【CLUB海外／芸術】はじめての人もおすすめ！西洋美術史講座＜芸術鑑賞初級／全10回＞｜趣味活

美術史の流れとはどんなものなのか？美術史も人類の歴史と同様に変遷があります。
前半では概要を学び、後半はヨーロッパ中世のロマネスク様式とゴシック様式の違いを見ていきましょう。
ローマ風のという意味を持つロマネスクと、当初は野蛮だと評されたゴシック。その特徴とは？

「ルネサンス」という言葉を聞いたことはありませんか？あのレオナルド・ダ・ヴィンチらによって華開いた芸術様式です。
ルネサンスの特徴や流れが分かっていると、ヨーロッパ旅行へ行った時にとても役に立ちます。肩の力を抜いて、気軽に学んでみましょう。

ルネサンスという言葉は知っていても、「北方ルネサンス」という言葉は初めて聞いた方も多いのではないでしょうか？イタリアで三大巨匠がルネサンスを開花させた時代、現在のドイツ・オランダ・ベルギーの芸術家はどのような絵を描いたのか？イタリア・ルネサンスとの違いも感じながら見ていきましょう。
（ルネサンスについてもっと知りたい方は、第2回の動画もあわせてご覧ください）

ヴェルサイユ宮殿を筆頭に、煌びやかな印象のあるバロック様式。西洋絵画では明暗の対比が強調され、ドラマティックな作品が多数誕生しました。光の魔術師と呼ばれたレンブラントや、日本でも大変人気のあるフェルメールを含む4人の画家の作品からバロック様式の特徴を見ていきましょう。
（レンブラントとフェルメールについて詳しく知りたい方は、「マウリッツハイス美術館」講座もあわせてご視聴ください）

あのマリー・アントワネットやルイ15世の愛人・ポンパドゥール夫人が流行を作り上げた時代に登場したのが、ロココ様式です。貝殻モチーフの装飾がなされた家具たち、”雅宴画”と呼ばれる貴族の優雅な宴の様子が描かれた絵画などを見ていきましょう。
（ロココ時代の服飾について詳しく知りたい方は、「アートの秘密！」【第5回】もあわせてご視聴ください）

第1回で出てきた古代ギリシャ・ローマの芸術を理想としたのが新古典主義です。イタリア・ポンペイ遺跡の発掘が活発化したことも後押しをしました。時はフランス革命期。あのナポレオンを描いた作品も登場する時代です。どのような特徴がある絵画達なのか見ていきましょう。

前回の新古典主義に対する、反伝統的・反制度的な動きをした画家たちの動きをロマン主義と言います。
ロマン主義では、主題に感情移入するような表現、筆の勢いをそのまま感じる描き方がされ、主題も中世の物語やオリエンタリズムを感じるもの、はたまたその時代の時事ネタまで多岐に渡りました。あのスペインの巨匠・ゴヤも再登場。どのような特徴があるのか、見ていきましょう。
（ゴヤについてもっと詳しく知りたい方は「はしめての人もおすすめ！西洋美術史講座」【第5回】もあわせてご視聴ください）

19世紀に登場した写実主義。ルネサンス以降、見たものをそのまま描こうとする動きは広い意味で”写実”と言えますが、この時代の”写実”とは一体どのようなものだったのでしょうか？その特徴を取り上げながら、4人の画家の作品を取り上げます。芸術に詳しくない人でも、名前だけは聞いたことがあるかもしれないミレーとマネもこの時代に生きた画家たちです。（農民画家・ミレーについて詳しく知りたい方は「アートの秘密！」【第8回】もあわせてご視聴ください）

印象派は日本でも特に有名で人気があります。明るい色彩で描かれている作品が多いこと、日本の浮世絵に影響を受けた画家が多いことが親近感のわく理由のひとつなのかもしれません。「睡蓮」の連作で有名なモネや、ポスト印象派と呼ばれる印象派を超えていこうとした流れに属したゴッホなど、9人の画家の作品を見ながら学んでいきましょう。（モネとゴッホについて詳しく知りたい方は「アートの秘密！」【第9回】もあわせてご視聴ください）

20世紀を迎えようとする時代に誕生した世紀末美術は、個性が際立っています。ルネサンスで登場したラファエロ以前の芸術を良しとしたラファエル前派や、退廃的・独創的なムードが漂う象徴主義、クリムトを中心に発展したウィーン分離派、そして大正ロマンにも影響を与えたアール・ヌーヴォーの代表的な画家の作品を見ていきましょう。西洋美術史講座の最終回となるこの動画では、最後に簡単に振り返りも行います。（各回を詳しく知りたくなった方は「はじめての人もおすすめ！西洋美術史講座」【第1回～第9回】もあわせてご視聴ください）