クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【中部・東海版】現地リポート 「静岡の海の幸を堪能」

連先企画 今月のテーマ 「お国自慢の味」静岡の海の幸を堪能旅のアルバム帳 2012年9月26日取材 東海道うまいものめぐり

「旅の友」中部・東海版12月号に掲載。
※東日本版、関西版は、記事内容が異なります

旅の友web版12月号

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連載企画 静岡の海の幸を堪能

お茶、みかん、イチゴ、わさび、カツオ、桜えび、うなぎ…、温暖な気候と豊かな海や大地を持つ静岡県にはおいしいものがいっぱい。今回は新鮮な海の幸が水揚げされる駿河湾の自慢の味をご紹介します。

駿河湾マップ

旅のアルバム帳 2012年9月26日取材 東海道うまいものめぐり

沼津港

富士山を望む沼津港では、伊豆近海や駿河湾で漁獲されたカツオ、サバ、アジなど、約1000種類の魚が水揚げされます。中でもミネラル豊富な駿河湾で育った生しらすや桜えびは絶品。沼津ひもの″としてブランドを確立した干物はおみやげにおすすめです。

コレが自慢!アジの干物の生産量日本一を誇る沼津。干物作りに適した気象条件と長い歴史に培われた技術がおいしさの秘密です。ぜひ味わってみたいもの。

富士山の伏流水が注ぐ田子の浦ではしらす漁が盛んです。二艘曳きで漁をするのが一般的ですが、ここでは一艘曳きにこだわって行われています。そのため、漁獲量は少なくなりますが、短時間で素早く水揚げできることからピチピチ感″は天下一品です。

田子の浦港

コレが自慢!漁獲量が少ない生しらすは、地元のほんのひと握りの店や都内の高級店でしか食べることができません。田子の浦自慢の幻の食材″です。

ここも自慢! 港での楽しみは海の幸だけではありません。清水港では気軽な港内1周クルーズや日の出〜三保桟橋のミニクルーズもおすすめです。海風に吹かれ船上から富士山を眺めましょう。

穏やかな風景が広がります

焼津港

カツオの水揚げ日本一を誇る焼津港は、「焼津といえばカツオ」といわれるほど。水揚げの約70パーセントをカツオが占めています。また、マグロの水揚げも盛んで、アフリカ・ケープタウン沖や南インド、ニュージーランド沖で獲れたものが運ばれてきます。

イワシやアジのすり身を使った「黒はんぺん」が特産品 身が引き締まった初夏の「初ガツオ」、脂がのった秋口の「戻りガツオ」。カツオは一年に二度、旬があります

コレが自慢!焼津にはカツオを無駄なく全部食べる習慣が受け継がれています。かつお節、なまり節、塩辛、へそ(心臓)、角煮など、食べ方もいろいろです。

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