クラブツーリズム TOP「旅の友」Web版【中部・東海版】現地リポート「甦れ!美しき三陸海岸」

今月のテーマ「自然を楽しむ」奇跡の一本松・三陸鉄道・浄土ヶ浜 甦れ!美しき三陸海岸
旅のアルバム帳 東北復興応援ツアー「絆」

「旅の友」中部・東海版
6月号に掲載。

※東日本版、関西版は、記事内容が異なります

旅の友web版6月号

「旅の友」Web版6月号

今月のテーマ「自然を楽しむ」奇跡の一本松・三陸鉄道・浄土ヶ浜 甦れ!美しき三陸海岸

入り組んだリアス式海岸沿いに、さまざまな見どころや名所が点在する三陸海岸。あの日から一年――。人々の懸命の作業により、少しずつではありますが、にぎわいを取り戻し、甦り始めた名所や見どころを、現地の人々の声をとともにご紹介します。

陸奥湊駅前朝市 今も昔ながらの風情が残る朝市
北山崎 高さ200mに及ぶ断崖が続きます
浄土ヶ浜 岩塊がつくり出した奇勝
遠野 数多くの不思議な伝説が残る地(写真はカッパ淵)
三陸鉄道 南リアス線
旅のアルバム帳 東北復興応援ツアー「絆」
赤沼喜典さん 三陸鉄道旅客サービス部、旅客サービス課 課長。現在、乗客に津波の経験を伝える仕事もされています。田澤香住さん みやこ浄土ヶ浜遊覧船のガイド。津波があった日も、その直前まで遊覧船でガイドをしていたそうです。實吉義正さん 陸前高田市観光物産協会副会長・観光ガイド。震災後、日本各地からの寄せられた支援に感謝しておられました。
風景明媚な路線が再開 三陸鉄道
   三陸鉄道は雄大な太平洋の景観で有名ですが、その分、今回の津波で被害が大きかった地域のひとつです。ここは古くから津波が多く、これまで過去115年の間に3回、津波に襲われました。その分、どこか打たれ強くなったところがあると思います。今回の津波でも甚大な被害がありましたが、決して負けません。4月1日からは運休していた三陸鉄道北リアス線の久慈から田野畑駅が運転を再開しました。ここは三陸鉄道の中でも車窓風景が美しい路線です。ぜひ、一度乗車していただきたいと思います。
白砂青松の美しい海岸 浄土ヶ浜遊覧
浄土ヶ浜は、300年前にここを訪れた霊鏡和尚が「さながら浄土のごとし」と賛嘆して名付けたと伝えられる海岸。上に赤松を頂いた真っ白な岩の岬が静かな入江に突き出し、岸辺はやさしげな玉砂利が広がっていて、まるで日本画のような風景がご覧いただけます。ここも津波の被害もありましたが、幸い無事に残った一艘で皆様をご案内しています。遊覧船と平行するように飛ぶウミネコもこの浄土ヶ浜遊覧のお楽しみのひとつです。船上で販売しているウミネコの餌を投げると、空中で上手にキャッチするんですよ。これからは気候も暖かくなります。船で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
人々に希望を与えた 奇跡の一本松
陸前高田にはかつて約7万本の松が植えられていましたが、津波でほぼ全滅しました。そんな中で、唯一残ったのが「奇跡の一本松」と呼ばれている松です。現在、ここは地盤沈下で海水が流入し、松は瀕死の状態になっています。ただ、地元の人々に希望を与えてくれた松ですので「移植をする」「苗木を育てて再び松並木を作る」などといった方法をとり、何とか残していきたいと考えています。震災後は、全国の方から本当に暖かいご支援をいただきました。「絆」という字は、糸を半分にすると書きます。この糸は私たちの心と、ご支援をくださっている人の心です。これらを併せて「絆」になるのだと考えています。ご支援のお返しは私たちが一歩でも二歩でも前に向かって進んで行くこと。少しずつではありますが、皆様にお返しができるようにしたいと思っています。

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