アゼルバイジャンの観光地|コーカサス三国(アゼルバイジャン・ジョージア・アルメニア)
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アゼルバイジャンの観光地
黒海とカスピ海に挟まれた「アゼルバイジャン」「ジョージア(旧グルジア)」「アルメニア」の3国を南コーカサス地方といいます。コーカサス3国は、春の花や夏の爽やかな山々の姿、秋の紅葉など季節により様々な姿を見せてくれる大自然が魅力的です。雄大な山々の中に佇む素朴な教会の姿など、自然とそこで育まれた文化との共存もこの地方が人々を惹きつける理由のひとつなのかもしれません。
アゼルバイジャンの観光地
シルクロードを旅したキャラバンに思いを馳せるカスピ海に面した異国情緒漂う国
バクー
バクーの街並み(イメージ)
バクー
アゼルバイジャンの首都で、カスピ海西岸に位置する同国最大の都市です。
古くからシルクロードの中継地として栄え、石油資源の発見により19世紀以降急速に発展しました。旧市街には乙女の塔やシルヴァンシャフハーン宮殿などの歴史遺産が残り、世界遺産に登録されています。一方、フレームタワーに代表される近代建築が海岸沿いに立ち並び、伝統と現代が共存する都市景観が特徴です。東西文化が交差するコーカサスの玄関口として、歴史・文化・経済の中心地となっています。
【世界遺産】バクーの旧市街
バクーの旧市街(イメージ)
ペルシャ朝時代から栄える港町のバクー旧市街。昔はシルクロードの中継地として栄え、キャラバンたちが行き交う街でした。アラブやトルコ、ロシアなどの影響を受け、味のある古い街並みからユニークな現代的な建物を楽しめる面白い街です。有名な歴史的建造物、乙女の塔とシルヴァンシャフハーン宮殿はこの旧市街にあります。
フレーム・タワー
フレームタワー(イメージ)
フレーム・タワーは、アゼルバイジャンの首都バクーを象徴する超高層ビル群で、3棟から構成されています。炎をかたどった流線的なデザインは、「火の国」と呼ばれる同国の歴史や、古来の拝火信仰を表現しています。高さは最長182mで、内部には高級ホテル、オフィス、住宅が入っています。夜になると外壁のLEDスクリーンに炎や国旗などが映し出され、旧市街や海岸沿いからもよく目立ちます。伝統的な街並みと近代建築が共存するバクーの発展を象徴する存在です。
シルヴァンシャフハーン宮殿
シルヴァンシャフハーン宮殿(イメージ)
シルヴァンシャフハーン宮殿は、アゼルバイジャンの首都バクー旧市街の城壁内に位置する15世紀の宮殿建築です。シルヴァンシャフ朝の王の居城として建てられ、王宮、謁見の間、霊廟、モスク、浴場などからなる複合建築群を形成しています。砂岩を精巧に積み上げた石造建築が特徴で、イスラーム建築とコーカサス地方の伝統が融合しています。宮殿は「城壁都市バクー、シルヴァンシャフハーン宮殿、及び乙女の塔」として世界遺産に登録され、中世アゼルバイジャンの国家形成や文化を今に伝える重要な歴史遺産となっています。
乙女の塔
乙女の塔(イメージ)
乙女の塔は、アゼルバイジャンの首都バクー旧市街入口に建つ石塔で、現在の姿は12世紀頃に造られたと考えられています。高さは約31m、壁の厚さ5mにも及ぶ石壁を持つ重厚な円筒形の塔は、要塞や天文観測施設、拝火信仰など、建てられた目的には諸説あります。「乙女」にまつわる悲恋伝説も語り継がれ、神秘的な存在として親しまれています。2000年に旧市街とともに世界遺産に登録され、現在は博物館としてバクーの歴史を今に伝えています。
殉教者の小道
殉教者の小道(イメージ)
アゼルバイジャンの殉教者の小道は、首都バクー中心部の高台にある国立の慰霊地です。1990年の「黒い一月事件」や、ナゴルノ・カラバフ紛争などで命を落とした人々の共同墓地があり、犠牲者を追悼する重要な場所となっています。小道沿いには墓碑が整然と並び、中央には永遠の炎が燃えるドームがあり、犠牲者への追悼と国家の不屈の精神を象徴しています。高台からはカスピ海とバクー市街を一望でき、歴史的悲劇と現代都市の姿が重なり合う独特の景観を形成しています。
ゴブスタン遺跡
ゴブスタン遺跡(イメージ)
ゴブスタン遺跡は、アゼルバイジャンの首都バクー南西約60kmに位置する先史時代の岩絵遺跡群です。先史時代遺跡と独特の自然景観を保護する国立保護区でもあり、2007年には「ゴブスタンのロックアートと文化的景観」として世界遺産に登録されました。紀元前1万年頃の旧石器時代後期から青銅器時代、さらに中世にかけて刻まれたとされる岩絵が6,000点以上残り、狩猟の様子や植物など当時の人々の生活や信仰を生き生きと伝えています。周辺には泥火山や古代の住居跡も見られ、自然環境と人類活動の関係を知る貴重な場所です。
シェキ
シェキの街並み(イメージ)
シェキ
アゼルバイジャン北西部に位置する歴史都市です。古くからシルクロードの交易拠点として栄え、18世紀にはシェキ・ハーン国の首都となりました。シェキの歴史地区には石畳の旧市街やキャラバンサライが残り、往時の面影を今に伝えています。特にシェキ・ハーン宮殿は、色ガラスを組み合わせた精巧な「シェベケ」で知られ、同国屈指の建築美を誇ります。シェキは絹織物や絨毯などの伝統工芸や、「ピティ」や「シェキハルヴァ」などの名物料理でも知られています。2019年には世界遺産に登録され、自然と歴史、生活文化が調和した都市として注目されています。
シェキ・ハーン宮殿
シェキ・ハーン宮殿(イメージ)
シェキ・ハーン宮殿は、アゼルバイジャン北西部、シルクロード沿いに栄えた古都シェキにある18世紀の宮殿です。統治者たちの夏の宮殿として使われ、外観は精巧に仕上げられた美しいタイルに彩られています。最大の特徴は、宮殿の窓にあしらわれた「シェベケ」と呼ばれる技法のステンドグラスで、釘や接着剤を使わず木と色ガラスを組み上げられています。狩猟や植物文様をモチーフにしたフレスコ画とともにその美しさは圧巻です。宮殿は2019年に「シェキ歴史地区とハーン宮殿」として世界遺産に登録されました。
キャラバンサライ
キャラバンサライ(イメージ)
シェキのキャラバンサライは、アゼルバイジャン北西部の古都シェキに残る18世紀頃の隊商宿で、シルクロード交易の繁栄を今に伝える歴史的建築です。建物は堅牢な石造りで、外敵や盗賊から商人や商品を守るため、城塞のような高い壁に囲まれています。中央には広い中庭があり、その周囲を取り囲むように二階建ての回廊と客室が配置されています。1階は商人の倉庫や家畜用、2階は宿泊用の部屋として使われました。キャラバンサライは宿泊することもでき、往時の雰囲気を体感できる貴重なスポットとして、世界中から注目を集めています。
アゼルバイジャンおすすめグルメ
カスピ海とコーカサス山脈に囲まれたアゼルバイジャンの料理は、コーカサスと中東、中央アジアの影響を受けた多彩な料理です。代表的な郷土料理の一つが「ピティ」で、羊肉、ひよこ豆、玉ねぎ、香辛料などを土鍋で長時間煮込むシェキ地方の名物です。スープと具を分けて食べる独特の作法があり、食材は地方によって様々なバリエーションがあります。一方、甘味で有名なのが「パフラヴァ」。薄い生地にクルミやナッツなどを重ね焼きした菱形の菓子で、祝祭に欠かせません。このほか、米料理の「プロフ」や炭火焼きの「ケバブ」なども親しまれています。
ピティ(イメージ)
パフラヴァ(イメージ)
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写真で見る自然 コーカサス地方の花・山・黄葉など
写真ギャラリー
4~8月の春夏に咲くコーカサス地方の花々
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