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担当おすすめの美術館・博物館(50音順)

担当おすすめの美術館・博物館一覧

秋野不矩美術館

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秋野不矩美術館

1998年、画家の聖地・浜松市天竜の小高い丘の上に開館。建物の設計は、2006年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナーで、タンポポ・ハウスなど自然を取り入れた建築物で知られる藤森照信氏。氏おなじみの三角屋根がトレードマークの美術館へは、靴を脱いで入館します。外壁とは異なる真っ白な漆喰の展示室、足から伝わる冷たさやゴザの感覚が、50歳を過ぎてインドへ渡り、新しいもの、文化に刺激されながら制作し続けた、画家・秋野不矩の世界へと誘います。

画家・秋野不矩について
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女流画家・秋野不矩(1908-2001)

明治41年、現在・浜松市天竜区二俣町に生まれる。石井林響に師事。54歳の時にインドのビシュバ・バーラティ大学へ客員教授として赴任して以来、インドに魅せられ、たびたびインドを訪れ風景や寺院などを描く。またネパール、アフガニスタン、カンボジアさらにはアフリカにも出掛けて創作。平成11年には数々の功績が認められ、文化勲章を受章。平成13年、心不全のため逝去。93歳でした。

安曇野ちひろ美術館

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安曇野ちひろ美術館は、1997年、ちひろ美術館の開館20周年を記念して建てられました。両親の出身地である信州は、ちひろにとって、幼い頃から親しんだ心のふるさとでした。
館内には5つの展示室があり、ちひろや世界の絵本画家の作品、絵本に関する歴史資料が展示されています。
絵本の部屋、カフェ、ミュージアムショップ等もあり、周囲には北アルプスを望む安曇野ちひろ公園が広がりゆっくりと過ごすことができます。

代表的な作品・名品
いわさきちひろ「立てひざの少年」1970年
いわさきちひろ
「立てひざの少年」1970年

いわさきちひろさんの一人息子「松本猛」さんを描いた作品。
いわさきちひろは、子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家として有名です。
モデルなしで10ヶ月と1歳の赤ちゃんを描き分け、その観察力とデッサン力を駆使して、子どものあらゆる姿を描き出しました。母親として子育てをしながら、子どものスケッチを積み重ねるなかで生まれた作品のひとつです。

アフリカンアートミュージアム

甲斐駒ヶ岳や富士を望む、風光妙媚な八ヶ岳南麓に設立した当館は、紀元前から近代までのアフリカの美術全般を紹介する施設です。
ピカソ、ブラック、マチスやモジリアーニなど、近代の芸術家たちは、アフリカやオセアニアなどの原始美術からイマジネーションし、製作しています。アフリカの造形、美術は、思いもよらないデフォルメ、フォルム、表現力、質感など理屈ではなく観る者の心に直接、訴えかけてくる力があり、たちまち虜になってしまう魅力があります。それは、数百年の間に淘汰された、民族の根源的な形、表現であり、何よりも生きるための願いがこもった魂の造形だからです。これは精神的な創作の原点であり、20世紀の芸術家たちだけでなく、現代の私たちが観ても、心打たれるのではないでしょうか。
アジア、オセアニア、インドネシア、フィリピン、台湾やヒマラヤなどの少数民族の美術も合わせて紹介されています。

代表的な作品・名品
マスク「アボゴ・ムオ」ナイジェリア
マスク「アボゴ・ムオ」
ナイジェリア

イボは、各村に様々なマスクや仮面舞踊があり、マスクの種類だけでも1,000以上あると言われている。
その中で、女性を表すという「アボゴ・ムオ」というマスクは女性らしい目鼻立ちに、伝統的なボディペインティングを表すカラフルな衣装で登場する。「母親仮面」、「未婚の姉仮面」、「既婚の姉仮面」といったように複数で登場して女性らしい舞踊を披露する。
マスクを付けて演じるのは長身の男性であり、具現化して現れた乙女の魂ということで、実際の人間の女性よりも背が高く表現される。この舞踊は乾季の最初に行われる収穫祭や乾季の終わりに催される「精霊アニ」の祭に行われる。
女性を表す仮面舞踊が意味するところは、大地と女性の豊饒性をたたえ、祈念することであるといわれている。このマスクは表情が豊かで時代もあり、傑出している。

大塚国際美術館

「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」です。
館内には、古代壁画から、世界25ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点が、オリジナル作品と同じ大きさに複製されています。ルーヴル美術館やプラド美術館など世界の名画が一同に揃う一度は訪れたい美術館です。

代表的な作品・名品
大塚国際美術館≪システィーナ・ホール≫
大塚国際美術館≪システィーナ・ホール≫
※バチカン市国システィーナ礼拝堂を再現したものです。

身近な生き物から霊獣(麒麟など)まで、獣尽くしの華麗な世界が、前代未聞の描法によって繰り広げられる。
若冲独創のモザイク風描法、いわゆる『枡目描き』による作品。
伊藤若冲(1716〜1800) 江戸中期の京で活躍。時代を代表する個性派絵師の一人。花鳥画を得意とし、特に鶏画で知られる。

奥田元宋・小由女美術館

奥田元宋・小由女美術館は、日本画家・奥田元宋と人形作家・奥田小由女の夫婦の名を冠した美術館です。
日本画の「平面」と人形の「立体」との共鳴、そして三次市の自然と芸術との共鳴を目指して建てられた美術館です。
自然との調和を基本とする芸術空間の構築を理念とし、 ロビーから臨める月の出や、『元宋の赤』を髣髴させるシンボルツリーのイロハもみじなど、随所にこだわりが盛り込まれた、建築物としての美術館も素晴らしい意匠となっています。

代表的な作品・名品
奥田元宋《紅嶺》
奥田元宋《紅嶺》

奥田元宋が過去60年間山野を跋渉し、徹底的に自然を写生、その上で、剣岳や立山の峨々とした山並みの印象を象徴的な山景として、作者の心象をとおし幽玄志向の精神のもとに製作した代表的な大作として知られています。

笠間日動美術館

2011年冬、笠間日動美術館で一年に一度の芸術祭(アンヌアーレ)が行われます。
どなたでも参加でき、じっくりと“美の世界”に浸ることのできる一日です。
日動画廊は、創業者・長谷川仁(じん)が昭和初期に風呂敷画商からはじめ、数々の作家を生み出し、世界の絵画を広めた、日本における洋画商のはじまりともいえる老舗洋画廊です。その画廊が作った美術館の魅力は、なんといっても画廊主が厳選した絵画・彫刻のコレクションです。また、画家と共に歩んできたからこそ持つことの出来た「画家たちのパレット」は世界でもめずらしい必見のコレクションです。伝統の「笠間焼き」によるライトアップや東京都交響楽団主席チェリスト・古川展生さんとハープの音色が芸術祭を彩ります。

代表的な作品・名品
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≪サン・レミの道≫
フィンセント・ファン・ゴッホ
1889-90年頃
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≪ヴェトゥイユ、水びたしの草原≫
クロード・モネ
1881年

川崎市岡本太郎美術館

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1991年岡本太郎氏の所蔵する主要作品352点が寄贈され、1999年に開館しました。
美術館の外に置かれた高さ30mの「母の塔」が岡本太郎美術館のシンボルタワーです。
「大地に深く根ざした巨木のたくましさ」と「ゆたかでふくよかな母のやさしさ」、「天空に向かって燃えさかる永遠の生命」をイメージして制作された原型をもとに、岡本太郎の意図を忠実に再現し、製作されました。
【人間・岡本太郎展】は、岡本太郎の生誕100歳を機に開催。「美術」という枠を超え、アヴァンギャリスト(前衛芸術家)として各領域を越境しながら活動した岡本太郎と様々なジャンルの人たちとの接点をたどりながら、交流のあった人々との関わりを、作品・資料・映像等で紹介しています。
今回ご案内するツアーは後期展示となり、学芸員の方の解説付きで、ご案内致します。

人間・岡本太郎
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岡本太郎(1911年〜1996年)

大貫家にて漫画家・岡本一平、歌人で小説家・岡本かの子の長男として、かの子の実家のある神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市高津区二子)に生まれる。パリ大学卒業。在学中、ピカソの作品に衝撃を受け、抽象芸術運動に参加。帰国後、前衛的な作品を次々に発表、国内はもとより国際的にも高い評価を受ける。絵画、彫刻以外にも評論の執筆などその幅広い才能を遺憾なく発揮し、超個性派人間として精力的な活動を展開し、今も人々の心の中に生きている。

川村記念美術館(千葉県佐倉市)

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千葉県佐倉市、緑豊かな約30ヘクタールの広大な美しい庭園内に位置する。
1990年5月、DIC株式会社が、その関連グループ会社とともに収集した美術品を公開するために設立。
目玉は、レンブラントによる肖像画、モネやルノワールら印象派、西洋近代美術をはじめ、長谷川等伯の日本の屏風絵など多彩なコレクションがです。
また、敷地内には野外彫刻が配され、美しい庭園とともに四季を通じてお楽しみいただけます。

> 川村記念美術館の公式サイトを見る

代表的な作品
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レンブラント・ファン・レイン
広つば帽を被った男
1635年

日本では数点しかない、17世紀を代表するオランダ画家・レンブラントの作品肖像《広つば帽を被った男》1635年レンブラントが29歳のときに描いた注文肖像画。モデルは当時アムステルダムに住む裕福な商人とも言われ、妻の肖像と一対をなしていたことが知られており、実際に当美術館で2人の作品が並んだ事もある。

北野美術館

北信濃の山塊に囲まれた善光寺平、長野市の静かな郊外にある北野美術館は、日本画・洋画・彫刻などを常設展示し、春・夏・秋・冬に四季をテーマにした企画展示をしている。
伊東深水、上村松園、下村観山、速水御舟、菱田春草などの日本画コレクションを筆頭に、ルノワールやピカソ、シャガール、ユトリト、梅原龍三郎、藤島武二などの洋画、ロダンやグレコの彫刻などさまざまな作品を鑑賞することができる上、季節をイメージした企画展示は作品を違った角度で、また他の作家と見比べて鑑賞するなど、楽しめる展示で何度も行きたくなる美術館です。また、建築や庭園も見逃せません。
建築は、文化功労者・吉村順三氏によるもので、周囲の山並みを考慮して作られ、庭園は日本庭園の高名な作庭家・重森三玲氏。重森氏は、海のない長野のために、海の情景をイメージした日本庭園を作られたそうです。

代表的な作品・名品
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伊東深水
≪新雪≫
北野美術館蔵
伊東深水(いとう しんすい)

日本画家/1898年生まれ
東京の深川に生まれ、13歳で鏑木清方に入門。16歳で院展に入選するなど早くからその才能を開花させ、亭展、日展を中心に精力的に作品を発表。
鋭い感性で時代の流れを捉え、卓越した描写力と豊かな色彩感覚は専門家だけでなく広く人々から愛され、近代美人画の巨匠として名を馳せている。

清春白樺美術館

イメージ<清春白樺美術館>
清春白樺美術館

1983年(昭和58年)に清春芸術村の施設として建設された清春白樺美術館は、武者小路実篤、志賀直哉など『白樺』の同人が建設しようとしてその夢を果せなかった“幻の美術館”を、武者小路、志賀の両氏を敬愛し、個人的にも親交のあった吉井長三が実現したもの。また春は、樹齢八十年の山桜が見事に咲き誇りまさに“美の理想郷”といえる。
さらに、「ルオー礼拝堂」や雑誌『白樺』の復刊版や、白樺派ゆかりの作家の文学を読むことができる「白樺図書館」、多くの芸術家を輩出した集合アトリエ「ラ・リューシュ」、画家・梅原龍三郎のアトリエ、藤森照信による「茶室 徹」、そして今年4月にオープンする安藤忠雄の「光の美術館」など作品鑑賞にとどまらず、施設全体を楽しみたい。

ぜひココも楽しみたい!建築特集

白樺清春美術館で出会える!
日本を代表する建築家 谷口吉生 藤森照信 安藤忠雄


作品を展示する建物の美しさを楽しむのもまた楽しみのひとつといえるでしょう!
今回は、清春白樺美術館で見ることのできる建築巨匠の作品をご紹介いたします。

谷口吉生(たにぐち よしお)
清春白樺美術館、集合アトリエ「ラ・リューシュ」

父はモダニズムの建築家、谷口吉郎。慶應義塾大学工学部機械工学科卒業、ハーバード大学建築学科大学院卒業、ボストンの建築設計事務所で勤務、東京藝術大学客員教授。日本建築学会賞作品賞2度、吉田五十八賞、高松宮殿下記念世界文化賞など多数受賞。自然、作品と調和した作品を多く手がける。

<主な作品>
葛西臨海水族園、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、長野県信濃美術館東山魁夷館 、ニューヨーク近代美術館新館 など

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藤森照信(ふじもり てるのぶ)
茶室 徹(てつ)
東北大学、東京大学大学院に進学、その後、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残し、現在工学院大学建築学科教授を務める。1991年の茅野市・神長官守矢資料館を設計し建築家としてデビュー後、自然素材や植物を用いた独創的でユーモラスな作品が注目を浴び、これまでに20作品以上の創造的な作品を残している。
2006年のヴェネツィア・ビエンナーレ建築展(日本館)のコミッショナーに就任するなど世界の「フジモリ」として有名である。

<主な作品>

神長官守矢史料館 、秋野不矩美術館ねむの木こども美術館、熊本県立農業大学校学生寮 など
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安藤忠雄(あんどう ただお)
光の美術館(今年4月にオープン予定)
大阪府立城東工業高等学校(現在の大阪府立城東工科高等学校)卒業後に、前衛的な美術を志向する具体美術協会に興味を持ち、関わったこともあるが、大学での専門的な建築教育は受けていない。独学の建築家。コンクリートむき出しの建築がトレードマークの建築家。
<主な作品>
ベネッセアートミュージアム、地中美術館、淡路夢舞台、光の美術館、サントリーミュージアム 天保山など
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小杉放菴記念日光美術館(栃木県日光市)

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小杉放菴記念日光美術館は、日光東照宮に向う途中にあります。
世界遺産「神橋」を横目に川を渡り右手に見えるのが美術館で、目立つところにあるが案外訪れたことのない方が多い美術館かもしれません。

日光の自然に囲まれた静かな美術館には、本名の「国太郎」を生涯3度変えた画家・放菴の作品が展示されています。
数はあまり多くはないが、ひとつひとつ放菴らしい、雄大かつ丹念な描写のなかに物語や心情が現れ、見るものを魅了します。
また、日本画と洋画の壁を越えた独特の構図は、他の画家たちとは一線を異なり、夏目漱石や国木田独歩、芥川龍之介などの文人とも多く交流をもったことでも有名です。

美術館には、放菴を紹介する映像もあり、図録などミュージアムショップも充実。
ちょっと疲れたらカフェで一息つくこともでき、何度でも訪れたくなる美術館のひとつで、個人的にもお気に入りの美術館です。
>小杉放菴記念日光美術館公式サイトを見る

代表的な作品
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堅山南風
「泉」

32歳で渡欧し、最先端の「西洋絵画」に触れたことで、「内なる東洋」に目覚めたころの作品。
大正14年の東京帝大安田講堂の壁画がその代表作とされ、当美術館にはその習作が展示されている。
またこの頃に、名も「放庵」と号するようになりました。

静岡県立美術館

1986年日本平にほど近い小高い丘の上に開館。ケヤキ並木のプロムナードや市街や富士山、南アルプスの眺望が美しい美術館です。
17世紀以降の日本と西洋の風景画のコレクションと、フランスの彫刻家・ロダンの特設展示室「ロダン館」があるなど、展示室・敷地ともに広く、美術を楽しむワークショップもとても充実している。若冲の名画、≪樹花鳥獣図屏風≫は動物と鳥だらけの風景の絵画として、「美術館」の顔ともなっている。
毎年多くの方が来場する、ゴールデンウィークになると鑑賞することができます。

代表的な作品・名品
伊藤若冲≪樹花鳥獣図屏風≫(右隻) 18世紀後半(江戸後期)
伊藤若冲≪樹花鳥獣図屏風≫(右隻) 18世紀後半(江戸後期)

身近な生き物から霊獣(麒麟など)まで、獣尽くしの華麗な世界が、前代未聞の描法によって繰り広げられる。
若冲独創のモザイク風描法、いわゆる『枡目描き』による作品。
伊藤若冲(1716〜1800) 江戸中期の京で活躍。時代を代表する個性派絵師の一人。花鳥画を得意とし、特に鶏画で知られる

静岡市立芹沢_介美術館

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静岡市立芹沢_介美術館は、わが国染色界の重鎮、芹沢_介(せりざわけいすけ・1895〜1984)より、郷里の静岡市に作品とコレクションが寄贈されたのを機に開館しました。また、建築家白井晟一(1905〜1983)の設計による建物も訪れる人々の注目する所です。弥生時代の遺跡として名高い登呂公園の一隅に位置し、その遺跡の雰囲気に自然に融け込むように、石、木、水という天然素材を選んで構成されたこの建物は、白井晟一の個性が遺憾なく発揮された代表作です。

代表的な作品・名品
静岡市立芹沢_介美術館(イメージ)
静岡市立芹沢_介美術館(イメージ)

芹沢_介が作品の制作に用いた手法は型染(かたぞめ)です。型染は、古くから日本で行われてきた伝統的な染色技法で、渋紙を彫った型紙と、もち米を主原料とする防染糊を用いて布を染めます。昭和31(1956)年には「型絵染」で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。 模様には、文字、植物、人物、風景、幾何学模様など、実にさまざまなものがありますが、初期から晩年まで、明解で親しみやすい作風で一貫しています。その種類も、着物、帯、のれん、屏風、額絵、絵本など、多岐にわたります。

聚光院伊東別院

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大徳寺・聚光院・伊東別院は静岡県伊東市に1997年(平成9年)秋、佛教に篤く帰依してこられた岡崎重代女史がなき夫福聚光院廣徳義照居士の追善と仏門興隆、世界の平和を祈念して寛海和尚との勝縁によって創建、寄進されたものです。建築設計は奈良国立博物館やロックフェラー邸などを手がけられ世界で活躍された我国を代表する建築家・吉村順三氏の遺作です。
別院の襖絵は、ニューヨーク在中でヴェネチア・ビエンナーレにて東洋人として初の優秀賞をはじめ国内外で数多くの賞を受賞し、幅広く世界で活躍している日本画家・千住博氏によって描かれました。6年の歳月をかけて描き「水の森」「砂漠」「雲龍」「波」「滝」の8部屋を2002年寄進されました。今回は77面のうち71面をご案内します。

千住博 氏
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1987年東京藝術大学院博士課程を修了。学部時代の<ビル>のシリーズなどを経て、ニューヨークで最初に認められた<フラットウォーター>、そしてベネツィアビエンナーレ最優秀賞<ウォーホール>などがある。現在、京都造形美術芸術大学附属康耀堂美術館館長、京都造形芸術大学学長も勤められ、活躍中。

長野県信濃美術館 東山魁夷館

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長野県信濃美術館は、善光寺に隣接する城山公園内に、信州における唯一の県立美術館として建てられました。郷土作家の作品、美しい自然に恵まれた信州の風景画を中心とした収蔵品の公開と、年に4回程の企画展が開催されています。また東山魁夷館が併設され、画伯から寄贈された作品が、建築家・谷口吉生氏によって造られた空間に並びます。カフェなどもあり、ゆっくりと静かな世界を楽しむことのできる美術館です。

代表的な作品・名品
東山魁夷≪緑の窓≫1983年
東山魁夷≪緑の窓≫1983年

7月17日出発のコース時に開催中の「初夏の予感」展
所蔵作品の中から、「初夏」を感じさせる≪緑の窓≫や、1962年4〜7月にかけて訪れた北欧旅行で生まれた≪白夜光≫(習作)などが紹介されます。
また、6月5〜7日の奈良の唐招提寺障壁画のご開帳に合わせ、関連作品も展示されます。

西山美術館

株式会社ナックの東証一部上場記念事業の一つとして、個人美術館として開館。
特徴は、彫刻・ロダンとユトリロのコレクション展示。ロダンは、彫刻作品だけでなく、スケッチなども一緒に展示され、見ごたえがあります。また、フランス国立ミューゼ ロダンの公認も受け、ユトリロ継承者のジャン・ファブリス氏もフランスから来日されるなど、直々に日本におけるユトリロ美術館の認定も受けた美術館でもあります。
江戸時代中期における武家風商家屋敷をコンセプトとし、6000坪の敷地に1400トンの山形産 鳥海石2000個を配した、庭園造りとなっており、今も残る多摩の自然の中に、つつじ4000株と梅・松・桜など、130種、3500本の植栽を施し、四季折々を楽しめます。

代表的な作品・名品
オーギュスト・ロダン《首無し裸のバルザック》
オーギュスト・ロダン
《首無し裸のバルザック》

20世紀彫刻の偉大なる先駆者で、バルザック崇拝者であったロダンは、文豪の聖地まで出向いたり、肖像や漫画の顔など集め、その資料に基づいて習作を試みるなどして情熱を傾け、あらゆる方法でバルザックを追及しました。
当館には、この作品のほかにも、画家のラサールが描いた小説家バルザックをもとに制作された、《バルザックの胸像III/IV》などもある。

日光東照宮美術館(栃木県日光市)

日光東照宮美術館は、大正3年に旧社務所・朝陽閣として工費50万(当時)を投じて建てられました。
内部の杉戸絵・襖絵・障壁画並びに額、軸物などは、その数150点以上に及びます。
そしてそれらを手がけたのは、再興日本美術院の横山大観をはじめ、中村岳陵、堅山南風、荒井寛方の3画伯、その後小堀鞆音、小杉放菴らも制作に入っており、
後年大成を成した画伯らの貴重な作品を見ることができる。

また、今年没後30年となる「堅山南風」は、日光東照宮のあまりにも有名な「鳴龍」をよみがえらせた画家で、
生涯写生を重んじ、93歳亡くなるまで日本画壇の中心で活躍された画家です。
写生をもとにしつつも大胆な筆使いと構図が魅力。

代表的な作品
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堅山南風
「椿」

東照宮美術館の大玄関に描かれた作品で、ここには横山大観によって連れてこられた3画伯、中村岳陵の「竹」、堅山南風の「椿」、荒井寛方の「老松」が描かれる。3名は共に競い合って制作意欲をかきたてながら、この大玄関の最初の仕事に着手している、まさにそれぞれの画風と正確が如実に見て取れる場所です。

ねむの木学園 どんぐり

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今年で44年を迎える「ねむの木学園」は、女優の宮城まりこさんが、1968年日本最初の肢体不自由児養護施設として設立した学校です。
子供たちに自由に、楽しく描かせた絵は、ニューヨーク、パリ、スウェーデンなどでも紹介され、パリ市立近代美術館での美術展や、コーラスとダンスにおける芸術祭賞の受賞など世界で活躍されています。
ねむの木学園の敷地内には、文学館・美術館・生徒の実習室としての喫茶店・毛糸屋さん・がらす屋さん・雑貨屋さんなどがあり、今回のツアーでは、こどもたちの学園とどんぐり美術館、お店、文学館をご見学いただきます。

この人物!
藤森照信(ふじもり てるのぶ)

1946年生まれ。
高校卒業まで茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学。その後、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残し、1998年には日本建築学会賞(論文)を受賞しています。2010年3月まで東京大学生産技術研究所教授を務め、同年4月より工学院大学建築学科教授を務めています。2006年の第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展では日本館のコミッショナー(兼出品者)に就任、自身の建築と、路上から観察できる森羅万象を対象とし、本来の意図とは異なる無用の「美」を採集する路上観察を紹介、「フジモリ」の名を世界に知らしめました。
そのほかの建築には、浜松市・秋野不矩美術館などがある。

平塚市美術館

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平塚市美術館は、1991年に開館して以来、湘南の中心的な芸術文化の拠点として市民はもとより、湘南地域の多くの方に親しまれる美術館です。所蔵作品には、岸田劉生、安田靫彦や掘文子などがあります。今回のツアーでは、平塚市制80周年を記念し、上村松園と鏑木清方という近代美人画の傑出した二巨匠の展覧会が開催されます。鏑木清方は1920年より金沢八景に別荘を構え、「湘南に遊び、文人として描く」日本画家の先駆けとなり、戦後は鎌倉に住んだ美人画家として、県内の代表的日本画家の一人となりました。江戸情緒を懐かしむ多くの作品に定評がありますが、新たな時代の風俗や文学、季節感を表した近代作家としての側面も打ち出しています。上村松園展は女性として初の文化勲章を受章した美人画家であり、清方とほぼ同時代に活躍した作家です。かたや京都、かたや東京で活躍した東西の二大美人画家による美人画を一堂に展示し、それぞれの作風や女性表現に際立つ特長と、時代や風俗を表わす共通性を浮き彫りにする展覧会をお楽しみいただきます。

代表的な作品・名品
上村松園「花がたみ」1915年
上村松園「花がたみ」1915年

松園の気品あふれる作品群の中で、特異な絵が2枚ある。「花がたみ」と「焔(ほのお)」である。
そのひとつ、1915年(大正4年)の「花がたみ」の題材、謡曲「花筐(はながたみ)」は、継体天皇の皇子時代に寵を受けた「照日の前」が形見の花筐を手に都に上り、紅葉狩りに行き逢った帝の前で舞うという内容である。208×127cmの大作である。松園は能面「十寸髪(ますがみ)」を狂女の顔の参考にしたという。女の情念を描いた一作です。

平山郁夫シルクロード美術館

イメージ<平山郁夫シルクロード美術館>
平山郁夫シルクロード美術館

2004年、八ヶ岳と富士山を眺望する緑豊かな高原にオープンした美術館には、日本画家・平山郁夫先生による絵画作品と平山夫妻が昭和43年以来、40年にわたって収集してきたシルクロードの美術品が展示されています。
シルクロード・コレクションは、西はヨーロッパから東は日本まで、ヨーロッパ、西アジア、中央アジア、東アジア、約37ヶ国の地域で作られた古代から現代に至る絵画、彫刻、工芸品など約9,000点からなります。
制作活動だけでなく、世界中を旅し、「文化財保護」と「平和」についてメッセージを発してきた先生の画業、生涯をたどることのできる美術館です。

代表的な作品
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追悼展内観の様子(後方に見えるのは、『大唐西域壁画 高昌故城・中国)』の大下図

日本画壇を代表する画家であった平山郁夫先生は2009年、79歳で永眠されました。来館時の展覧会では故人を偲んだ、追悼コーナーが設けてあります。病室とアトリエを往復する生活の中描いた未完成作『病室の窓辺の花』やアトリエに残されていた下図、色紙に写し取った身近な花々など、平山郁夫の最期の時間と風景をゆっくりとご鑑賞いただきます。

ホキ美術館

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ホキ術館

2010年11月、日本初の写実美術館として千葉市緑・昭和の森に開館しました。森本草介をはじめとする巨匠から若手まで40作家300作品が所蔵・展示されています。展示室は地下一階、地下二階の三層の長い回廊となっており、一番の見所は空中に浮かぶ展示室。外からギャラリーで鑑賞している人の足が見えるので、気になって来館する人もいるとか。室内には自然光も入り一日ゆったりと楽しんで頂けます。また季節の良い時期には、昭和の森の散策もオススメです。

代表的な作品
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五味文彦≪白い花≫2009年ホキ美術館蔵

黒の背景に白い花が浮き上がり、その生命の瞬間と美しさが輝いている。五味先生の作品は、対象物の質感、素材感がまるで本物がそこにあるように錯覚するほど細密に表現されています。この作品は、来館者にも人気が高いが、その他ガラスやレースなどを描いた作品もあるので、ひとりの作家の様々な表現もまた鑑賞の楽しみとなる。7月のツアーでは五味先生のアーティストトークも実施します。

三菱一号館美術館

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三菱一号館美術館

三菱一号館美術館は、1894(明治27)年、開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計され、東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築「三菱一号館」を忠実に復元した歴史的建造物です。企画・展覧される展覧会では、複雑な近代都市に生きる芸術家たちが、社会との緊張関係の中から生み出した多彩な美術に焦点を当て行われていくという方針のもと行われています。またアクセスが便利で気軽に立ち寄れる美術館として、丸の内で働く人や東京を訪れた方で賑わいを見せています。都会のオアシスともいえる中庭やかつて銀行として使用された場所をカフェにした「カフェ1894」でのんびりするのもまた贅沢なひとときです。

【今回の展覧会】
6月から開催される「もてなす悦び展 −ジャポニズムのうつわで愉しむお茶会」は、ぜひ三菱一号館美術館の歴史も踏まえ鑑賞いただきたい展覧会です。内容は、19世紀後半、欧米諸国で、万国博覧会の開催を機に関心の高まった日本文化によって新たな創造の源を見出した芸術家たちの作った「うつわ」や「ガラス」などジャポニズム作品紹介です。また、それらが人々の暮らしを彩ったこと、品々の制作過程や関連資料などを参照し、欧米の芳潤な生活文化の様子を展覧するものです。美術館の方による解説付でご案内いたします。

メルシャン軽井沢美術館

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「自然とアートと食のヴィラージュ」をテーマに、1995年メルシャン創立60周年を機に、ウイスキー蒸留所の敷地内に開館したのがメルシャン軽井沢美術館です。ルーヴル美術館リシュリュー翼やパリの大統領府エリゼ宮のリニューアルなどを手がけたフランスの建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモットを起用し、蒸留所に点在する樽貯蔵庫や庭園のたたずまいをそのままに、自然豊かな小さな村をイメージしてつくられました。
その美術館も残念ながら今年で閉館を迎えます。最後の展覧会は、フランスの印象派画家「アンリ・ル・シダネル」です。モネ、ピサロ、スーラーなど同時代を生き、印象派、新印象派などさまざまな芸術運動を目撃しながらも、同時代の芸術的な動きとは距離をおいて独自の画風を発展させました。パリやヨーロッパでは近年頻繁に展覧会が開催されてきましたが、日本でその画業を本格的に紹介するのははじめてになります。シダネルの優しい世界を秋の美しい自然とともにのんびりと鑑賞しましょう。

代表的な作品・名品
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アンリ・ル・シダネル
≪薔薇の花に覆われた家≫
1928年Musee du Touquet
-Paris-Plage Photo
c Musee du Touquet
〜薔薇の町“ジェルブロワ”とル・シダネル〜

ル・シダネルは、中世の要塞都市のひとつであった“ジェルブロワ”という小さな町に庭付きの家を購入しました。当時の人々の記憶から忘れ去られていた町を、シダネルは薔薇の花で埋め尽くそうと提案します。共感した町の人々と道端や家に植え育てたことにより有名となったジェルブロワは、「フランスで一番魅力的な町」に選ばれるまでになりました。彼は静かな町を心から愛し、町の景観を題材に多くの絵を描きました。窓から漏れる室内の光など暖かな家庭の情景を思い起こさせる、そんなぬくもりを感じさせる絵を描きました。

諸橋近代美術館

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公益財団法人諸橋近代美術館はゼビオ株式会社(本社:福島県郡山市 東証一部上場 スポーツ用品小売業 大型スポーツ店を中心に100店舗を全国に展開。)の創立者 諸橋廷蔵(もろはしていぞう 1932−2003)氏が約20年に亘り蒐集した美術作品と美術館用地、建物等を1999年(平成11年)に財団法人諸橋近代美術館に寄付、同年6月に福島県の景勝地、裏磐梯・五色沼入口に開館しました。諸橋氏は、昭和51年、スペインのフィゲラスにあるダリ美術館で、サルバドール・ダリの作品に出会いました。ダリの作品を一堂に数百点規模で目前にしたのは初めてでしたが、その作品は印象派等のリアリズムではなく、夢と幻覚を絵画にした、従来の常識を打ち破るものでした。以来ダリ・シュルレアリスムに興味を抱き、版画・画集等の収集されたということです。
作品構成はダリがメインですが、ダリ以外にもルノワール、マチス、ピカソ、シャガール等19・20世紀巨匠20数人の作品を収蔵しており、お城のような美しい美術館の外観も魅力です。

代表的な作品・名品
諸橋近代美術館外観(イメージ)
諸橋近代美術館外観(イメージ)

裏磐梯の澄んだ空気の中、ひっそりとたたずむお城のような美術館。
館の周りには小川が流れ、池には美術館が写り込み、山々に囲まれたその美術館は美しいの一言。冬は冬季休館となりますが、新緑や紅葉の季節はぜひ訪れたい場所です。
また館内は、自然光の入る広々とした展示室となっており、20世紀スペインの巨匠・ダリの作品が出迎えてくれます。

山口蓬春記念館

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日本画家・山口蓬春は、昭和23年から昭和46年に亡くなるまでの23年間、葉山の地で画業に励みました。
蓬春の偉業を後世に伝える為、平成3年に開館した記念館は、生前蓬春がアトリエ兼自宅として実際に住んでいたものです。そして、数々の名作を生みだした画室は、蓬春とは東京美術学校(現・東京藝術大学)で同窓であった建築家・吉田五十八氏による設計です。当時のままの状態で保存してあり、四季折々の草木が楽しめる庭とともにゆっくりと見学することができます。昭和40年には文化勲章を受賞し、晩年は皇居新宮殿の杉戸絵≪楓≫を完成させました。
現状に甘んじることなく、常に新しい日本画の創造を模索し続けた蓬春の画業と、長年にわたり蒐集した美術品の展示も一緒にお楽しみいただける記念館です。

代表的な作品・名品
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山口蓬春≪暖冬≫1933年 北海道立近代美術館 蔵
山口蓬春記念館20周年特別企画 山口蓬春と北海道

北海道で誕生し、「求心」の人と例えられた山口蓬春。幼少期わずか10年ほど過ごした北海道でしたが、その縁は生涯にわたり、作品や画家としての原動力となりました。本人も、「人のやらなかったようなことをやってのける人が多いですな。これは北海道人特有の不屈の魂の発露でしょうネ」と昭和28年に話しをしています。自らの故郷を強く意識していた蓬春の“道産子”としての画業を鑑賞することが出来ます。

MOA美術館

イメージ<MOA美術館ムア広場>
MOA美術館

MOA(エム・オー・エー)美術館は、箱根強羅の「箱根美術館」創設者でもある岡田茂吉氏の生誕100年を記念して、昭和57年に新設された美術館です。山の斜面に建てられた美術館は展示室まで、長い光のトンネルエスカレーターを利用し、エントランスの窓からは、雄大な相模湾を見渡すことができます。途中ヘンリー・ムアのブロンズ像を展示した広場に出て景色を楽しむことも出来ます。コレクションは、尾形光琳筆「紅白梅図屏風」、野々村仁清作「色絵藤花文茶壷」、手鑑「翰墨城」の国宝3点をはじめ、重要文化財65点を含む約3500点で構成され、毎年梅の咲く時期になると国宝「紅白梅図屏風」が公開されます。

代表的な作品
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【国宝】尾形光琳筆「紅白梅図屏風」紙本金地着色
二曲一双

光琳晩年の傑作で中央の水流を隔て紅白の梅樹が対峙し、早春の慶びを伝えています。
また古来より多くの文人に愛された梅は、動きのある幹とは対照的に意匠化され、光琳のデザインセンスを物語ります。生花の梅とともに楽しみましょう!

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