Soul food and high-quality ingredients are both delicious! 12 Fukuoka gourmet choices

福岡市中央区にある「真（まこと）」はランチの「サバ定食」（900円）が人気のお店です。ランチメニューはサバ定食1品のみの提供となっています。皮がパリパリに焼かれたサバは脂が乗っており、柔らかくてとてもジューシーです。定食にはご飯、みそ汁、冷奴、漬物が付き、ご飯とみそ汁はおかわり自由となっています。ランチタイム（11:00～13:45）はいつも満席ですが、回転率が良いので、長く待つことはありません。

「割烹よし田」はお昼から新鮮な魚を食べられる、創業50年を超える老舗料理屋です。名物の鯛茶漬け（1,100円）は外せない一品。上品でさっぱりとした中にコクのある秘伝のダレと、しっかりと旨味のある鯛そのものの美味しさを楽しめます。ご飯はおかわり自由なので、1膳目はお茶をかけずにお刺身としてご飯と一緒に食べ、2膳目はお茶をかけて食べると2度楽しめます。店内は靴を脱いでゆっくりくつろぐことができ、ご年配の方でも安心して利用できます。

初めて博多のとんこつラーメンを食べるという人におすすめなのが、「博多らーめん ShinShin」です。あっさり系のとんこつラーメンで、麺は極細ストレート。スープは豚の骨（げんこつ、頭、背骨など）と佐賀県の銘柄鶏（あたりどり）のガラ、地元九州の香味野菜などを煮込んで作られています。アク抜き、血抜きを丁寧にしているため、いわゆる「とんこつ臭」は全くしません。福岡県内に4店舗あり、天神本店のほか、博多駅のすぐ近くに「博多デイトス店」「KITTE博多店」があります。

「天麩羅処 ひらお」は、近海で獲れた魚や福岡ブランドの華味鶏などを使った、揚げたての天ぷらがリーズナブルな値段で食べられるお店です。一般的な定食屋のお盆に乗ってまとめて出てくるスタイルではなく、それぞれの具材を一つひとつ席まで持ってきてくれるので、アツアツでホクホクの揚げたてをいただけます。1番人気はエビ、イカ、豚、白身、野菜3品が入った「お好み定食」（890円）。塩は3種類（抹茶、カレー、胡麻）用意されており、味のバリエーションを楽しめます。

地元民も知らない味のもつ鍋をいただけるのが「もつ幸」。酢醬油でいただく同店のもつ鍋は「第三の味」と称されています。福岡名物「水炊き」ともつ鍋を合わせたような味わいで、酢醤油の酸味が口の中に広がり、もつの脂の旨味はそのままに、サッパリと食べられます。シメはちゃんぽん麺が、野菜の旨みを吸ったスープと相性抜群です。日曜定休のため、このもつ鍋を確実にいただくには、最低でも3週間前には予約するのがおすすめです。

日本初の明太子料理専門店「元祖博多めんたい重」では福岡名物の明太子をぜいたくに味わえます。人気は、じっくり漬け込んだ自家製の昆布巻き明太子をお重のごはんの上に乗せ、特製だれをかけて食べる「めんたい重」（1,848円）。特製だれは「基本」、「小旨辛」、「中旨辛」、「大旨辛」の4種類あり、初めての方には基本か小旨辛がおすすめです。ランチタイムには列ができることも多いですが、テイクアウトできる「お弁当」は並ばなくても購入できるので、おすすめです。

福岡で水炊きと言えば、多くの人がこのお店を思い浮かべる名店「水たき 長野」。水炊き鍋は、骨付きのモモ肉が入った「水たき」（2,530円）と、鶏のつみれが入った「スープ炊き」（2,530円）の2種類があります。両者はお肉が違うだけのため、ミックスも注文可能です。天然飼料で育てた鶏の中でも脂肪の少ない生後90日の若鶏だけを使用しています。スープはシンプルで、素材本来の味を楽しめます。また、仲居さんが目の前で調理してくれるため、鶏肉を最高の状態でいただけます。

「おきよ食堂」は長浜鮮魚市場にある創業70年の歴史を誇る食堂です。早朝6:00から営業しており、朝ごはん目当ての人が多く訪れます。市場の中にあるので、新鮮な魚を使った定食が評判です。中でも人気なのが「ゴマ鯖定食」（770円）。ゴマ鯖とは真鯖とゴマだれを和えて食べる福岡地方の郷土料理です。特製のゴマだれを注文を受けてから真鯖と和えて出すため、新鮮な鯖の食感と特製の胡麻ダレの風味を味わえます。

天神から歩いて約10分にある「釜喜利うどん」は、うどん主体の居酒屋です。看板メニューは「すだちかけ」（650円）。すだちの輪切りが複数枚のった見た目にも爽やかなルックスが特徴的なうどんです。徳島県産のすだちを1杯につき1～1.5個使用し、スライスにすることでダシにすだちの風味が溶け出し、あっさりと食べられます。丼ぶりの種類も豊富で、うどんとセットで食べれるミニ丼がおすすめです。また、1品頼むとグラスビール1杯無料という嬉しいサービスもあります。

「博多祇園鉄なべ」の人気メニュー「鉄鍋餃子」は、その名の通り鉄の鍋で焼いた餃子です。丸い鉄なべをびっしりと一口餃子が埋め尽くしています。表面は揚げてあるかのようなカリッとした食感で、中はジューシなのに脂っこくありません。餃子は追加注文ができず、最初に何人前頼むかが大事なポイントになります。量的に一個が小さいので「ちょっと頼みすぎ」と思うぐらいがおすすめです。接客も評判で、温かい博多の文化を垣間見れます。

門司港にある大正10年創業の老舗「ふくの店 志げる」は最高級のトラフグのみを取り扱う専門店です。お鍋はフグのくちばしを乾かしたものと昆布でダシを取っているため、味に深みとコクがあります。刺身のひき方にこだわっており、外周は志げる独特の「横びき」で、中心は「縦びき」です。横びきは歯ごたえ、縦びきは繊細さを味わえます。ランチ営業も行っており、リーズナブルな価格で、最高級のフグ料理を食べられます。また、宅配もやっており、ご家庭でも専門店の味を味わえます。

福岡空港から車で5分の位置にある「牧のうどん 空港店」は、歯で噛まなくても飲み込めるような、柔らかい麺が特徴的です。水で麺をしめていないので、モチッとした食感で、麺がどんどんつゆを吸い込んでいきます。各テーブルにはヤカンが置かれており、好きなだけつゆを追加できます。人気メニューはごぼうの天ぷらが乗った「ごぼう天うどん」。うどんの柔らかさとごぼうの固さのアンバランス加減がクセになります。