観光方法
九寨溝での観光は、環境保護のためエコバスを利用します。Y字型の渓谷にそって、1日かけて、さまざまな湖滝群をめぐります。観光順序はコースによって異なりますが、則査窪溝(そくさわこう)エリアの観光後、Y字中心の諾日朗瀑布付近レストランで昼食、午後に日則溝(にっそくこう)、樹正溝(じゅせいこう)エリアを訪れるのが一般的です。それぞれの見どころは、木道が敷かれ、歩きやすく整備されています。歩く距離は各スポットによって異なります。
※歩く時間は目安です。コースにより異なります。
観光箇所はツアー・季節によりご案内できない場合もございます。
木道(イメージ)
エコバス(イメージ)
早春の長海
秋の長海
©中国国家観光局(大阪)
九寨溝最大の湖で標高約3,060m。さらに木道の階段を200段ほど下りると湖畔まで歩いていくことが可能です。展望台からは、4,000m級の山々に囲まれた長海の全体を眺めることができます。
夏の五彩池
秋の五彩池
バス下車後、約200段の階段を下りて、近くからご覧いただけます。出口は別なので、200段の登りはありません。遊歩道に沿って約20分間のミニウォーキング。水の色は九寨溝で最も美しいと言われてますのでしっかりと写真におさめて下さい。
秋の諾日朗瀑布
©中国国家観光局(大阪)
夏〜秋の諾日朗瀑布
チベット語で「男神」を意味する諾日朗瀑布。その名の通り幅320m、高さ25mの九寨溝最大の滝です。滝を見学後、木道を15分程歩きます。
秋の五花海
春〜夏の五花海
九寨溝絶景のハイライト!最も透明度の高い五花海には、唯一高山冷水魚(別名:はだか鯉)が生息しています。ここはほとんど階段はなく、平坦な道を散策します。
春〜夏の熊猫海
秋の熊猫海
熊猫とは中国語でパンダをあらわします。その昔、パンダがこの湖に水を飲みにきていたことから名付けられました。ここも階段はなく、平坦な道を5分ほど散策します。
夏の珍珠灘瀑布
珍珠灘瀑布周辺の散策道
幅310m、高さ21mの珍珠灘瀑布。ここでは40分ほどのハイキングをお楽しみください。まず、珍珠灘の上の木道を1kmほど歩き、滝の横の階段をくだります。滝を下から見上げた駐車場まで木道を10分ほど歩きます。
夏の鏡海
秋の鏡海
湖面が静かで鏡のように見えることから「鏡海」と呼ばれています。
バス停の目の前にあるため歩きません。
秋の犀牛海
冬の犀牛海
九寨溝で2番目に大きな湖です。その昔、大きなサイに乗った老人がこの湖の水を飲んだところ病気が治った、という伝説から「犀牛海」と名付けられました。駐車場の目の前にあるので、歩きません。
夏の樹正群海
樹正群海の散策道
九寨溝で最も長いハイキングスポット。約1時間平らな木道を歩きます。緑豊かな道を歩いていくと19カ所の湖や滝もご覧いただけます。
九寨溝の標高や歩く距離に関して、お客様からご心配の声をいただくことが多いですが、実は黄龍の方が標高が高く、歩く距離も長いのです!
どんな道を歩くのか、どんな景色が見えるのか、実際に旅行に参加したつもりでご覧下さい。
2006年度完成の8人乗りロープウェイ。約10分で山中に到着できます。以前は階段を約2キロ登らなければならなかったところが楽に行けるようになりました。
ロープウェイ入口
ロープウェイ
ロープウェイを降りてから黄龍の絶景ポイント五彩池までは、平坦な木道を約1時間、約2km歩きます。途中、黄龍を少し遠望できるところはありますが、絶景はまだ見えてこず、、森林の中を暫く散策していきます。6月〜8月は両側に高山植物も見られます。途中、お手洗いや酸素室もあるので安心です。
簡易トイレ
散策道
黄龍の一番の見どころ!五彩池までは、上り階段が約400段。とはいえ、ずっと階段が続くわけではなく、10段上って平坦な道、また10段登って平坦な道…とかなり緩やか。さらに少し登り、展望台に到着すると、五彩池の全景を見渡すことができます。下り階段は約200段、こちらも上り同様緩やかな階段です。
散策道
黄龍の湖沼群
五彩池を見終えた後は、約3kmのなだらかな下り道が続きます。ご自身のペースでゆっくりと降りてきてください。途中には、トイレやベンチ、酸素室もあるので安心です。「出口」と書かれた看板もあるので、道に迷うこともありません。道中には、658もの小さな池が並ぶ争艶彩池(そうえんさいち)や、黄金色の土の上を水が流れる金沙舗池(きんさほち)など見どころが沢山!疲れも吹き飛ぶような景色をお楽しみください。
黄龍
黄龍頂上付近
▲九寨溝・黄龍(きゅうさいこう・こうりゅう)旅行・ツアー 九寨溝・黄龍の歩き方の先頭へ