大阪で絶対に行っておきたいスポット10選

更新日:2018年07月25日

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商いの街、くいだおれの街、そしてお笑いの街、大阪。「天下の台所」の異名に相応しく、儲けて食べて笑っては、全てそこに集う人々の笑顔につながります。大阪は今日も渦巻くパワーと深い人情に溢れています。

No.01 太陽の塔

太陽の塔・プロローグ展示(イメージ)

太陽の塔・プロローグ展示(イメージ)

1970年に開催された日本万国博覧会、通称「万博」といえば、最初に思い浮かぶのがこの太陽の塔です。力強いそのデザインは、高度経済成長期にあった当時の日本の勢いそのものの具現化ともいえます。また、原始・現代・そして未来の要素すべてを内包する塔の構造は、過去と未来、文化や芸術、人情と洗練といった相反する要素をひと息に呑み込んで昇華させた大阪という街を象徴するものともいえるでしょう。

スタッフのおすすめPoint!

芸術家の岡本太郎がデザインし、日本万国博覧会のシンボルゾーンにテーマ館として作られました。塔の内部では「生命の神秘」をテーマに進歩や調和の根源にある混沌とした原始的な体験が、地上部門では「現代のエネルギー」をテーマに人間の生き方の多様さと、その素晴らしさや尊厳が、そして大屋根の空中部門では「未来の空間」をテーマに人間尊重の未来都市の姿がそれぞれ表現されています。2018年には予約制で内部を見学することもできるようになりました。

No.02 道頓堀

道頓堀(イメージ) お客様撮影写真:静岡県在住・川合みねよ様

道頓堀(イメージ) お客様撮影写真:静岡県在住・川合みねよ様

途切れぬ人通り、そして一度見たら忘れられない数々のイルミネーション。目立ってナンボ、儲けてナンボという大阪らしいバイタリティが凝縮されたのが、この道頓堀です。江戸時代の初期、大阪の商人・安井道頓が私財をなげうって掘った水路が、その由来です。人々がもっと明るく、もっと楽しく、そしてもっと儲けられるようにという安井道頓の思いは、今も根強く受け継がれています。

スタッフのおすすめPoint!

賑やかな街並みと食い倒れ文化が道頓堀の魅力です。テレビで一度は見たことがある『グリコ』の看板や食い倒れ人形、カニの造形物など、東京ではなかなかお目にかかれないものがたくさんあり、歩いているだけで楽しくなってきます。かつては「天下の台所」と呼ばれていたように全国各地の食材が集まり、大阪湾では鰯が大量に獲れたことから食文化が発展してきました。食べることが好きな人なら、何回行っても飽きない場所なのではないでしょうか。

No.03 新世界

新世界(イメーシ) お客様撮影写真 静岡県在住:川合みねよ様

新世界(イメーシ) お客様撮影写真 静岡県在住:川合みねよ様

食べる・遊ぶ・笑うと大阪の魅力は多くありますが、なかでも「食べる」の要素が色濃く打ち出されたのが新世界です。お手軽な串カツやたこ焼き、お好み焼きはもとより、高級なイメージのフグまでも庶民的なお値段で満喫できる街です。どこか懐かしい昭和レトロの雰囲気を色濃く残した下町として、数々の映画やドラマ、漫画などの舞台ともなった、大阪の「顔」のひとつといえます。

スタッフのおすすめPoint!

なにわのシンボル通天閣を始め、吊り下げられた大きなフグ提灯やビリケンさんなど大阪らしさがつまった街です。通天閣劇場での公演や飲食店が軒を連ねる『ジャンジャン横丁』も新世界を彩っています。このジャンジャン横丁には串カツ屋から、焼き肉、食堂、寿司、うどん、立ち呑み居酒屋など庶民派の店が多いです。また、手頃な価格でフグ料理が食べられる『つぼらや』も新世界の名店のひとつです。

No.04 アメリカ村

古くから商人の街として栄えてきた大阪は、日本の大都市のなかでも特に進取の気風に富んだ街でもあります。そんな新しもの好き、目立つもの大好きな大阪で、流行の発信地といえばアメリカ村です。現在のような繁華街になったのは1970年代以降と、歴史のある大阪の中では比較的新しい街です。ファッションや音楽だけでなく、手軽に楽しめる各種グルメも網羅しているところは、さすが大阪といえます。

スタッフのおすすめPoint!

アメリカ村は、1970年代にアメリカ西海岸から輸入した古着やジーンズ、中古レコード、雑貨が売られ始めたのが話題となり流行の発信地として定着しました。今でも若者の街と呼ばれており、多くの人でにぎわっています。アメリカ村のシンボルともいえる三角公園を中心に店舗が集中していて、ファッションの店舗以外に充実しているのが食べ歩きできる飲食店です。定番のたこ焼き屋はいくつもあり、他ではあまり見られないスイーツなども味わえます。

No.05 海遊館

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古代より「難波津」と呼ばれ、京の都へ向かう大陸からの使節が最初に立ち寄った港、それが大阪です。瀬戸内海から連なる大阪湾という天然の良港を抱えた大阪は日本でも屈指の港湾都市、そして海洋都市でもあります。そんな海の街・大阪の顔ともいえるのが世界最大級の規模を誇る水族館「海遊館」です。ジンベイザメやマンタといった巨大な魚が悠々と泳ぐ姿は、そう簡単に見られるものではありません。

スタッフのおすすめPoint!

「地球とそこに生きるすべての生き物は、互いに作用しあう、ひとつの生命体である」というコンセプトのもと、“太平洋”を中心に様々な表情を見せる海洋を再現した、単棟型としては日本最大級の水族館です。毎日決まった時間に飼育員が解説付きでエサをあげるお食事タイム&スポットガイドや、夕方5時から館内の雰囲気が変わる「夜の海遊館」など、親子連れやカップルが楽しめる要素も満載です。

No.06 あべのハルカス

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大阪で「未来」を感じさせるあべのハルカス。ただ単に高いだけではありません。航空法の改正による高さ制限の撤廃や、繁華街の機能を維持したままでの超高層建築など、最先端の法規制や技術を駆使した結晶ともいえるエポックメイキングな建物です。ちなみに名前の「ハルカス」は、伊勢物語にも出てくる古語の「晴るかす」が由来と、意外に古風な一面も持ち合わせています。

スタッフのおすすめPoint!

大阪市阿倍野区で2014年に開業した、高さ300mの2018年現在で日本で最も高いビルです。近鉄百貨店本店をはじめ、美術館、保育園、オフィス、大阪マリオット都ホテル、そして展望台のハルカス300があります。58階から60階のハルカス300へは当日券で大人1,500円、中高生1,200円、小学生700円、幼児(4歳以上)500円で入場することができます。

No.07 なんばグランド花月

芸能の街、お笑いの街としての大阪を象徴する、なんばグランド花月。テレビでおなじみの芸人による、テレビでは見られない舞台ならではの芸を平日・土日を問わず観覧することができます。2012年のリニューアルオープン以後は、お笑いだけでなく大阪の味や名産品の店舗も開店し、ここ一箇所で大阪の街の半分くらいは知った気になれるほどの詰め込みっぷりです。

スタッフのおすすめPoint!

よしもとクリエイティブ・エージェンシーが運営するお笑い・喜劇専門の劇場で吉本新喜劇は、基本的に毎日ここで公演されています。平日は2回、土日祝日は3~4回の公演があり、座席数は全席指定の約900席で、お笑い・喜劇専門の劇場としては国内最大級の収容人数を誇っています。テレビでお馴染みの芸人を間近で見ることができるオススメスポットです。

No.08 住吉大社

歴史の街でもある大阪、その最も古い時代を象徴するのが、この住吉大社です。創建に関する最初の記録が「日本書紀」、奈良時代には遣唐使を守る航海の神として崇められていた…といった具合に、とにかく長い歴史を持つ神社です。日本全国にある住吉神社の総本社という厳格な顔と、大阪の初詣には外せない「すみよっさん」という親しみやすい顔、その両面を持ち合わせた懐の深さが、住吉大社の魅力といえます。

スタッフのおすすめPoint!

大阪の人の初詣スポットのひとつです。正月三ヶ日の参詣者数は毎年約200万人にものぼり、多くの人々の心のよりどころとなっています。西暦211年に住吉大神を住吉の地に鎮斎されたとしていて、その歴史は1800年にもなります。住吉大神は海中より出現したため、海の神としての信仰があり、古くから航海関係者や漁民の間で崇敬されてきました。現在、境内にある約600基の石燈籠の多くは運送船業の関係者から奉納されたものです。

No.09 大阪城

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大阪の歴史を象徴するのがこの大阪城です。天下統一を果たした豊臣秀吉が、新たな日本を作り出す第一歩として、経済・交通・人口の中枢であった大阪に築城しました。その後、大阪の陣における落城、江戸時代に起きた度重なる火災、そして太平洋戦争時の空襲などで度々消失してきました。しかしその度再建され、現在では堂々とした天守閣を擁するおなじみの姿となっています。

スタッフのおすすめPoint!

安土桃山時代に豊富秀吉により築かれ、江戸時代に修築され現存している城ですが、調査の結果、城跡にある櫓や石垣などもすべて徳川・江戸幕府によるものであることが確認され、豊臣秀吉の時代に築かれたものを今は見ることはできません。天守閣を中核に据えた大阪城公園には歴史博物館や連日コンサートやイベントが行われる大阪城ホールなどがあり、毎日多くの人で賑わっています。

No.10 万博記念公園

万博記念公園の桜(イメージ)お客様撮影写真 奈良県在住・PNたいすけ様

万博記念公園の桜(イメージ)お客様撮影写真 奈良県在住・PNたいすけ様

ある意味、大阪の近現代を代表する歴史的な名所といえるでしょう。1970年に開催された大阪万国博覧会、その跡地は、現在では桜やアジサイなど豊富な季節の花を擁する自然文化園、26ヘクタールにもおよぶ広大な日本庭園、博物館や美術館といった文化施設、そして大阪府内でも屈指の規模をほこる競技場と、自然・スポーツ・文化をすべてまかなえる総合レジャー公園として生まれ変わりました。

スタッフのおすすめPoint!

日本万国博覧会(大阪万博)の跡地を整備した公園で、博物館やスポーツ競技場、ホテル、万博で使用された太陽の塔など遊びスポット、観光スポットがたくさんあります。園内は自然あふれ1年を通じて様々な花を楽しむことができます。日本さくら名所100選に選ばれていて、4月には桜に加えチューリップやポピーも咲き花を楽しむにはよい時期です。


見て良し、食べて良し、遊んで良しの大阪。日本中を探しても見つからない、唯一無二の雰囲気をお楽しみください。

  • 掲載内容は記事公開時点のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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