30 Must-See Tourist Spots in Kanagawa!

華やかな門が点在し、異国情緒あふれる街並みが広がる横浜中華街。チャイナタウンとしては、日本最大級の規模を誇り、四川料理や広東料理などの本格的な中華レストランから、肉まんや小籠包等のテイクアウト専門店まで、多彩な店が軒を連ねています。中華菓子や雑貨を扱う店も多く、食とショッピングを同時に満喫できるのも魅力。歴史を感じさせる門や通りの雰囲気を眺めながら歩けば、何度訪れても新しい発見があります。

海辺の景観と近代的な街並みが調和するみなとみらい21地区。JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとを結ぶロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」からは、ベイエリアを一望できる爽快な眺めが広がります。大観覧車や赤レンガ倉庫、ショッピング施設やイベントスペースなどが一帯に集まり、世代を問わず楽しめるのが特徴。鉄道のアクセスも良く、散策ルートを組み合わせながら街歩きを楽しめます。訪れるたびに新しい施設や催しが加わり、常に進化を続けるエリアとして人気です。

明治末期から大正初期に建設されたレンガ造りの歴史的建造物を活用した横浜赤レンガ倉庫。外観の重厚なレンガ造りは横浜の景観を象徴する存在です。内部はショップやレストランにリニューアルされ、週末には多くの人でにぎわいます。広場や隣接する赤レンガパークでは音楽やグルメイベントが開催され、海辺の開放感とともに楽しめるのも魅力。夜には倉庫がライトアップされ、港の夜景と調和した幻想的な雰囲気に包まれます。歴史と現代の文化が融合した人気の観光地です。

横浜港を望む開放的な空間が広がる山下公園。関東大震災の復興事業として誕生した歴史を持ち、今では市民や観光客の憩いの場となっています。園内には噴水や芝生広場、未来のバラ園が整備され、四季折々の花が訪れる人を楽しませてくれます。海風を感じながら散策路を歩けば爽やかな気分に。日中の景観はもちろん、夜になるとみなとみらいの光が水面に映り込み、ロマンチックな雰囲気に包まれます。港町らしい景色を満喫できる人気の散策地です。

約700種、12万点の生きものがくらす水族館を中心とした大型レジャー施設、八景島シーパラダイス。水族館ではイルカやペンギンをはじめ、多彩な海の生き物と出会えます。アトラクションが集まる遊園地ゾーンもあり、スリルを味わいたい人から子ども連れまで幅広く楽しめるのが魅力。海と緑に囲まれた開放的なロケーションは、一日を通して遊び尽くすのにぴったりです。季節ごとにイベントも開催され、訪れるたびに違った楽しみ方ができるスポットとなっています。

カップヌードルミュージアム横浜は、インスタントラーメン誕生秘話に触れたり、製造工程を体験できる体験型ミュージアムです。自分自身が“麺”となって製麺から出荷までの工程を体感できるアスレチックや、チキンラーメン誕生時の研究小屋を再現した「百福（ももふく）の研究小屋」など、大人も子どもも楽しめる展示が充実しています。「マイカップヌードルファクトリー」(要予約)では、5460通りの組み合わせからオリジナルカップヌードルを作れます。「チキンラーメンファクトリー」(要予約)では、「チキンラーメン」を手作りできる工房です。生地をこねたり、パッケージをデザインした後は、作りたてのおいしさをご家庭でお楽しみください。

昭和30年代の街並みを再現した空間に、全国の人気ラーメン店が集まるフードテーマパーク。醤油、味噌、とんこつなど地域色豊かなラーメンを食べ比べできるのが魅力です。ノスタルジックな雰囲気の中で食事を楽しむ体験は、食文化の多様性を感じられるひととき。展示コーナーではラーメンの歴史や進化について学ぶことができ、食べるだけではない充実した過ごし方が可能です。世代を問わず楽しめる観光施設として人気を集めています。

世界の自然環境をテーマに展示を行うズーラシアは、アフリカのサバンナやアジアの熱帯雨林などを歩きながら動物を観察できるのが特徴。なかでも注目されるのが「森の貴婦人」と呼ばれるオカピで、野生でも限られた地域にしか生息せず、日本国内での飼育もごくわずかという希少な存在です。広大な園内では他にも珍しい動物たちに出会え、散策自体が冒険気分を味わえるのも魅力。自然と調和した環境で動物たちを眺めながら、ゆったりと過ごす時間を楽しめます。

川崎工場夜景は、川崎港周辺に広がる工場群の夜景を楽しめる人気スポットです。川崎マリエンや東扇島公園、千鳥橋など、さまざまなスポットから夜景を楽しめます。特に火を噴く塔のような装置は「フレアスタッグ」と呼ばれ、稼働中の工場から噴き出す炎が夜空にくっきりと浮かび上がる様は、必見です。工場夜景クルーズ・バスツアー・展望台というように、さまざまな方法で自分だけのお気に入りの風景を見つけられる点も魅力です。

「厄除けのお大師さま」として信仰され、古くから篤い信仰を集めてきた川崎大師。境内には本堂や五重塔が堂々とそびえ、参拝者を迎えます。毎日、護摩祈祷が行われ、厳かな雰囲気の中で心を落ち着けられる場所です。表参道には土産物店や菓子店が軒を連ね、参拝とあわせて散策を楽しめるのも魅力です。新年の初詣をはじめ年間を通じて多くの人が訪れ、歴史と文化に触れる機会が得られます。

YOKOSUKA軍港めぐりは、横須賀港をクルージングしながら、海上自衛隊やアメリカ海軍の艦船を海上から間近で見られる45分間の人気ツアーです。潜水艦や護衛艦、空母、氷砕船など、日によって違う艦船を眺められるのも魅力のひとつ。船内で「軍港めぐり案内人」による生放送ガイドが流れているため、軍事や船に詳しくなくても楽しめます。出発地点の汐入ターミナルでは、横須賀ならではのお土産を販売。海上自衛隊の艦船をあしらったラベルの「海上自衛隊ビール」や「よこすか海軍カレー」、「潜水艦型ボールペン」などバリエーション豊富なラインナップから選べます。軍港めぐりの受付や軍港めぐり乗船場は、コースカベイサイドストアーズというショッピングセンター内にあります。

猿島は横須賀から行ける、東京湾に浮かぶ無人島です。東京湾を守る要として砲台や弾薬庫が置かれた「要塞の島」を自由に散策できます。兵舎や砲台、長いトンネル、フランス積み方式で積み上げられたレンガの建造物など、猿島でしか見られないスポットが満載です。ガイド同行で巡る探検ツアーもあるため、猿島のことをしっかり知りたい人は活用しましょう。島内のテイクアウトレストランでは、横須賀野菜を使った「よこすか海軍カレー」や、めぐみポークを使った「めぐみ焼きそば」のほか、スイーツやアルコール、ソフトドリンクも楽しめます。ビーチではバーベキューも可能です。

三崎港は、日本有数のマグロの水揚げ地です。毎週日曜日に開催される「三崎朝市」では、マグロや地魚、地元野菜などが並び、漁師町ならではの活気を体感できます。近くの「うらりマルシェ」は、マグロや地魚をはじめ水産加工品を揃える1階のさかな館と、三浦野菜や地元パン、葉山牛のコーナーが並ぶ2階のやさい館からなる産直センターです。新鮮な魚や野菜の買い物や食べ歩きを満喫できます。港の景観とともに三浦半島の海の幸を堪能できる人気スポットです。

城ヶ島は、海と自然を360度のパノラマで望める人気観光地です。内部にある県立城ヶ島公園からは、海や富士山などを一望できます。園内には多様な植物が咲いており、夏はアジサイ、秋はハチジョウススキ、冬はヤエスイセンが景観を彩っており、11月からはウミウやクロサギが飛来し野鳥観察も可能です。他にも、「恋する灯台」として知られる「安房埼灯台・城ケ島灯台」や、気軽に釣りを満喫できる「海上イケス釣堀」、県指定天然記念物のウミウの生息地を望めます「ウミウ展望台」など、多くのスポットがあります。

鎌倉の象徴的存在として知られる鶴岡八幡宮は、源頼朝ゆかりの歴史を持つ神社。大石段の先にある本宮や舞殿、源平池など見どころが多く、春は桜、秋は紅葉など、四季ごとに彩り豊かな風景を楽しめます。勝負運や仕事運にご利益があるとされ、多くの参拝者でにぎわうのも特徴。歴史を感じながら自然とともに歩くことで、鎌倉らしい時間を味わえます。

鎌倉 長谷寺は、「鎌倉の西方極楽浄土」とも称される古刹です。季節ごとにさまざまな花が咲き誇っており、3〜4月頃は桜やボタン、6月頃はアジサイやキンシバイ、9月頃は彼岸花、12月頃は椿などを楽しめます。中でも、梅雨の時期に咲く、約40種類、約2500株のアジサイは、圧巻です。諸堂のほか、鎌倉の海や街並みを一望できる見晴台もあります。併設の「観音ミュージアム」では、観音三十三応現身像や三十三応現身像、梵鐘、御本尊（映像）などを展示。また、毎日写経体験ができるため、仏教の世界を身近に感じられるでしょう。門前の「てらやカフェ」は、海をイメージした落ち着いた空間で、コーヒーやソフトドリンク、ソフトクリームが楽しめます。

鎌倉大仏殿高徳院は、国宝銅造阿弥陀如来坐像が安置される寺院です。大仏は像高約11.3m・重量約121tであり、胎内拝観できます。境内には長さ1.8m・幅0.9m・重さ45kgの巨大な藁草履が掛けられており、「大仏様に日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい」との願いを込めて奉納されています。また、祐天上人の御字が刻まれた石碑や、与謝野晶子・金子薫園の歌碑なども点在しており、歴史と文学に触れることができます。

湘南を代表する観光地、江の島。参道を歩けば江島神社があり、海の守護神を祀る社として多くの参拝者を迎えています。高台には展望灯台「江の島シーキャンドル」がそびえ、相模湾や富士山を望む絶景が広がります。庭園や散策路を歩きながら潮風を感じ、島全体をめぐるのがおすすめ。近隣の新江ノ島水族館とあわせて楽しめば、一日を通して充実した観光が可能です。海と文化が調和する江の島は、何度訪れても新しい魅力を発見できます。

新江ノ島水族館は、相模湾や深海、太平洋など海の魅力を集めた人気スポットです。館内は、クラゲの体内をイメージさせる半ドーム式の空間の中に、大小13の水槽で約14種類のクラゲを公開している幻想的な「クラゲファンタジーホール」や、相模湾の中を再現した「相模湾大水槽」、湘南・江の島の特産であるシラスを世界で初めて常設展示した「シラスサイエンス」、有人潜水調査船「しんかい2000」の展示など、見どころが揃っています。カピバラやアシカにご飯をあげられるプログラムや、タツナミガイやネコザメなどに触れられる「タッチプール」なども人気です。館内にはショップやカフェがあり、公式キャラクター“あわたん”をモチーフにしたメニューが味わえる「あわたんカフェ」もおすすめです。

大磯ロングビーチは、大磯プリンスホテルに併設されたリゾートプール施設です。例年7月上旬～9月中旬まで夏季限定でオープンします。1周約500メートルの「流れるプール」や、本格的な波を楽しめる「波のプール」、全長140メートルの「ウォータースライダー」などの10種類のプールが揃い、大人から子どもまで遊べる点が魅力です。ホテル宿泊者だけでなく日帰り利用も可能で、気軽にリゾート気分を満喫できます。プールで遊んだあとは、優雅なホテルディナーを楽しむのもよいでしょう。

宮ヶ瀬湖は、宮ヶ瀬ダムの建設によって誕生したダム湖です。「湖畔エリア・ダムサイトエリア・鳥居原エリア」の3つのエリアに分けられています。宮ヶ瀬湖畔エリアでは、遊覧船やハイキング、カヌーなど多彩なレジャーが充実。水の郷大吊り橋を渡ると、湖面を散歩しているような感覚を味わえるでしょう。「水の郷商店街」はお土産探しにぴったりのスポットです。ダムサイトエリアでは定期的に観光放流が行われ、高低差70mの人工の滝が出現。約6分間続く壮大な水のショーは迫力満点です。鳥居原エリアは、湖畔エリアと結ぶ橋長約330mの逆ローゼ橋がシンボル。鮮やかなオレンジ色のアーチが目印です。「鳥居原ふれあいの館」では産直野菜や花苗の販売も行われています。

神奈川県北西部に広がる丹沢は、首都圏から近いながら雄大な自然を体感できる山岳地帯。登山やハイキングのコースが多く整備され、初心者から経験者まで楽しめます。春の新緑や秋の紅葉など、季節ごとに異なる景観が魅力。丹沢湖では水面に山々が映り込み、静かで美しい風景が広がります。湖畔の散策や写真撮影も人気で、自然に包まれながらゆったりと過ごすことができます。都会の喧騒を離れてリフレッシュするのに最適な場所です。

湯河原温泉は万葉集にも詠われた、歴史ある温泉地です。泉質は、含石膏や単純温泉などの5種類。とくに主泉質の含石膏は、体を芯まで温めたり鎮静効果を得たりすることが期待されています。宿泊だけでなく、炭酸泉や温泉泥、ラドン温泉などを日帰りで楽しめる施設がある点も魅力です。また、温泉施設とあわせて、食を楽しめるスポットも充実。カフェや和食の食事処、ラーメン屋などから好きな食事を選べます。

小田原城（小田原城址公園）は、天守閣や常盤木門、銅門、馬出門など、歴史ある建築物を堪能できるスポットです。天守閣では美術工芸品などを紹介しており、併設のミュージアムショップでは名産品や図録を購入できます。常盤木門（ときわぎもん）の1階では甲冑着付け体験、2階の「常盤木門SAMURAI館」では甲冑や刀剣など武具の展示を実施。園内では通年を通じて桜や藤、花菖蒲、梅など四季の花々を観賞でき、樹齢520年を超えるイヌマキの巨木も見どころです。

箱根の温泉街近くにありながら、いまだ活発な火山活動がある大湧谷。約3000年前に箱根火山で山崩れが発生し、その際に積もった火山砕屑物が大湧谷の原型に。その後も小規模な火砕流の発生によりさらに火山砕屑物が堆積し、現在の大湧谷が形成されました。赤茶色の山肌、硫化水素の噴煙で枯れた樹木、立ちこめる硫黄の香りなど、森の緑とはまた違った自然の息吹を感じることができます。荒涼とした大地に噴煙が吹き出し硫黄の臭いが鼻をつく、かつては“地獄谷”と呼ばれた景観こそが大涌谷の最大の魅力です。景観を満喫するならロープウェイがおすすめ（※火山ガスの濃度に応じて運転を休止する場合あり）。迫力ある大涌谷の谷底を眼下に空中散歩をお楽しみいただけます。車でもアクセス可能で、高いところが苦手な方でも安心。また、地熱と火山ガスの化学反応を利用した大涌谷名物“黒たまご”はここでしか味わえない出来たてほかほかの一品。ひとつ食べると「７年寿命が延びる」とも言われています。

四季折々の雄大な自然が楽しめる箱根。彫刻の森美術館は、その大自然を生かして1969年に開館した、国内ではじめての野外美術館（オープンエアーミュージアム）です。7万㎡の緑豊かな屋外展示場には、 ロダン、ムーア、ミロなど、近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。お気に入りの作品をじっくり眺めたり散策気分でのんびり歩いたり、思い思いに芸術とふれあえます。また、世界有数のコレクション319点を順次公開しているピカソ館をはじめとした室内展示場、体験型アート作品、敷地内から湧き出る源泉を利用した温泉足湯や箱根の山々や屋外展示場を展望できるレストランやカフェもあり、心豊かな憩いのひとときを過ごすことができます。

箱根山のせき止め湖であり、神奈川県最大の湖である芦ノ湖。約3000年前に誕生したこの湖は、富士山が望める景勝地として知られ、遊覧船なども人気となっています。また古くから外国の魚を放流してきた歴史があり、日本で初めてブラックバスが放流されたのもここ芦ノ湖。他にもニジマスやワカサギなどが生息しており、多くの釣り人に親しまれています。芦ノ湖の観光でまず外せないのがクルージング。「遊覧船」と「海賊船」の2種類の船が、それぞれ異なる航路で4つの港を往来しています。箱根の山々や富士山の絶景を楽しめるだけでなく、周辺観光の交通手段としてもおすすめのルートです。また自然と歴史が息づく箱根らしさが密集しているのも芦ノ湖の魅力。箱根神社などのパワースポットめぐりや、駒ヶ岳ロープウェーからの雄大な景色、湖畔のカフェ・レストランなどで非日常を感じてみてはいかがでしょうか。

箱根ロープウェイは、大涌谷や芦ノ湖、富士山を空から一望できる全長約4kmのゴンドラ式ロープウェイです。四方がガラス張りの窓で囲われており、「硫黄の煙が立ちのぼる迫力の大涌谷」「四季折々に移り変わる山の色彩」といった景色を楽しめます。各拠点では、名物グルメや土産物を販売。大涌谷くろたまご館で名物の「黒たまご」を食べたり、大涌谷駅食堂で名物のカレーを食べたりできます。

「箱根小涌園ユネッサン」は温泉型のアミューズメントパークです。水着で入る「ユネッサン」は、ウォータースライダーなどで思い切り遊べる屋外エリアと、ユニークな「ワイン風呂」「ドクターフィッシュの足湯」など、雨でも安心な屋内エリアに分かれています。ゆったりと本格温泉を堪能できる「森の湯」もあるので、三世代での旅行にもおすすめ。貸切風呂では、家族みんなでのんびりできます。

仙石原高原といえば、すすき草原が有名です。例年9月下旬から11月上旬にかけて黄金色に輝くススキの大海原を鑑賞でき、草原の中を約700mの遊歩道が整備されています。背が高いススキに囲まれながら、散策しながら間近で楽しめます。秋が深まるほど穂が開き、銀から金の草原へ変化していく点も見どころです。周辺には箱根ガラスの森美術館やポーラ美術館などの文化施設のほか、温泉宿も点在しているため、散策と合わせてゆったり滞在できます。