地中海に浮かぶ『地中海のヘソ』マルタ共和国。その魅力を一言で言うと、心優しい人々と美しい海、そして数々の文明、民族が行き交った歴史。国土も小さい為、移動も少なく観光日程にゆとりがあります。
ヴァレッタ(イメージ)
マルタの首都ヴァレッタは、中世の城塞都市の典型として1980年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。騎士団長の館など、各騎士団の本部として使用された荘厳で興味深い建物が残されている観光の中心地であり、カラヴァッジオの傑作『聖ヨハネの斬首』を鑑賞できる聖ヨハネ大聖堂もこのヴァレッタにあります。
ブルー・グロット(イメージ)
輝く地中海に囲まれたマルタ島には数え切れないほどの美しい自然が残っていますが、その一つ『ブルー・グロット』をご紹介します。石灰岩の岩壁が波の浸食によってえぐり取られ、陽の光が差し込むと美しいエメラルドブルーが一面に広がります。透明度の高い水中を覗くと、岩壁に貼りつく天然の珊瑚を見ることができます。
イムディーナ(イメージ)
4000年以上前の起源に遡ることができる、素晴らしい古代城壁に囲まれたマルタの中世の首都イムディーナ。『静寂の町』とも呼ばれるこの町は、時間を超越した雰囲気と文化的で宗教的な宝が魅力です。私がオススメするこの町では、名産のイムディーナガラスを使ったペンダントやお皿などのお買い物も楽しむことができます。
スリーシティーズ(イメージ)
スリーシティーズは、ヴィットリオーザ、セングレア、コスピークアの3つの城壁に囲まれた街から構成されています。ヴィットリオーザは1571年にヴァレッタに本拠が移るまで、マルタにおける聖ヨハネ騎士団の拠点であり、マルタの首都ヴァレッタより古い歴史を有しています。ローカル色溢れる趣に満ちた町並みのご散策をお楽しみください。
ゴゾ島(イメージ)
紀元前3600年に最初に人が住み着いた場所と言われる島。マルタ島より小さいながら『タピーヌ教会』『カリプソの洞窟』『大聖堂チッタデッラ』などの見所も多く、人々の温かさと魅力が詰まっている島です。マルタ語で巨人の塔を意味する『ジュガンティーヤ神殿』は、紀元前40世紀に建設が始まった世界遺産にも登録されている必見の遺跡です。
マルタの特産品・お土産(イメージ)
マルタの特産品であるレースは、ゴゾ島の露店等で見かけることができます。模様が細かいものほどお値段に反映されますが、是非お気に入りの一つを手に入れてみてください。そのほか、塩田のあるマルタならではの岩塩もお料理に最適ですし、いちぢくやサボテンのジャムもお土産にオススメです。
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