クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【中部・東海版】ツアー同行レポート いよいよ始まる心の旅路!”発心の道場”阿波の5ヶ寺をめぐる 第1回 四国八十八ヶ所

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「旅の友」中部・東海版新年号に掲載。 ※東日本版、関西版は、記事内容が異なります

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いよいよ始まる心の旅路!”発心の道場”阿波の5ヶ寺をめぐる 第1回 四国八十八ヶ所

今回は四国八十八ヶ所の記念すべき第1回の旅をご紹介します。旅仲間35名のうち、約20名が初めての四国巡礼でしたが、先達の指導にならって正式な作法で参拝。秋晴れの空の下、発心の道場と呼ばれる阿波国の5つのお寺を気持ちよくお参りすることができました。

四国八十八ヶ所霊場マップ

竺和山霊山寺 「 一番さん」の名で親しまれる四国八十八ヶ所の始まりの寺で、聖武天皇の勅願により行基が開創したといわれます。歴史ある多宝塔や本堂のほか、錦鯉が泳ぐ池や大師堂などが美しく配置された境内をめぐり、いよいよ四国巡礼がスタート!

日照山極楽寺 弘法大師が42歳の時にこの地で修行したといわれ、その際に大師が彫った阿弥陀如来坐像が寺の本尊(秘仏)です。他にも大師お手植えといわれる「長命杉」や願い事がかなうという「願掛け地蔵」など数々の逸話のある寺です。亀光山金泉寺 弘法大師がこの地に井戸を掘ると、霊水が湧き出たことが寺号の由来。源平の戦いでは源義経が屋島に向かう途中に立ち寄り戦勝祈願をしたと伝えられます。その際に弁慶が力試しに持ち上げたという「弁慶の力石」も境内にあります。

黒巖山大日寺 寺号はこの地に滞在して修行した弘法大師が自ら彫ったという大日如来を本尊(秘仏)とすることから命名されたといわれます。また、本堂と大師堂を結ぶ回廊には西国三十三ヶ所の木造観音像が安置され、ガラス越しに拝観できます。無尽山地蔵寺 秘仏本尊が弘法大師作の勝軍地蔵菩薩のため、源氏など多くの武家に信仰された寺。全盛期には四国全土に300もの末寺を持つほどの勢力を有しました。戦火や失火で往時の伽藍は焼けましたが樹齢800年の大銀杏は今も健在です。

先達にならって正式な作法・手順での参拝を5つの寺で繰り返した旅仲間たち。お参り旅が初めての方も四国巡礼がどんなものか分かってきたご様子でした。まだまだ先は長いですが「同行二人(どうぎょうににん)」といって道中は常に大師様が見守ってくださるのだとか。無事に結願できることを祈っていますね!

各寺での納経は添乗員が代行

同行した先達より 35名のお経が息もぴったりで、よいお参りをしていただけたと思います。形式も大事ですが、真摯な祈りの気持ちを忘れずに拝んでください。今後はぜひ88番までお参りして満願成就をしていただきたいですね。先は長いですが、私たちも全力でサポートいたします。諏訪裕美 大先達お寺の住職より お参りを始める前よりも、終わった後こそ心が変わったことを実感するはずです。お参りすることで、珠が磨かれるように心の中の曇りがとれ、仏様や周囲の人々に対する感謝の念が自然に湧き起こってくることでしょう。そういう気持ちを感じていただきたいですね。第5番札所 地蔵寺 住職 岡本慈勝さん

ご参加した旅仲間からのツアーの感想

満願成就を目指して巡礼の旅は続きます…

2019年スタートの四国巡礼のツアーはこちら

全9回四国八十八ヶ所
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