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日本の焼き物の産地

日本地図

栃木県芳賀郡益子町

益子焼

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1853(嘉永6)年に笠間の陶工により開かれ、この時陶技を学んだ大塚啓三郎が根古屋に窯を築き、陶業を開始したのが益子焼の始まりとされています。民芸派の巨匠陶芸家・濱田庄司が、益子に工房を構えて制作をはじめたことで広く浸透しました。素朴な美しさと温かな手触りが特徴的です。春と秋の大陶器市が有名で、関東各県より35~40万人の人出で賑わいます。

岐阜県多治見市

美濃焼

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7世紀の古墳時代後期、岐阜県東濃地方では山の斜面を掘ってつくった窖窯で、土器とは異なる硬質のやきもの「須恵器」が焼かれており、それが美濃焼の起源と言われています。半透明の釉薬を厚く掛け、下絵に素朴で大胆な鉄絵を描いた「志野」、淡い黄褐色の薄手で上品な作りの「黄瀬戸」、奇抜な器形と装飾を持ち、花鳥風月や幾何学文などのおもしろい文様に特徴があり、斬新な「織部」が広く知られています。

石川県能美市

九谷焼

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江戸時代初期の明暦年中(1655年~)に、藩の肝いりで後藤才次郎により九谷村に窯を築いたのが始まりと言われています。加賀百万石の華麗な装飾の文化に影響を強く受け、これまでにない独特な様式美を確立した磁器として、完成したのが「古九谷」です。久谷五彩といわれる上絵具 緑・黄・赤・紫・紺青で描かれた色絵磁器を特徴とします。

愛知県常滑市

常滑焼

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常滑窯は日本六古窯の中でも最も古く、平安時代の末期で12世紀のはじめ頃より、知多半島では多くの窖窯が築かれ、山茶碗などが焼かれました。常滑焼きとして強いイメージをもつ朱泥(しゅでい)の急須の先祖は、江戸時代末期に作られます。常滑の街中には、土管坂や招き猫の陶器の置物の壁など、おもわず写真に撮りたくなる風景が多くあり、観光地としても楽しませてくれます。

滋賀県甲賀市

信楽焼

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六古窯の一つである信楽焼は、奈良時代から始まり、近畿地方を代表する窯地です。信楽のあちらこちらで見ることのできる狸の置物が作られたのは明治十年頃からで、昭和天皇の信楽行幸の際に天皇がこの狸を気に入られ、歌に詠まれたことがきっかけとなって全国へと広がりました。

佐賀郡西松浦郡有田町・伊万里市

伊万里焼・有田焼

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日本磁器発祥の地として360年の歴史を持つ有田町は世界的にも有名な産地です。16世紀末、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際に佐賀藩主が連れ帰った陶工の李参平が、有田泉山で白磁鉱を発見したのが有田焼の始まりとされています。

長崎県東彼杵郡波佐見町

波佐見焼

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慶長年間、藩主大村氏が朝鮮から連れ帰った陶工が始まりとされています。初めは施釉陶器を生産していましたが、その後染め付けと青磁を中心とした磁器へと移行しました。「くらわんか碗」に代表されるような、良質の日常食器が主となり、透けるような白磁の美しさと、呉須で絵付けされた染付の繊細で深い味わいが特徴です。

愛知県瀬戸市

瀬戸焼

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日本六古窯(信楽・備前・丹波・越前・瀬戸・常滑)の一つで、その歴史はとても古く、古墳時代から続くと言われています。釉薬(ゆうやく)をかけて焼かれているのが特徴で室町・戦国時代には、日本最大の窯業生産地に発展しました。中国風のやきものは「古瀬戸」と呼ばれ日本茶陶の変遷に大きな影響を及ぼしました。

三重県伊賀市

伊賀焼

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伊賀焼は天平頃、阿山郡丸柱村に起こったと考えられており、耐火度の強い土の特性を活かした行平鍋、土鍋、土瓶、蒸し鍋など耐熱食器制作の技術は現在まで受け継がれています。代表するものとして「破袋水差」「耳付花入」。大きな小石混じりの土で焼成されており、透明な萌黄色または白萌黄色の釉薬となり偶然の美ともいえる色調をもたらします。

福井県丹生郡越前町

越前焼

六古窯(常滑・信楽・備前・丹波・越前・瀬戸)の一つである越前焼は平安末期から須恵器の流れを汲んで発達しました。当時の越前焼は釉薬を使わず、燃料の木の灰が熔けて緑色の美しい模様が特徴的です。長い歴史の中で、江戸時代の衰退、明治~大正期の窯元の相次ぐ廃業などの危機を乗り越え、現在は福井県陶芸館を中心とした越前陶芸村構想を展開して、再び脚光を集めています。

佐賀県唐津市

唐津焼

安土桃山時代、1580年代頃に、岸岳城城主波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされています。その後、朝鮮出兵の際に豊臣秀吉が朝鮮陶工を連れて帰り、その技術を取り入れたことで、量産されるようになりました。唐津港から京都や大阪などを始め西日本に広がり、焼き物のことを総称して「からつもの」と呼ぶほどになりました。

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