Numazu's stunning views! 10 recommended sightseeing spots

東海地震の津波対策の一環として、平成16年（2004年）に沼津港に作られた水門。水門の扉体（ひたい）は幅40m・高さ9.3m・重量は406トンあり、日本最大級の規模を誇ります。津波が発生した際には5分で水門が下り、約9,000人の市民を守る重要な役目を担っています。平常時は展望施設として使用され、約30ｍの高さにある展望回廊から沼津市街や富士山、駿河湾を一望できます。夜にはライトアップされ、一味違った港の景色を楽しめます。

大正天皇の静養のために明治26年（1893年）に造営された別邸「沼津御用邸」を整備して作られた公園。歴史ミュージアムとして邸内を見れるほか、春には西洋スイセン、梅雨の時期にはアジサイ、夏にはひまわりなど、四季折々の花を観賞できます。毎年「桃の節句ひな飾り」や「七夕飾り」「菊華展」などのイベントも開催され、多くの人で賑わいます。見学の所要時間は、30分～1時間半程度。土日や連休以外は比較的人が少ないため、駐車場もスムーズに停められます。

沼津港に隣接する複合施設「港八十三番地」内にある水族館。深海をテーマにした世界でも珍しい水族館で、古代ザメの「ラブカ」や、パラシュートのような形をした「メンダコ」など、約200種の深海魚・深海生物を鑑賞できます。館内2階には「シーラカンス・ミュージアム」があり、希少な冷凍個体が展示されています。お土産は、深海生物のぬいぐるみやお菓子が人気。観光の所要時間は、1時間程度です。専用駐車場がないため、近くの有料駐車場を利用ください。遠方からの来館も多く、土日や連休は混雑します。

沼津市の南部、内浦湾の入り江に位置する水族館です。1930年に開業した「中之島水族館」を前身とした長い歴史を誇り、「みとしー」の愛称で親しまれています。アザラシやトド、セイウチ、ペンギンなどの海獣を中心に、約300種を展示しています。見どころは、イルカのショー。駿河湾の海越しの富士山を眺めながら、高レベルなショーを楽しめます。館内にある売店では、オリジナルキャラクター「うちっちー」のグッズやお菓子などのお土産を購入できます。

伊豆半島の北西端にある約1km突き出した岬。海越しに富士山を望む名勝の地として知られています。スキューバダイビングのメッカとしても有名で、1年を通じて多くのダイバーが訪れます。海水浴のスポットとしても人気があるほか、毎年4月4日には大瀬神社の例祭「大瀬まつり」が開催され、多くの人で賑わいます。大漁旗で飾られた漁船の上で、顔を白塗りにし長襦袢を着た青年たちがお囃子に合わせて賑やかに躍る「勇み踊り」から「天下の奇祭」と称されています。

大瀬崎から5kmほど南にある岬。大瀬崎と同じ鳥のくちばしのような形をしており、静岡県の天然記念物に指定されているイヌマキ林が分布しています。春と秋にアオリイカがよく釣れる釣り場としても有名で、夏から秋にかけてはイナダやカンパチがよく釣れます。岬の付け根にある「御浜岬公園」は、例年3月～4月には桜のお花見が楽しめるほか、夏には多くの海水浴客で賑わいます。富士山を望む雄大な景色を眺めながら、海岸をゆっくり散歩するのも良いでしょう。

景勝地として有名な「千本松原」を有する自然公園。広々と続く海岸線のほか、松林越しに富士山を眺められるため、多くの観光客が訪れます。広い園内では、堤防の上や松林の中をジョギングしたり、のんびり散歩したり、釣りをしたり、思い思いに楽しめます。公園の東側には、木製のジャングル遊具などを備えた児童公園もあり、子供も楽しめます。110台が停められる無料の駐車場があるので、観光のついでに気軽に立ち寄れます。

駿河湾に浮かぶ無人島「淡島」にある水族館。館内では、淡島の周りの海で生活している生き物たちを展示・飼育しており、淡島の海をそのまま切り取ったような展示水槽が特徴です。迫力満点のイルカショーとアシカショーが見れるほか、日本最大級の「カエル館」や、マアジが釣れる「釣り堀」が併設されており、子供も大人も楽しめます。園内にあるお土産売り場「ショップしまたろう」では、オリジナルグッズやカエルグッズなどを購入できます。

三島の市街地から北東に離れた高台にある全長400mの吊り橋です。歩行者専用としては国内最長で、橋を往復するのに約10分～20分かかります。天気が良ければ、富士山や相模湾を望む大パノラマの絶景を楽しめます。雨天時でも無料で配布されるカッパを着て橋を渡れるほか、橋に隣接する施設で買い物や軽食を楽しめます。施設内にはレストランもあり、地元の食材を使ったカレーやコロッケのほか、パンケーキ、アイスクリームなどのスイーツをいただけます。

沼津市の東に位置する静岡清水町にある自然公園。柿田川を保護・保全する目的で、昭和61年（1986年）に作られました。園内には、国の天然記念物に指定されている「柿田川」を望む展望台や散策路のほか、縁結びのご利益がある神社、湧き水で作られた豆腐料理を食べられる食事処など、見どころ盛りだくさん。中でも、美しいコバルトブルーの湧き水を見れる「湧水第2展望台」は外せません。例年8月上旬には「清水町湧水まつり」が開催され、多くの人で賑わいます。