尾瀬ハイキング(イメージ)

尾瀬ハイキング(イメージ)

日本全国には、四季折々の美しい自然を満喫できるハイキングスポットが数多くあります。北海道の大雪山や青森県の白神山地、長野県の上高地や千畳敷カール、関東地方の尾瀬や谷川岳、関西地方の伊吹山や熊野古道、九州の高千穂峡まで、各地には初心者からベテランハイカーまで楽しめる多様なコースが揃っています。山々の絶景、豊かな植生、清らかな渓流、そして時折出会う野生動物たちとの触れ合いが、ハイキングの醍醐味です。今回は自然の美しさと静寂に包まれながら、心身ともにリフレッシュできる全国のおすすめハイキングスポット25選をご紹介。さらには番外編として、瀬戸内のしまなみ海道や沖縄の伊良部大橋で海を望むウォーキングスポットも取り上げています。
※当記事でご案内している各スポットの花や紅葉の見頃は、天候等により前後する場合がございます。

No.01 礼文島(北海道)

桃岩展望台コース(イメージ)

桃岩展望台コース(イメージ)

桃岩展望台から島の南端・知床まで進むハイキングコースは、ため息の出るような天然の花畑の連続。細かな毛をまとった葉が雪のような高山植物・レブンウスユキソウの群生地として知られる礼文林道のほか、2022年に高山植物群落として国指定の天然記念物に指定された桃岩展望台など、標高が低くても高山植物を楽しめるのが特徴です。切り立った崖の続く礼文島西海岸の雄大な風景も見どころで、礼文島西海岸では礼文島を代表するスコトン岬、ゴロタ岬、澄海岬の3つの岬が見られるほか、5月中旬から6月上旬の限られた期間は特定国内希少野生動植物種に指定されたレブンアツモリソウ群生地にも立ち寄ることができます。

基本情報

■所在地
〒097-1201
北海道礼文町香深村トンナイ 礼文島香深港フェリーターミナル内1F(礼文島観光案内所)
■アクセス
稚内港より礼文島・香深港まで船で約1時間55分
■営業期間/時間(礼文島観光案内所)
4月中旬~10月中旬/月~金8:30~17:15
■電話番号
0163-86-2655(礼文島観光案内所) 

No.02 大雪山(北海道)

(イメージ)

大雪山(イメージ)

大雪山は北海道中央部の山々が連なった巨大な山塊で、主峰は北海道最高峰の標高約2291mの旭岳です。旭岳温泉駅から旭岳ロープウェイで標高約1600mの姿見(すがたみ)駅まで上がると目の前に広がるのはダイナミックな山岳風景。姿見駅を起点とした1周約1.7km、所要時間約1時間のハイキングコースは初心者にもおすすめで、チングルマをはじめとしたさまざまな高山植物や、天気がよければ姿見の池に映りこむ逆さ旭岳が見られます。また、9月中旬からは鮮やかな紅葉の絶景が楽しめるのも魅力のひとつ。夏と秋、季節を変えて何度でも訪れたくなります。

基本情報

■所在地
〒078-1741
北海道上川郡上川町中央町603番地(環境省大雪山国立公園管理事務所)
■周辺地図(大雪山)
https://maps.app.goo.gl/9X7M9tSsniLxroD76
■アクセス
JR旭川駅から旭川空港経由旭岳線バス「いで湯号」で終点「旭岳」下車(約90分)
■電話番号
01658-2-2574(環境省大雪山国立公園管理事務所)

No.03 白神山地(青森県)

白神山地(イメージ)

白神山地(イメージ)

1993年に世界自然遺産に登録された白神山地には、人の影響をほとんど受けていない天然林が残っています。山地の大部分は入山が制限されていますが、西目屋地区に訪れれば誰でも気軽に世界遺産に触れることができます。西目屋地区内の暗門の滝は県立自然公園にも指定されており、立ち込める飛沫に涼を感じながら第三の滝、第二の滝、第一の滝と進んでいくと、美しい滝とエメラルドグリーンの水面が生む神秘的な景色が広がります。

基本情報

■所在地
〒036-1411
青森県中津軽郡西目屋村大字田代字神田61-1(白神山地ビジターセンター)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/GWHohFdW1GfREGyz6
■アクセス
JR弘前駅より白神山地ビジターセンターまでバスで約55分、「田代(西目屋村役場前)」下車
■駐車場
あり
■電話番号
0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)

No.04 白神十二湖(青森県)

十二湖・青池(イメージ)

十二湖・青池(イメージ)

十二湖とは、白神山地西部のブナ林に囲まれた、33の湖沼群の総称です。1704年の大地震による山崩れによってできたとされ、崩山から眺めたところ12の湖沼に見えたことが名前の由来といわれています。そんな十二湖のなかでも注目を集めているのが、鮮やかなコバルトブルーの水面が美しい「青池」。ハッキリとした青の湖面は近くで見ると透き通っており、池底に朽ちたブナの大木が横たわる様子が神秘的です。他にも、湧水が青森県の名水に選ばれた「沸壺の池」など、見どころが満載のスポットです。

基本情報

■所在地
〒038-2206
青森県西津軽郡深浦町大字松神字松神山国有林82林班(十二湖ビジターセンター)
青森県西津軽郡深浦町大字松神字松神山1-3(白神十二湖エコ・ミュージアム)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/mnTdXfM73EmvBhjR8
■アクセス
JR十二湖駅よりバスで約10分(十二湖ビジターセンター)
JR十二湖駅より徒歩約20分(白神十二湖・エコミュージアム)
■開館時間
十二湖ビジターセンター/9:00~16:00 ※4月1日~11月30日(12月~3月末は閉館)
白神十二湖エコ・ミュージアム/9:00~17:00 ※休館:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
■電話番号
0173-77-3113(白神十二湖エコ・ミュージアム)

No.05 奥入瀬渓流(青森県)

奥入瀬渓流(イメージ)

奥入瀬渓流(イメージ)

約14km続く奥入瀬渓流の遊歩道は、どこを歩いても絶景の連続。車でもビュースポットを巡ることができますが、自然に囲まれた遊歩道を徒歩で散策することで、木漏れ日や美しい水面、葉や苔の表情など、大自然が織りなす美しさをたっぷりと堪能することができます。流れのゆるやかな三乱の流れでは岩がせきとめて複雑な流れを作る様子が見られるほか、ダイナミックな景観の阿修羅の流れ、渓谷美の中で水しぶきを上げる銚子大滝の勇壮な姿など、見どころ満載の散策が楽しめます。

基本情報

■所在地
〒034-0301 青森県十和田市奥瀬栃久保183(奥入瀬渓流館)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/YEKMZ8abbFy5QbuL6
■アクセス
JR青森駅よりJRバス「みずうみ号/おいらせ号」乗車(「奥入瀬渓流館」下車)
■営業時間
9:00~17:30(4月中旬~11月中旬/冬季は16:30まで)
■駐車場
あり
■電話番号
0176-74-1233(奥入瀬渓流館)

No.06 八幡平(岩手県・秋田県)

八幡平(イメージ)

八幡平(イメージ)

岩手県と秋田県にまたがる八幡平一帯は、秋になると美しい紅葉が広大な山群を彩ります。八幡平の紅葉は9月下旬ごろから始まり、ダケカンバ、ヤマモミジ、ブナなどの黄色が山頂付近を染め始め、10月中旬~下旬には湿原も赤や黄色に彩られていきます。とくに八幡平山頂の展望台から見下ろす、八幡沼のエメラルドグリーンの水面と紅葉のコントラストが生み出す絶景は必見。雪化粧が始まる前のわずかな期間を楽しみに、毎年多くのハイカーが訪れます。

基本情報

■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/M1y1io5M8GsX3vU39
■アクセス
盛岡駅よりバスで「八幡平頂上(八幡平頂上レストハウス前)」下車
■電話番号
0195-78-3500(八幡平市観光協会)

No.07 蔵王山(山形県・宮城県)

蔵王山(イメージ)

蔵王山(イメージ)

宮城と山形の県境にある蔵王山は日本百名山のひとつ。山頂から徐々に色づいていく色鮮やかな紅葉は黄色から赤色の美しいグラデーションを描きます。上空を進む蔵王ロープウェイから望む幾重にも重なりあうような紅葉や、山頂からの絶景を楽しんだあとは、蔵王連峰の最最高峰の火口湖・お釜の散策もおすすめ。湖面が太陽の光によって深緑やブルーなどに色を変えることから五色沼とも呼ばれ、蔵王山を代表する絶景をお楽しみいただけます。

基本情報

■所在地
〒990-2301 山形県山形市蔵王温泉708-1 蔵王バスターミナル内(蔵王温泉観光案内所)
■周辺地図(蔵王山)
https://maps.app.goo.gl/keHL2EVmSEPZnMGn6
■アクセス
山形駅より「蔵王温泉バスターミナル」までバスで約40分
■電話番号
023-694-9328(蔵王温泉観光協会)

No.08 月山・弥陀ヶ原湿原(山形県)

月山・弥陀ヶ原湿原(イメージ)

月山・弥陀ヶ原湿原(イメージ)

出羽三山のひとつでもある月山の標高は、約1984m。車道が通じている八合目には、自然豊かな弥陀ヶ原湿原が広がっています。夏には百数十種の高山植物で埋め尽くされ、秋には息をのむほどの草紅葉が一面に広がります。駐車場からすぐに訪れることができるため、足腰に自信のない方でも気軽に来訪できるのも魅力のひとつ。湿原へと続く木道からは大小さまざまな池塘を眺めることができるほか、視線を上げれば庄内平野と青い日本海の眺望もお楽しみいだたけます。

基本情報

■所在地
〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山147-5(月山ビジターセンター)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/XHYKbMsy7Qyevhgi9
■アクセス
鶴岡駅から月山ビジターセンターまでバスで約40分(「荒沢寺」下車) 
■営業時間
8:30~17:00(月山ビジターセンター)
■電話番号
0235-62-4321(月山ビジターセンター)

No.09 栗駒山(宮城県・秋田県・岩手県)

栗駒山(イメージ)

栗駒山(イメージ)

東北地方のほぼ中央に位置する栗駒山は、夏は高山植物、秋は紅葉と季節によって異なる表情を見せてくれる名峰です。毎年9月中旬から10月中旬になると山全体が紅葉し、「神の絨毯」とも称されるほどの紅葉の大パノラマは絶景。栗駒山の紅葉は配色のバランスが美しいとされ、多くの写真家や画家に愛されてきました。ハイキングコースとして人気の名残ヶ原では草紅葉が楽しめるほか、須川湖では紅葉が湖面に映し出される、絵画のような風景と出会うこともできます。

基本情報

■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/8froc4eFnbVuSPsa8
■アクセス
JR石越駅またはくりこま高原駅よりミヤコーバス「栗駒山紅葉号」で「いわかがみ平」下車 ※紅葉時期限定
JR一ノ関駅から岩手県交通バスで終点「須川温泉」下車 ※夏期限定
■電話
0228-22-2250(ミヤコーバス築館営業所)
0191-23-4250(岩手県交通 一関営業所)

No.10 尾瀬(群馬県・福島県・新潟県)

尾瀬ヶ原(イメージ)

尾瀬ヶ原(イメージ)

尾瀬の一年を最初に彩るのは、尾瀬ヶ原の雪が消える頃に見頃を迎えるミズバショウ。同じ時期に咲くリュウキンカの黄色い花とのコントラストも心を躍らせてくれます。初夏から夏にかけてはワタスゲの白い綿毛とニッコウキスゲの花が華やかに尾瀬を彩り、9月下旬には早々に紅葉のシーズンが始まります。草紅葉の先端からオレンジ色に染まり始め、天気のいい日は湿原全体が金色に光ったように見えることも。見上げた先に見える至仏山や燧ヶ岳の眺望もすがすがしく、季節によって異なる美しさを楽しめるスポットです。

基本情報

■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/MCXhv154L9eTRxaV9
■営業時間(観光)
7:00~18:00(尾瀬山の鼻ビジターセンター) ※窓口案内は7:30~16:00
7:30~16:00(尾瀬沼ビジターセンター)
■アクセス
JR上毛高原駅よりバスで戸倉、戸倉よりシャトルバスで鳩待峠
会津高原尾瀬口駅より乗合バスで御池、御池より乗合バスで沼山峠
■電話番号
070-8708-2752(尾瀬山の鼻ビジターセンター) ※9:00~16:00
090-8137-6006(尾瀬沼ビジターセンター)

No.11 谷川岳・一ノ倉沢(群馬県)

一ノ倉沢(イメージ)

一ノ倉沢(イメージ)

日本百名山のひとつ、谷川岳。ロープウェイとリフトで標高約1500mの天神峠まで上がり、大パノラマを楽しむのも魅力ですが、紅葉の時期に訪れたいのはロープウェイ土合口駅から徒歩約1時間ほどで行ける一ノ倉沢。谷川岳登山指導センターから旧道に入ると、黄色く染まったブナ林が視界いっぱいに広がり、林道を開けた先で出会う一ノ倉の峻厳な岩肌と紅葉のコントラストは必見。紅葉と初雪の季節が重なるため、時期によっては山頂の冠雪と紅葉を一度に眺められます。

基本情報

■所在地
〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽湯吹山国有林(谷川岳ロープウェイ)
■周辺地図(一ノ倉沢)
https://maps.app.goo.gl/7hDCpvU8zNxV2u1K6
■アクセス
JR上毛高原駅より谷川岳ロープウェイまでバスで約50分
JR水上駅より谷川岳ロープウェイまでバスで約25分
■営業時間(観光)
平日/8:00~17:00、土日祝/7:00~17:00(谷川岳ロープウェイ)
■電話番号
0278-72-3575(谷川岳ロープウェイ)

No.12 日光白根山(栃木県・群馬県)

日光白根山(イメージ)

日光白根山(イメージ)

群馬県と栃木県の県境に位置する日光白根山は、標高約2578mの日光火山群の主峰です。山頂からの景観の美しさや、豊富な高山植物が自生していることから、昭和32年に日光国立公園特別保護地区に指定されました。毎年夏になるとロープウェイ山頂駅付近には「高山植物の女王」といわれるコマクサが可憐に咲き誇ります。花弁が垂れ下がる姿が馬の顔のように見えることから名付けられたといわれ、毎年6月下旬から8月下旬まで出会うことができます。

基本情報

■所在地
〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川4658-58(丸沼高原総合案内)
■営業時間(日光白根山ロープウェイ)
季節・曜日・天候により営業時間が異なります。詳細は公式WEBサイトをご確認ください
■アクセス
東武日光駅よりバスで湯元温泉乗り換え、鎌田行き乗車(「日光白根山ロープウェイ」下車)
JR沼田駅または上毛高原駅よりバスで鎌田乗り換え、湯元温泉行乗車(「日光白根山ロープウェイ」下車)
■駐車場
あり
■電話番号
0278-58-2211(丸沼高原総合案内)

No.13 上高地(長野県)

上高地(イメージ)

上高地(イメージ)

長野県の梓川上流にある上高地は、年間120万人以上の観光客が訪れる人気スポットです。代表的な景勝地である大正池では、焼岳・穂高連峰が穏やかな湖面に映し出される晴天の美しさはもちろん、霧の中の藍色の湖面も絶景です。上流へと進むと、美しい明神エリアに到着。喧騒を離れ、山野草や野鳥の声とともに、自然の中をゆっくりと散策することができます。さらに針葉樹林を抜けて進むと、ハルニレやカツラの木々が点在する広々とした草原、牧歌的な風景が広がる徳沢にたどり着きます。進むごとに姿を変えていく、上高地の自然をお楽しみください。

基本情報

■所在地
〒390-1516 長野県松本市安曇4468(上高地インフォメーションセンター)
■周辺情報
https://maps.app.goo.gl/AEbUz5VGGnrrUbFTA
■営業時間(上高地インフォメーションセンター)
8:00~17:00
■アクセス
新島々駅から路線バスまたはタクシーで上高地バスターミナル下車
平湯バスターミナルからシャトルバスで上高地バスターミナル下車
■電話番号
0263-95-2433(上高地インフォメーションセンター)

No.14 白馬八方尾根(長野県)

八方池(イメージ)

八方池(イメージ)

白馬連峰の唐松岳から四方に尾根が延びていることから名付けられた北アルプスの白馬八方尾根。本格的な登山となるとハードルの高い北アルプスですが、八方尾根は標高約770mの八方駅から標高約1820mまでリフトを乗り継いで高度を一気に上げられるのが魅力です。リフト到着地点付近の第1ケルンからは天気がよければ富士山を望めることも。一部岩がゴロゴロした登山道もありますが、歩きやすく整備された木道も用意されており、眼前に迫りくる白馬三山(白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳)は圧巻の一言。鹿島槍ヶ岳、五竜岳など北アルプスの名峰を眺めながら登ることができ、標高2060m地点の八方池では、水面に白馬連峰の山々が映る神秘的で美しい光景が待っています。

基本情報

■所在地
〒399-9301
長野県北安曇郡白馬村北城八方5734-1(八方インフォメーションセンター/白馬八方バスターミナル)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/LT2N48koBgXBmbC29 
■アクセス
JR白馬駅より路線バスで「白馬八方尾根スキー場」下車(八方ゴンドラリフト・八方駅)
JR白馬駅よりシャトルバスあり(「八方ゴンドラ」下車・乗車条件あり)
■電話番号
0261-72-3066(八方インフォメーションセンター/白馬八方バスターミナル) 

No.15 栂池自然園(長野県)

栂池自然園(イメージ)

栂池自然園(イメージ)

標高約1900mの栂池自然園は、四季折々の美しさを楽しむことができる日本でも有数の高層湿原です。5月中旬は大雪原が広がり、6月中旬にはミズバショウやシラネアオイ、7月から8月はニッコウキスゲなどの多彩な高山植物が園内を彩り、9月は湿原を黄金色に染める草紅葉、10月上旬はナナカマドの紅葉も見事な装いを見せます。園内の木道は1周約5.5kmで、所要時間は3時間30分から4時間。そのほか1時間から1時間半の短時間コースもあり、気軽に湿原の風景を楽しめます。

基本情報

■所在地
〒399-9422 長野県北安曇郡小谷村千国(栂池自然園)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/YGbJsYToHT3pmrcv7
■開園期間・営業時間(栂池自然園)
6月1日~11月4日(10月28日~11月1日は休園)
営業時間は季節により異なります(栂池ロープウェイの営業時間に準ずる)
■アクセス
JR南小谷駅から路線バスで栂池高原下車
JR白馬駅から路線バスで白馬八方バスターミナル経由、栂池高原下車
■駐車場
あり
■電話番号
栂池自然園/070-4091-5204(栂池ビジターセンター)
栂池ゴンドラ・ロープウェイ/0261-83-2255(栂池ゴンドラリフト株式会社)

No.16 千畳敷カール(長野県)

千畳敷カール(イメージ)

千畳敷カール(イメージ)

標高2600mを超える高山帯に位置する千畳敷カール。しらび平駅から駒ヶ岳ロープウェイで標高差約950mを一気に駆け上がると、目の前に広がるのは宝剣岳とダイナミックなカール地形。カール内の遊歩道は約40分で周遊でき、夏は約150種類もの華麗な高山植物が咲き乱れます。特に「幸福を招く花」といわれるハクサンイチゲや、リンドウの中では珍しい黄色の花弁をもつトウヤクリンドウには思わず顔がほころぶことも。燃えるように真っ赤に色づくナナカマドと黄金色のダケカンバが見事な秋、紺碧の空と純白の景色が美しい冬と、四季折々の自然の美しさを楽しめます。

基本情報

■所在地
〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂759-489(駒ヶ岳ロープウェイ)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/YBie8gP2wRZakchGA
■営業時間(観光)
8:00~17:00(駒ヶ岳ロープウェイ)
■アクセス
JR駒ヶ根駅または菅の台バスセンターから路線バスでしらび平駅、しらび平駅よりロープウェイで千畳敷駅(千畳敷カール)
■電話番号
0265-83-3107(駒ヶ岳ロープウェイ)

No.17 妻籠宿・馬籠宿(長野県・岐阜県)

妻籠宿(イメージ)

妻籠宿(イメージ)

馬籠宿は中山道の43番目、木曽11宿中最南端に位置する宿場町で、山の尾根に沿った急斜面が特徴です。歴史的建造物を保存しながらも観光地として整備されており、風情ある水車小屋が人気のスポットになっています。一方の妻籠宿は中山道42番目で、江戸時代の面影が残っているのと日本初の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。妻籠宿から馬籠峠への約7kmの道のりも趣があり、古い建物や常夜燈が宿場の雰囲気を今に伝えています。春には和合の枝垂梅やミツバツツジも目を楽しませてくれるほか、両宿間を完歩すると有料で完歩証明書を発行してもらうこともできます(300円)。

基本情報

■所在地
長野県木曽郡南木曽町吾妻2196-1(妻籠観光協会)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/psK6YTGvrLeyMaWY9
■アクセス
JR南木曽駅からバスで約10分、または徒歩約40分(妻籠宿)
■営業時間(妻籠観光協会)
8:30~17:00
■電話番号
0264-57-3123(妻籠観光協会)

No.18 戸隠古道(長野県)

戸隠古道(イメージ)

戸隠古道(イメージ)

戸隠神社奥社の杜へ向かうルートは、随神門から約500mにわたって200本以上の杉の巨樹が続く杉並木が象徴的です。杉並木は人の手で作られたもので、その歴史は400年以上ともいわれています。昭和48年には「古い時代のまま保存されている」として戸隠神社奥社の社叢(しゃそう)が長野県の天然記念物に指定されました。15万4000坪に及ぶ広大な自然林を構成しているのは杉だけでなく、ハルニレやブナなどの落葉樹とモミやイチイ、ウラジロなどの針葉樹を含む多くの植物であり、静かで神秘的な空間を作り上げています。

基本情報

■所在地
〒381-4101 長野県長野市戸隠中社3506(戸隠神社・中社)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/EC8ZEYCAwLjjSBzz9
■アクセス
長野駅よりバス乗車、「戸隠宝光社」下車(宝光社)、「戸隠中社」下車(中社)、「戸隠奥社入口」下車(奥社)
■電話番号
026-254-2888(戸隠観光協会)

No.19 入笠湿原(長野県)

入笠湿原(イメージ)

入笠湿原(イメージ)

入笠山は花の宝庫とも呼ばれ、四季折々の花や手つかずの自然を堪能できるスポットです。標高約1050mの登山口から標高約1780mの山頂駅までは8人乗りのゴンドラに乗って30分程。約20分歩いた先の湿原地帯には、約100万株の日本すずらんが咲き乱れます。レンゲツツジやクリンソウの咲く時期には、白樺林と花々が生むコントラストが美しいことでも知られています。標高約1955mの入笠山山頂からは360度の大パノラマが広がり、天気が良ければ富士山をはじめ、南、中央、北アルプスなど数々の名峰を望むことができます。

基本情報

■所在地
〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見6666-703(富士見パノラマリゾート)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/yXvav5MwmY7VvPGQ9
■アクセス
中央自動車道を諏訪南ICで降りて車で約7分
JR富士見駅から無料送迎バスで約10分
■駐車場
あり(富士見パノラマリゾート)
■電話番号
0266-62-5666(富士見パノラマリゾート)

No.20 八ヶ岳・富士見高原(長野県)

八ヶ岳・富士見高原(イメージ)

八ヶ岳・富士見高原(イメージ)

標高約1250mに位置している富士見高原は花の里ともいわれ、四季折々の花々が訪れた人々の目を楽しませてくれます。春はダンコウバイ・ヤマザクラなどの花が高原を彩り始め、夏になるとマリーゴールドが咲き誇るほか、日本産のアジサイが西洋で改良された「西洋アジサイ」などの珍しいとの出会いも。秋になると白樺の白と秋の花々のコントラストが楽しめるほか、サルビアやケイトウなどが一面に広がる鮮やかな花の絨毯も楽しめます。

基本情報

■所在地
〒399-0101
長野県諏訪郡富士見町境12067(富士見高原リゾート 花の里)
■周辺地図
 https://maps.app.goo.gl/Hy4oPHH7EMikyu5i9
■営業時間
9:30~15:30(季節によって変動あり) 
■アクセス
JR小淵沢駅からタクシーで約10分
中央道・小淵沢I.Cから約8分
■駐車場
あり
■電話番号
0266-66-2932(富士見高原リゾート 花の里)

No.21 熊野古道(和歌山県・奈良県・三重県)

熊野古道(イメージ)

熊野古道(イメージ)

古代より多くの人々が熊野三山を参詣し、参拝者の切れ目のなさから「蟻の熊野詣」と例えられるほどでした。田辺から熊野本宮へ向かう中辺路、田辺から那智・新宮へ向かう大辺路、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路が「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。中辺路は最も多くの参詣者が歩いた道で、難行を経て熊野本宮大社に到達します。熊野本宮大社、旧社地の大斎原、発心門王子などがあり、初心者でも楽しめる熊野古道ウォークコースもあります。近年はパワースポットとしても注目されています。

基本情報

■所在地
〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮100-1(熊野本宮観光協会)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/K3UAU3re318FUVVX9
■アクセス
JR新宮駅より熊野交通バスまたは奈良交通バス約60分、「本宮大社前」下車
JR紀伊田辺駅より明光バスまたは龍神バスで約120分、「本宮大社前」下車
■営業時間(熊野本宮観光協会)
9:00~17:00
■電話番号
0735-42-0735(熊野本宮観光協会)

No.22 伊吹山(滋賀県)

伊吹山(イメージ)

伊吹山(イメージ)

壮大な琵琶湖や比良、比叡の山々や日本アルプスが山頂から一望できる伊吹山には、3つの登山道が整備されています。まず西登山道は駐車場の突き当りにある入り口のから山頂を目指す約1kmのコースです。傾斜の緩やかな比較的歩きやすい道のりで、大自然や花を見ながらゆったりと散策できるほか、コース途中には琵琶湖を一望できるスポットも。中央登山道は登山道の中では最も所要時間が短く、片道約20分。西登山道に比べて急斜面かつルートのほとんどが階段状になっています。東登山道は伊吹山の自然のままの状態が残る通好みのコースで、帰り道だけの一方通行になっています。

基本情報

■所在地
〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1586番地(伊吹山ドライブウェイ) 
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/VgwrDW7UzHJqNQVa9
■アクセス
関ケ原駅または大垣駅または米原駅からバスで終点・伊吹山ドライブウェイ下車(夏季限定)
■駐車場
あり
■電話番号
0584-43-1155(伊吹山ドライブウェイ) 

No.23 吉野山(奈良県)

吉野山(イメージ)

吉野山(イメージ)

吉野山の桜は、修験道の信仰の証として信者たちによって植えられました。そのため桜の種類もさまざまで、種ごとの開花時期によって約1カ月間、多様な桜を楽しめるのが特徴。まずは下千本から開花が始まり、中千本、上千本、奥千本の順で吉野山全体を美しく彩っていきます。古くより多くの歌人に愛されてきた吉野山の風景は、今なお多くの観光客を魅了しています。桜のシーズンは夜間のライトアップも行われており、昼間とは違う神秘的な桜景色もお楽しみいただけます。

基本情報

■所在地
〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山2430(吉野山観光協会)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/1q4RBgf9ZeenAAGG7
■営業時間(吉野山観光協会)
10:00~16:00(月・水・金) ※3月~4月第3週は毎日営業
■アクセス
近鉄吉野駅より吉野山下千本まで徒歩約20分(上り)
■駐車場
あり
■電話番号
0746-32-1007(吉野山観光協会)

No.24 京都三尾(高山寺・西明寺・神護寺)

神護寺の参道(イメージ)

神護寺の参道(イメージ)

京都三尾は、山々に囲まれるように密教の名刹が抱かれた地域で、深甚な雰囲気のある紅葉の名所として知られています。秋になるとカエデの紅葉に包まれる高山寺は、国の史跡にも指定されており、国宝の鳥獣人物戯画などの貴重な工芸品を有しています。西明寺は、本堂西側の廊下からの紅葉は山内でも特に美しく、色とりどりの紅葉を目線の高さで楽しめるのが特徴。神護寺では山門へのびる古い石段に落ちる紅葉の風景や、紅葉の合間からお堂や塔が見え隠れする、風情ある紅葉景色が見事です。高山寺、西明寺、神護寺の趣ある寺めぐりと合わせて、清滝までの「錦雲渓(きんうんけい)」と呼ばれる渓谷沿いは里山の風景が美しいハイキングスポットとしても人気を集めています。

No.25 高千穂峡(宮崎県)

高千穂峡(イメージ)

高千穂峡(イメージ)

約80~100mもの高さの断崖絶壁が約7km続く高千穂峡の迫力ある景観は、阿蘇山の火山活動で噴出した火砕流を五ヶ瀬川が侵食することで作られたといわれています。とくに日本の滝百選にも指定された「真名井の滝」周辺にはエメラルドグリーンの水面が広がり、まるで異世界のような神秘的な空間です。他にも日本神話の舞台となった天岩戸がある天岩戸神社や、八百萬の神々が集まって相談をしたという神話の残る天安河原など、見どころ満載のスポットです。
※日本の滝百選は緑の文明学会、グリーンルネッサンス、緑の地球防衛基金が選定

基本情報

■所在地
〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井御塩井(高千穂峡)
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/Z9eFAt8BuiAP8iCX9
■営業時間(貸しボート)
8:30~18:00
■アクセス
JR熊本駅よりバスで約3時間
JR延岡駅よりバスで約1時間30分
■駐車場
あり
■電話番号
0982-73-1213(高千穂町観光協会)

No.26 (番外編/ウォーキングスポット)しまなみ海道(広島県・愛媛県)

しまなみ海道(イメージ)

しまなみ海道(イメージ)

番外編として、平地のウォーキングにおすすめのスポットをご紹介します。

サイクリングの聖地として知られるしまなみ海道ですが、実は歩行者道が整備されており、歩いて通ることが可能になっています。特にしまなみ海道を代表する吊り橋「来島海峡大橋」は、老若男女問わず瀬戸内海の空中ウォーキングを楽しめるスポットでもあります。高速道路を利用するとあっという間に過ぎてしまう来島海峡大橋からの眺望を、じっくりと楽しめるのも徒歩ならでは。車からでは見えなかった海の揺らぎや小舟の風景など、瀬戸内海らしい風景をお楽しみいただけます。

基本情報

■所在地
広島県尾道市~愛媛県今治市
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/1J97FYgPEoziaTmJ9
■電話番号
0848-44-3700(しまなみ尾道管理センター)

No.27 (番外編/ウォーキングスポット)宮古島・伊良部大橋(沖縄県)

伊良部大橋(イメージ)

伊良部大橋(イメージ)

続いて、こちらも海に囲まれた絶景の中、ウォーキングが楽しめるスポットです。

宮古島と伊良部島を結ぶ橋・伊良部大橋は、今までは船を使って渡るしかなかった伊良部島に、車で行くことを可能とした貴重な役割を持つ橋です。2015年に伊良部大橋ができたことで、気軽に伊良部島に訪れることができるようになりました。全長約3540mの長い橋で、今までは船からしか見られなかった雄大な風景をドライブで味わえるようになりました。冬には徒歩で通行できるイベントも開催されていて、当社でも期間限定でウォーキングツアーをご案内しています。徒歩でゆっくりと橋の上を歩いていると、まるで海の上を進んでいるような感覚を味わえます。
※2024年7月時点の情報です。諸事情により、取り扱いツアーがない場合もあります。

基本情報

■所在地
沖縄県宮古島市
■周辺地図
https://maps.app.goo.gl/9MygCeiHLVCyCbCz8
■アクセス
宮古空港から車で約15分


This time we have introduced some recommended hiking spots from around Japan. Some of these spots can be enjoyed in all seasons, including places where pretty alpine plants bloom in the summer, places covered in autumn leaves in the fall, places with magnificent views from high altitudes, and places with a historical atmosphere. If you find a spot that interests you, be sure to visit it.


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