姫路城(イメージ)

姫路城(イメージ)

日本の動乱期、下剋上の世・戦国時代。日本の各地に、権威の象徴である天守を備えた城が建てられました。現在、当時のまま天守が残っている城はわずか12城。まとめて「現存12天守」の名で呼ばれています。また、天守は失えども、市民に愛されその姿をとどめる城は多く、各地のシンボルとして多くの人を集めています。一言で「城」といっても千差万別、それぞれ個性が異なるのが城鑑賞の面白さ。今回は、現存12天守を含む「日本100名城®」「続日本100名城®」(※)の中から、企画担当者がおすすめする30城をご紹介します。

※日本100名城®・続日本100名城®:財団法人日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして定めた日本の名城の総称。2006年に「日本100名城」を発表し、続けて2024年に「続日本100名城」を発表しました。

No.01 松本城/長野県

松本城/長野県(イメージ)

松本城/長野県(イメージ)

日本最古の現存12天守を持つ、国宝・松本城。日本アルプスを背負うようにしてそびえるその姿は、信州ならではの美観といえるでしょう。時は戦国時代末期、豊臣秀吉の天下において、江戸に住む徳川家康の監視をすべく築城されたのが始まりでした。鉄砲戦の備えが頑強で、防衛を意識した中堀の幅の広さも特徴です。四季折々の自然が美しく、どの時期に行っても楽しめますが、長野県らしい景色を楽しみたい方は雪の降る季節に訪ねるのがおすすめ。大雪から松の木を守る「雪吊り」は冬の風物詩です。12月~2月はイルミネーション、4月は天守と桜のライトアップなど、夜の松本城を楽しめるイベントも豊富です。

基本情報

■住所
 〒390-0873 長野県松本市丸の内4−1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/iHAwtWpFk4ZLu1nd9
■入場時間  
 8:30~17:00(最終入場…16:30)
 ※時期により変動あり
■アクセス 
 JR「松本駅」から徒歩 約20分
■駐車場  
 あり
■TEL
 0263-32-2902

No.02 姫路城(白鷺城)/兵庫県

姫路城(白鷺城)/兵庫県(イメージ)

姫路城(白鷺城)/兵庫県(イメージ)

漆喰で塗り籠められた天守群の白さが目にまぶしい姫路城。その姿がまるで翼を広げた鷺(さぎ)のように見えることから、またの名を白鷺城ともいいます。現存12天守のうちの一つであり、日本に現存する城郭建築の中では最大。国宝・世界文化遺産にも指定されています。城内の展示にはARやCGが活用されており、新感覚の鑑賞体験を得ることができます。日本さくら名所100選(※)にも選ばれており、植えられている桜の木はなんと約1,000本。大天守は繁忙期のみ整理券での入城になるため、訪ねる際は事前に姫路城HPをチェックするのがおすすめです。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬
※日本さくら名所100選:公益財団法人日本さくらの会によって選定された全国の桜の名所

基本情報

■住所
 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/qCexFS96MtyB7PBK8
■入場時間 
 9:00~17:00(最終入場…16:00)
■アクセス
 JR「姫路駅」から 
 ・徒歩 約20分
 ・バス、徒歩 計約5分
■駐車場
 あり
■TEL
 079-285-1146

No.03 彦根城(金亀城)/滋賀県

彦根城(金亀城)/滋賀県(イメージ)

彦根城(金亀城)/滋賀県(イメージ)

彦根山(別名:金亀山)の山頂にそびえる彦根城。現存12天守のうちの一つであり、国宝にも指定されています。140段の階段は、敵に攻め込まれるのを防ぐため不規則なつくり。券売機では杖の貸し出しも行っています。高台のため、夏には北びわ湖納涼花火大会を観覧するイベントの開催も!また、見事な梅林を持ち、3月中旬から下旬にかけて、紅白約450本の梅の木に花が咲きます。城そのものにも歴史がありますが、彦根城といえば1日5回の時報鐘。朝の6時から3時間おきに、9時・12時・15時・18時に鐘が鳴らされるこの習慣はなんと江戸時代から続くものなんだとか。鐘の音を聞きながら、四季折々の山景色を楽しむことができます。

基本情報

■住所
 〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/Z7psfHH4pCBbn5qMA
■入場時間
 8:30~17:00 (最終入場…彦根城、玄宮園・彦根城博物館は16:30まで/開国記念館は16:45まで)
 ※天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、馬屋の建物内は16:45に閉門
■アクセス
 JR・近江鉄道「彦根駅」から徒歩 約15分
■駐車場
 あり
■TEL
 0749-22-2742

No.04 大阪城/大阪府

大阪城/大阪府(イメージ)

大阪城/大阪府(イメージ)

安土桃山時代に豊臣秀吉が築城を開始し、豊臣家の滅亡を経て、徳川家康が再建した大阪城。そんな戦国の世の栄枯盛衰を見てきた大阪城は、公園内に野外音楽堂やコンサートホールを有し、多くの人々が訪れる場所となっています。ビル群の中にそびえる大阪城の景色は新旧のコントラストが面白く、お堀めぐりの「御座船」からは特にゆったりと景色を眺めることができます。敷地内には一年を通して季節の花々が咲き、特に多くの花が咲く春の時期に楽しめるのは、桜や梅、ロウバイ、モクレンなど。都会の喧騒から一歩離れて、穏やかな時間を過ごすのにぴったりの場所です。

基本情報

■住所
 〒540-0002 大阪府大阪市中央区大阪城1-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/zmo9JeEAYb4YhY2t5
■入場時間
・天守閣
 9:00~18:00(最終入場…17:30)
・西の丸庭園
 9:00~17:00(3月~10月)
 9:00~16:30(11月~2月)
 ※最終入園は閉園の30分前まで
■アクセス
・JR「大阪城公園駅」から徒歩 約10分
・JR「森之宮駅」から徒歩 約20分
・地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩 約10分
・地下鉄谷町線/京阪「天満橋駅」から徒歩 約15分
・地下鉄谷町線・中央線「谷町4丁目駅」から徒歩 約20分
■駐車場  
 あり
■TEL 
 06-6941-3044

No.05 鶴ヶ城(若松城)/福島県

鶴ヶ城(若松城)/福島県(イメージ)

鶴ヶ城(若松城)/福島県(イメージ)

14世紀に築城された館を起源にする、歴史深き会津若松城。戦国時代に、城主の名に因み「鶴ヶ城」と名付けられ、今でも地元ではその名で呼ばれることが多いんだとか。北国の寒冷な気候と積雪に耐えられる赤瓦の天守が特徴で、雪景色はやはり見事です。例年4月初旬~中旬になると約1,000本の桜の木が花を咲かせ、昼も夜も多くの人が花見に訪れます。また、天守は現存していませんが、天守台の石垣は400年前のまま。鶴ヶ城城址公園内には千利休にゆかりのある茶室「麟閣」もあり、実際に抹茶を味わうこともできるので、味覚と視覚の両方からお城を満喫できます。

基本情報

■住所
 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/wiQhPJUVhkVydczm9
■入場時間
 8:30~17:00(最終入場…16:30) 
■アクセス (基本的には電車)
 JR「会津若松駅」から バス、徒歩 計約20分
■駐車場
 あり
■TEL 
 0242-23-8000

No.06 松江城/島根県

松江城/島根県(イメージ)

松江城/島根県(イメージ)

現存12天守のうちの一つで、2015年に国宝に指定された松江城。松江城が建築された江戸時代初期の当時、全国各地で多くの城が築かれ木材が不足しました。天守は通常、長い柱を1階から上層階まで通すことで建築されていましたが、長い木材が手に入らなかった松江城は、短い柱で1~2階、2~3階、3~4階、4~5階をそれぞれつなぐ工法を採用しました。そんな珍しい城内部の構造は必見です。また、刀の手入れ油のために植樹したとされる椿を始め、年間を通して、花や紅葉の自然美を楽しめるのも松江城の素晴らしさの一つ。特に天守のある本丸は3月~4月にかけて、花見客でにぎわう憩いの場所となります。

基本情報

■住所 
 〒690-0887 島根県松江市殿町1-5
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/Hk1V3zipLXs5iHBX7
■入場時間 
 8:30~18:00(4月~9月)
 8:30~17:00(10月~3月)
 ※最終入場は上記閉場時刻の30分前まで
■アクセス
 ・JR「松江駅」からバス 約10分
 ・一畑電鉄「しんじ湖温泉駅」から市営バス(北循環線内回り) 約5分
■駐車場
 あり
■TEL
 0852-21-4030

No.07 熊本城/熊本県

熊本城/熊本県(イメージ)

熊本城/熊本県(イメージ)

現存する櫓(やぐら)・長塀・門が重要文化財に指定されている熊本城。西郷隆盛を盟主とした士族反乱・西南戦争の舞台となったことで天守は焼失し、その後1960年に再建されています。歴史を刻んだ櫓の様相と近代に再建された天守の対比は熊本城ならでは。天守からは阿蘇山が眺望でき、床下には防衛のための地下通路「闇(くらが)り通路」が這うなど、建物の隅から隅まで探検感覚で楽しむことができます。また、築城の際に銀杏を植えられたことから、熊本城の別名は「銀杏城」。11月から12月が例年の見頃です。桜の名所でもあり、春には山桜、肥後桜などの桜が約800本花開きます。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬

基本情報

■住所 
 〒860-0002 熊本県熊本市中央区本丸1−1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/dyUdPJ6XnUsWEeDu6
■入場時間 
 9:00~17:00(最終入場…16:00)
 ※天守閣最終登閣は16:30
■アクセス
 JR「熊本駅」から
 ・熊本城周遊バス「しろめぐりん」 約30分
 ・市電、徒歩 計約30分
 ・路線バス、徒歩 計約20分
■駐車場
 あり
■TEL  
 096-223-5011

No.08 小田原城/神奈川県

小田原城/神奈川県(イメージ)

小田原城/神奈川県(イメージ)

15世紀中頃に築城され、16世紀には戦国大名の関東支配の中心地となった小田原城。1870年に廃城し、1923年の関東大震災で石垣も崩れましたが、1960年に再建されました。こども遊園地の他、風魔忍者の関りが強かった小田原城だからこその施設「NINJA館」も併設!ここでは忍者について学び、体験をすることができます。本丸の正門では、甲冑着付け体験も実施。また、城を囲むように植えられた桜をはじめ、藤棚やハナショウブなどの花々が心を癒します。小さな子から大人まで楽しめる、家族みんなの思い出になるお城です。

基本情報

■住所
 〒250-0014 神奈川県小田原市城内
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/E1REqjFsUEUNmAjQ7
■入場時間 
 9:00~17:00(最終入場…16:30)
■アクセス 
 JR・私鉄「小田原駅」から徒歩 約10分
■駐車場 
 なし
 ※近隣に有料駐車場あり
■TEL 
 0465-22-3818

No.09 松山城/愛媛県

松山城/愛媛県(イメージ)

松山城/愛媛県(イメージ)

現存12天守のうちの一つであり、その中でも唯一、瓦に松平家の「葵の御紋」が刻まれている松山城。その天守は渡り廊下で櫓とつながれており、天守防衛の究極の形ともいわれます。また、天守は通常戦闘のための施設なので生活設備を有しませんが、松山城には畳やふすまを入れるための居住空間を想定した設備が見られ、一際異彩を放っています。標高132mの勝山の山頂に位置するため、山のふもとからの交通手段はロープウェイ。山頂の天守から眼下に見下ろす松山の自然は圧巻の眺めです。勝山には様々な種類の桜が植えられているため、咲く時期をずらしながら長い期間山景色を彩ります。

基本情報

■住所 
 〒790-0008 愛媛県松山市丸之内1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/uKcD6jEuwJAz1Tdf6
■入場時間  
・松山城 天守・二之丸史跡庭園
 9:00~17:00
 ※8月:17:30まで
 ※12月~1月:16:30まで
・ロープウェイ
 8:30~17:30
 ※8月:18:00まで
 ※12月~1月:17:00まで
・リフト
 8:30~17:00
 ※雨天時運休
■アクセス 
 JR「松山駅」から 市電、徒歩、ロープウェイ・リフト 計約30分
■駐車場 
 あり
■TEL 
 089-921-4873

No.10 弘前城/青森県

弘前城のお堀/青森県(イメージ)

弘前城のお堀/青森県(イメージ)

1611年に完成したものの、1627年、落雷により火薬庫が大爆発を起こし焼失した弘前城。1810年に再建され、そのまま今に至る現存12天守のうちの一つです。弘前城は何といっても桜の名所として有名。毎年4月~5月に開催されるさくらまつりには屋台の出店もあり、花見客で賑わいます。もこもこと厚みのある花弁が特徴の弘前の桜は散った後も尚美しく、お堀の水面に浮かび、まるでカーペットのような花筏の絶景に。さくらまつりの期間と併せて、例年12月初旬から2月末にかけて開催されるイベント「冬に咲くさくらライトアップ」では、立ち並ぶ桜の木々がライトアップされ、迫力ある期間限定の姿を鑑賞することができます。

※桜の見ごろ:例年4月下旬から5月上旬

基本情報

■住所  
 〒036-8356 青森県弘前市下白銀町(弘前公園内)
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/JSdvM5xMHB3Dc8AD9
■入場時間  
 9:00~17:00
 ※さくらまつり期間は7:00~21:00
 ※無料区域は24時間入場可能
■アクセス
 JR・弘南鉄道「弘前駅」から 
 ・徒歩 約30分
 ・バス、徒歩 計約20分
■駐車場  
 なし
 ※近隣に有料駐車場あり
■TEL 
 0172-33-8733

No.11 沖縄のグスク(首里城・今帰仁城)/沖縄県

今帰仁城跡/沖縄県(イメージ)

今帰仁城跡/沖縄県(イメージ)

沖縄県のグスクの中でも、世界遺産に登録されている首里城と今帰仁城。首里城の正殿は、2019年に火災により焼け落ちてしまいました。(※2025年8月現在、2026年秋の正殿再建を目指して工事中)工事の過程で使用された瓦や彫刻は復興展示室にて展示されており、再建となった今だからこそ詳細まで間近で鑑賞することが可能。また、沖縄戦で失ったものの1958年に復元された守礼門や、世界遺産の園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)等、正殿に向かう道々にある門も見どころです。また、今帰仁城は14世紀、琉球三国分立期に建てられた歴史ある城跡です。拝所として人の集まるここは桜の名所としても知られ、例年1月中旬~2月初旬には、鮮やかな濃いピンク色の寒緋桜を咲かせます。

基本情報

【首里城】
■住所  
 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/JH41b5G8wVz19FJk9
■入場時間 
・有料区域              
 8:00~19:00(4月~6月/10月~11月)   
 8:00〜20:00(7月~9月)        
 8:00〜18:00(12月~3月)        
・無料区域
 8:00~19:30(4月~6月/10月~11月)
 8:00〜20:30(7月~9月)
 8:00〜18:30(12月~3月)
■アクセス 
 ゆいレール(モノレール)「首里駅」から 徒歩 約15分
■駐車場 
 あり
■TEL  
 098-886-2020

【今帰仁城跡】
■住所  
 〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/MiYUb13YZrhXQZyC8
■入場時間  
 8:00~18:00(1月~4月/9~12月)
 8:00~19:00(5月~8月)
 ※最終入場は上記閉場時刻の30分前まで
■アクセス 
・バス
 本部循環線・やんばる急行バス
 ※「今帰仁村字今泊今帰仁城趾入口バス停」下車 徒歩約15分
・車
 那覇市から 約1時間30分
■駐車場  
 あり
■TEL 
 0980-56-4400

No.12 竹田城(虎臥城)跡/兵庫県

竹田城(虎臥城)跡/兵庫県(イメージ)

竹田城(虎臥城)跡/兵庫県(イメージ)

標高353.7mの朝来山山頂に位置する竹田城跡は、秋から冬に稀に見られる雲海との景色から、「日本のマチュピチュ」「天空の城」とも称されます。戦国時代、織田信長の命により廃城していますが、石垣は400年前のもの。健脚の方は、バスを使用せず自力で登山道を上るのもおすすめです。雲海と竹田城の景色は、運がよければ朝来群山県立自然公園「立雲峡」から見ることができます。というのも、雲海は非常に稀な自然現象。発生するには、いくつかの条件があります。まず発生時期は9月~11月、時間は明け方~朝8:00の早朝がねらい目。気候にも条件があり、前夜は冷え込み、日中との寒暖差が10度以上である必要があります。また、当日は晴れて風が無いこと、湿度が高いことも重要です。

基本情報

■住所  
 〒669-5252 朝来市和田山町竹田古城山169
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/cJyG2akMoK3Yha9J6
■入場時間  
 8:00~18:00(3月~5月)
 5:00~17:00(6月~12月初旬)
 10:00~15:00(12月初旬~1月初旬)
 ※最終入場は上記閉場時刻の30分前まで
 ※1月初旬~2月は、冬季閉山のため入場付不可
■アクセス 
 JR「竹田駅」から バス、徒歩 計約35分
■駐車場  
 あり
 ※一般車両の進入は「山城の郷」駐車場まで。そこから竹田城跡まで、徒歩約40分
■TEL  
 079-674-2120

No.13 岡山城/岡山県

岡山城/岡山県(イメージ)

岡山城/岡山県(イメージ)

黒塗りの岡山城の別名は「烏城(からすじょう)」。地盤に合わせた五角形の石垣が特徴です。第二次世界大戦の戦災で天守は焼失しましたが、「令和の大改修」と呼ばれる大規模リニューアルによって、より見る人を魅了する城・展示に生まれ変わりました。夜の姿も美しく、季節ごとに異なる色の光が城をライトアップ。お堀づくりに利用した旭川はそんな岡山城を反射し、リフレクションの景観美が好評を博しています。また、併設の備前焼工房では備前焼の土ひねり体験も可能。小さな子も参加でき、お皿などを始め、風鈴やクリスマスツリーなど季節に応じた作品を作ることができます。

基本情報

■住所 
 〒700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
■周辺地図  
 https://maps.app.goo.gl/wUd3NaiMDwsqt49o9
■入場時間  
 9:00~17:30(最終入場…17:00)
 ※イベント等により開園時間が延長になる場合があります。
■アクセス 
 JR「岡山駅」から 路面電車、徒歩 計約15分
■駐車場 
 なし
■TEL 
 086-225-2096

No.14 岐阜城/岐阜県

岐阜城/岐阜県(イメージ)

岐阜城/岐阜県(イメージ)

大パノラマの夜景が見事な岐阜城。年に複数回、夜間まで開館時間を延長しています。標高329mの金華山山頂に位置しており、ロープウェーで向かう岐阜城天守から見渡す景色は、オーロラにも例えられる絶景。清流・長良川や日本アルプス等の山々を一望することができます。岐阜城は安土桃山時代に織田信長の居城となりましたが、その後廃城。1956年に失われた天守が再建されました。このような歴史的背景から、金華山一帯は国史跡に指定されています。近くに「金華山リス村」もあり、日中も魅力のある場所です。

基本情報

■住所  
 〒500-0000 岐阜県岐阜市天主閣18番地
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/WtGrBpinxys4tgit6
■入場時間 
 9:30~17:30(例年3月中旬~10月中旬)
 9:30~16:30(例年10月中旬~3月中旬)
 ※時期により閉場時間延長
 ※最終入場は上記閉場時刻の30分前まで
■アクセス
 JR「岐阜駅」→(バス・約15分)→岐阜公園→(ロープウェー、徒歩・計約10分)→金華山山頂
■駐車場  
 なし
 ※一般車両の進入は金華山ふもとの岐阜公園駐車場(有料)まで
■TEL  
 058-263-4853

No.15 五稜郭/北海道

五稜郭/北海道(イメージ)

五稜郭/北海道(イメージ)

ヨーロッパの城郭都市をモデルに設計された星形要塞・五稜郭。1866年に日本初の西洋式城塞として完成しましたが、明治維新の動乱の中で役所機能を喪失し、公園として一般開放されるに至りました。公園内には約1,500本の桜の木が植えられており、4月~5月に見頃を迎えます。その他藤などを含め、4月~8月が花の見頃です。五稜郭公園には隣接して、高さ107mの五稜郭タワーがあります。ここでは五稜郭の歴史についての展示も見ることができ、特に五稜郭にて旧幕府軍を率いた、元新選組副長・土方歳三について知ることができます。五稜郭公園の他、遠くに函館山や津軽海峡を望む眺望はここから望むのがおすすめです。

※桜の見ごろ:例年4月下旬から5月上旬

基本情報

■住所 
 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町44
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/Dn1LiXDPqaCcGQtN7
■入場時間 
・五稜郭公園
 5:00~19:00(4月~10月)
 5:00~18:00(11月~3月)
・五稜郭タワー
 9:00~18:00(展望チケット販売終了…17:50)
■アクセス 
 JR「函館駅」から 
 ・市電・徒歩 計約30分
 ・バス・徒歩 計約20分
■駐車場  
 なし
■TEL  
 0138-51-4785

No.16 駿府城/静岡県

駿府城/静岡県(イメージ)

駿府城/静岡県(イメージ)

戦国時代の戦火に遭い、壊滅状態だった駿府の町。1589年、そこに駿府城を築城したのは、江戸時代の幕を開ける徳川家康でした。家康死後は火災により焼失し、1989年以降復元されています。駿府城は、四季折々の風景が大変人気。駿府城公園内に紅葉山庭園を有しており、そこでは池と茶室を中心に植えられた季節の花々を鑑賞することができます。春は桜、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬は椿が彩る庭園は、いつの季節に訪れても心を癒す景観美。庭園内の茶室では、有料で呈茶をいただくこともできます。お堀には遊覧船が30分ごとに運航しており、そこから景色を楽しむのも乙なものです。

基本情報

■住所  
 〒420-0855 静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/zMqQgKGuX5cP3bQh8
■入場時間 
 9:00~16:30(最終入場:16:00)
■アクセス
 JR「静岡駅」から 徒歩 約15分
 静岡鉄道「新静岡駅」から 徒歩 約12分
■駐車場
 なし
■TEL  
 054-251-0016

No.17 安土城跡/滋賀県

安土城跡/滋賀県(イメージ)

安土城跡/滋賀県(イメージ)

標高199mの安土山に築かれた安土城。織田信長が天下統一を目標に、岐阜城よりも京に近く利便性の高いこの地に築城しました。建物は信長の死後に焼失しているため、現在は石垣を中心とした城跡が残されています。約100本のソメイヨシノが植えられており、例年の見頃である4月上旬~中旬の景色は特に見事。その時期はぼんぼり提灯も灯され、桜の木々があたたかな明かりに包まれます。城跡を一周するのにかかる時間はおおよそ45分~90分間。室町時代建立の三重塔や二王門など、国の重要文化財を見て回ることができます。織田信長の遺体は本能寺の変以降行方不明になっているため、全国に信長を祀る墓がありますが、安土城跡にも例に漏れず信長廟が築かれています。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬

基本情報

■住所  
 〒521-1311 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/NHfeZVC3d1TVqVMK9
■入場時間  
 8:30~17:00(最終入場:16:00)
 ※季節により変動あり
■アクセス 
 JR「安土駅」から 徒歩 約25分
■駐車場 
 あり
■TEL  
 0748-46-6594

No.18 広島城/広島県

広島城/広島県(イメージ)

広島城/広島県(イメージ)

1945年に原子爆弾の投下を受けた広島市に位置する広島城。爆心地からわずか1kmの地点にあった広島城は、天守を始め門や櫓まで倒壊・焼失しました。石垣やお堀は残り、1958年に鉄筋コンクリート製の天守が再建されました。広島市内には路面電車が走っており、それに乗って街並みを楽しみながら向かうのがおすすめです。日没から22時までの間はライトアップされ、昼間とは違った表情。天守から見下ろす街並みは、ビルと木々が混ざり合い不思議な美しさをたたえています。この天守は、老朽化により2026年3月22日に閉城・再建予定(2025年8月現在)。今度の天守は木造で建築予定です。今の姿を見ることができるのもあとわずか、ぜひ一度足を運んでみてください。

基本情報

■住所  
 〒730-0011 広島県広島市中区基町21-1
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/8VbvMDokKNwcfXDa9
■入場時間  
 9:00~18:00(3月~11月)
 9:00~17:00(12月~2月)
 ※最終入場は、上記閉場時刻の30分前まで
■アクセス
 JR「広島駅」から 
 ・市内電車、徒歩: 計約30分
 ・バス、徒歩: 計約15分
 ・徒歩: 約25分        
■駐車場  
 なし
■TEL  
 082-221-7512

No.19 上田城跡/長野県

上田城跡/長野県(イメージ)

上田城跡/長野県(イメージ)

戦国時代、徳川氏の大群からの猛攻を二度も破った「不落の城」・上田城。その歴史にあやかって、合格祈願や必勝祈願に足を運ぶ人が跡を絶ちません。西櫓は江戸時代から現存しており、南櫓・北櫓・櫓門は1949年以降に再建されました。桜と紅葉の季節は特に人でにぎわい、それぞれ4月上旬の「上田城千本桜まつり」、11月上旬の「上田城紅葉まつり」としてライトアップされます。特に上田城の桜は求心力があり、小さな子からお年寄りまでわくわくしながら楽しめるお花見ポイントが盛りだくさん。本丸や外周はもちろん、「憩いの広場」やグルメイベントの開催がある「二の丸横丁」など、ほっと一息つきながらのびのび花に見とれることのできる場所に富んでいます。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬

基本情報

■住所  
 〒386-0026 長野県上田市二の丸6263-イ
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/TYTvgpvY2DutCQeK8
■入場時間  
・管理事務所
 平日8:30~17:15
・公園内
 24時間
・上田市立博物館・上田城櫓門
 9:00~17:00(最終入場…16:30)
■アクセス 
 JR・しなの鉄道・上田電鉄「上田駅」から 徒歩約12分
■駐車場  
 あり
■TEL 
 0268-23-5135

No.20 江戸城跡/東京都

江戸城跡/東京都(イメージ)

江戸城跡/東京都(イメージ)

江戸時代、長きにわたり徳川家の居城として江戸の町にあった江戸城。櫓や、長屋づくりの防御施設・富士見多門、天守台は現存しています。当時将軍の政務を執り行う場所だった本丸は、現在大芝生として整備されています。周囲にある展望台や梅林、バラ園と併せて自由に散策できるここは、まるで都会のオアシス。梅の見頃は例年12月末~2月、バラの見頃は例年4月~6月です。また、特に珍しいのは敷地内にある「果樹古品種園」。江戸時代の果実の品種が保存されています。桜田門から入るとすぐ目に入る鉄橋「二重橋」もアイコンとして有名。建築中に二重に橋がかけられていたことが名付けの由来です。

基本情報

■住所  
 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/GzXAmnDhhNXJsFQTA
■入場時間 
 9:00から16:00~18:00
 ※閉場時刻は季節により異なります 
 ※最終入場は、上記閉場時刻の30分前まで
 ※月曜日・金曜日は非公開
■アクセス 
・JR「東京駅」から 徒歩 約10分
・地下鉄「二重橋駅」から 徒歩 約10分
・地下鉄「大手町駅」から 徒歩 約5分
・地下鉄「竹橋駅」から 徒歩 約5分
・地下鉄「桜田門駅」から 徒歩 約2分
■駐車場  
 あり
■TEL
  03-3231-5509

No.21 金沢城/石川県

金沢城/石川県(イメージ)

金沢城/石川県(イメージ)

石垣の見事さが光る、自然豊かな金沢城。石同士がぴったりと接合するように加工を施す技法は非常に美しく、人目につく場所に施されました。この技法により積まれた石垣は美しい反面脆弱なため、他の箇所にはより簡易的で頑強な技法が用いられています。全国的にもこのように多様な石垣は珍しく、訪れた際はぜひ注目してほしいポイントです。また、金沢城公園は「緑の心臓」とも呼ばれ、ここから金沢市内に動植物を供給しています。548種の植物に約1500種の動物を抱える金沢城と、隣接する日本三名園の一つ・兼六園は併せて鑑賞するのがおすすめ。大雪から木々を守る「雪吊り」の作業は例年11月~12月に行われ、金沢の冬の風物詩として親しまれています。

※桜の見ごろ:例年4月上旬から中旬

基本情報

■住所  
 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1番1号
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/cRDQqXrhbG2qmEeGA
■入場時間  
 7:00~18:00(3月~10月中旬)
 8:00~17:00(10月中旬~2月)
 ※毎週土曜日および指定日は夜間開園
 ※外周部の石垣ライトアップは毎日22時まで
■アクセス 
 JR「金沢駅」から バス、徒歩 計約15分
■駐車場  
 あり
■TEL  
 076-234-3800

No.22 元離宮二条城/京都府

元離宮二条城/京都府(イメージ)

元離宮二条城/京都府(イメージ)

1603年に徳川家康が築城した元離宮二条城。幕末、15代将軍・徳川慶喜が、政権を天皇へ返上する「大政奉還」の意思表明をした場所でもあります。全域が世界遺産に登録されており、二の丸御殿は国宝にも指定されています。元離宮二条城の見どころは、本丸御殿、二の丸御殿の高い意匠性。本丸御殿は2024年3月まで修理工事中でしたが、現在は公開が再開されています。幕末の宮廷文化を伝える障壁画や欄間彫刻など、目に鮮やかな美しい装飾の数々を楽しむことができます。また、庭園に植えられた植物の種類の豊富さも魅力の一つ。春に咲く桜は約300本・50品種、冬に咲く椿は約400本・90品種と、大変見ごたえがあります。

基本情報

■住所 
 〒604-8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/2eSEKKE41816NG2d9
■入場時間 
 8:45~17:00(最終入場…16:00)
 ※二の丸御殿の受け付け時間…8:45~16:10
 ※本丸御殿の受け付け時間…9:30~16:00(事前予約制)
■アクセス 
・京都市営地下鉄「二条城前駅」 徒歩 すぐ
・JR・京都市営地下鉄「二条駅」 徒歩 約17分
■駐車場  
 あり
■TEL  
 075-841-009

No.23 越前大野城/福井県

越前大野城/福井県(イメージ)

越前大野城/福井県(イメージ)

雲海に隠された「天空の城」、越前大野城。標高249mの亀山山頂に築かれ、雲海が発生するとふもとの城下町が隠されます。その姿はまるで天空に浮かんでいるかのよう。兵庫県・竹田城と同様、雲海はかなり珍しい自然現象で、発生するためにはいくつか満たすべき条件があります。まず、発生する可能性があるのは10月~4月の間のみ。中でも11月が最も発生しやすいと言われています。また、時間帯は明け方~朝9時。鑑賞予定日の前夜は冷え込み、日中との寒暖差が10度以上ある必要があるため、前日から天気予報を確認しておきましょう。当日は晴れていて風がなく、さらに湿度が高ければ、発生する可能性が高くなります。さらに、鑑賞場所は越前大野城から西に約1km離れた犬山城址がおすすめ。標高324m、山頂まで徒歩約20分で登ることができます。

※越前大野城は、降雪により12月~3月に閉館するためご留意ください。

基本情報

■住所 
 〒912-0087 福井県大野市城町3-109
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/DM3qHAPitMvGbJmdA
■入場時間 
 9:00~17:00(4月~9月)
 9:00~16:00(10月~3月)
 ※最終入場は、上記閉場時刻の30分前まで
 ※12月~3月は休館
■アクセス 
 JR・越美北線「越前大野駅」から バス・徒歩 計約15分
                 徒歩 約30分
■駐車場
 なし
■TEL  
 0779-66-1111

No.24 岩国城/山口県

岩国城/山口県(イメージ)

岩国城/山口県(イメージ)

景勝地・錦帯橋を望むロープウェーで向かう、1608年に築かれた城、岩国城。清流・錦川はそのまま天然の外堀として岩国城を守り、岩国城眼下に見下ろすことができます。また、山城ならではの設備として、水の入っていないお堀「空堀」を有するのが特徴。日本最大級の空堀で、幅約19.6m、深さ約10m、長さ約58.2mの規模を誇ります。一度入ってしまうと脱出が困難な、防衛に長けた仕掛けです。天守からは、城下町や錦帯橋、瀬戸内海の島々、宮島までを一望。錦帯橋は秋の紅葉の美しさで有名ですが、季節の花々の他、夏は鵜飼いや花火を鑑賞することができます。

基本情報

■住所  
 〒741-0081 山口県岩国市横山
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/Jn4jxfN6YKTiCcCu9
■入場時間
 9:00~16:45(最終入場…16:30)
■アクセス 
 JR「岩国駅」から バス、徒歩 計30分
■駐車場  
 なし
 ※車での進入不可
■TEL 
 0827-41-1477

No.25 高知城/高知県

高知城/高知県(イメージ)

高知城/高知県(イメージ)

現存12天守のうちの一つ、高知城。1603年の築城後に一度焼失したものの、1749年に再建され、それ以来現存しています。高知城は「日本三大夜城(※)」の一つに認定されており、四季を通じて様々なナイトイベントが開催されています。春は生け花や桜がライトアップされ、夏は風鈴、秋はろうそく、冬はキャンドルとイルミネーションで彩られます。四季の風情に満ちた景観はとてもロマンチックで、表情をコロコロと変えるので、何度訪れても飽きません。また、土佐の荒波をかたどった欄間彫刻も見事で、昼の城内にも夜とは違った楽しさがあります。

※日本三大夜城:(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー認定

基本情報

■住所  
 〒780-0850 高知市丸ノ内1丁目2番1号
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/Hrq49dGUDXkqwpZK9
■入場時間  
 9:00~17:00(最終入場…16:30)
 ※ゴールデンウィーク、よさこい祭期間中などは開館時間を延長することがあります
■アクセス 
 JR「高知駅」から 
 ・バス、徒歩: 計約15分 
 ・路面電車、徒歩: 計約20分(乗り換えあり)
 ・徒歩: 約25分
■駐車場  
 あり
■TEL 
 088-824-5701

No.26 小倉城/福岡県

小倉城/福岡県(イメージ)

小倉城/福岡県(イメージ)

「日本一おもしろき城」を目指す小倉城。門司港に臨む海城であり、小倉市を取り囲むように設計されています。期間を限定せず一年を通して夜間も開城しており、エンターテイメント性を重視。そのことから様々なイベントの会場にもなっています。また、城内には体験型コンテンツが充実しており、老若男女の隔てなく、楽しみながらお城を学ぶことができます。他のお城には見られない試みも多く、土曜夜限定のバーの営業や、小倉城庭園の茶室でいただくアフタヌーンティーなどが人気。小倉城庭園には自然があふれ、池を巡りながら様々な景観を楽しめる憩いの場となっています。

基本情報

■住所  
 〒803-0813 福岡県北九州市小倉北区城内2-1
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/dZDEpdnS2KnyGJRc6
■入場時間 
 9:00~20:00(4月~10月)
 9:00~19:00(11月~3月)
 ※イベントの開催などにより営業時間が異なる場合があります。
 ※ライトアップは日没後〜22:00
■アクセス 
・JR「小倉駅」から バス・徒歩 計約10分
          徒歩 約15分
・JR「西小倉駅」から 徒歩 約10分
■駐車場  
 あり(勝山公園駐車場)
■TEL  
 093-561-1210

No.27 備中松山城/岡山県

備中松山城/岡山県(イメージ)

備中松山城/岡山県(イメージ)

現存する唯一の山城、備中松山城。現存12天守のうちの一つです。標高約480mの臥牛山(がぎゅうざん)にそびえる備中松山城の城主は、なんと猫の「さんじゅーろー」。2018年の西日本豪雨災害の後からお城に住みつくようになり、それ以来さんじゅーろーの姿を見に城を訪れる人が急増したのだとか。そんな備中松山城は、別名「天空の山城」とも呼ばれ、雲海の発生地にそびえています。雲海鑑賞専用の「雲海展望台」は絶好のビュースポット。雲海の発生は稀な自然現象で、季節や時間帯、気候に条件があります。鑑賞に適した時期は9月下旬~4月上旬の間。特に10月下旬~12月上旬に発生しやすいと言われ、時間帯も明け方~午前8時に限られています。鑑賞当日は晴れていて、さらに2、3日前に雨が降っていると尚よいでしょう。鑑賞前日の気候も重要で、日中と夜間の寒暖差が大きく、夜は冷え込むことが求められます。

※紅葉の見ごろ:例年11月上旬から中旬

基本情報

■住所  
 〒716-0046 岡山県高梁市横町1694-4
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/YxKSXNw7ScRcZQRs5
■入場時間
 9:00~17:30(4月~9月)
 9:00~16:30(10月~3月)
 ※最終入場は、上記閉場時刻の30分前まで
■アクセス 
 JR「備中高梁駅」→(タクシー等・約13分)→ふいご峠→(徒歩・約20分)→備中松山城 
■駐車場
 あり(ふいご駐車場から天守まで 徒歩・約20分)
■TEL
 0866-21-0461

No.28 和歌山城/和歌山県

和歌山城/和歌山県(イメージ)

和歌山城/和歌山県(イメージ)

虎伏山(とらふすやま)にそびえる「おてんす」、和歌山城。和歌山弁では、天守のことを「おてんす」と言います。市民からそのように呼ばれ親しまれる和歌山城は、豊臣秀吉が命じて造らせた城でした。1945年に戦災で焼失した後、再建され今に至ります。虎伏山は照葉樹林の森で、二の丸庭園の大楠は何と樹齢約450年。季節ごとの花や紅葉も見事で、春は桜やボタン・ツツジ、夏はアジサイ、秋はイチョウ、冬はスイセンの花が敷地全体を彩ります。敷地内の西の丸庭園は別名「紅葉渓(もみじだに)庭園」と呼ばれ、その紅葉の美しさから国の名勝に指定されています。

※紅葉の見ごろ:例年11月下旬から12月上旬

基本情報

■住所 
 〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁3
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/AufGBgPpXrLe9fVs5
■入場時間 
 9:00~17:30(最終入場…17:00)
■アクセス
・JR「和歌山駅」から バス、徒歩 計約10分 
・南海電鉄「和歌山市駅」から バス・徒歩 計約15分
               徒歩 約15分
■駐車場  
 あり
■TEL 
 073-422-8979

No.29 宇和島城/愛媛県

宇和島城/愛媛県(イメージ)

宇和島城/愛媛県(イメージ)

海に面する防衛に優れた水城、宇和島城。現存12天守のうちの一つです。1666年に伊達政宗の長男が完成させ、その後伊達家が9代続けて城主を務め、居城としました。1860年に修理を行いましたが、その際作られた1/10スケールの天守雛形(天守の模型)は、その精巧さから大変貴重なものとされています。天守は白壁が目にまぶしい優美な姿。春になると桜の花が開き、白い天守と淡紅の色彩が溶け合うようによく似合います。他にも城山には、火災などをまぬがれ300年以上生き抜いている植物が多いと言われており、珍しい植物の種を多数残しています。石垣は様々な年代に建造されたものが混ざり合っており、見た目の面白さも他の城とは一味違います。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬

基本情報

■住所 
 〒798-0060 愛媛県宇和島市丸之内
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/2pPpuJ1XUuFZm8j9A
■入場時間 
・開門
 6:00~17:00(11月~2月)
 6:00~18:30(3月~10月)
・天守
 9:00~16:00(11月~2月)
 9:00~17:00(3月~10月)
■アクセス 
 JR「宇和島駅」から 
 ・バス、徒歩 計約5分
 ・徒歩 約10分
■駐車場 
 あり
■TEL  
 0895-22-2832

No.30 鳥取城跡/鳥取県

鳥取城跡/鳥取県(イメージ)

鳥取城跡/鳥取県(イメージ)

豊臣秀吉の厳しい兵糧攻めにあったことで知られる鳥取城。建物は現存していませんが、石垣や天守台は当時のものです。鳥取城跡として整備され、「久松公園」という芝生の敷かれた公園も併設しています。桜や落葉樹の木々が多く植えられ、春には桜、秋には紅葉の名所として愛されています。ビュースポットとして人気の鳥取城跡・二ノ丸からは鳥取城市街地を一望。兵糧攻めの際に豊臣秀吉が拠点とした本陣山は今も在りし日のままの姿で残り、当時の出来事に思いをはせることができます。

※桜の見ごろ:例年3月下旬から4月上旬

基本情報

■住所 
 〒680-0011 鳥取県鳥取市東町2
■周辺地図 
 https://maps.app.goo.gl/pV5DgD9idbC12QJB8
■入場時間 
 24時間
■アクセス 
 JR「鳥取駅」から バス、徒歩 計約20分
■駐車場 
 なし
■TEL 
 0857-30-8422


活用日本各地的地形,富有個性的名城數不勝數。這座城堡不僅是隨著季節變換而變化的“休憩場所”,也是展示過去日本風貌的“歷史見證”,將為您的人生增添色彩,留下難忘的回憶。踏上尋訪日本古老,了解新事物的名城巡遊之旅吧!

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