毎年私はスイスのツアーシーズンがくると、胸がときめいてしまいます。雄大なアルプス、緑まぶしい牧草地、優しいカウベルの音を聞かせながら草を食む牛、ピンクや黄色をした小さくて健気な高山植物、その中をハイキングする時の空気の美味しいこと!スイスは何て魅力に溢れた国なんでしょう!その言葉にならない美しさを思い出すだけで、わくわく胸が踊ります。そして、その言葉を裏切らず牧歌的で優しい、まさにハイジの世界そのままの舞台が私達を迎えてくれるのです。何よりも私がこんなにもスイスが好きになったのには、お客様との印象深い想い出があるからなのです。 |
その日は、朝ホテル出発時からマッターホルンの頂きには雲がかかって、皆様と「ふーっふーっ」と口を尖らして雲に向って風を送ってみたりしてました。登山鉄道で展望台へ登っていく最中も、昼食時も雲が邪魔をし、何度も何度も見ても、山頂にかかる雲が退かず、思わせ振りなマッターホルン…。もう諦めて、レストランから駅までの間、チラッと振り向くと!完璧な三角形をした想い人・マッターホルンの姿が!皆様慌ててカメラのシャッターを切っていましたが、私を含めカメラのことも忘れその雄姿に見惚れてしまった方も…まさに恋が成就した瞬間のようでした。 |
誰かに恋をすると、その人の好きな映画や音楽だったりに興味を持ち始めますよね。それと同じようにマッターホルンに恋をしてから、スイス建国の歴史やアルピニズム、音楽祭に華やぐ都市、スイスの自然を愛した画家の存在など、スイスに関るもの全てに興味を持つようになりました。それはとても幸せなことですね。
お客様からも「その国が大好きな添乗員さんとご一緒出来て楽しかったわ」と有り難いお言葉を頂き、“好き”という気持ちはお客様にも伝わるのだと実感しました。
いよいよベストシーズンを迎えるスイス!”たくさんの好き”を伝えたいと思っております!!皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。 |