クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【東日本版】ツアー同行レポート いにしえの聖地熊野をめぐる

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「旅の友」東日本版7月号に掲載。 ※中部・東海版、西日本版は、記事内容が異なります

旅の友web版7月号

「旅の友」Web版7月号

連載企画ツアー同行リポート 2017年5月7日〜9日取材 いにしえの聖地熊野をめぐる 平安時代から江戸時代まで多くの人々がたどった熊野古道。その巡礼の道を地元ガイド(語り部)と歩き、熊野三山をめぐる、さわやかな旅の様子をご紹介します。

1日目 大門坂から那智山へ 熊野古道・大門坂から迫力ある那智の滝をめぐり、熊野三山のひとつ熊野那智大社と、美しい三重塔を持つ青岸渡寺へ。那智山のハイライトを満喫しました。

大門坂 熊野古道の往時の雰囲気を今に伝える杉木立と石畳の道。語り部の説明を聞きながら、昔の参詣者たちの信仰心に思いをはせました。

那智の滝 那智山を象徴する存在で、133mという日本一の落差を誇る名瀑。飛瀧神社の御神体でもあります。

熊野那智大社 熊野三山のひとつで、古くから農林・水産・漁業の守護神であり、縁結びの神様としても知られています。2017年は創建1700年を迎えました。

青岸渡寺 熊野那智大社に隣接する、西国三十三所第一番札所の寺院。美しい朱色の三重塔と那智の滝の絶景に、旅仲間たちも感動しきりでした。

2日目熊野古道・中辺路めぐり 京都から南下する紀伊路を経て、田辺から山中に入り、熊野詣を目指す熊野古道・中辺路。その山岳路のハイライトを実際に歩いて堪能。熊野ゆかりの世界遺産の寺社も訪ねました。

中辺路ウォーク 熊野古道の主要ルートである中辺路のうち、1.6kmほどの道のりを語り部の方とミニハイキング。「想像以上にすばらしくて、もっと歩きたいくらい」「ぜひまた来たいですね」と口々に話していました。

里塚跡や中辺路のシンボルである牛馬童子像を通り、熊野古道の宿場だった近露の里までの歩きやすいルート。さわやかな新緑も楽しめました。

箸折峠にある牛馬王子像。花山法皇の参詣姿を模したものといわれています道中にまつられた熊野九十九王子のひとつ、近露王子にて

補陀洛山寺 秘仏御本尊を特別拝観 死を賭して南海の浄土を目指した「補陀落渡海」の出発地として知られる世界遺産の古刹。職員の方のお話を聞き、通常非公開の本尊・千手観音像を特別参拝しました。

語り部の先導で、約1時間半かけてゆっくりめぐります

闘鶏神社 2016年、世界遺産に追加登録 熊野三山の神々をまつり、熊野信仰の一翼を担った由緒ある神社を参拝。昨年10月、世界遺産に追加登録されました。

南紀の観光名所&グルメも 潮岬 本州最南端の地で、どこまでも広がる青い空と太平洋を一望。地球が丸いことを実感しました

橋杭岩 潮岬と並ぶ串本町の観光スポット。海の侵食が造り出した大小40余りの奇岩群の迫力に驚かされました。

熊野牛(2日目昼食) 柔らかくきめ細かい肉質が自慢のブランド牛を、陶板焼きでいただきました。

3日目 熊野本宮大社から浜参道・七里御浜へ 最終日の熊野本宮大社と熊野速玉大社を参拝したあと、日本最古の神社ともいわれる花の窟神社、伊勢路の浜参道と呼ばれた七里御浜を歩き、熊野尽くしの旅を締めくくりました。

熊野本宮大社 158段の石段を上り、熊野三山の中心へ。檜皮葺の荘厳な社殿をお参りしました。

熊野本宮大社のご朱印張を手に、「きりっとした空気がすばらしいですね」と話す天城峰子さん

1889年の水害以前、熊野本宮大社は現在地より離れた川の中洲地区にありました。その旧社地、大斎原には日本一大きい鳥居が立ちます

熊野速玉大社 熊野詣の最後は速玉神をまつる大社へ。朱塗りの美しい社殿を参拝しました。

七里御浜 伊勢路の浜参道と呼ばれた巡礼の道。22km続く日本最長の砂礫海岸でもあります。

花の窟神社 いにしえの自然崇拝を象徴とする世界遺産の神社。御神体である高さ45mもの岩窟は、独特の迫力と神秘的な雰囲気にあふれていました。

七里御浜沿いにある花の窟神社で、語り部の解説に聞き入る旅仲間たち

鬼ヶ城 七里御浜の北側、海蝕洞が1km以上続く世界遺産の景勝地も見物

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