8 sightseeing spots in Onomichi, a city filled with historical charm

猫の細道は「艮神社」から「天寧寺 三重塔」まで続く約200mの細い路地です。尾道出身の作家・園山春二が「福石猫」を置き始めたことから、この愛称が付けられました。福石猫とは、丸い石に猫の柄を描きお祓いをした石のことで、大きさや柄はすべて異なります。路地にはカフェ「梟の館」や看板猫がいる雑貨店「Le chat」があり、一休みしたりお土産を購入できます。歩いて5分の場所にある「宝土寺」では、猫のハンコが押された御朱印をいただけます。

「おのみち海辺の美術館」は、尾道水道沿いにある遊歩道の壁面に飾られた絵画を総称したもの。尾道市主催の絵画コンクールでグランプリに輝いた作品が約150mにわたって展示されており、約20分で見て回れます。尾道の四季、祭り、生活風景をテーマとした絵画を、綺麗な海と一緒に楽しめます。日が落ちると向島ドックがライトアップされ、昼とは一味違った風景が見られます。道沿いにはたくさんのレストランがあり、尾道ラーメンや魚料理、洋食やスイーツをいただけます。

「招き猫美術館」は、尾道市「猫の細道」にある招き猫専門の美術館です。作家の園山春二氏が空き家を再生。自身が手掛けた「福石猫」をはじめ、全国から収集した約3,000体もの招き猫が展示されています。館内では、手ぬぐいやストラップ等の手ごろなものから、一点物の福石猫や猫をモチーフとしたガラス製品等の貴重なものまで、様々な商品が販売されています。歩いて5分の場所にある「招き猫工房」では、招き猫の絵付け体験ができます。

「しまなみ海道」とは、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの道路です。島々を結ぶために、地形や景観、船舶航行等の様々な条件を考慮した形式の異なる6つの橋が架けられています。大島にある「亀老山展望公園」からは、全長約4.1kmの「来島海峡大橋」と島々を一望できます。道中には様々なホテルやカフェがあり、そのほとんどが海沿いに位置しているため、潮風を感じながら瀬戸内海ならではのおいしい海の幸をいただけます。

「おのみち歴史博物館」は、大正時代に建てられた「尾道銀行本店」を改装した博物館で、大正レトロの雰囲気を味わえます。銀行時代の大金庫や銀行券が展示されています。尾道の歴史として、室町時代の漆器や陶器、江戸時代に描かれた掛け軸等、市指定の文化財や出土品があります。博物館より徒歩5分の場所には「尾道ラーメン 壱番館」をはじめ、尾道ラーメンの人気店が建ち並んでいます。近隣には「SIMA inn」「LOG」などのおしゃれなホテルがあります。

「千光寺山ロープウェイ」は、尾道市街地と千光寺山を3分で結ぶロープウェイです。車窓からは、「艮神社」「天寧寺」「千光寺」等の歴史ある建造物や尾道の街並み、尾道水道などの景色をガイドの案内とともに確認できます。ペットもキャリーバッグに入れて乗車できます。展望台からは尾道の市街地と瀬戸内海を一望でき、天気のいい日は遠くに四国連山も見られます。

「ONOMICHI U2」は海運倉庫を改装した複合商業施設です。尾道の素材を生かしたレストランやカフェがあるほか、サイクルプロショップや物産展、自転車を持ち込めるホテル等があり、小さな街が形成されています。「The RESTAURANT」は施設内のレストランで最も大きく、朝食（宿泊客のみ）はブッフェとセットメニューから選べます。施設内で一番の専有面積を誇るホテル「HOTEL CYCLE」は、尾道の伝統産業を活用したモダンな家具と、充実したアメニティによって快適な時間を過ごせます。

広島県尾道市にある「向島」は、尾道市街からフェリーで5分で向かえます。しまなみ海道から繋がっているため車や自転車でもアクセスできます。文化財に指定された茅葺屋根の屋敷「吉原家住宅」や、蚊取り線香発祥の地「亀森八幡宮」等があり、島の歴史を感じられます。チョコレート工場「USHIO CHOCOLATL」のチョコレートは、カカオ豆と砂糖のみで作られており、産地ごとに異なる味わいが楽しめます。おしゃれなパッケージでお土産にもぴったりです。