クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【東日本版】現地リポート 軍艦島・旧グラバー住宅・万田坑…九州「産業革命遺産」の地をめぐる

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「旅の友」東日本版9月号に掲載。 ※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅の友web版8月号

「旅の友」Web版9月号

軍艦島・旧グラバー住宅・万田坑…九州「産業革命遺産」の地をめぐる

ツアーで見られる「明治日本の産業革命遺産」
三池炭鉱万田坑にて
旅の様子はこちら

1日目 近代製鉄発祥の地、北九州へ。熊本城の貸切見学も

八幡製鐵所関連施設 世界遺産構成資産のひとつである官営八幡製鐵所旧本事務所(1899年竣工)の外観や、1901年に操業開始した東田第一高炉跡を見学。日本の重工業化を牽引した原動力の一端にふれることができました。

八幡製鐵所のシンボル、東田第一高炉跡
東田第一高炉跡。迫力ある高炉内部も見学しました
産業展示施設「北九州イノベーションギャラリー」では、展示やビデオ上映で、北九州を中心とした日本の産業近代化の歩みを学びました

旧伊藤伝右衛門邸(飯塚市)

和洋折衷の建築、繊細で優美な装飾がみごと
伝右衛門の妻だった歌人・柳原白蓮の部屋

熊本城

復元された壮麗な本丸御殿の内部もたっぷり見学
ボランティアガイド(手前)と記念撮影 夕食は城下町を模した飲食エリア「城彩苑・桜の小路」で。クーポンを使い、好きな店を選んで馬刺しなど熊本の味を楽しみました

2日目 日本の近代化を支えた炭鉱遺構とグラバーゆかりの地

三池炭鉱万田坑 人や資材を地下264mまでケージを昇降させていた巨大な歯車付きのウインチ。当初は蒸気動力で動いていました

熊本県荒尾市に位置する万田坑は、同じ三池エリアの宮原坑とともに、明治〜昭和初期にかけて稼働した三池炭鉱の主力坑口。今も残る高さ約19mの竪坑櫓(たてこうやぐら)や巻揚機、巨大なウインチなどを、ボランティアガイドの案内で見学しました。

第二竪坑坑口。坑内作業員はここからケージに乗って坑底まで降りていきました
「また来てみたいですね」と話す飯野義明さん・敬子さん夫妻
当時の作業員が使っていたヘルメット
旧グラバー住宅 日本最古の木造洋風建築でもあります
南山手の高台、グラバー園内にあり、長崎港の絶景が見渡せます

大浦天主堂 創建150周年を迎えた長崎を代表する教会堂も見学しました。
現存する日本最古の教会堂で、祭壇を飾るステンドグラスもみごと。2016年の世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」のひとつです

3日目 海洋炭鉱の島、「軍艦島」へクルージング

軍艦島クルーズ 長崎港から船で約50分。残念ながら海のうねりが強く今回は上陸できませんでしたが、島の周囲に接近し、コンクリートの集合住宅などの遺構を間近に見ることができました。

「ぜひ一度見たかった!」。近づいてきた軍艦島をバックに
島を近くから見ると、その迫力とともに、建物の劣化が進んでいることも伝わってきます
船上からは、1909年に造られた「ジャイアント・カンチレバークレーン」(世界遺産)など、長崎造船所のさまざまな施設も眺望できます
平和公園 旅の締めくくりは、世界平和を願いがこめられた長崎市の平和公園を訪ねました
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