クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【西日本】ツアー同行レポート 涼を求め、いざ3つの雲上へ

旅の友
ツアー同行レポートのバックナンバーはこちら旅写真を撮る 旅ツーインタビュー

「旅の友」西日本版9月号に掲載。 ※東日本版、中部・東海版は、記事内容が異なります

「旅の友」web版9月号

「旅の友」Web版9月号

連載企画 ツアー同行レポート 2017年7月8日〜9日取材 今月のテーマ>>>時を超える美 千畳敷カール、乗鞍岳畳平、新穂高ロープウェイ 涼を求め、いざ3つの雲上へ

標高2702mの乗鞍岳畳平から足をのばして魔王岳へ。見下ろす雲海も圧巻

7月8・9日、20名の旅仲間が参加した「駒ヶ岳・新穂高2つのロープウェイと乗鞍スカイライン・千畳敷カール」ツアー。本格的な夏を前に、標高2000mを超える3つの雲上の世界へ足を運びました。2つの絶景ロープウェイも満喫した、旅の様子をご紹介します。

1日目●駒ヶ岳ロープウェイ●千畳敷カール。2日目●乗鞍エコーライン●乗鞍岳畳平●乗鞍スカイライン●新穂高ロープウェイ

雲上その1 2万年の時が刻んだ大自然標高2612m! 千畳敷カール

およそ2万年前の氷河期時代の氷で削り取られたお椀型の地形(カール)は、中央アルプスを代表する景勝地。今回は雪渓が残っていましたが、雪解け後はコイワカガミなどの可憐な高山植物が咲き競い、秋には山肌一面が黄金色に輝きます。また、冬になると紺碧の空と純白の冬景色が楽しめるなど、多彩な表情を見せてくれます。季節を変えて、何度でも訪れたくなる観光地です。

高山植物は見られませんでしたが、貴重な雪渓ウォークを体験。おそるおそる歩を進める旅仲間

千畳敷カールにある信州駒ヶ岳神社にて。登山仲間の北村さんご一行シナノキンバイの蕾。高山植物の開花はもう少し先でした

駒ヶ岳ロープウェイ 標高1662mのしらび平駅から千畳敷駅を結ぶ日本初の山岳ロープウェイ。高低差950mは日本一。眼下には日暮の滝やまばゆい緑の景色が広がり、およそ7分30秒の空中散歩が楽しめます。千畳敷駅の近くまで上ると、徐々に宝剣岳(標高2931m)の稜線が見えてきます。

雲上その2 マイカーでは入れない標高2702m! 乗鞍岳畳平

長野県側からの乗鞍エコーラインと、岐阜県側から走る乗鞍スカイラインの双方の終着点。マイカーの進入が規制されているため、通行許可証がないと入ることができません。乗鞍岳剣ヶ峰や、魔王岳、大黒岳、富士見岳などへの登山の拠点としても知られます。また、畳平駐車場のすぐ下には遊歩道が整備されたお花畑が広がり、夏の最盛期にはゆっくりと高山植物を楽しむことができます。

魔王岳(標高2763m)へ向かう途中から見下ろした景色。赤い屋根の建物の前が乗鞍岳畳平の駐車場

乗鞍岳畳平から魔王岳へと足を運ぶ須見さんご夫妻魔王岳山頂へと辿りついた北村さんご一行。畳平から徒歩約15分

乗鞍エコーライン&乗鞍スカイライン 今回のツアーは、長野県側からの乗鞍エコーラインを走り、乗鞍スカイラインで岐阜県側へと通り抜けました。通行許可証を取得しているバスは、高低差を一気に駆け上がります。車窓に広がる景色はあっという間に一変し、眼下に雄大な景色が広がります。写真は乗鞍エコーライン。

雲上その3 北アルプスを望む絶景標高2156m! 新穂高ロープウェイ

西穂高岳をはじめ槍ヶ岳、笠ヶ岳など、北アルプスの名だたる名峰を望む絶景のロープウェイ。原生林の樹間を縫う散策道・千石園地では、高山植物を楽しむことができます。また、第2ロープウェイ乗り場にある「アルプスのパン屋さん」は、焼きたてのパンが食べられる人気のお店なので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

西穂高口駅の展望台。背後にそびえるのは標高2909mの西穂高岳

高校時代のご友人で参加された佐藤ゆりかさんご一行

新穂高ロープウェイ 「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」までが第1ロープウェイ、「鍋平高原駅」から歩いてすぐの「しらかば平駅」から「西穂高口駅」までが第2ロープウェイ。今回のツアーでは第2ロープウェイに乗車。日本初の2階建てロープウェイです。

▼行きたいツアーを見つけるならこちらをクリックしてください▼

今回、同行したツアーはこちら

▼あなたの町からご出発▼千畳敷カールツアー特集(関西発)

クリア

決定