喰飾りには、山形の特産品である紅花やさくらんぼが隠されているので、ぜひ探してみてください。

基本情報

■住所
 〒990-0047 山形県山形市旅篭町3丁目4-51
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/2snjontzbbMtuVzK9
■営業時間
 9:00~16:30
第1・第3月曜日(祝祭日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)休館
■電車でのアクセス
 JR山形駅よりバス
■駐車場
 あり
■電話番号
 023-635-5500

No.04 峰玉亭/京都府

峰玉亭(イメージ)

峰玉亭(イメージ)

峰玉亭「南天の床柱の間」(イメージ)

江戸時代初期、西陣織業の間で多才と称された本阿弥光悦が、京都洛北の鷹ヶ峯に、工人が集まる光悦村を作り、着物文化の発展に貢献しました。その場所に、西陣織業者「しょうざん」の創業者・松山政雄が「花と緑の観光工場」と称し、現在の『しょうざんリゾート京都』の礎を作ります。その庭園内の中心となる建物が峰玉亭です。1965年頃に築かれた、木造平屋建ての建物で良質な竹材を多用しているのが特徴です。中に入ると竹内栖鳳筆の掛軸「竹に雀」や狩野派の鶴の襖絵、円山応挙の襖絵など、松山が収集した作品を楽しめます。

基本情報

■住所
 〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町47
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/nXRwbc1DygKQMBb9A
■電車でのアクセス
 市バス「土天井町」下車 徒歩5分
■電話番号
 075-491-5101(しょうざん庭園)

No.05 盛美園/青森県

盛美園(イメージ)

盛美園(イメージ)

盛美園(イメージ)

明治の優雅さを漂わせる盛美園は、津軽地方に多く存在する大石武学流を代表する名園です。小幡亭樹宗が1902年より9年を費やし作庭した、面積約12,000㎡の広大な池泉枯山水廻遊式庭園です。庭内には庭園鑑賞館「盛美館」があります。建築家西谷市助によって1908年に建てられたもので、一階は純和風の数奇屋造り、通常非公開の2階はルネッサンス調で、漆喰の白壁にドーム屋根や尖塔、棟飾など、日本では他に見られない和風洋風が上下に配された珍しい建物です。

基本情報

■住所
 〒036-0242 青森県平川市猿賀石林1
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/y1w2rWTpZsm3woph6
■営業時間
 4月中旬~9月末 9:00~17:00(17:00閉園)
 10月~11月中旬 9:00~16:30(16:30閉園)
 11月中旬~4月中旬10:00~15:00(冬季営業)
 ※冬季営業期間の観覧は庭園と盛美館のみ、12月29日~1月3日休園
 ※冬季営業期間の来園は事前にご予約下さい。
  ご予約先:平川市観光協会 TEL:0172-40-2231
■電車でのアクセス
 JR津軽尾上駅から徒歩10分
■駐車場
 なし
■電話番号
 0172-57-2020

No.06 蘆花浅水荘/滋賀県

蘆花浅水荘(イメージ)

蘆花浅水荘(イメージ)

蘆花浅水荘(イメージ)
蘆花浅水荘(イメージ)
蘆花浅水荘(イメージ)
蘆花浅水荘(イメージ)
蘆花浅水荘(イメージ)
蘆花浅水荘(イメージ)

蘆花浅水荘は1921年に、日本画家山元春挙の別荘として建てられました。数寄屋造りの大正和風建築で、重要文化財の指定を受けており、見学は完全予約制です。敷地の西に主屋と離れ、東側に築山と流水庭園、持仏堂、茶室等が配されています。もともとは庭続きに琵琶湖が広がり、船で直接出入りが可能でした。庭園は、庭と湖と山が融合し一体になった景色が楽しめる作りであり、画家自らが指導した自然による絵画作品となっています。

基本情報

■住所
 〒520-0837 滋賀県大津市中庄1-19-23
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/oaeX1k1zJYGUNbiX9
■営業時間
 10:00~14:00
■電車でのアクセス
 京阪瓦ヶ浜駅から徒歩5分

No.07 旧須藤邸/群馬県

旧須藤邸(イメージ)

旧須藤邸(イメージ)

旧須藤邸(イメージ)
旧須藤邸(イメージ)
旧須藤邸(イメージ)
旧須藤邸(イメージ)
旧須藤邸(イメージ)

旧須藤邸は、明治期から隆盛を誇った金善織物会社が最初は工場、社業の発展と共に居室、土蔵、奥座敷と建設し、大正10年頃に玄関、応接間が増設され工場が吹き抜けのサロンへと改築されました。世界大戦の影響で会社は解散となり、その後、病院経営の須藤寿作が所有し長らく別荘として使用されました。現在は、その景観の歴史的な希少性から国の有形文化財の指定を受け、ウェディングや各種撮影、イベントなどに利用されています。館内随所のステンドグラス、多種多様な建具、重厚できらびやかな内装など、明治を肌で感じることのできる建物です。

基本情報

■住所
 〒376-0042 群馬県桐生市堤町1丁目14-32
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/c4ShXzGFRFhiMgHHA
■営業時間
 毎月第1土曜日 10:00~16:00 (最終入館15:00)
■電車でのアクセス
 上毛電気電鉄丸山下駅より徒歩約7分
 JR桐生駅より車で約5分
■駐車場
 あり(みんなの家つつみ様前)
■電話番号
 0277-46-8636(テクスト桐生株式会社)

No.08 大泉家住宅/埼玉県

大泉家住宅(イメージ)

大泉家住宅(イメージ)

大泉家住宅(イメージ)
大泉家住宅(イメージ)

大泉家住宅は、昭和初期、鋳物と機械製造の老舗企業・大泉工場の創業者の自宅として建てられました。大谷石の石造2階建の洋館と、木造平屋建て寄棟造の和館に分かれており、昭和初期の和洋並列住宅の好例としてそれぞれが国の登録有形文化財の指定を受けています。洋館は大黒柱が一切使われていない石造住宅で、海や山、陸地など、部屋によって異なるモチーフのステンドグラスやアールデコ風の内装、四季折々の花が楽しめる庭なども魅力です。和館は、ユネスコの無形文化遺産に登録された工法である杮葺の屋根も特徴で、純和風の佇まいが当時の面影を今に伝えるものとして評価されています。

基本情報

■住所
 〒332-0004 埼玉県川口市領家5-4-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/BCneiQGvhvJCHH9H7
■電車でのアクセス
 赤羽駅東口から国際興業バス西新井駅ゆきに乗り継ぎ、梛木の橋下車徒歩約3分

No.09 起雲閣/静岡県

起雲閣(イメージ)

起雲閣(イメージ)

起雲閣(イメージ)
起雲閣(イメージ)
起雲閣(イメージ)
起雲閣(イメージ)

起雲閣は熱海の三大別荘のひとつと賞賛された、大正から昭和にかけて3人の富豪とともに歴史を歩んだ別荘建築です。海運王の内田信也や鉄道王の根津嘉一郎の別邸として建てられ、豪華な屋敷と緑豊かな庭園を鑑賞することができます。伝統的な和風建築の和館は、座敷が見どころ。床の間や付書院、欄間を設けた伝統的な和室の意匠に、高い位置に設けた天井や部屋の三方を囲む畳廊下を設けた贅沢な造りになっています。洋館とローマ風浴室、大きな窓とステンドグラスの天井と床のタイルが特徴的なサンルームなどは、和洋中の装飾や様式を融合させた独特な空間です。戦後は旅館となり、太宰治や谷崎潤一郎など、名だたる多くの文豪にも愛されました。現在は市の文化施設となっています。

基本情報

■住所
 〒413-0022 静岡県熱海市昭和町4-2
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/mGp67ftvHpctMp276
■営業時間
 9:00~17:00(最終入館16:30)
 水曜日・12月26日~30日は休館 ※水曜日が祝祭日の場合は開館
■電車でのアクセス
 熱海駅より徒歩21分
 伊豆箱根バス「起雲閣前」下車 すぐ
■駐車場
 あり
■電話番号
 0557-86-3101

No.10 旧華頂宮邸/神奈川県

旧華頂宮邸(イメージ)

旧華頂宮邸(イメージ)

旧華頂宮邸 内観(イメージ)
旧華頂宮邸 内観(イメージ)
旧華頂宮邸 内観(イメージ)
旧華頂宮邸 内観(イメージ)

旧華頂宮邸は、伏見宮家出身の華族である華頂博信侯爵の邸として、1929年に建てられた洋館です。館内は通常非公開となっていますが、年に4日、春と秋に一般に公開されます。外観は16世紀イングランド風のチューダー様式を基調とし、フランス式庭園から眺めるとよくわかる2階部分のハーフティンバーが特徴的です。ステンドグラスや床の寄木、マントルピースの装飾など調度品がきれいなダイニングルームが見どころです。

基本情報

■住所
 〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6-37
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/68nyMjqQwtHSrt617
■営業時間
 庭園のみ公開
 4月~9月 10:00~16:00 
 10月~3月 10:00~15:00 
 月・火・水(月・火・水が祝祭日の場合は翌平日)、年末年始休園
■アクセス
 JR鎌倉駅東口より「金沢八景駅行き」または「鎌倉霊園正門前太刀洗行き」または「ハイランド循環」に乗り継ぎ、浄明寺バス停下車、徒歩6分(報国寺奥)
■駐車場
 なし
■電話番号
 0467-61-3477(都市景観部都市景観課都市景観担当)

No.11 鯛よし百番/大阪府

鯛よし百番(イメージ)

鯛よし百番(イメージ)

鯛よし百番「日光の間」(イメージ)※写真提供:一般社団法人MicroHeritage
鯛よし百番「日光の間(陽明門)」(イメージ)※写真提供:一般社団法人MicroHeritage
鯛よし百番 内観(イメージ)
鯛よし百番「桃山殿」(イメージ)※写真提供:一般社団法人MicroHeritage
鯛よし百番「由良の間」(イメージ)※写真提供:一般社団法人MicroHeritage

鯛よし百番は、大正末期に建てられ、戦後期(戦後まもない時期)に改装された妓楼建築で、当時の装飾美の粋を集めた建物です。ここは旧飛田遊廓に建つ料亭であり、現在は夜をメインに鍋料理や会席料理を中心とする和食料理店となっています。1階の部屋は、住吉反橋と名が付いた玄関脇の橋を渡った先にある、桃山文化風の意匠を取り入れた3間があり、またこの3間をまとめて桃山殿と呼びます。2階には、遊女たちのプライベート感たっぷりな小部屋があります。その一部として、屋形船をイメージした小上がりで食事ができる喜多八の間、折り上げ格天井のある部屋の由良の間などがあります。

基本情報

■住所
 〒557-0001 大阪府大阪市西成区山王3-5-25
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/ex2Gii8BTvRzjzEw7
■営業時間
 13:00~16:00、17:00~22:00(L.O 21:30)、月曜定休日
■電車でのアクセス
 JR ・地下鉄天王寺駅より徒歩15分
 地下鉄動物園前駅より徒歩10分
 地下鉄阿倍野駅より 徒歩10分
■駐車場
 なし
■電話番号
 06-6632-0050

No.12 和中庵/京都府

ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵 奥座敷(イメージ)

ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵 奥座敷(イメージ)

ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵 内観(イメージ)
ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵 洋館内観(イメージ)

スキー毛糸で財を成した藤井彦四郎の名邸宅和中庵。皇族も来訪されたことのあるこの場所は、戦後アメリカから来日したシスターたちに譲渡され、ノートルダム教育修道会の設立拠点となりました。時の流れとともに運営はノートルダム女学院中高へと移管され、現在は学校施設として活用されています。建物はスパニッシュを基調とした建築で、寄木細工の床や天井の装飾が美しいホールには暖炉を備えています。通常は非公開施設です。一般の方で見学をご希望の方は年に数回開催される展覧会などの機会にお越しください。詳細はノートルダム女学院の公式ホームページをご確認ください。

基本情報

■住所
 〒606-8423 京都府京都市左京区鹿ケ谷桜谷町110
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/2mdSb3Lxo6j4UheP7
■電車でのアクセス
 市バス錦林車庫から徒歩約8分・上宮ノ前町から徒歩約5分
■電話番号
 075-771-0570

No.13 神戸迎賓館/兵庫県

神戸迎賓館(イメージ)

神戸迎賓館(イメージ)

神戸迎賓館 内観(イメージ)
神戸迎賓館 内観(イメージ)

神戸迎賓館は1919年、貿易商の西尾類蔵氏の自邸として建築されました。GHQによる接収、阪神淡路大震災といった度重なる危機を経てなお、竣工当時の状態が現存する貴重な建造物でもあります。設計は初代通天閣でも知られる建築家・設楽貞雄が手掛け、約1万㎡の敷地に主屋の洋館、日本庭園と茶室、離れ、チャペル、新館が点在しています。エントランスやダイニング、バンケットなど、贅を尽くし、凝った意匠は社交の場に相応しく、西洋と日本が随所で融合・調和する様には、大正モダンの趣と職人の技巧が垣間見えます。

基本情報

■住所
 〒654-0067 兵庫県神戸市須磨区離宮西町2-4-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/2FZy7b9MMhhTuj9j7
■営業時間
 レストラン
 ランチ 11:30~15:30(L.O14:00)
 ディナー 17:30~22:00(最終入店20:00)、火曜定休
■電車でのアクセス
 山陽電鉄 月見山駅または須磨寺駅より徒歩約10分
■駐車場
 あり
■電話番号
 078-739-7600 受付時間 11:00~20:00

No.14 博物館明治村・帝国ホテル中央玄関/愛知県

博物館明治村・帝国ホテル中央玄関(イメージ)

博物館明治村・帝国ホテル中央玄関(イメージ)

近代建築の巨匠、F.L.ライトの代表作としても有名な登録有形文化財、帝国ホテル中央玄関。現在ある博物館明治村への移築時、構造上そのまま移すことができず、車寄せ・ホワイエおよび両側のラウンジ・ロビー部分の様式保存が採用されました。池を前に左右対称に展開する外観、低くなった天井を感じさせ大空間へ導く空間演出をはじめ、水平・垂直を意識したモダニズム建築のみにとどまらない複雑な構成がみごと。彫刻された大谷石、すだれ状の溝をつけた煉瓦、透かしテラコッタによる幾何学装飾など部材に施した造形など、部分保存でありながらも十分な見どころが満載です。空間に身を置けば、細部にまで宿るライトの設計思想を感じられます。

基本情報

■住所
 〒484-0000 愛知県犬山市内山9
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/nfZtDixeu8bmFymz7
■営業時間
 9:30~17:00(入場は16:30まで)、不定休
■電車でのアクセス
 名鉄犬山駅東口から岐阜バス明治村行きで20分、明治村下車、徒歩すぐ
■駐車場
 あり(有料)
■電話番号
 0568-67-0314

No.15 五龍閣/京都府

五龍閣(イメージ)

五龍閣(イメージ)

五龍閣 テラス席(イメージ)
五龍閣 館内(イメージ)
五龍閣 階段室(イメージ)

五龍閣は、清水焼の窯元を国際事業に発展させた3代目松風嘉定の邸宅として建てられました。設計は「関西近代建築界の父」とも称される武田五一によるもの。彼はアール・ヌーヴォーやセセッションなど、新しい建築潮流を取り入れた設計とともに、寺社建築も多く手掛けました。多数の鴟尾を配し、入母屋・切妻などを取り混ぜた屋根、雷紋を用いたイオニア式風の付柱など、西洋建築に日本・中国の伝統意匠を融合したディテールは、和洋折衷を得意とした建築家ならでは。内部もステンドグラスなど、絵に描いたような大正ロマンの空間が広がっています。現在はカフェとして営業されているので、コーヒー片手にじっくり楽しむのもよいでしょう。

基本情報

■住所
 〒605-0862 京都府京都市東山区清水寺門前2丁目239
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/JMVKSBMoUBe5UAnG6
■営業時間
 11:00~17:00 、不定休
■電車でのアクセス
 市バス 五条坂下車、徒歩10分
■駐車場
 なし
■電話番号
 075-541-7111

No.16 上杉伯爵邸/山形県

上杉伯爵邸(イメージ)

上杉伯爵邸(イメージ)

上杉伯爵邸 外観(イメージ)
上杉伯爵邸 外観(イメージ)

元米沢城の二の丸跡に、上杉家14代茂憲伯爵の邸宅として建てられた上杉記念館。約5,000坪の敷地に建坪530坪もある大邸宅で「鶴鳴館(かくめいかん)」と呼ばれました。皇族の御宿所にもなりましたが、1919年の米沢大火で焼失。1925年に再建された建物は、銅板葺き、総ヒノキの入母屋造りで、柱や長押に木曽檜、玄関・門に総欅を用いた気品漂う日本建築です。東京の浜離宮庭園を模した庭園も見どころ。文化財的価値から国の登録有形文化財に指定され、昼食などの食事を楽しめる施設として活用されています。

基本情報

■住所
 〒992-0052 山形県米沢市丸の内1丁目3-60
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/K8NhkWZ8zDt6EsS36
■営業時間
 11:00~21:00(食事は14:30~完全予約制)
 館内見学のみは10:00~17:00
■電車でのアクセス
 JR米沢駅よりレンタカーまたはタクシーで10分
■駐車場
 あり
■電話番号
 0238-21-5121

No.17 天鏡閣/福島県

天鏡閣(イメージ)

天鏡閣(イメージ)

天鏡閣 内観(イメージ)

有栖川宮威仁親王が東北を巡遊中、猪苗代湖畔の風光な景観に惹かれ、この地に別邸の建設を決定。1908年に完成し、大正天皇が滞在されたときに李白の句にちなんで天鏡閣と命名されました。建物は、変化に富んでいて、天然スレート葺の屋根は八角塔屋、東翼部の腰屋根などで構成され、円形や半円形のドーマウィンドーが随所に設置されています。内部は優美な意匠を凝らしており、大理石のマントルピースのある暖炉や天井を飾るシャンデリア、ロココ調やアール・ヌーヴォーの家具といったインテリアが魅力です。

基本情報

■住所
 〒969-3285 福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字御殿山1048
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/FcEoJNE16T9wEk6t9
■営業時間
 5月~10月 8:30~17:00(入館締切 16:30)
 11月~4月 9:00~16:30(入館締切 16:00) 
■電車でのアクセス
 猪苗代駅より会津バス「金の橋」行きで約9分、長浜バス停から徒歩約10分
■駐車場
 あり
■電話番号
 0242-65-2811

No.18 福島県迎賓館/福島県

福島県迎賓館(イメージ)

福島県迎賓館(イメージ)

福島県迎賓館は、1922年、有栖川宮威仁親王妃慰子が保養するための場所として建設されました。基礎に自然石を用いて、周囲の景観や地形を庭園として見立てた純日本風の佇まいが大きな特徴です。造作材は、檜をメインに杉や赤松、欅といった銘木をふんだんに使っています。主要な部屋は、釘隠しや襖類の引き手の金具、床の間、床脇、欄間などが気品を添えています。1952年に福島県に下賜され、その後は国の重要文化財として保護されています。通常は非公開ですが、期間限定で特別公開されています。

基本情報

■住所
 〒969-3285 福島県耶麻郡猪苗代町大字 翁沢字畑田1072-4
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/FMx5DCQ5FYjDd9KC9
■営業時間
 庭園観覧 5月1日~10月31日 9:00~16:00(11月~4月は終日閉鎖)
■電車でのアクセス
 猪苗代駅より会津バス「金の橋」行きで約9分、長浜バス停から徒歩約10分
■駐車場
 なし
■電話番号
 0242-65-2811

No.19 旧済生館本館/山形県

旧済生館本館(イメージ)

旧済生館本館(イメージ)

1878年、山形の近代化構想のもと、山形県立病院として建設された旧済生館本館。1904年には山形市立病院済生館となりました。当時の太政大臣、三条実美により済生館と命名されました。横浜のイギリス海軍病院を参考に設計されたといわれ、中庭を囲んで病室が配され、正面の三層楼と呼ばれた建物は、正面玄関に設けた八角形のポーチや、正十六角形の大広間、螺旋階段などで構成されています。さらに背面は十四角形の回廊沿いに病室が設けられ、ドイツから輸入したドアの蝶番や屋根の亜鉛板を用いるなど、擬洋風建築の傑作といえる建物です。国の重要文化財であり、現在は山形市郷土館として公開されています。

基本情報

■住所
 〒990-0826 山形県山形市霞城町1-1(霞城公園内)
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/9CP5kQm8ngv6bAsM9
■営業時間
 9:00~16:30、 年末年始(12月29日~1月3日)休館
■電車でのアクセス
 JR山形駅から霞城公園南門経由で徒歩約15分
■駐車場
 あり(霞城公園内駐車場)
■電話番号
 023-644-0253

No.20 藤田記念庭園/青森県

藤田記念庭園・洋館(イメージ)

藤田記念庭園・洋館(イメージ)

藤田記念庭園・冠木門(イメージ)
藤田記念庭園・茶屋(イメージ)
藤田記念庭園・和館(イメージ)

弘前市にある藤田記念庭園は、日本商工会議所の初代会頭であった藤田謙一氏が1919年に造らせた庭園です。約6,600坪の広大な敷地に、高さ13mの崖地を境に高台部と低地部に分かれて造園されています。洋館や和館、考古館が立つ高台部は、岩木山の雄大な姿を望む借景式庭園になっています。低地部は池を中心とした池泉回遊式庭園です。茶室からは池を眺められ、花菖蒲、ツツジなどの群落といった花々と崖地を流れる滝や八橋が季節の風情を感じさせてくれます。

基本情報

■住所
 〒036-8357 青森県弘前市上白銀町8-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/xD19MVmcWYtmWw3w7
■営業時間
 9:00~17:00(最終入館は16:30まで)
 さくらまつり期間中 9:00~21:00(入園券販売は20:30まで)
 冬期間(洋館、匠館、高台部庭)9:00~17:00
 11月24日~4月9日は休業
■電車でのアクセス
 JR弘前駅より徒歩約30分
 JR弘前駅より土手町循環バス約15分、市役所前下車、徒歩約5分
■駐車場
 あり
■電話番号
 0172-37-5525

No.21 アサヒグループ大山崎山荘美術館/京都府

アサヒグループ大山崎山荘美術館(イメージ)

アサヒグループ大山崎山荘美術館(イメージ)

アサヒグループ大山崎山荘美術館 本館踊り場(イメージ)
アサヒグループ大山崎山荘美術館 本館踊り場(イメージ)
アサヒグループ大山崎山荘美術館 本館喫茶室内観(イメージ)
アサヒグループ大山崎山荘美術館 本館展示室 旧食堂(イメージ)

大山崎山荘は、明治から昭和を生きた大阪の実業家・加賀正太郎が別荘として築いた建物です。建物は自ら設計し、昭和初期には大幅に増築。イギリスのチューダー・ゴシック様式に木骨を見せるハーフティンバー方式をとり入れた鉄筋コンクリート造の洋館になりました。内部はアーチを描く松の梁を正面玄関に設けていたり、壁面装飾として乙訓名産のたけのこの模様や加賀家家紋の彫刻があったり、遊び心が随所に施されています。バブル期に解体の危機に遭いましたがアサヒグループと京都府、大山崎町が協力して保存・修復し、現在も美術館として公開されています。

基本情報

■住所
 〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/C2tLAmzqshUbUa4E7
■営業時間
 10:00~17:00(最終入館16:30)
 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、臨時休館、年末年始休館
■電車でのアクセス
 JR京都線山崎駅または阪急大山崎駅下車、徒歩約10分
■駐車場
 なし
■電話番号
 075-957-3123(総合案内)

No.22 びわ湖大津館/滋賀県

びわ湖大津館(イメージ)

びわ湖大津館(イメージ)

びわ湖大津館(イメージ)
びわ湖大津館「イングリッシュガーデン」(イメージ)

県内初の国際観光ホテル・旧琵琶湖ホテル本館が、びわ湖大津館の前身です。多くの皇族や国内外の著名人も宿泊した「湖国の迎賓館」でした。建物の設計は東京・歌舞伎座なども手掛けた建築家・岡田信一郎の事務所に委託され、信一郎の弟・捷五郎が担いました。桃山様式とも呼ばれる破風造が特徴的な外観に西洋風の内装など、当時の昭和モダンスタイルがうかがえます。内部にも、今も使われている寄木造りの床や建具、照明器具のほか、木製キーボックスなど往時をしのばせるものも随所に。ホテル移転を機に保存改修を経て、現在の柳が崎湖畔公園内のメイン施設となりました。館内のギャラリーでもその歴史を知ることができます。

基本情報

■住所
 〒520-0022 滋賀県大津市柳が崎5-35
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/WvifKGZx9EEXyikMA
■営業時間
 9:00~22:00(施設により異なる)
 ※庭園は4~9月は9:00~18:00、3・10・11月は9:00~17:00、12~2月は冬季休園
■電車でのアクセス
 JR大津駅又は京阪電車びわ湖浜大津駅からバス柳ヶ崎下車徒歩3分
■駐車場
 あり
■電話番号
 077-511-4187(受付9:00~19:30)

No.23 旧山崎家別邸/埼玉県

旧山崎家別邸(イメージ)

旧山崎家別邸(イメージ)

旧山崎家別邸 ステンドグラス 小川三知「泰山木とブルージュ」(イメージ)
旧山崎家別邸(イメージ)

川越の一番街から少し入った閑静な場所に位置する旧山崎家別邸は、老舗菓子店の五代目当主・山崎嘉七の隠居所として、1925年に建てられました。設計は、東京駅などで知られる辰野金吾の弟子・保岡勝也。彼は大正時代、多くの住宅建築を手掛けていますが、その中でも数少ない現存する建築です。母屋の2階は非公開ですが、階段踊り場のステンドグラスや数寄屋造りの客間など、彼の志向した和風と洋風の生活様式の統合や、日本の住宅の近代化の過程をよく表しています。重要文化財の母屋だけでなく、庭園も、茶室を含む和風庭園の事例として「造園文化の発展に寄与しているもの」との評価を受け、国の名勝となっています。

基本情報

■住所
 〒350-0056 埼玉県川越市松江町2丁目7-8
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/TTn4cySP91WpZXTF7
■営業時間
 9:30~18:30(4月~9月)
 9:30~17:30(10月~3月)
 ※入場は閉館30分前まで
 第1・3水曜日(祝日の場合は以後直近の平日)、12月29日〜1月1日休館
■電車でのアクセス
 JR・東武 川越駅より徒歩約25分
 西武本川越駅より徒歩約15分
■駐車場
 なし(障がい者用駐車場のみ1台あり)
■電話番号
 049-225-2727(川越まつり会館)

No.24 明治記念大磯邸園/神奈川県

明治記念大磯邸園(イメージ)

明治記念大磯邸園(イメージ)

明治記念大磯邸園「旧大隈重信別邸・旧古河別邸」(イメージ)
明治記念大磯邸園「陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸」(イメージ)
明治記念大磯邸園「旧大隈重信別邸・旧古河別邸」(イメージ)

1880年代の海水浴場や駅の開設を機に、大磯には政財界人・文化人が邸宅や別荘を構えました。総理経験者ほか著名政治家が多かったことから「明治政界の奥座敷」の別名も。明治記念大磯邸園には、大隈重信・陸奥宗光・伊藤博文・西園寺公望ゆかりの邸宅や庭園などが保存されています。公開されているのは、大隈が避暑・避寒に利用し、神代杉が使われている「神代の間」ほか居宅部分が往時の姿を留める「旧大隈重信別邸・旧古河別邸」と、良好な保存状態で数寄屋を思わせる意匠も見られる「陸奥宗光別邸跡・旧古河別邸」のあるエリア。立憲政治の黎明期や湘南の邸園文化を感じられる空間です。

基本情報

■住所
 〒255-0004 神奈川県中郡大磯町東小磯295ほか
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/AxE2v2HFa5DqQztYA
■営業時間
 9:00~16:30(最終入園16:00)
■休園日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始
■電車でのアクセス
 JR大磯駅より徒歩約15分
■駐車場
 なし
■電話番号
 0463-61-0101

No.25 志賀直哉旧居(奈良学園セミナーハウス)/奈良県

志賀直哉旧居(奈良学園セミナーハウス)(イメージ)

志賀直哉旧居(奈良学園セミナーハウス)(イメージ)

1929年から約9年間、文豪・志賀直哉が暮らしていた邸宅です。彼が自ら設計した建物は、数寄屋風建築に洋風様式を取り入れたモダンな佇まいです。1階の食堂は、漆喰の天井や赤松の長押、牛革のソファが調和した空間で、応接や娯楽室としても利用されていました。ガラス張りの天窓から自然光が差し込むサンルームは、文人や画家などが集った空間で、語り合ったり、麻雀、囲碁、トランプ等に興じたりしたといわれ、高畑サロンとも呼ばれていました。2階には冬場用の書斎があり、代表作の『暗夜行路』を書き上げました。

基本情報

■住所
 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1237-2
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/HzdYpiXjEd8T7DYq5
■営業時間
 9:30~16:30(受付は16:00まで)
 年末年始(12/28~1/5)休館
■電車でのアクセス
 JR奈良駅・近鉄奈良駅下車、市内循環バス「破石町」下車、徒歩約8分
■駐車場
 なし
■電話番号
 0742-26-6490

No.26 蔵春閣/新潟県

蔵春閣(イメージ)

蔵春閣(イメージ)

蔵春閣 内観(イメージ)
蔵春閣 内観(イメージ)

蔵春閣は、大倉財閥の創設者・大倉喜八郎の別邸でした。政財界の大物や海外からの賓客をもてなす迎賓館として、1912年に東京・向島に建てられました。外観は純和風の唐破風入母屋造りですが、内部は椅子やシャンデリアを取り入れた和洋折衷が特徴です。2階の廊下は、都鳥や桜を描いた大理石モザイク張り。蜀江組折上げ格天井をあしらった33畳の大広間も見ごとです。その他、有名画家が描いたとされる天井画やふすま絵などもあり、まさに豪華絢爛。喜八郎の故郷に寄贈・移築されたため、現在は新発田市の東公園で公開されています。

基本情報

■住所
 〒957-0055 新潟県新発田市諏訪町1丁目9-20
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/WYnK8p2UsgjpSmmq9
■営業時間
 9:00~16:00(最終受付は15:45)
 木曜日(祝日の場合翌日)・12月29日~1月3日休館
■電車でのアクセス
 JR新発田駅西口から徒歩約3分
■駐車場
 なし
■電話番号
 0254-28-3255

No.27 牛久シャトー/茨城県

牛久シャトー本館 ※写真提供:牛久シャトー株式会社

牛久シャトー本館 ※写真提供:牛久シャトー株式会社

神谷傳兵衛記念館 外観 ※写真提供:牛久シャトー株式会社

浅草の神谷バーで有名な実業家・神谷傳兵衛が建設した牛久シャトー。ぶどう栽培からワインの醸造、瓶詰販売まで行った日本初の本格的ワイン醸造場。1903年に建てられた本格的ワイン醸造場で、日本のワイン発祥地のひとつです。正門をくぐると、事務室の本館が出迎えてくれます。赤レンガ造り重厚な外観は、正面中央にアーチと三角破風、その横に立つ時計塔が印象的。明治期の意匠の資料としての価値から、国の重要文化財に指定されています。通常、本館は公開されていませんが、醗酵室として使われていた神谷傳兵衛記念館は見学可能です。

基本情報

■住所
 〒300-1234 茨城県牛久市中央3-20-1
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/cfWbza1H1mUdfNHT9
■営業時間
 神谷傳兵衛記念館 10:00~16:00
 年中無休(年末年始及び臨時閉館あり)
■電車でのアクセス
 JR牛久駅東口(シャトー口)より徒歩約8分
■駐車場
 タイムズ牛久中央
■電話番号
 029-873-3151(牛久シャトー株式会社)

No.28 旧神谷傳兵衛稲毛別荘/千葉県

旧神谷傳兵衛稲毛別荘(イメージ)

旧神谷傳兵衛稲毛別荘(イメージ)

旧神谷傳兵衛稲毛別荘(イメージ)
旧神谷傳兵衛稲毛別荘(イメージ)
旧神谷傳兵衛稲毛別荘(イメージ)

海辺の保養地だった稲毛にて、1918年に建てられた洋館です。神谷傳兵衛は『牛久シャトー』の創設者であり、日本のワイン醸造を一大産業にすることを夢見て、ワインづくりに生涯を捧げた人物。「日本のワイン王」といわれた傳兵衛らしく、玄関ホールのレリーフや和室の欄間に、葡萄をモチーフにした意匠が施されています。和室は付け書院を設けた書院造りで床の間の柱に葡萄の古木を使用し、その他にも室内には様々な銘木を用いています。外観は円型アーチが連なるネオロマネスク建築を基調としながら、アール・ヌーヴォー風の装飾なども取り入れているのが特徴です。

基本情報

■住所
 〒263-0034 千葉県千葉市稲毛区稲毛1丁目8-35千葉市民ギャラリー・いなげ内
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/LYquQ6A7Qe8e1kRF9
■営業時間
9:00 17:15(最終入場17:00)
 月曜日(祝日の場合は翌平日)・12月29日〜1月3日休館
■電車でのアクセス
 京成稲毛駅から徒歩7分、JR稲毛駅から徒歩17分
■駐車場
 あり
■電話番号
 043-248-8723

No.29 北国街道安藤家・小蘭亭/滋賀県

北国街道安藤家(イメージ)

北国街道安藤家(イメージ)

北国街道安藤家・小蘭亭(イメージ)
北国街道安藤家・奥座敷(イメージ)

長浜で「十人衆・三年寄」の一家を担った安藤家の住宅は、長浜を代表する近代和風建築として知られています。明治期以降、安藤家は近江商人として自らも呉服問屋として事業を拡大しました。明治38年から大正4年にかけて建てられた家屋は、虫籠窓や紅殻格子といった伝統的な意匠が凝らされた格調高い佇まいです。特に、北大路魯山人が手掛けた装飾が随所に残されている点が大きな特徴です。創業時の呉服商で使われた九尺の一枚板の篆刻看板をはじめ、離れの書院「小蘭亭」には、魯山人による天井絵、篆刻額、襖絵、障子、地袋など、芸術的な粋が凝縮されています。

基本情報

■住所
 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町8-24
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/9VySV2iS8Dwr6 WMa7
■営業時間
 不定期公開
■電車でのアクセス
 JR長浜駅より徒歩約10分
■電話番号
 0749-65-3935(長浜まちづくり株式会社)

No.30 西川甚五郎邸/滋賀県

西川甚五郎邸(イメージ)※写真提供 公益財団法人西川文化財団・撮影 辻村耕司

西川甚五郎邸(イメージ)※写真提供 公益財団法人西川文化財団・撮影 辻村耕司

西川甚五郎邸(イメージ)※写真提供 公益財団法人西川文化財団・撮影 辻村耕司
西川甚五郎邸(イメージ)※写真提供 公益財団法人西川文化財団・撮影 辻村耕司
西川甚五郎邸(イメージ)※写真提供 公益財団法人西川文化財団・撮影 辻村耕司

450年以上の歴史を誇る「寝具の西川」の初代から12代目当主が暮らした邸宅です。庭を含めて700坪もあり、その立派な佇まいは地域の中でもひときわ目を惹きます。建物は江戸に建てられ、明治・大正時代に増築されました。中でも注目なのは貴賓室。宮家と西川家の家紋をあしらった欄間や、細やかな装飾を施したふすまの引手など、皇室をお迎えするにふさわしいお部屋です。2階の洋間は、暖炉やソファなどのインテリアが当時のまま残されています。他にも、かやの木の一枚板を用いた床の間や、遠近法で奥行きをもたせた廊下など匠の技が随所で見受けられます。

基本情報

西川甚五郎邸
■住所
 〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町17
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/aNCi8bpuhoYpktKRA
■営業時間
 通常非公開
■電車でのアクセス
 JR近江八幡下車バス乗換え新町下車
■電話番号
 0748-32-2909(公益財団法人 西川文化財団)


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