なぜ、北海道には梅雨がないのか?
梅雨前線というのは北に冷たい気質をもったオホーツク海高気圧、南には暑い気質をもった太平洋高気圧があり、この両気団の気圧差がほぼ互角になっている時に互いの高気圧の間に停滞前線が発生し、これが本州上にかかって梅雨前線という名前が付いています。 この梅雨前線、北上するにつれて前線としての構造が崩れてくるので、北海道に到達するころには停滞前線としての機能を失っているんです。梅雨は“停滞前線が本州上に停滞し、1週間以上雨天が続く”という定義があるので、北上するにつれて機能を失った梅雨前線が、多少北海道にかかって雨を降らせようが、梅雨にはならないんです。
ここで札幌と東京の過去3年間の5・6・7月の平均雨量(mm)を見てみましょう。