西馬音内盆踊りツアー・旅行


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西馬音内(にしもない)盆踊り
勇壮絢爛…黒頭巾と編み笠が舞う秘祭
「日本三大盆踊り」のひとつ。西馬音内の盆踊りは『亡者踊り』とよばれます。
亡者を思わせる黒い彦三頭巾の踊り手と、編み笠を深くかぶり美しい端縫い衣裳を身にまとった踊り手が混在する踊りの輪の情景は、いかにも妖しい雰囲気をかもし出します。
西馬音内盆踊りの起源については記録されたものが全くないため、全て言い伝えによるものです。もっとも古く残る伝承によると、今から約720年前、修行僧源親が、現在の御嶽神社境内で豊年祈願として踊らせたものといわれています。
しなやかで流れるような優雅な足さばきの上方風の美しい踊りと対照的な野性的な囃子が西馬音内盆踊りの特徴です。
踊りには「音頭」と「がんけ」があり、「がんけ」は月光の夜を飛ぶ雁の姿を踊りから連想した「雁形」、仏教伝来の「観化」、現世の悲恋を痛み、来世の幸運を願う「願生化生祭り」がつまって、「願化踊り」と呼ばれたという説があります。
がんけの歌詞・節回しには哀調が漂い、本来は娯楽の踊りでなかった事を物語っています。