10 sightseeing spots in Yamanashi you'll want to visit again and again

河口湖は富士山周辺の「富士五湖」の一つ。富士五湖の中で２番目に大きく、最も低い標高地点にあり、アクセスの良さから一番人気の湖です。「富士山－信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、世界文化遺産に登録されています。河口湖内は、毎日運航している遊覧船「天晴（あっぱれ）」で、いつ訪れても四季折々の美しさを楽しむことができます。また、周辺には「大石公園」や「長崎公園」などの富士山を望む絶景ポイントが数多くあり、富士山の眺望が楽しめるホテルなどの宿泊施設も充実しているため国内外から多くの観光客が訪れています。標高1075メートルの展望台からは富士山、河口湖の景色を満喫できます。

忍野八海（おしのはっかい）とは、富士山を水源とする「出口池」「お釜池」「底抜池」「銚子池」「湧池」「濁池」「鏡池」「菖蒲池」の8つの湧水池の総称です。江戸時代は富士山に入山する前に身を清めるための巡礼地でした。8つの池はそれぞれ大きさや雰囲気も違い、徒歩でめぐれます。「湧池」向かいの水車小屋では、水車でそば粉を製粉しており、向かいの「池本茶屋」でおそばをいただけます。名水を利用して作られた「あつもりそば」がおすすめです。

武田信玄を御祭神としてお祀りしている神社です。1919年、武田氏三代が62年にわたって国政を執った「躑躅ヶ崎館（つつじがさきやかた）」の跡に造営されました。境内にある宝物殿（入館料300円）には信玄直筆の詩が書かれた「信玄公軍扇」や、国の重要文化財に指定された太刀「吉岡一文字」など、歴史的価値の高い収蔵品が展示されています。「姫の井戸」は、信玄のご息女誕生の際、産湯に使われたのがその名の由来。延命長寿、万病退散のご利益があるとされています。

山梨県の中央にある、山梨最大規模の温泉郷。東京から車で1時間30分とアクセスが良いのが魅力です。1961年に突然ブドウ畑から高温の温泉が噴出し、青空温泉として誕生しました。泉質はアルカリ性単純泉で硫黄泉に比べ刺激が少なく、肌の弱い方、高齢者やお子様にも向いています。神経痛・筋肉痛・関節痛・打ち身・慢性消化器病・冷え性・疲労回復・痛風に効果があります。山の上にある「ほったらかし温泉」（900円/大人）は露天風呂から甲府盆地や富士山が一望できます。

「清里テラス」は4月末～11月上旬の期間限定でオープンする施設。標高1900mの屋外に大きなソファが並び、富士山など自然のパノラマを目の前にして、ゆったりとくつろげる空間です。レストランやカフェ、各種クラフト体験のできる工房やアスレチック施設等が設けられ、大人から子どもまで楽しめます。ふもとの「センターハウス」内にあるブッフェレストラン「サンダンス」は、地元産の新鮮な高原野菜を使ったヘルシーな料理を楽しめます。

甲府市の北部に位置する渓谷です。「日本一の渓谷美」と言われ、国の特別名勝にも指定されています。「オットセイ岩」「松茸石」「大仏岩」等、長い歳月をかけて削り取られてできた奇岩を見られます。「仙娥滝（せんがたき）」の落差は30mもあり、圧巻です。紅葉の見頃は10月下旬～11月中旬で、多くの観光客が訪れます。ロープウェイで山頂まで行くことができ、そこから眺める富士山や甲府盆地の景色は絶景です。

茅ヶ岳の山麓の大自然の中にある、「アルプスの少女ハイジ」の世界が広がるテーマパークです。チューリップやラベンダーなど季節の花々が咲き誇り、ハイジが住むスイスの街並みが再現されています。園内は手ぶらでバーベキューができるなど、施設が充実しています。12月の夜間にはイルミネーションが行われ、「森のチャペル」「バラの回廊」「展望塔」「村のチャペル」などがロマンチックに彩られます。敷地内にある施設「クララ館」は宿泊もできます。

「笛吹川フルーツ公園」は、様々な遊具やアスレチック、レストラン、カフェ、ショップを備えた施設。農業体験、料理教室も開催しており、子供から大人まで一年を通して楽しめます。中でも一番人気は、「葡萄の摘み取り＆手づくりジュース体験」。当日参加も可能で、果汁100％のぶどうジュースを作れます。4月初め～10月末は野外アスレチック場内に水が流れ、1日中水遊びを楽しめます。また、園内から見ることができる富士山と甲府盆地の景色は、「新日本三大夜景」の一つに選ばれています。

「北口本宮冨士浅間神社」は富士山のふもと、河口湖と山中湖の間にあるパワースポット。「富士山域の一部」として世界文化遺産に登録されています。拝殿の横にある手水舎（てみずしゃ）の龍の口から流れる水は、富士山の雪解け水です。神社の背後にある小さな丘「大塚丘」は、日本神話の英雄・日本武尊（ヤマトタケルノミコト）が東夷征討の途中で富士山を遥拝（ようはい）し、「富士の神山は北方から拝すべし」と語った地。境内でも一番パワーが強いとされています。

きな粉がまぶされた餅に黒蜜をかけて食べる「桔梗信玄餅（ききょうしんげんもち）」。その山梨名物をお得に入手できるのが「桔梗信玄餅工場テーマパーク」です。桔梗信玄餅を製造する「桔梗屋」の工場で、製造の様子を見学できます。「お菓子の詰め放題」（1袋220円）は1袋に12個ほど入れることができ、連日多くの人が朝早くから列を作るほど人気があります。アウトレット商品や限定スイーツも購入できるため、多くの観光客で賑わいます。