クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【西日本】ツアー同行レポート 伊賀・伊勢国「一の宮」を参拝

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「旅の友」西日本版3月号に掲載。 ※東日本版、中部・東海版は、記事内容が異なります

「旅の友」web版3月号

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伊賀・伊勢国「一の宮」を参拝

〈こころの旅〉の「全国一の宮めぐりの旅」は日本全国107社の「一の宮神社」を30回に分けて参拝する人気の企画。今回は12月15日に催された第11回「伊賀・伊勢国3社参り」のリポートをお届けします。一行は敢國神社、都波岐奈加等神社、椿大神社を参拝。椿大神社では正式参拝。優美な祭祀舞も鑑賞され感激のご様子。神の世界を存分に堪能されたようです。楽しい旅の様子はこちら

椿大神社の本殿前で記念の1 枚。ご朱印帳を手に旅仲間の晴れやかな表情が境内に広がりました今回の見どころ

獅子神楽や忍者にゆかりの敢國神社

一の宮とは、各地域の中で最も社格が高いとされる神社のこと。最初に訪れたのは伊賀一の宮の敢あえくに國神社。祭神は大おおひこのみこと彦命を主祭神に少すくなひこなのみこと彦命と金かなやまひめのみこと山比当スが配祀され、交通安全や商売繁盛にご神徳があるといわれます。獅子神楽が三重県の無形民俗文化財で、また伊賀忍者とのゆかりも深く、服部一族が主宰した黒くろんど党祭が行われた神社としても有名。境内で権ごん禰ねぎ宜の荒井之也さんから歴史などの説明を受け、本殿に参拝。それぞれの思いを祈願されていました。

「最近は忍者で人気です(笑)」と権禰宜・荒井之也さんはユーモアも交え神社の歴史などを解説敢國神社神社の説明を聞きながら「なるほど」と境内で笑顔を浮かべる旅仲間
参拝後は鮮やかな朱色の鳥居前で集合写真。皆様は神様に感謝しながら心も洗われたようです境内にある桃太郎岩。安産や子授けの守護の霊岩として厚い信仰を集めています三重県の無形民俗文化財の獅子神楽。1月の舞初式や4月の舞上祭、12月の例祭で奉納されます

お大師様ゆかりの古社都波岐奈加等神社

続いて伊勢国・一の宮の都つば波岐きなかと奈加等神じんじゃ社へ。都波岐神社(祭神・猿さるたひこのおおみかみ田彦大神)と奈加等神社(祭神・中なかつつのおのみこと筒之男命)が合祀されています。弘法大師が参籠した際に獅子頭を奉納したという記録が残り、以来、この地に獅子舞が広まったといわれます。旅仲間は本殿で宮司さんのお話を伺い、弘法大師に思いをはせながら参拝しました。清々しい表情を浮かべながら都波岐奈加等神社の本殿の前で記念の1枚
本殿で宮司さんのお話を伺う皆様。神社の由緒や歴史などを熱心に聞き入っていました旅仲間の質問を受け、わかりやすく丁寧に答える神社ナビゲーターの中谷英明さん(一の宮巡拝会)同じ目的を持った仲間同士なのですぐに意気投合。ツアー中も話が弾みます

椿大神社で正式参拝!優美な祭祀舞も鑑賞

最後は猿田彦大神と天あめのうずめのみこと鈿女命を祀る伊勢国一の宮の椿大神社へ。同社は全国に約2000 社ある猿田彦を祀る神社の総本宮。本殿での正式参拝では神職の祝のりと詞を賜り、巫女さんによる優美な祭さいしまい祀舞・椿宮も鑑賞。神の世界を存分に堪能されました。旅仲間を代表して玉たまぐしほうてん串奉奠した野田由美さんは「気分もリフレッシュできました」と清々しい表情。帰りのバスでは椿大神社でいただいたお神酒で直なおらい会(※)をして「ありがたい!」と皆様は神々しい笑みを浮かべていました。正式参拝したあとは本殿の前で記念の集合写真。皆様は伊賀・伊勢国「一の宮」3 社を参拝し、充実の笑顔を浮かべていました
荘厳な雰囲気が漂う椿大神社の入り口。神職が「ようこそ」と旅仲間一行を出迎えてくれました正式参拝の前に椿大神社の禰宜・岩田健司さんから祭神である猿田彦大神と天之鈿女命のお話などを伺う皆様広い境内には末社のひとつであるパナソニックの創業者・松下幸之助を祀った松下幸之助神社もあります

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