Packed with unique attractions! 15 must-see tourist spots in Tokushima

渦潮は、激しい潮流の発生でできる自然現象です。直径20mにも達する鳴門の渦潮の大きさは、世界一と言われています。最も迫力のある渦潮が発生する時間帯は、潮見表で確認できます。渦潮を近くで楽しみたい方には、鳴門駅から車で約15分のところにある鳴門観光汽船の乗場から「うずしお観潮船」に乗るのがおすすめです。予約不要の大型観潮船と、要予約の水中展望室付き小型水中観潮船の2種類があり、料金はそれぞれ1,800円、2,400円（大人／税込）です。

渦の道は、鳴門海峡にかかる大鳴門橋の車道下に設置された約450mの海上遊歩道です。料金は大人510円、中高生410円、小学生260円（税込）。途中4ヶ所に設置された海上45mのガラス床からは、鳴門海峡のうずしおを真上から見られます。海流の激しさや轟音を体感でき、スリル満点です。太平洋や瀬戸内海の雄大な景色を左右に眺めながら、海上散歩を楽しめます。営業時間は季節によって変動するため、ご注意ください。

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館では、古代壁画から現代絵画までの西洋名画の陶板（板状の陶器に絵柄や文様を焼き付けたもの）を展示しています。原画を忠実に再現した陶板美術作品を間近で見ることができ、撮影も可能です。館内のカフェ「フィンセント」では、ゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」をリアルに再現したコーナーでの撮影や、ゴッホにちなんだ「ヒマワリサラダ」などのメニューを楽しめます。陶板美術の余韻にひたるのにおすすめです。

秘境祖谷にある「祖谷のかずら橋」は、シラクチカズラと呼ばれるつる植物で作られた吊橋です。重要有形民俗文化財に指定され、3年ごとにかけ替えられています。足場となる木の間隔が広く、その隙間からは遥か14m下に流れる祖谷川が見えます。踏み出そうとすると橋がゆらゆらと頼りなく揺れるため、スリル満点です。また、毎日19:00〜21:30にライトアップが行われており、幻想的な景色を眺めることができます。

徳島市のシンボルであり、標高290mを誇る眉山は、四国一の夜景スポットといわれています。眉山公園として整備されている山頂へは、ロープウェイを使用すれば片道約6分で到着できます。ロープウェイは15分間隔で運行しており、運賃は往復1,020円（大人）です。山頂の展望台からは、きらめく徳島市の夜景を一望できます。園内には恋人たちが愛を誓って南京錠をかけるフェンスがあり、デートスポットとしても人気です。

徳島の伝統行事「阿波おどり」を一年中楽しめる施設です。館内には、阿波おどりの歴史と文化が学べる「阿波おどりミュージアム」や、本格的な阿波おどりを観賞できる「阿波おどりホール等があります。2階の専用ホールで、昼の部では1日4公演、夜の部では1日1公演が行われています。公演の中には体験コーナーがあり、実際に阿波おどりを体験できます。1階の売店では、阿波おどりの竹人形などの珍しいお土産を購入可能です。

大歩危・小歩危（おおぼけ・こぼけ）は、吉野川の激流で2億年の時をかけて創られた約8kmにわたる渓谷です。名前の由来は、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。小歩危と大歩危の間は、歩いて景色を楽しむことができ、11月中旬から下旬にかけて、鮮やかな紅葉が見られます。「日本一の激流」と呼ばれる世界有数のラフティングの名所でもあり、インストラクターに教わりながら体験可能です。

徳島県鳴門市と淡路島の間にある鳴門海峡は、鳴門の渦潮が有名です。イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並び「世界三大潮流」の一つで、潮流の早さは日本一と言われています。春と秋の大潮時に最大となる渦潮は直径20mにも達し、世界一の大きさを誇ります。渦潮を見る際は、大鳴門橋の橋桁スペースを利用した遊歩道「渦の道」や、海中の渦の様子を見られる水中観潮船がおすすめです。

徳島県三好市にある祖谷渓（いやだに）は、数十mから数百mもの深いV字谷が続く渓谷です。岐阜県白川郷、宮崎県椎葉村と並んで「日本三大秘境」と言われており、手つかずの自然が残っています。祖谷のかずら橋や琵琶の滝、世界一の観光モノレールなど様々な観光スポットがあり、自然とアクティビティを満喫できます。「でこまわし」と呼ばれる豆腐やこんにゃくの味噌焼き、祖谷そばなどのご当地グルメもおすすめです。

徳島県の南西部に位置する剣山（つるぎさん）は、日本百名山の一つに数えられる標高1,955mの山です。4月下旬～11月末に運行しているリフトを使用すれば山頂近くの西島駅まで登れます。西島駅からは4コースの登山道が整備されており、レベルや体力に合わせてコースを選べます。初心者には約1時間で山頂を目指す「大剣（おおつる）神社コース」がおすすめです。山頂の展望デッキからは、360°に広がる徳島の山々を見下ろせます。

四国八十八ヶ所霊場のスタートとなる1番札所のお寺です。天平年間（729年〜749年）に行基菩薩が開創し、その後弘法大師によって「霊山寺」と名付けられました。本尊は釈迦如来、宗派は高野山真言宗です。応永年間（1394年〜1428年）に建立された多宝塔は、600年近い歴史を持っています。白衣や笠といったお遍路に必要なグッズは、1番札所の売店ですべてそろえることができるので、お遍路の際にはぜひ立ち寄ってみてください。

「おわさはん」の名で親しまれる大麻比古神社は、パワースポットとして有名です。まつられているのは、大麻比古大神と猿田彦大神の二柱の神様です。方除、厄除、交通安全の御加護を授けてくれる神様として信仰されています。四国八十八ヶ所１番札所霊山寺から徒歩15分の場所にあり、安全祈願に立ち寄る人も多いです。天然記念物であるご神木のクスノキの樹齢は、なんと千年以上。霊気さえ漂う圧倒的な存在感です。

租谷温泉は、北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉と並ぶ「日本三大秘湯」の一つです。祖谷渓の山の上にある、まさに秘湯です。「ホテル租谷温泉」の露天風呂は谷底にあるため、ケーブルカーを使って降りていきます。泉質は「アルカリ性単純硫黄温泉」で、お肌がすべすべになる作用があります。ご当地グルメを堪能できる昼食付の日帰りプランもあるので、空いた休日を使って疲れた体を温泉で癒してみてはいかがでしょうか。

鳴門海峡にほど近いアオアヲナルトリゾートは、4種の天然温泉や阿波特産の食材をふんだんに使ったレストランが魅力のリゾートホテルです。館内のプールは夏期の9:00～18:00に利用可能で、夏休み期間はナイトプールも実施しています。絵付けや藍染めなどの伝統文化体験や、射的や型抜きといった懐かしい遊びを体験できる施設もあり、人気を集めています。レストランは、鳴門海峡を眺めながら新鮮な魚介を楽しめる「鳴門」がおすすめです。

小便小僧像は、1968年に徳島県の彫刻家である河崎良行氏によって作られました。七曲りの谷底から200ｍの高さの岩の上に、この像は立っています。その昔、祖谷街道工事の作業員や旅人たちが、像のある岩のあたりで小便をして度胸だめしをしていたことが由来となり、像が設置されました。渓谷をのぞくと青く輝く祖谷川が見え、秋には色鮮やかな紅葉を楽しめます。目がくらむような高さに一人たたずむ小便小僧の姿は、一見の価値ありです。