旅の友メールマガジン
2020年6月10日配信
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「旅の友」メールマガジン 梅雨に訪れたい!雨が楽しみになる名所
6月も中旬に差し掛かり、梅雨入りが近づいてきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、今回の「旅の友」メールマガジンでは、特集「梅雨の名所」、皆様からご応募いただいた「旅の思い出写真」の話題をお届けします。
全国的に雨が続くこの時季は、出かけるのが億劫になりがちです。でも、雨の中を散策していると、ふとした瞬間絶景が見られることも!風情のある町並みや色とりどりに咲き誇るアジサイなど、旅の友編集部が厳選した梅雨ならではの景色をご紹介します。そろそろ体を動かしたり、近場に出かけたりしようかなとお考えの方は、ぜひご覧になってくださいね。
雨上がりの絶景「水鏡」
水面がまるで鏡のように風景を映し出す「水鏡」。南米・ボリビアのウユニ塩湖をはじめとした秘境の水鏡が、SNSなどを通じて一気にブームになりました。 しかし、梅雨の晴れ間には、遠出をしなくても水たまりや田んぼの水面に映る水鏡の世界を楽しめます。
首都圏にお住まいの方におすすめの絶景水鏡スポットは、東京駅丸の内駅舎。2012年に改築された、東京のランドマークとして有名ですね。 この駅舎、梅雨の合間になると、あっと驚くような絶景を見せてくれます。
駅舎から少し離れた場所の水たまりに視点を合わせれば、赤レンガの駅舎と周囲のビルが水鏡に映ってとても幻想的。レトロな駅舎とビルが同居する写真は、ここでしか撮影できないかもしれません。
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水鏡に映る東京駅丸の内駅舎。水たまりに出会えたら、カメラを低めに構えて撮影するのがポイントです
梅雨を彩る花「アジサイ」
梅雨といえば、アジサイを連想する方も多いのではないでしょうか。6月になると、青や紫、ピンクなどカラフルなアジサイが咲き、梅雨の時季を彩ってくれます。 日本原産のアジサイ。古くから愛され、『万葉集』にもアジサイを詠んだ歌があるそうです。
全国にアジサイ寺と呼ばれる寺院が点在していたりアジサイが咲き誇る公園があったりと、各地にアジサイの名所がありますよね。特に、鎌倉にある長谷寺は、シーズンになると入場待機列ができるほどの人気ぶりです。
近畿地方にお住まいの方におすすめなのが、大阪府池田市のアジサイ名所「久安寺」。725年に行基が開創した道場を前身とする、由緒あるお寺です。 久安寺は「花の寺」として知られています。夏はアジサイやハス、冬はボタンやサザンカなど、境内では四季を通して美しい花々を愛でることができますよ。
そんな久安寺ですが、最も人気が高いのは梅雨時ではないでしょうか。この時季になると、庭を埋め尽くすようにアジサイが咲き、色とりどりのアジサイが訪れる人の目を楽しませてくれます。 さらに、6月下旬ごろになると、境内の池にアジサイの花が浮かべられます。これは、見頃を過ぎたアジサイを供養する「花のお葬式」。久安寺ならではの行事です。 ベストシーズンを少し過ぎても、いつもと少し違う花の魅力を教えてくれる久安寺。ぜひ一度訪れて、花の絶景を楽しんでみては。
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久安寺の池に浮かぶアジサイの花。梅雨時に爽やかな景色を見せてくれます
雨を受けて輝く「苔」
梅雨になるとなかなか日の光を浴びられず、どうしても気分が沈みがち。一方で、梅雨時に元気いっぱいになるのが、苔などの植物。たっぷりの雨を浴びた苔は、より青みを増して美しく映えます。
苔の名所といえば、世界遺産にも登録されている「苔寺」の名で親しまれる京都の西芳寺や、最近話題の群馬のチャツボミゴケ公園が知られています。 しかし、今回は静岡の山あいにひっそりと佇む苔スポットをご紹介しましょう。
それは、宇津ノ谷の「明治のトンネル」です。
宇津ノ谷は、旧東海道の丸子宿と岡部宿の間にある小さな集落。平安時代の歌物語『伊勢物語』にも登場するほど長い歴史を誇ります。 周辺には、明治・大正・昭和・平成に掘られた4つのトンネルがあり、それぞれ当時の土木技術が駆使されたことから、宇津ノ谷は「日本のトンネル史が集約されている場所」ともいわれます。
そのうちのひとつ、「明治のトンネル」は1876年に完成したトンネル。カンテラの灯りがぽつりぽつりと続く、風情のある佇まいをしています。トンネルの周囲は緑に囲まれていて、レンガにはところどころ苔が生えています。 雨の日には苔たちが生き生きして見えるのと、蒸し暑い日でもトンネル内部はひんやり涼しいことから、梅雨に訪れたい場所のひとつです。
こうしたトンネルや廃線跡など、あまり知られていない苔の名所は各地にあります。お近くで苔に覆われた場所を見つけたら、ぜひ雨の日に訪れてみてください。
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宇津ノ谷地区に掘られた明治のトンネル。かつては日本初の有料トンネルだったとか
梅雨の時季の「香り」
江戸時代の五街道のひとつ・中山道木曽路の中央にある奈良井宿。南北約1kmも続く、日本最長の宿場町です。1534年頃には既に宿の役割を果たしていたとの記録があるほど、長い歴史があります。
その奈良井宿の大通りから少し外れたところに、「木曽の大橋」があります。木曽の大橋はその名の通り、橋脚を持たない橋としては日本有数の大きさの橋。奈良井川の上に美しいアーチを描いています。
この橋はなんと総ヒノキ造り!近隣で育つ天然の「木曽ヒノキ」が建材に使われています。木曽ヒノキは香りが良く耐久性にも優れることから、伊勢神宮の遷宮用材にも用いられるほど。 その木曽ヒノキが全面に使われた「木曽の大橋」は、雨が降るとさらにヒノキの香りが引き立つのだそうです。しっとりとした梅雨の香り。皆さんの周りにも、梅雨ならではの「香りの名所」があるかもしれません。
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奈良井川に架かる木曽の大橋。例年春から秋にかけて行われる夜間ライトアップは必見です
もう一つ、梅雨時ならではの香りをご紹介します。
みなさんは、「三大香木」をご存知でしょうか? 三大香木とは、強く香る花をつける、3つの樹木のことです。春はジンチョウゲ、夏はクチナシ、秋はキンモクセイ。どの花も強い芳香を放つことで知られています。
梅雨時にいい香りを運んでくれるのは、夏の花・クチナシ。ジャスミンに似た甘い香りがします。女性の方は、「ガーデニア」という英名を聞けば、よく香水に使われている!とピンとくるかもしれません。
愛知県豊田市にある鞍ケ池公園では、6月~7月にかけてクチナシが咲き乱れます。鞍ケ池公園のクチナシは「八重咲き」という、花弁の数が多く、一見するとバラのように見える種類。 色は純白で儚げな印象を受けますが、そんな姿とは対称的に、香りの主張はとても強め。近くを通っただけでわかるほど芳しい香りに、思わず足を止めてしまいます。
鞍ケ池公園の敷地内には、植物園や英国庭園もあります。クチナシやほかの花々の香りを比べて、好みの香りを見つけるのも楽しそうです。東海地方にお住まいなら、ぜひ一度鞍ケ池公園を訪ねてみてくださいね。
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鞍ケ池公園のクチナシの花。甘くて濃厚な香りは多くの女性を魅了しています(見頃は例年6月~7月)
旅の思い出写真のご紹介
お客様にご投稿いただいた「旅の思い出」写真の中から、梅雨の時季に撮影された作品をご紹介します。
「梅雨入りであやめも生き生き」(茨城県・水郷潮来あやめ園)
東京都の相馬昭夫さんの作品
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色を競うように咲くアヤメを撮影されました。葉の色も鮮やかで、まさに梅雨入りを喜んでいるようです。
「雨が降った時だけ現れる『雨現の滝』」(長野県・阿寺渓谷)
長野県のPN.KANさんの作品
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長野県・阿寺渓谷で雨が降った後にしか現れないという雨現の滝を捉えた一枚。限られた条件でしか見られないとなると、雨がちょっぴり楽しみになりそうですね。
4月10日(金)より当面の間、「旅の思い出」写真大募集の受け付けと毎月の写真コンテストをお休みさせていただいておりましたが、7月1日(水)より受け付けを再開いたします。ぜひ、お気に入りの写真をご応募くださいね!
> 「旅の思い出」写真大募集 詳しくはこちら
おわりに
今月のメールマガジンはいかがでしたか?
どんよりとした天気が続きますが、日常の中で梅雨ならではの楽しみを見つけていきましょう。
6月号に引き続き「旅の友7月号(6月10日発行号)」の発行を中止することを決定いたしました。
旅の友の発行を楽しみにしていただいているお客様には、ご不便とご迷惑をおかけし申し訳ございませんが、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。ご旅行に関してのご案内は、弊社ホームページやメールマガジンで随時最新の情報を発信してまいります。
弊社では政府からの緊急事態宣言の発出、ならびにこれに伴う自治体からの要請・指示にもとづき、旅行説明会・講座は6月30日(火)、海外旅行は7月15日(水)まで中止としております。
国内旅行については、ツアーを中止、もしくは変更する場合、弊社から順次お客様にご連絡申し上げます。
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